今日の佐々木
 情報をかき集めてみました…。至らなくてすみません。 「」印は管理人が直接観戦した試合です。本音をそのままぶつけていますので、そのつもりで読んでください。


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■2002年4月29日(月)■対ブルーウェーブ4回戦(GS神戸)
 昨日のリリーフ陣の疲労を心配する浅野コーチのコメントは、どうも監督の耳には入っていなかったらしい…。

 今日の先発は関根と戎。関根はブルーウェーブ相手だとなかなかいい投球をしてくれるので、今日はさすがに出番ないだろうと踏んでいたのに…。
 8回途中、5−2でリード、一死満塁でバッター谷というところで関根からバトンタッチ。どうしても1点は仕方がない。谷を三振、進藤にライト前タイムリーを打たれて、大島をセカンドゴロ。 記録を見ると8球の出来事だったようだが…本当に心配です、ここまで登板していると…。

 5−3で勝利。勝利投手関根、ホールド佐々木(1勝1敗6ホールド1セーブ)、セーブ井場。敗戦投手は戎(彼の一軍初勝利はウチです…←見た)。

 余談ですが、管理人は鎌ヶ谷でシーレックス戦を見ていました…こっちは完封負け(涙)。でもイースタン首位っ!


■2002年4月28日(日)■対ライオンズ5回戦(西武ドーム)
 管理人、今日もラジオ観戦(仕事日だったもので)。球場ではわからないベンチリポートが嬉しいが、気になるコメントが紹介されていた。 かいつまんで書くと、「浅野コーチはリリーフ陣の疲労を大変心配している。特に佐々木と井場。」というもの。 個人的に、いいプレイをするためには、いい練習、いい栄養、いい休息が必要だと思っている。 いい休息、取ってますか?これも先発がしっかりしてないからなんだけど…。
 今日、何人かの友人が所沢に行っていたのだが、ブルペンで誰かが練習を始める度に、レフトスタンドから悲鳴が上がっていたとのこと。 リリーフにも「上がりの日」を設けてあげてください…。

 こんなことをここに書くのは、やっぱり今日も佐々木が起用されたからである。チーム23試合目で、14試合登板。約85試合ペース。
 5−3と2点リードの8回裏先頭から投げる。一死後、代打の垣内にレフト前。その代走清水は、暴投と伊東のショートゴロで3塁まで到達も、 一昨日サヨナラヒットを打たれた高木浩之(はっきり言ってサヨナラ打たなかったら、代打で犬伏が出ていたと思う)を深いショートゴロ(浩之の足が速くなくて良かった…)で 無失点に抑える。
 9回表に、エラー等も絡んで2点追加、4点差あるから井場でもいいだろうと思っていたら、9回裏も佐々木が続投。 いくら左打ちの小関や鈴木健がいるとはいっても…(涙)。先頭の松井にライトオーバーの特大ホームランを打たれ、小関に四球を出す。 ちょっといくらなんでもヤバイ…と思ったが、鈴木健に代打が出るわけでもなく、4−6−3の併殺を取る。 鈴木健は併殺打が多いので少し期待はしていたが、ここでハマるとは…。 最後の打者はカブレラで、痛烈な当たりはレフトライナー、試合終了。

 後半に効果的に追加点を挙げ、7−4で勝利。勝利投手ミラバル、プロ初セーブは佐々木(1勝1敗5ホールド1セーブ)。
 明日は休ませてあげてね、監督!!最近登板する度に、中継アナウンサーが「早くもなんと○試合目の登板です!」と驚くハメになるので。


■2002年4月26日(金)■対ライオンズ3回戦(西武ドーム)
 無駄に投手を替えて、2イニング目に入った佐々木が四球のランナーをバントと暴投で三塁へ進めてしまい、高木浩之にサヨナラヒットを打たれました。おわり。
(読者の皆さんすみません、なんか怒りが収まらないので今日はこれでカンベンしてください…)

 スコアは7−8でサヨナラ負け。勝利投手は前投手の勝ちを消した豊田、敗戦投手佐々木(1勝1敗5ホールド)。


■2002年4月22日(月)■対バファローズ5回戦(東京ドーム)★
 試合時間4時間3分(公式記録より)。Bu戦はいつも長時間試合を覚悟しているけれど、今日は特別に長かった。 攻撃も長ければ守備も長い。両チーム合わせて26安打に12四死球、9本塁打が飛び交った乱打戦を制したのはファイターズ。 以前「12−19」などというスコアもあったのだが(負けた)、打ち勝ったのはちょっと珍しい。ちなみにお互い残塁は6ずつ。意外にも効率の良い内容だったと思う。

 先発はミラバルと小池。小池というと3年前に藤島が2本目の満塁弾を放った相手である(1本目は西口。同じ年の5月)。 それだけでスタメン起用されないかなと思っていたら「8番ライト」でスタメン! オープン戦首位打者になり10年ぶりの開幕スタメンをゲットも、わずか2試合で見切りをつけられ、左投手相手でも起用されない始末。 その間チームは連敗街道まっしぐら、スタンドでは「何で藤島を使わない!?」という声があちこちで聞かれた。

 3回にやってきた藤島の第1打席、無死二塁。アウトになる時は結構あっさり終わったりするのだが、この打席では右方向へファールを7回打ち、粘る。 結局ファーストフライに倒れるが、こんなに粘った藤島を見たのは久しぶりだったので、そのうち当たるだろうと予測。  第2打席は4回。オバンドーが四球を選び、井出が試みたバント処理を小池が悪送球。クローマーがあんまり状況判断できないようであっさりフライを打ち上げて一死。 でもコユキもライト前に上手く運んで満塁。さあ、お膳たては整った。後はスイングするだけ!なんて思っていたら…左中間スタンドに一直線!!本当にすごいっ!!
結局小池はこれでKO。
 さて6回表。これがとんでもない試合となったポイントでもある。  ミラバルはそれなりに走者を出すも、1回のローズのホームラン(通算200号だそう)と3回のノリのタイムリーの2点で抑えていたのだが、 6回に止まらなくなる…というか、簡単にホームランを打たれすぎ! 吉岡の2ラン、続いてナイジェルさんのソロ(カウント2−0から投げる球じゃないぞあのコース…)で4点差だったのが1点差に。  慌てて武藤にスイッチすると、阿部に左中間を抜かれる。藤井を打ちとって、ランナー残して交代。武藤も連投はさせたくないなあ。ボールのキレがイマイチ。

 次は左打者の大村、五十嵐章人(こんなとこで何ですが8番でのホームランおめでとう)、ローズと続く…今日も佐々木ですか…。 チーム19試合目で12試合目の登板、前日2イニングを投げて40球。観戦仲間の某君がポツリ。「ここまで起用されると酷使じゃなくてもはや虐待だな…」。 投球練習を見て「あー今日はあかんわ…」というため息が…。大村の打席では、とにかくストライクゾーンから大きく外れる。 低めを意識しすぎているのか、ワンバウンドの球が多い。これではいつか暴投か捕逸が拝めそう。  やっぱり大村には四球を出し、五十嵐の代打に鷹野が送られる。二塁に牽制…と思ったら送球が逸れてカバーも遅れて、ボールはセンター方向へ。 ランナーは1つずつ進む。鷹野に対しても低めの指示が出ていると思われるが、投じた2球目は鷹野の身体に吸い寄せられるように当たる。死球で満塁。鷹野は昨年の死球王なのだが、実は一軍で佐々木が与えた死球はこれが始めてのはず…。やっぱり鷹野、何かがある!?  本当はもうここで替えて欲しかった。ワンバウンドばかり投げている。でも続投…ああ何故柴田をファーム送りにしてしまったのー!! ローズにも低め低めって感じだけど、やっぱりストライクゾーンから大きく外れている。押し出し四球。  ノリにもとにかく低めという感じ。ワンバウンド…あっ後ろに逸れていくっ!予想通り暴投で近鉄勝ち越しになっちまった!! 満塁弾を放っても藤島のお立ち台は約束されないのか!?(どういう観点で見てるんだろう、私)。  なんとかノリを三振にしてやっと打者10人による6回表終了。6−7。しまった、このまま負けると佐々木が負け投手になるではないか!

 さて6回裏。好投していた2番手三澤から、若い高木が登板。しかしクローマーに打たれ、藤島を歩かせたところで愛敬にチェンジ。 ここで代打で登場したのが野口!今季はスタメンマスクはわずかに前日の1試合のみ(外野スタメンの方が多い!)と、勝っていてもカヤの外状態。 3球目、弾丸ライナーがレフトスタンドに突き刺さる。3ラン、逆転だ〜!!  でもこの時、ファールゾーンで佐々木がキャッチボールしていたのには驚き…。ヤバイんちゃうかと思ったけど、礒部にぶち当てた以外は大丈夫でした…。

 7回裏。先頭のオバンドーがレフトスタンド壁にある看板へぶち当てる(確か前にもあの広告には当てている)。 さて巡って来ました、藤島の第4打席(第3打席は野口の3ランのきっかけになる四球)。満塁弾、3ラン、ソロ、ときたら次は2ラン! そしてここで打たねば満塁弾を放っているのにお立ち台に立てない!などと友人たちと言っていると、初球を勢い良く左中間スタンドへ…。しかも満塁弾より遠くへ。 6回表に佐々木の登板過多を心配していた某君。「俺の中では藤島はバリー・ボンズを超えた!」と感動していた(ちなみに野口は「俺の中ではナリタブライアンを超えた!」らしい)。  8回裏にも藤島の2点タイムリー(うまくセンター前へ抜けた)があり、守備に就く度にもう大人気♪

 しかし、その後出てきた芝草・井場共に走者のいる場面でホームランを打たれており、何が何だかよくわからない大混戦。 2人とも昨年の大車輪の活躍が祟っているのだろうと、スタンドで納得(するなよ)。 しかも9回表のナイジェルさんの打球は、滞空時間、距離、スピード共に文句なしのホームラン性のものだったのが、 東京ドームの屋根に当たって落下、藤島がライトの一番深い位置でキャッチしたためアウトに。 大阪ドームでは屋根に当たって落ちたらホームラン、リングに引っかかって落ちなかったらファールというローカルルールが存在するため、 梨田監督が抗議に出てきた。東京ドームのローカルルールでは、屋根に当たってもインプレイ。 スピーカー等障害物に当たったらホームラン(昔、ブライアントに打たれた人がおりましたな…)。この球場に屋根や壁が無かったら、間違いなく場外弾。

 試合終了後、慌てて帰途に着いたのは言うまでもない…。帰宅できたのは24:30近くで、スポーツニュースは全滅でした(涙)。

 スコアは15−11の大乱戦。敗戦を消してもらった佐々木が勝利投手(1勝5ホールド)。敗戦投手は高木。


■2002年4月21日(日)■対マリーンズ5回戦(東京ドーム)★
 対M戦に投げると黒星つかずの関根。余りにも前日・前々日に打線が元気なかったので、「今日は関根に黒星がつかなきゃいいや〜」く らいの気持ちで行く(もう見方が間違っている)。リードするのはちょっとパニックになりかけていると思われる實松ではなく、野口。

 相手はチョッコー君こと清水直行。こんなに速かったっけ!?と思うくらい、球速がアップしているんですが…。とにかく塁には出るん だけど、続かない。今年も連打がきかないんだよな…だからチーム打率の割には得点力がない。ホームランもソロが多い。ユキオちゃんの 得点圏打率なんぞは思わず目を覆いたくなる悲惨さ。

 関根は初回からテンポ良く…と思いきや、2番の堀ちにホームランを打たれる。まあ関根がホームランを打たれるのは風物詩のようなも のだし(打者が藤井康雄あたりだと完璧…)、序盤でソロということで別にいい。問題は4回で、なかなかアウトカウントが取れなくなっ てきている。酒井(密かに打率いい)のタイムリー、初芝の犠飛で、ここまで3失点。しかし5回、6回はしっかり立ち直り、5回などは 諸積、堀、福浦をこれまたいいボールで三振に斬っている。次はなんとかしてください。

 7回は球数の増えた関根を諦め、武藤にチェンジ。一昨日同様に小気味のいい内容。今回は将海に四球を出し、パーフェクトとはいかな かったがやっぱり見ていて気持ちがいい。芝草とうまく併用して、お互い大事に使って欲しいと思った。

 8回・9回はこちらも元気なら負けません、佐々木の登場。前回の登板から中4日あるためか、とにかく元気いっぱい。先頭の堀に粘ら れるも(結構昔のしつこい堀が戻ってきたようで、ちょっと嬉しかったのだが)、ハーフスイングを取られて三振。これで俄然テンポが良 くなる。福浦に対してはちょっと攻め方が単調かな(緩急あんまりなかった、5km/hくらい)、と思っていたら四球を出す。しかし佐々木に は四球がつきもの。別にどうってことないさ。やっぱり捕手が違うせいか、同じ三振を取るにしてもそれまでのプロセスが違う。今日は最 初に速い球を見せておいて(大体140km/hを超えるとボール球なんだけどね…)、遅い球でタイミングを狂わせて三振を取っていたような。 結局6つのアウトは全て空振り三振、嬉しそうに全速力でベンチへ戻る姿はライトスタンドを盛り上げてくれた。

 打つほうの話に戻るが、まあこちらは大変。6回にオバンドーのソロで完封を逃れ、8回にホールド王藤田へ向けてユタカ、小笠原の連 続二塁打(藤田は勤続疲労もあるかと。何せ1年目から大車輪)で何とか2点目をもぎ取る。さあオバンドーよクローマーよユキオちゃん よ〜!と盛り上がるも、小笠原が小林宏之の暴投で三塁に行けただけ。9回に小林雅英から野口がヒットを打つも、追いつくことができず に試合終了。攻撃は盛り上がりに欠けた3日間でした…ぐすん。

 2−3で敗戦、勝利投手は清水直行、ホールド小林宏之、セーブ小林雅英。敗戦投手関根。関根が1999年から続けていた、対M戦の連勝は11でストップ。


■2002年4月16日(火)■対ホークス4回戦(東京ドーム)★
 前回のロッテ戦で地球滅亡寸前(=1安打無四球完封)の体験をさせてくれたミラバル。今日もなかなかの調子である。4回に城島にホ ームランを打たれただけの1失点。しかし6回先頭の井口の打球が右足のくるぶしを直撃!!マウンド付近をゴロゴロ転がるミラバル。ト レーナーに両肩を支えられて負傷退場となってしまった。ここまで頑張っていたのに惜しい(でも球数は完封時より多い)。急遽マウンド に上がったのは金村。松中の犠飛だけに留めて踏ん張る。本当に8回までよく投げてくれたと思う。個人的な「今日のMVP」の称号を贈 ろう(えらい勝手だ…)。

 6回裏無死1・3塁で、クローマーの打球は松中のミットに当たってファールゾーンを転々。これが勝ち越し2点タイムリー!金村は安 定してるし、あとは井場っちにお任せね!と9回表に突入。荷物もまとめ始めるが…おい城島ホームランかよ!!でもまだ1点差だしね! 下位打線だし頑張れ!と思っていたら…村松ヒットに鳥越ストレート四球。「やはり昨年後半の酷使が祟ったか!?」というライトスタン ドの不安は、柴原のライト線二塁打によって的中…逆転…はあああああ…(涙)。井場っちはモーションがちょっと大きめなので、村松に 走られ放題…クーッ(怒)。
 バルデス、井口というところで、またも佐々木…チーム14試合で10試合目の登板…さすがに「おいピッチャー潰す気かあ」「壊れる ー」という声がとにかく多数。(死んだ子の数を数えてみよう…という気になりますね、こう毎年誰かが潰れてると)しかし昨日よりはボ ールにキレがあり、バルデスを見逃し三振(ありがとう、新ストライクゾーン!!)、井口をレフトフライでなんとか1点差で済ませる。

 まさかあるとは思わなかった9回裏、飯島がマウンドへ。打順は稀哲、實松、井出となる。キーは稀哲が出塁できるかどうか。期待に応 えてレフトオーバーの二塁打。實松が四球を選び(珍しい…)、さあ井出!ベンチはなんとバントさせようとしていた。でも失敗。すみま せん、打たせてください…見ていて不安で仕方がありません…井出なら併殺になる可能性は低いです…(涙)。結局バスター的なセカンド ゴロで進塁はできたけど…。奈良原も四球を選び、一死満塁でいちばん期待のできる小笠原。この試合最大の山場!!…えーっ今のアウト ・ロー、ストライクなの!?見逃し三振…。オバンドーは全くタイミングが合わず空振り三振で試合終了。

 いつもは「負けるときってこんなもんだよね」「打たれるべくして打たれたんだから仕方ないや」などと穏やかに帰るのだが、さすがに 今日はめちゃくちゃ悔しい!!!

 そういえば、ダイエーの先発は寺原だったな…。別にどうってことない印象。やっぱりまずは二軍で育てるべきな投手。ボール速いかも知れ ないけど、コントロールないし(でもそのコントロール無いとこで変に引っ掛けちゃってアウトになる方もなる方…)、スタミナもない( 身体できてないから当然ですね)。でも高校生のくせにキャ○クラに行くような子はイヤ(つうか連れて行った岡本と永井も株落ちたぞ) 。今日は皆さん遠慮なくヤジっていたのがおかしかった(笑)。寺原先発にするくらいなら、倉野を先発にしてくれ〜。

 4−5で敗戦、勝利投手は倉野、セーブ飯島。敗戦投手井場。


■2002年4月15日(月)■対ホークス3回戦(東京ドーム)★
 唯一日替わりの「8番ライト」、今日はユタカが入る。しかしこれが思い切り流れを妨げるものに…! 2回、4回と一塁に木元(猛打賞♪)を置いての打席だったが、いずれもセカンドゴロ併殺。この先しばらくはスタメン出場がないような気がする。

 関根は2回先頭小久保にホームランを打たれるも、序盤は上々。 星野は鋭い打球を飛ばされているが、野手の正面に打球が飛ぶという幸運さで乗り切る。 いずれ星野は打てるであろうと確信。それまでに点を取られないことが大事。  しかし4回表、井口にぶつけてしまってからおかしくなってしまった。 歯止めが利かなくなり、松中にタイムリーを打たれ、城島を歩かせ、秋山に3ラン。まずい。とにかくまずい。 結局関根はこの回をもって5失点KO。防御率ゼロはどこへやら…。まあ次のロッテ戦は頑張れ…(←もう21日に先発するものと思っている)。

 いずれ打てると思った星野は5回裏にやっぱり崩れる。 小笠原の犠飛にオバンドーの2ラン、クローマーの連続弾で5−6と1点差に迫る。コユキがエラー出塁したところで星野は降板。 4回2/3なので、勝ち投手の権利はない。後続の飯島から木元がライト前へ抜けるヒットを打ち、さあ逆転だ!という時、2併殺のユタカに代打が告げられる。 バットを振っている大柄な左打者がいる。大柄の左打者でスタベン(スターティングベンチ…)なのは奴しかいない、上田佳範。 最近の彼へのイメージは「チャンスにすごく弱くて、大量リードか大量ビハインドの時にしか打点がつかない(しかもソロホームランだったりする)」というかなりトホホなもの。 そして何度か代打等で起用されてはいるが、今季の成績はまだノーヒット。ええ、期待どおりセカンドゴロでしたよ…(ため息)。

 1点差ということもあってか、6回表からは芝草が起用される。昨年酷使されていたせいか、ボールが伸びない。 せっかく二死まで取ったのに、またしてもバークハートに一発! アウトが楽に取れるはずの鳥越にまでヒットを打たれ、柴原にまで打たれたところで佐々木に交代。
 佐々木は早くも9試合目の登板。監督はつぶしたいんでしょうか、この投手を…。 続くバルデスの打球はライト方面にライナーで伸びていく。 上田が一生懸命に取りにいくも、グラブに当てて落っことし後逸。これが取れていれば前の回のことは忘れてあげたのに…(涙)。 そして井口に初球をライトボール際に持っていかれ、佐々木一死も取れず降板。 この時、テレビを見ていた友人からメールが…「芝草も佐々木も人間なんだから壊れちゃうよー」。 ライトスタンド、少なくとも私の周りには芝草も佐々木もヤジる人はいませんでしたよ…。むしろ同情の声が高かった…。
 何とか3アウトを取りたいと建山を投入。小久保に一発(この日2本目)浴びるものの、9回までなんとか投げきってくれました。 終盤「試合」になったのは君のお陰です、ありがとう建山…(涙)。

 さてファイターズが打ったのは星野だけではない。7回から登板した吉田修司。 彼もやはり勤続疲労が溜まっているのであろう、左は苦手であるオバンドーにきれいなセンター前を打たれると、クローマーに2打席連続となるホームラン。 8回から登板した鈴木平に野口がフェンス直撃の二塁打、暴投進塁の後井出がきっちり犠飛。 小笠原の6号ソロでなんと3点差までに。  しかし3点差ということで9回はペドラザが出てきて(しかも「兄」の方だったし→註)終了。 なんだかわけわかんない充実感と脱力感に襲われてしまったのであった…。

註)ペドラザが昨年リリーフ失敗していた時、「あれは弟だったのさ」などとコメントしていた…。 「弟」が出る確率がだんだん高くなってきていることだし、ホークスは飯島をストッパーに仕立て上げるのも手かと…。

 9−12で敗戦、勝利投手は好救援の飯島、セーブ・ペドラザ。敗戦投手関根。


■2002年4月14日(日)■対バファローズ3回戦(大阪ドーム)
 今日もYahooの速報頼り。経過を入れてくれた皆様ありがとう。

 先発はシールバックと門倉。
 「おい今日も佐々木投げてるよ…大丈夫かなあ」という感想がファイターズファンから続々寄せられているのですが… そんなことは関係ないように頑張ってますね。

 今日は先発シールバックがフラフラながら2失点に抑えた後の7回頭から登板。 大村をショートフライ、高須(水口が抹消だそうで…)をピッチャーゴロと打たせて取る。 そしたらついに…打たれちゃったよローズにホームラン!! 今季初めての失点。ここで交代かと思われたが、ノリへ続投。三振してくれたので助かる。 恐らく次打者がナイジェルさんの為、そこまでと思われるが…。
 その後予想通り対ナイジェルさん。二塁打を打たれたところで金村にスイッチ。 しかしどうも金村もよろしくない。気が付けば一死満塁。そしてバッターは恐怖の川口。 …セカンドゴロ併殺。心臓バクバクの瞬間でした…。

 7−3で勝利、勝利投手はシールバック(負けなし…誰が予想しただろうか!?)、ホールド佐々木(おい5つ目だぞ)。敗戦投手は門倉。


■2002年4月12日(金)■対バファローズ1回戦(大阪ドーム)
 今日は遠征なのでYahooの速報頼り。

 先発は岩本ガンちゃんだったので、とにかく長いイニングを持ってくれなくては困る。しかし、走者を出しすぎる。 あまりにも球数も増えてしまったせいか、5イニングを投げただけで金村へ(シールバックやミラバルの時はどうするつもりなんだろう、ベンチ…)。 守備固めで出てきたはずの金子までホームランを打ってしまったため、得点差は十分にある。 なのにここで佐々木を起用するかなあ?ちょうどチャットもしていたのだが、「このペースだと近いうち壊れる」と心配する声多数。 勝利パターンの継投ではあるが、ここは柴田でも良かったのではと思う。 だって開幕から10試合中7試合投げているんですよ?! いくら雨天中止や完封でリリーフ陣を休ませられたとは言っても、6連戦の初日ですよ?!
 まあきっちり抑えたからいいものを…。このペース、140試合にあてはめるとなんと98試合ペース。計算するんじゃなかった、頭痛がする…。

 6−2で勝利、まだ順位のことを言うのはアレだけど一応2位浮上。勝利投手は岩本、敗戦投手は高村。


■2002年4月8日(月)■対マリーンズ1回戦(千葉マリン)
 さて開幕から負けっぱなしのM相手である。先発は苦手の渡辺俊介(ナベシュン)とシールバック。Mが勝つのであれば今日に違いないと思った。
 蓋を開けてみれば、お互い残塁の山、一死満塁で無得点とか、時間がかかった割には得点が少ない。

 負けっぱなしのチームには何かがあるわけで…まずメイの守備がいつも以上に緩慢。 サードの澤井が捕球してから投げるまでがすごく遅い(これでは初芝の方が上手いと思った…)。 これで内野安打2つあるんだけど、極力エラーに近いような気がする(昨年の対L最終戦で遠藤が投げた時みたいだ…)。 この2人は山本監督の怒りを買ったのか途中で交代させられてしまった。  そんなMの希望の光は、3年目にして初めて一軍登録され、2試合目にしてスタメン起用されたショートの塀内(あ、佐々木と同い年だわ)。 実はですねえ、1年目からすごく気に入ってるんですわ(爆)。 初打席でホームラン打っちゃってビックリ!思わず感涙。レフトスタンドにいて、しかも同点弾だったのに(Fファン失格か!?)。 6回にも打点付きのゴロを打ってるし、8回は芝草のエラー(しくしく…)絡み。今日のMの3点、全て塀内絡み。明日もスタメンかも…。

 ナベシュンのことは相変わらず攻め切れていない感じ。超アンダースローの為、球が浮きやすいんだけどそれがいわゆる「新ストライクゾーン」に来る。 今まで見た試合の中で、一番新ゾーンにボールが来ていたと思う。
 膠着状態を破ったのは木元。2点タイムリーツーベース!(ご学友が来ないと打つなあ…)6回なのに早々に代走金子で守備固め出されましたが…。

 シールバックは6回まででお役ご免。
 7回は金村から。明日の「絶対完投できっこない」ミラバルの時はどうするんだろう継投…あと2試合あるのに…。 二死まで取って、ボーリックに今季通算2本目(打率が7分1厘とか、そういう世界!)のヒット(二塁打)を打たれると、あっさり佐々木にスイッチ。 彼は開幕してからわずかの間に何回投げているのだろう!??メイの不調もあって(こっちは今季通算ヒット3本)打ち上げてくれてラッキーでした。
 8回はこちらも勤続疲労が早くも心配されている芝草、ビジターでもあの曲は流してもらいたいものだ(Lの小関みたいでいいから)。 で、やっぱり疲労があるのだろうか、一死からアウトカウントがなかなか増えない。 投ゴロ併殺!と思ったら、本人悪送球〜!もう見ていて胃が痛い。表に小笠原の2ラン等で4点差になっているのに。 最後に酒井が三振するまでハラハラさせてくれました。でも私は芝草を責めません(涙)。 9回も投げたのにはびっくりしたけど…。こっちも3連投なんだよね。

 とにかく試合時間が長い!どうしてこの得点で9イニングで4時間近いんだー!! 答え→投手交代がえらく多かったから。Mは7人消費。とりあえず藤田の髪の色はどうにかしたほうがいいと思う(関係ないって)。 車で来て良かった〜!(明日は二軍と親子ゲーム、休みなので行こうと思っているが泊まれば良かったかと後悔して、今自宅でHTMLファイル作ってるわけで…)   
 7−3で勝利!勝利投手シールバック、ホールド金村、佐々木(早くも4つ目)。敗戦投手は渡辺俊介(気分的には8回に小笠原に初球をライトスタンドに叩き込まれた高木晃次…??)。  


■2002年4月7日(日)■対ライオンズ2回戦(東京ドーム)
 今日はちゃんとラジオでチェック♪

 先発は西武に強い下柳。7回途中まで頑張ってくれたのだが、二死1・2塁でバッター松井の場面で佐々木にスイッチ。 この交代には不満だったみたいですが(気持ちはよくわかる…)。
 さてその佐々木、松井をセカンドゴロに打ち取ってピンチを切り抜ける。8回先頭の小関、犬伏(今季左が先発だと3番に入っている。今年こそ彼のお小遣いは支給されるのだろうか? ←余りにもお給料がアレなので生活費で精一杯らしい…)をサクっと片付け、カブレラに四球を出したところで芝草に交代。 芝草が代わり端にベンちゃん(和田)にヒットを打たれるも、マクレーンをセカンドゴロに仕留めて2人仲良くホールド♪
 
 スコアは4−2で勝利!貯金って響き、いいねえ(笑)。勝利投手下柳、ホールド佐々木(3つ目)、芝草、セーブ井場。敗戦投手は三井(あのボールの名前はやめた方がいいと思います…)。  


■2002年4月6日(土)■対ライオンズ1回戦(東京ドーム)
 すみません、球場はおろかラジオでもチェックしてませんでした…。

 8回裏に井出の2ランで1点差まで迫ってしまったので、勝ちパターンの継投をせざるを得なかった様子。 佐々木は9回表に登場。小関を投ゴロ、垣内に四球を出すも、怖いカブレラを三振。大体カブレラは三振してくれる…。ここで芝草に後を頼み降板。 よくやってくれてます。

 スコアは3−4で敗戦。勝利投手松坂、ホールド森、セーブ豊田。敗戦投手は先発の岩本。  


■2002年4月3日(水)■対ブルーウェーブ2回戦(東京ドーム)
 高代監督代行登場。管理人がファイターズファンになった頃にレギュラー張ってた人なので、思い入れは強い♪
 昨日のお客さんはどこへやら、やっぱりいつもの動員のスタンド。ちぇっ。

 先発はミラバルと戸叶(「元・追浜の放火魔」by横浜ファンの友人)で、どう考えても2人とも完投はできない。継投がカギと戦前予想。
 先制はBW、2回に葛城のタイムリーで1点。しかしそのすぐ裏、木元の一軍第1号HRが飛び出した! スタンドギリギリにライナーで飛び込んできたのだが、本人はあまり実感沸いていないらしい。 3回裏には小笠原の2ランで突き放す。 4回表にセギノールが来日1号をライトスタンドのクレジットカード会社の看板にぶつけるが、これはこれで眼福と拝む。

 今日の佐々木の出番は5−2で迎えた6回二死2塁から。打者セギノール(スイッチなので右打席)。お約束(?)暴投するも、やっぱり低めのボール球を振らせて三振。 見ていて気持ち良かった!!この後の回は藤井からだったが、ここからは柴田にお任せ。

 で、やっぱりBW、何かがおかしい。 得点には絡まなかったが、3回裏のコユキの打球。セカンドとライトの中間点、ややセカンド寄りに高いフライが上がった。 大島が落下点に回り込み捕球…と思ったら、大島の構えていた位置より数歩先へポトリ。 慌ててグラブを差し出すも届かず。前日といい、このプレイといい、本当に何かがおかしい。  6回裏に5点入っているが、これも何だかおかしかった。 6回表終了時で5−2とまだわからない状況だった。 この回から今村がマウンドで、2連打と四球で満塁、打者小笠原というところで田村にチェンジ。 こんな状況で無失点に抑えろという方が大変だが、3球目を投げようとした所でボーク。 フルカウントで迎えた7球目、ファールチップを日高が直接捕球したかしないでもめる。 石毛も出てきて審判に詰め寄る。しばし中断。この中断が余りにも長すぎた。 守備時の中断ほど疲れるものは無いと思う。その間にキャッチボールでも出来ればいいのだが、それすら無い。 「これで田村が四球出したら絶対中断のせいだ」とライトスタンドはかなり同情的になっていた。 案の定というか、再開後の8球目は外角低めに外れてボール。 結局投手は牧野に替わる。次打者はオバンドー。いくら調子が上がってこないとは言っても、素直に振れば打球は一直線スタンドへ。

 その後7回表途中から、芝草が出てくる。 得点差は8点、何もここで芝草を出さなくても…という場面ではあるが、開幕戦で被弾してしまったので、楽な所で調整させようということだろう。 …そしたら日高にレフトへ持っていかれたんですが…(汗)。でも去年あれだけ投げたんだし…ねえ!??

 8回裏。BWもさすがに調整登板で大久保。 「大久保だと抑えられちゃうから早く終わるね!」と長時間試合にうんざり(勝っているのに。全ては7回裏が…)していた私たちは試合が締まると喜んでいたのだが…。 先頭は守備固めで入っていた稀哲。今季初打席だ。カーンと乾いた音がし、打球は文句なしのホームラン。まさか打つとは…。

 こういう展開になると主力を引っ込めてしまうことがあるが…それにしてもセンター進藤はないだろう、石毛よ…。

 スコアは結局12−3で勝利。勝利投手ミラバル、ホールド佐々木で早くも2つ目。敗戦投手は花火師と化した戸叶。  


■2002年4月2日(火)■対ブルーウェーブ1回戦(東京ドーム)
 前の試合で退場になった大島監督は2試合の出場停止だが、本拠地開幕戦ということを考慮して1試合置いての出場停止となるらしい。 気持ちはわかるけど審判小突いちゃいけませんや。

 異常なくらい客が入っており(親会社の社員動員があったようだ…)、管理人がいつもいるライトスタンドも熱い。

 先発はシールバックと具。あわよくば早く終わると踏んでいたのだが…。 シールバックがとにかくテンポが悪いというか…一時的にストライクが全く入らなくなるという事態が数度起こった。 点数だけ見ると、早く終わった試合のようである。しかし残塁数がBW8、F12。 ここぞという時にアウトになるのだ。スコアボードには「0」「1」の数字しかなく、とにかくお互い効率の悪い攻め方をしていたのは確かである。
 但し、BWは5回以降に出塁できたのは谷だけ。それも得点圏にさえ進めない。

 さてこの日佐々木も本拠地初登板となった。出番は8回表。7回裏にクローマーのタイムリーで逆転した直後。1点差となかなか際どい場面だ。 先頭はスイッチのセギノール。低めのボール球を大振りしてくれる。もちろん三振。 2人目はチームが15年も苦手にしている藤井だが、左対左ということであっさり代打進藤。 正直言って藤井はファイターズ戦だと左右関係なく打つのだけれど…長打率は低い進藤でよかった…。 やっぱり低めのボール球につられて三振。 3人目はまだまだ今後伸びそうな予感のする葛城。一度もバットを振らずにフルカウントと「見極められたか!?」と思ったが、振ったらやっぱり低めの球で三振。 それと同時に「よっしゃーっ!!(佐々木恭介ではありません…)」と言わんばかりの(いや実際は言っていたのかも)ガッツポーズ!! 駆け足でベンチに戻り、誇らしげな笑顔で先輩たちとハイタッチを交わしていたのが印象的でした。
 キレというより、勢いがあると言うべきボールを投げてます♪

 スコアは4−2で勝利。勝利投手シールバック、ホールド佐々木(今季初ホールド!)、セーブ井場。敗戦投手はリリーフの山口。
 それにしてもBW、走者追い越しやインフィールドフライの取り損ない等、なんだか変だぞ…。


■2002年3月30日(土)■対ホークス1回戦(福岡ドーム)
 家でKBCのネット中継を見ながらチャットする管理人。
 先発がガンちゃんのため、できることなら完投して欲しいと願いながら見る。ネット中継がやっと繋がったと思った瞬間、井口の打球がスタンドへ…(怒)。 放送が安定してきたなと思ったら、ランナーはたまっていくわ、見てるこちらも危ないと感じるのになかなか代えないわで、個人的怒りが爆発。

 継投もなんだかおかしなものだったので、もしかしたら佐々木も出るかもな、と思っていたら、8回に芝草がバークハートなる新外国人選手にホームランを打たれた後に出てきた。 普通は芝草の前…。柴原にフルカウントまでいって四球(ありがち)、バルデスをひっかけさせたものの内野安打に。 井口をワンバウンドする球で空振り三振、と今季初登板はこんなもんでしょう。

 なんかもう…一番心配していたところにエラーが…しかも3つも同じところで…

 4−3で敗戦、勝利投手はリリーフの鈴木平が移籍後初勝利。セーブはやっぱりペドラザ(でも危なっかしい)。敗戦投手は芝草(号泣←そう、管理人は芝草ファンでもあるのだ!)。


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