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インターネット接続、配線・設定の基本

　インターネット接続サービスに申込みをし、プロバイダや回線事業者から、書類、説明書、モデムなどの機器類に、設定用のＣＤ−ＲＯＭなどなど、必要なものが届きました。そして、インターネットの開通工事も終わりました。さあ、次はいよいよインターネットを接続するための設定です。まずは、ＣＤ−ＲＯＭを入れればいいんでしょうか・・・？

　いえいえ、実は契約したサービスによっては、ＣＤ−ＲＯＭどころか、何の設定も要らずに、インターネットにつなげられるものもあるのです。

　ＣＤ−ＲＯＭや設定方法の案内が届けば、ついそれに従って操作をしたくなりますが、何もしないで接続が出来たものを、あれこれ余計なことをして、かえって面倒なことになってしまった、なんていうケースもよくあります。

　プロバイダなどから届く説明書や、設定用ＣＤ−ＲＯＭは、あらゆる環境でも対処できるように用意されているため、あなたの環境では必要ないものも沢山入っているのです。
　説明書をよ〜っく読めば、自分の環境にあった手順がわかるのですが、ＯＳの種類やルータの有無など、十数パターンある中から、自分の環境にマッチした設定手順を見つけ出すのは、けっこう骨が折れます。

　また、プロバイダなどから、これを使えば簡単に設定ができますというＣＤ−ＲＯＭが送られてきますが、そのＣＤ−ＲＯＭの手順どおりにいけば確かに簡単に設定できるようになっているものの、途中、どこかで失敗してしまうと、よりいっそうわけがわからなくなってしまうこともあります。

　なのでここでは、プロバイダなどが提供しているツールはいっさい使わずに、パソコンが元々持っている機能を使って、インターネットに接続するための方法を紹介していきます。これは、インターネット接続設定の基本になります。

　シンプルな基本構造を理解することで、プロバイダやサービスが変わっても、柔軟に対応でき、必要最小限の作業で、インターネットに接続できるようになります。

　まずは、設定しようとしているインターネット接続サービスを選択してください。