■2001年10月19日(金)■コスモスリーグ・対ドラゴンズ戦(鎌ヶ谷)★
昨年までの黒潮リーグ、ハイサイリーグに替わる秋季教育リーグ、それがコスモスリーグ。
個人的には普段見られないウエスタンの選手が見られるということで、ものすごく楽しみにしていた。
ただ、ちゃんと見られたのは13日の対ホークス戦のみで、あとは仕事の後に行ったりしていたのでこの日は遅刻観戦。
バタバタとスタンドへ行き、スコアボードを見ると…まだ4回裏!試合開始から2時間近くは経っていたはず。
1回裏にどかんと6点が入っており、徐々に追いつかれていて6−5になっている。
スコアを付けていた近くの方に伺うと、四球と暴投とボークと…両方テンポ最悪。
そしてさらに残塁の山。先発は加藤と朝倉だったそうだが、既に両方ともマウンドにはいなかった。投げていたのは山北と正田だった。
加藤は森野に先制本塁打を打たれ、3回に打者9人で3点取られ(ということは残塁3か)、4回に暴投で自滅し、いいとこなかったそうだ。
前回登板(13日対ホークス戦)は林のソロホームランだけの1失点で好投していただけに寂しい。
また朝倉は1回だけで四球が4つ、暴投2つもありとにかく自滅。しかしその後は走者を溜めつつも無失点…ということはまた鎌ヶ谷軍団の拙攻があったわけですな…。
6回から2イニング、佐々木が投げる。シーズン半分を一軍で過ごすことができたせいか、はたまた捕手が田口だったせいか、急に試合のテンポが良くなる。
先頭は一軍から修行に出ている福留。引っ掛けさせてセカンドゴロ。藤井にセンター前へ弾き返されるも、渡辺をショートゴロ併殺。
2イニング目は筒井を三球三振(しかも見逃し)、幕田を初球レフトフライ。ショーゴーにはなかなかストライクが入らず四球を出すが、中野をフルカウントから空振り三振に
(でも見逃されてたら間違いなく四球…)。全体的にストレート勝負!って感じでした。
決勝点は6回裏一死1・3塁から出た聡のタイムリー。
常連客には「三振大魔王」というありがたくないあだ名をつけられているが、当たった時の打球はなかなか良いものがある(結果的に凡退でもいい当たりが多い)。
下手に流そうと思わずに、彼は引っ張っていいと思うんだけど…。
裏の攻撃だけは相変わらずだらだら続き、7回裏終了時点で日没コールドかと思いきや…まだやるんかい!太陽が寮の向こう側に傾き、もうグラウンドが暗いのに。
8回裏あたりでもうグラウンドは完全に建物の影の中。寒い!
この試合で三者凡退だったのは9回表だけだったが、投げていた建山というよりは、暗くてボールが見えなかったんでないかいな…(ごめん建山)。
両軍合わせて26安打18四球の類をみない試合でした。
スコアは7−6で鎌ヶ谷組の勝ち。勝利投手佐々木、セーブ建山。敗戦投手洗平。