お気楽、お四国巡り 車遍路の注意点(安全確保)

想定外、60番横峰寺の離合で四苦八苦。平日車遍路。

伊予の60番横峰寺は、12月下旬から2月下旬まで、車遍路が普通に車が使えない時期に当たります。
九十九折りの急勾配の林道が、凍結と積雪で非常に困難な状況に陥ります。
チェーンなしでは、山上の札所まで到着できないからです。
2月下旬の雪解け、凍結なしが、訪れたと同時にここを打ちます。
待ち遠しかったです。
平日の、車遍路も少ない、団体ツァーのマイクロバス(大型バスから乗り換え)も少ないだろうと、
安心して林道へ向かいました。
横峰登山口のバス乗り換え所を曲がった瞬間に、
「えっ、なに、どうして」、木材を満載した大型トラックと離合、ま、林道ですからねと納得。
このときは、離合帯の近くだったから、楽にかわせたけれど、「もうこないようね。」
遭遇しないことをお大師さんにお願いして、料金所近くに来たら、
「えっ、なに、えー、工事しているの」、土砂を踏査した大型トラックと離合です。
運転手さんをみたら、「こっちは、バックできません」と言っているような、顔つき。
えー、このカーブでバックするのか、左はガードレール、右は山肌。
私がバックしないと、進めません。
えー、できるかなと、四苦八苦して、やっと離合。
料金所の平野林道現場管理所で確認したら、札所の上の方で工事だそうです。
うう、この林道で、大型トラックと離合なの、うう。
遭遇しないことを、お大師さんにお願いして、登る、登る。
3月下旬にもなれば凍結も、積雪もありません。
・・・・、うっ、またまた、大型トラック、こんかいも私がバックです、今度は傾斜がすごいです。
バックにする必要ありません、初めての経験です。
うう、よたよたしています。
あせって、右の山肌によっています。
なんか、いやな感触が右側から、うう。
奇跡的に、離合できたんですが、数十メートル先に、
路上に落ちていた枝が、車体の下にひっかかり、トホホ状態です。
なんで、なんでなの、お大師さん、これも試練と言うことでしょうか。
テンションがあがって、ブチギレ状態でしたが、
気を取り直し、横峰寺を目指します。
・・・・、なに、今度は、変な音が聞こえてきました。
キ、キャタピラーの音が、えー、ショベルカー、うう。
離合帯が広いから、ま、よかったですが。
なんやかんやで、山頂の駐車場へ到着、一安心。
下山は、普通の車とさきほどのショベルカーとの離合のみでした。
大型トラックとの離合がなかっのは、工事関係の人もは、みんな昼食かなと。
それにしても、想定外の60番横峰寺の林道でした。
お四国的にいえば、お大師さんが、
「あんたは、離合するとき、急な傾斜でバックしたことないから、ここで練習しなさい」と言ってくれたんだなと。
えーと、バックするときに感じた右側の違和感は、
柔らかい土の上に、後方バンパーが乗っただけで、何もありませんでした。

○札所上の林道関係の工事について

例年、本格的なお遍路シーズ前に、林道の保守(積雪、凍結でのアスファルトの破損、崖崩れ)をしているみたいです。

・2012年2月現在

前年の崖崩れ補修が、2月末まで実施されました。
参照 山の中にあるから、風水害で交通マヒする。60番横峰寺。へリンク

・2011年3月現在

平野林道現場管理所に確認したら、2011年3月いっぱいで終了だそうです。
あくまでも予定です。