ワクチン抗体検査とは… 猫のあずきとりゅうを連れて、上社ペットクリニックへ。今日はあずきのワクチンと、りゅうの狂犬病の予防注射、あと前回接種した伝染病ワクチンの抗体チェックの検査のための採血。 あずきとりゅうをそれぞれキャリーバックに入れて来たのだが、あずきのキャリーバッグを持ち上げた院長先生は
「あれーっ?あずきちゃんってこんなに重かったっけ?」
と驚いている。 確かにあずきは4キロそこそこしかないのだが、今回はあずきのほかにこなつも入っているのだ。何故かというと、この2匹普段はとても仲良しなのに、どちらかが病院へいくと1週間ぐらいシャーシャー威嚇しあうため、一緒に連れてきたのだ。こうするとどっちにも病院の匂いがするので険悪な仲にならないで済む。
あずきのワクチンが終わり、次はりゅう番。初めに狂犬病と伝染病ワクチン抗体検査のについて院長先生から詳しい説明がある。「伝染病ワクチン抗体検査」はパルボウィルス感染症とジステンバーの抗体がワクチン接種後に確かに体内で出来上がっているかどうかを調べるもので、血液を小さな試験管に1本分採って検査するもので、2回目のワクチン接種の時に院長先生の説明を聞き、りゅうをお世話頂いたショップの店長さんにもお話を伺い、また私の仕事も考慮してこの検査を受けることを決めた。シッティングを依頼されるお客様の中には、年1回のワクチンを接種されていないワンコもいるし、ワクチンを接種した全ての個体に必ずしも抗体が出来るわけではないとも聞いた。散歩コースになるであろう我が家の近辺は犬のうんちはたくさん転がっていてそこを通って菌を拾わないとも限らないからだ。費用は6,500円(税別)。これを高いと思うか安いと思うか微妙なところだが私は受けることにした。(決して安いと思ったわけではないけど…)
初めに採血、そして狂犬病のワクチン。前肢から採血する時はAHTさんに抱きかかえられて嬉しそうに尻尾を振っていたりゅうだが、ワクチンの針が背中に入ったときには一言「キャン」と鳴いた。いままで猫のワクチンの時は、外に連れ出された興奮で診察台に載せられても、注射を打たれてもそれどころではなく、目を見開いて廻りを見渡しているだけだったので、今日のりゅうの反応には新鮮に驚き、改めて犬と猫の違いを思い知った気がした。
抗体の検査には1週間から10日ほどかかる。お散歩デビューはこの検査結果が出てからになるので、もうあとちょっとの我慢。春らしく、日中は暖かい日差しなので1日も早くお散歩に連れて行ってあげたいと思う。
診察が終わり、院長先生としばらくいろんな話をする。ちょっと前に、家の近くにある大きなショッピングセンターで院長先生がご家族でお買い物されていた姿を見かけたのでそのお話をすると耳まで赤くなって照れていた。かなり声もうわずっていたので、話さないほうが良かったのかな…、などと思いながら、でもこれでちょっとしたことでも心置きなく質問することが出来るような気がした。帰りがけ、
「今日一日は激しい運動をしないように」 と言われる。そうは言われてもこのやんちゃぶり。結局この日もゲージの外でのお遊びはなし。
次回は5月の中旬。フィラリアの予防薬をもらうため、体重測定のための通院となる。
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