今日の佐々木

 ここに記載されている事項は、全部ではありません。「」印は管理人が直接観戦した試合です。


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■2001年8月27日(水)■対ホークス22回戦(東京ドーム)★
 相手は星野なので、点は取れないことはない。どっちが早く潰れるかだ。

 先制したのはファイターズ。それも初回。小笠原が左翼線へ二塁打を放ち、連続試合出塁を50とすると、奈良原で送る。 続く片岡がファールチップを足に当ててしまい、何と打席途中で退場するハメに!!代打として賢介が入る…他にいないから。 結局四球を選んで出塁。で、8月に入ってから絶好調の幸雄ちゃんと井出の連続タイムリーで2点先取。 押せ押せムードなのが金子の遊ゴロ併殺で台無し。

 その後も塁には出るのだが三塁まで走者が行かなくなる。

 さて佐々木。コントロールについては別にこういうもんだと思っているので、まあいい。ボール球に手を出してくれる選手続出。 井口などはどうやら昨年までの「目指せ2割5分」の状態に戻ってきたようで…。
 2回に城島にソロを食らい、ちょっと動揺するも何とか切り抜ける。

 問題は4回表である。一死で城島にレフト前へ打たれる。ここは別にいい。 次の大道でエンドランがかかっていることを見抜き、ウエストして飛び出した城島を挟む。2−4−3−6とボールが渡る。 ここで6−3といけばアウトになる所を…何もここで最大の心配だった賢介の悪送球が出るとは…。城島?2塁に行っちゃったわい。
 結局大道には四球を出し(しかもその最後の球で城島が3塁へ)、鳥越で勝負。セカンドゴロで大道をアウトにするのがやっと。同点。
 さらに柴原に四球を出し、重盗に気を取られた實松がサードへ悪送球。ショートの賢介がカバーに入るべきだが、ベース付近でボーッと突っ立っている。 ボールはファールグラウンドを転々、遅ればせながら一生懸命西浦が追いかけている。その間に柴原までホームインしてしまい、3点取られた。
 その時の打者・バルデスがあっさり終わっただけに、本当に悔しい。

 さらに悪夢は続く。6回。私は5回の球の走り方と球数から、佐々木は5回で引っ込むかと思った。 が、6回もいくわけ??ええ、見事に大道と柴原にタイムリーですよ。あの球を打たないほうがおかしい。完全に引っ張りすぎ。 先週は早々と代えるし…よくわかんないや、ベンチの考え。

 その裏。先頭の幸雄ちゃんが一発お見舞い。8月に入ってからの本塁打量産体制はすごいぞ! 井出も3安打目を放つと、ここで岡本に代わる。金子があっさり初球を打ち上げるも、西浦がやっと一軍での今季1号をぶち込む。 しかし反撃はここまで。7回は代打で出てきたユタカが初球に手を出して4−6−3、8回には三振ゲッツーなんかもあって、とにかくいいとこなし。

 スコアは5−6で追いつけず。勝利投手星野、ホールド渡辺正和、長冨、セーブペドラザ。敗戦投手佐々木。


■2001年8月20日(水)■対ライオンズ22回戦(西武ドーム)★
 今度は「先発要員」として一軍登録される。久しぶりの先発なので、2時間以上かけて所沢まで見に行った。
 問題は、芝草が前日3イニングを投げてしまったので使えないという所。いつも先発の時は助けてもらっていたからね…。

 攻撃はちょっとちぐはぐ。8月に入ってからやたらと勝ちまくっているが、それが嘘のような静けさである。 いくら相手が松坂といっても…打てないのはやっぱり悔しいし、見ていてもどかしい。

 佐々木は予想通り四球を連発する。カウントはだいたいフルカウントまでいく。このボール球にいかに手を出させるかがポイントだと思うので、そのままでいい(笑)。

 先制はファイターズ。四球出塁の小笠原を二塁に置き(奈良原犠打。やっぱり常勝西武の人はいい仕事してる)、幸雄ちゃんがレフトポール近くに一発お見舞い。
 しかしその裏、初めてヒットで走者を出し、松井に3ランを浴びる。その後は無難に締めて何とか切り抜ける。まだ序盤が終わったところ、1点差なんだからどうにかなるさ♪ …と思っていたら、4回のマウンドに元気よく飛び出していく佐々木を呼び止めたのが投手コーチである森繁和。 佐々木はベンチへ戻っていく。…えええええ、降板???あと1回か2回はいけるでしょ?? 育成のためのマウンドなんだから。育てる気あるのかベンチ(文化放送解説の須藤豊も言っていたぞ)!! 芝草は今日はお休みの日なので、マウンドに向かったのは長いストッキング…サンダース。
 サンダースは相変わらずわけのわからん内容。で、松井とカブレラとマクレーンにどうしようもない一発を浴び、試合を思い切り壊してくれた。 計5失点。これでは打者のやる気もそがれる。 私も観戦する気がそがれ、日本酒片手のダレダレ観戦となった(滅多にやらないんだけど。でも一応スコアは付けていた←球数かなり間違えてた)。 敗戦処理の外国人は要らない(涙)。

 打つほうは結局松坂を攻められず(四球も出ない)、代わった投手たちからは出塁はするものの、得点には全く結びつかなくて、見るべきところが全くない。 明日につながる要素が見当たらなかった。
 佐々木−實松のバッテリーの課題は、實松がボールを止めるのに必死になりすぎるあまり、簡単に三盗を許してしまうところ。

 唯一希望が見えたのが、サンダースが試合を完全に壊した後に出てきた加藤。四球1つだけでよく頑張りました(ご褒美あげたい♪)。 弟が大学の後輩になるのだが、先輩として誇れるようになってくだされ…(by弟←でも校内をランニングする姿しか見たことなかったそうだ)。

 スコアは2−8。勝利投手松坂。敗戦投手は佐々木だが、スタンド的心理はサンダース(爆)。


■2001年8月14日(火)■イースタン・対ライオンズ15回戦(鎌ヶ谷)
 2ヶ月ぶりの先発へ向けて、再び先発テスト。破竹の勢いでイースタンリーグの首位を突っ走るライオンズ戦である。 片やファイターズはイースタンリーグも最下位独走中であり、外野手を中心に故障者が大変多く、レフトに阿久根を起用するくらい。 しかも代打も殆ど送れないほどベンチ入り野手の数が少ない。 一軍登録されている選手を動員して何とか維持しているような感じ。
 そんな中、投手が踏ん張らなくてはいけないのだが、どうも踏ん張れないのが現実。しかしこの日投げた佐々木は良く頑張った。 6イニングを無失点に抑える。一軍登板により、グレードアップしていたに違いない。

 鎌ヶ谷の常連のおじ様に後日お話を伺ったが、「安心して見ていられた数少ない試合」だとか…。
 スコアは5−2。勝利投手佐々木。敗戦投手佐藤友紀(トモキ)。先発して初めて得た白星である。


■2001年8月4日(土)■
 「再調整」ということで登録抹消。


■2001年8月3日(金)■対ホークス19回戦(東京ドーム)★
 試合開始。いきなり柴原にフェンス直撃二塁打を浴びたガンちゃん。大道にも打たれ、井口をやっとアウトにしたかと思ったら、小久保にタイムリー。 松中にレフトへぶちこまれて、客席は「…」。城島に持ってかれて「加藤〜!肩作っておけ〜!實松か信二〜!準備しとけ〜!」 秋山に突き刺されて「…爆笑」。ここまできたらもう笑うしかない。
 で、8人目のバルデスになってやっと加藤に交代。ガンちゃんに次に会うのは鎌ヶ谷だろう(とか言っていたら、2日後にイースタンで投げてやんの)。

 加藤は1回を二者連続三振に仕留めるも、2回に四球とエラーで崩れる。小久保に3ラン打たれた。 しかしガンちゃんが打たれた時と違い、「向こうはバリバリのレギュラー四番打者、こっちは一軍に出たての新人」ということで、客席の加藤を見る目は暖かい。 3回にもちょっとフラフラして1失点。

 4回からはあまりの打たれっぷりに、捕手が野口から實松へ。この時点で1−10とぼろ負けしている。 途端に加藤のテンポが良くなり、三者凡退に抑える。
 その裏。先頭はオバンドー。なにせこの人、打てる気配っていうものがない。何とか四球を選んだのは奇跡としか言いようが無い。 続く井出も四球。スタメン上田はさっぱりで、ここで得点できなかったらだめだ、と思っていたら、金子が走者一掃の三塁打を放つ。ここで早速實松に打順が回ってきた。
 初球は左ポール際まで飛ぶ大ファール。そして次の球、フルスイングした打球は右翼席へ飛び込んできた。 そう、一軍初めてのホームランだ。いくら負け試合でも、実際に見るとやはり嬉しい。 これがまた3打席目(8回)に早くも2本目を右中間へ。みんなびっくり。これまでの8得点のうち、實松によるものは4点。きっと明日はスタメンだろう。

 投げるほう。みんないっぱいいっぱい。 しかしこんな大量点差がついているのに芝草を起用するとは…勝っても負けても芝草。 続く佐々木は疲れてきて訳がわからなくなっているのがわかる。 高卒2年目で一軍に上がって3ヶ月、1年通すスタミナができていないまま投げているから無理もない(と書いたら鎌ヶ谷で休養するようだ)。暴投2つで2失点。
 8回から2イニング、すっかり信用されなくなったミラバルが登板。 登板時点では7点差がついていた。 いっそのこともっと打たれて、二軍に落とす口実をつくってほしいものだ…等と思っていたら、きっちり抑えてしまった。ちぇっ。

 スコアは8−13。勝利投手星野。敗戦投手岩本。見ていて疲れた。もうやだよ、こんな試合。


■2001年8月1日(水)■対ブルーウェーブ22回戦(札幌ドーム)
 金村と金田で試合が始まったはずだった。点を取りつつ取られつつ…の展開になってしまった。

 佐々木は試合が何となく決まりかけていた8回表に登板。この時点で4−6と追いつけそうな点差ではあった。 しかし。アウトカウントが進まなくなる。一死しかとれずに3つの四球を出して降板。この後どう抑えろと…。 芝草も高橋憲幸も既に起用済み(しかも芝草打たれてるし)ということもあり、井場をマウンドへ。 打者はファイターズ戦になるとやたら打ちまくる藤井康雄(個人的には好きなんですけどね)。えーい満塁弾だ〜っ!!

 速報チェックしていて頭痛が…ぐぐぐ。しかも試合後、札幌へ観戦しに行っていたブルーウェーブファンの友人M氏から嫌がらせのよーな電話まで…くーっ!!
 
 スコアは4−10で完敗。勝利投手山口。敗戦投手芝草。


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