2007 4/29 長野県
阿知川


←前日、太田切川

太田切川から下道で約1時間半、時々お邪魔する阿智村の阿知川に午後2時に到着。ここは天竜川水系ではあるが、日券¥800と少々お得。

しかし、着いてみてビックリ、それ程賑わっているとは言えなかった温泉街が、かなりの観光客で活気に満ちている。単純にゴールデンウィークだからと思ったが、店も増え、車の往来もかなり頻繁。

昼神温泉の観光協会が、広報活動を積極的に行っているのだろう?


嫁さんと娘はこの時期に開催される「花桃フェスタ」を見学に行くとの事だったので、インター下の川沿い道路で下ろしてもらい、上流の横川川に入渓。

以前は少しの雨で泥濁り状態になっていたが、上流の工事が終わったのか、比較的綺麗な水が流れている。
かなり冷たかった太田切と異なり、水温はやや低い程度で、各種虫のハッチが見られる。
また、アントやクモ等、テレストリアルの姿も確認できる。


晩冬のような太田切川から一変、今度は初夏のような川で釣り開始。すぐにチビが反応。


ピチッと1匹

しかし、すぐに問題発生。

目の前20mの距離に、餌釣り師が乱入。頭はね・・・というか、確信犯的に割り込まれた印象。こんな日だから仕方ないのかもしれんが・・・。
その人は途中、私の存在に気付いたらしく、ペースを上げてどんどん上流へ釣り上がって行った。場所を譲ってくれているのかと思ったが、おいしそうなポイントには、ぬかり無く全て仕掛けを投入していたので、そうでもなさそう(汗)

餌釣り師が流さなかったポイントを重点的に攻める。フライは#16クイルボディパラシュート。

水深のあるプール状のポイント。先程えさ釣り師が流していたポイントだ。
その横に出来た1m四方の小さなプール。フライの利点を活かし、上流に大きくカーブキャストし、フライ先行で小さなプールへ流し込む。


がぽっ

ゆっくりとフライをくわえた魚。トルクのある引きで、グイグイと底へ沈んでいく。
逃げ込まれそうな岩も無かったので、少々のやり取りの末、無事にネットイン。ヒレがビシッと伸びた25cmの岩魚。

この時期、時間、目の前の先行者を考えると、普段はもっと釣れるのかも。

それか、俺 が う ま す ぎ r・・(←自主規制)

餌釣り師が支流に入って行ったので(本当は自分も支流を釣りたかったのだが)、ペースを上げて釣り上がる。何回かこの川へ来ているが、釣れた記憶が殆ど無い。

しかし、丹念に探っていくと所々では反応あり。初夏のような日差しの下、さらに上流へ。

 

目の前に現れた取水堰。左上ぐらいの勾配だったので一気に駆け登ったら、勢い余って落ちそうになった(汗)

そこからも反応は上々。

砂地に足跡が多数見られたので、朝から結構な数の人が入っていることだろう。しかし、小さな岩魚がポツポツとフライに飛び出してくれる。

嫁さんがいる花桃フェスタの会場周辺まで到着。去年は雨の中、赤茶色の水が流れているイメージしかなかったが、フリーストーンの釣り易い流れに変わっていた。ただし、昨日はここ周辺もかなり雨が降ったはずなので、その割には水量少なめ。真夏が心配される。


川沿いに「これでもか!」というぐらい植えられた花桃の木。赤・ピンク・白の花が一本の木に咲く。
そんな中で釣れた放流アマゴ。
個人的には、お魚の方にももっと力を入れてほしいところだ。

 


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