■2001年7月27日(金)■対ライオンズ19回戦(西武ドーム)
手っ取り早く言うと、サヨナラ負けである。そのサヨナラ打を打たれたのは佐々木である。しかし。投手を使い尽くしてしまった為、登板せざるを得ない状況であった。
序盤に5点取られた(しかも岩本で)のに、後半追いついたのはえらいと思う。でも勝ち越せないのが悲しい。
延長をミラバルに賭けたのが大間違いであった。おなじみ「ミラバル劇場(勝手に塁に出して勝手に抑えるというアレ)」が展開され、慌てたベンチが佐々木登板を命じたが…
何とか一死を取るも、やっぱり打たれちゃって…確か鈴木健にセンター前だったかと…。
文化放送のアナウンサーの絶叫と共に、私はラジオのスイッチをオフにしたのであった…。
スコアは5−6、前述のようにサヨナラ負け。勝利投手後藤。敗戦投手ミラバル。
■2001年7月16日(月)■対ライオンズ16回戦(東京ドーム)★
今日の先発・隼人は屋外がお好きなようで…。でも今日は「あのボールは取ってやれよ!」的な打球が多く、ちょっと気の毒。
だたこういう風に連打された時のパニックはまだ克服できない感じ。
佐々木は5回途中、二死1・3塁で登板。5−6と逆転された直後である。やはり売り出し中の若手・高山久をファーストフライに打ち取る。
その後3イニングを投げるが、外角高めに行ってしまったボールをカブレラとマクレーンにスタンドへ持っていかれる。
とにかく乱打と継投で試合時間が長く、しかも諦めかけていた9回裏にヘタに同点に追いついてしまった(追い越せないところがミソ)為、延長戦。
試合終了は22時45分頃だっただろうか?
問題は9回に出てきたミラバル。勝手に走者を出して無死満塁にし、勝手に抑えていた。ほんと、勝手にして〜(他人事)。
敵ながら問題だと思ったのが豊田。豊田本人がどうこうというものではなく、さすがに使いすぎかと。
2点リードで出てきて、オバンドー2ランで同点。その後清水雅治が打ったので勝ち投手になったのだが、これほど嬉しくない勝ち星ってのもないと思う。
スコアは8−9。勝利投手豊田、セーブ・デニー。敗戦投手井場(10回に投げて四球→犠打→ヒットと判りやすい点の取られ方をしていた)。
■2001年7月10日(火)■対ブルーウェーブ18回戦(神戸)
再びヤーナルとサンダースの先発。また両方ともイマイチなのは先週と同じ。お互い5回までで諦められている。
その3−3同点で迎えた6回より佐々木が登板。3人で終わらせ、7回もマウンドへ向かう。しかしヒットと四球2つで無死満塁にしたところで、ようやく交代。
正直遅いと思うんだが…。左対左とかこだわらなくていいと思うんだけど。
その後はおなじみ芝草であるが、無死満塁で打たせるタイプの彼(しかも外野フライとか多い)にどうやって無失点で切り抜けろというのだろう。
2つの外野フライはいずれも犠牲フライとなり、結局決勝点になってしまった。
スコアは3−5。勝利投手大久保。敗戦投手佐々木。
■2001年7月9日(月)■対ブルーウェーブ17回戦(神戸)
1週間前と同じ先発の組み合わせ。今回は中村隼人に軍配が上がる。6回を4四球も1安打。細かく継投し、なんとか踏ん張ったという感じ。
さて佐々木だが、7−2でリードした8回を任される。点差も開いていたせいか、サクッと3人で終わらせる。(その後展開された「ミラバル劇場」に激怒した友人がいる…)
スコアはそのまま7−2。勝利投手中村隼人、敗戦投手加藤。
■2001年7月8日(日)■対マリーンズ17回戦(高松)
無事四国遠征に連れて行ってもらった佐々木。地元高松に「一軍初勝利」をお土産に凱旋。
先発は岩本と薮田(余談だが中村豊の同級生だ)。しかし岩本がいまいちピリッとしない。ちっくりちっくり失点しており、投手交代のタイミングを失わせるような内容。
2−3で9回の表も投げたのだが、先頭の松本尚樹にホームランを打たれ(この日メイとボーリックにも打たれている)、監督の怒りを買い降板。
ここで地元佐々木の登場。歓声がひときわ高くなったそうだ。清水・酒井・小坂を3人斬りに仕留め、拍手喝采♪
スコアはそのまま2−4で負け。勝利投手薮田、セーブ小林雅英。敗戦投手岩本。
全くの余談だが、9回に松本に打たれた時、大島監督は「あんな奴に打たれて」とご立腹だったらしい。
…管理人、実は松本ファンでもあるんだよね…コメントを聞いて「あんな奴とは何だ!!」と激怒。監督株は私の中で下がっている…。
■2001年7月3日(火)■対ブルーウェーブ17回戦(東京ドーム)★
先発がサンダースとヤーナル。いきなり観戦する気合をそがれる組み合わせである(苦笑)。
実際内容もさんざんで、2人とも早々にKOされてしまった。序盤から四死球合戦である。
試合開始から2時間くらい経ったのに、まだ3回というえらく時間のかかる試合になっていた。
サンダースの後を受けた芝草も、最近オートレースに行っていないせいか(嘘)調子が悪い。そろそろお疲れモードである。
気がついたら2回終了時5−1だったのが、4回終了時6−7と逆転されてしまった。
先発登板機会のない清水を3番手として投入も、ちょっと危ない。6回に無死で1失点。満塁のまま高橋ノリへ。
かなり怪しかったノリだが、今日は藤井(よく代えられなかったものだ)を三振、アリアスを浅い右飛に抑える。
この時、何を思ったのか三塁コーチボックスに立つ仰木さんが走者大島にゴーサインを出す。
なめられた藤島、ほぼストライクの送球と田口(野口は序盤の大量失点で芝草と共にKOされた)の好ブロックで刺す。なめられてたまるか〜っ!
この時点で流れはこっちに来たと思う。
6回裏、投手は球の速い山口。二死から島田がこの日3安打目をセンターオーバーへ放ち、幸雄ちゃんが同点2ラン。
ベンチのボルテージも一気に上がる。
7回表からは佐々木を投入。福留・田口・日高をさくさくと片付ける。
7回裏、一死1・2塁、打者小笠原というところでBWは具を投入。
小笠原は初球から手を出してニゴロ本塁封殺。しかしこの後片岡にストレートの四球。そしたら…やってくれたよオバンドー!
かなり詰まっていたけれど打球はスタンドへ…♪これで12−8。
正直言って、後半に得点できたのは珍しいと思う。逆転できたのは本当に嬉しい。
8回表。佐々木続投。しかしストライクが入らなくなってしまう。恐らく「白星」を意識してしまったのだろう。
2人目大島に2ストライクを与えたところで、監督自らがマウンドへ声を掛けに行く。
直後ストライクが入るようになり、無安打無失点。
9回表。佐々木続投…のはずが、投球練習中にミラバルのリハビリ開始。
5点差になっていたのと、次打者が藤井から“左殺し”藤立になったから投げさせたのだろうが…なんだかすっきりしない。
しかも無失点ならともかく、アリアスにホームラン打たれてやんの(怒)。
さらに一ゴロでベースカバーに入って終わったので、そのウイニングボールをスタンドに投げ入れてしまったミラバル。
ベンチで祝福を受けていた佐々木の表情が固まってしまったのは言うまでもない…誰かミラバルに言ってやれば良かったんだ…。なんとなく後味悪いぞミラバル。
お立ち台は普通ならオバンドーであろうが、ここは一軍初勝利ということで佐々木。
ヒーローインタビューは初ホールドの大阪ドーム以来だが、かなり緊張していたみたいで可愛かった(笑)。
インタビュー後は嬉しさを堪えきれないという感じで、はしゃいでいた。
やっと報われたね〜良かったね〜(感涙)!!これで週末の高松遠征は「凱旋帰国」だね!
スコアは13−9。勝利投手佐々木。敗戦投手山口(でも責任は具の方が大きいと思う!)。
■2001年7月2日(月)■対ブルーウェーブ16回戦(東京ドーム)★
とにかく打線に元気がない。ヒットはわずか4本。得点は初回のオバンドーの3ランだけ。
1本打たれて気持ちの切り替えができたのが加藤伸一で、3回に田口・4回にビティエロに打たれて訳がわからなくなっていたのが中村隼人。
佐々木は隼人が力尽きた6回の頭より登板。先頭が藤井ということで起用されたようだが、藤井に代打が出されて肩透かし(個人的に康雄ファンなので複雑…)。
7回に一死二塁も難なく乗り切って2イニングのお役目終了。
打線が打てなさすぎ(涙)。
スコアは3−6。勝利投手加藤、ホールド田村、セーブ大久保。敗戦投手中村隼人。
■2001年7月1日(日)■対ライオンズ15回戦(西武ドーム)
自宅でラジオ観戦(所沢は遠い!)。しかしラジオを放り投げそうなシーンの連続で、実際に球場に行っていたら暴れていたか、逆ギレして大笑いしていたかであろう。
塁は埋まる。でもホームベースが遠い。
試合を徹底的につまらなくしたのは、このシーズン初めて(今頃)一軍登板となった黒木純司。
8回に0−5という状況で登板したのだが、4安打(うち2本塁打)1四球で5失点。
いくら敗戦処理とはいっても、ベンチの気合をそぐようなピッチングはやめてもらいたい。一応かつてのリリーフエースなんだし。
黒木がぶち壊した後、回を終了させるために佐々木は登板した。
スコアは0−10で完敗。勝利投手三井。敗戦投手下柳。
余談。この試合は友人が多数観戦していた。
うち友人H嬢は本業がロッテファンなのだが、黒木の移籍が決まったと同時に「要らん!」というFAXを我が家に送って寄こした(爆)。