■2001年6月27日(水)■対バファローズ16回戦(東京ドーム)★
今日は久しぶりの先発・清水。近鉄はラソーダ氏推薦のバーグマン。先発マスクは田口、昨日の好リードが評価されてのことだと思う。
まず清水、いつもはボール先行でフルカウントまで行くのが当たり前。
今日は殆どがストライク先行、ゴロを打たせてアウトを稼ぐ。
4回に併殺参加して素手で捕球しケガしてしまったのが気になったが、6回までは無失点。
7回に2失点するも6安打1四球で立派立派。
バーグマン。私の印象としては「何この人??」
1回裏二死までは簡単に終わる(井出と小笠原が焦って手を出したとしか思えないが)。
今日誕生日の片岡がライト線に打つと、オバンドーのライト前で礒部がボール処理にもたついている間に生還(あれってエラーじゃないの?)。
上田に四球を出した後、コユキのセンター前でもう1点。
2回裏。一死後田口がボテボテのファーストゴロを打つ。
バーグマンのベースカバーが遅れ気味だったのと、
田口のスライディングが功を奏し内野安打(スタンドでは「珍しいもの見た!もうこれで今日は終わってもいい」という発言が飛んでいた)。
ウイルソンの内野安打を見た時と同じ感動(笑)。井出があっさり打ち上げた後、小笠原がレフト前、片岡四球。
オバンドーがセンターオーバーのタイムリーで2点追加。
3回裏。コユキ、藤島、金子(バスター)3連打でまず1点。
田口がスクイズを試み、これをバーグマンがバックネットまで投げてしまい1点。
井出のあっさり遊飛の後、梨田さんもさすがに呆れてルーキー山本にスイッチ。
山本はいつも打たれている印象があるのだが、今日はなかなかストライクが入らず、小笠原・片岡連続四球で押し出し。
さらにオバンドーのセンター前で2点追加。上田が見逃し三振(ジャッジに不満そうだった)、打順戻ってまたコユキがセンター前でもう1点。
この回11人の猛攻で6点ゲット。
4回裏、金子5号ソロで1点追加。井出がヒットを打つも小笠原併殺でちょっとあっさり。
5回裏、山本ロングリリーフ。オバンドーは既に3安打5打点ということで休ませ、代打として高橋シンちゃんを起用。期待に応えてレフト前。
先発で唯一無安打だった上田にもヒット。コユキが三振するも、久しぶりのスタメン藤島がやってくれました3ラン。
しかもライトに飛んできた(どうも右方向にも打てるようになったらしい。これで2本目)。
彼は年に1回大きな事をやらかすのだが、これではあまりにも目立たなくて不憫である。
6回裏。ここから古池拓一にスイッチ。井出が四球で出るも後が続かず、初めての無得点イニング。
7回裏。表に2点取られたので取り返す。高橋シンちゃんの代打で賢介、四球を選ぶ。
で、上田が2ラン。この男、大量得点差のある試合で打つ傾向が強い…(欲しいときに打たないんだよな〜)。
ファイターズの攻撃はここまでだったが、途中出場の奈良原が8回にヒットを打ったので「打席に入った者は全て1度は出塁」というとんでもない結果になった(三者凡退の回なし)。
8回表からは大量点差がついているので若い投手を起用。
まず佐々木。リリーフでも結構良かったのでのんびり見ていたら、本人は大パニックに陥っていた。
大村・市原(!)に連続四球を与えたあたりからもう様子がそわそわしていて、スタンドから見ていても「あ〜こりゃダメだわ」とフォローできないくらい。
田口が声を掛けに行ってもダメ。打者9人で良く3失点に抑えたものだ(←要するに残塁3。昨日も怪しかったけど)。
9回表は吉崎。先頭は代打古久保(すごく久しぶりに見た…あの世代の選手を見るとホッとするこの頃←トシかしら…)。
ストレートの四球。一死後ローズの打球はレフトスタンドの限りなくセンターに近いところへ…ローズの30号はこの3連戦中に出るだろうと思っていたら、最後の最後で…!!
ええ、センターオーバーの立派なやつを…。
この2イニングのお陰で、勝ち試合を見た気分になれなかった…。
でも2人とも2年目だし若いしで、「次は頑張れよ〜!」と言ってもらえるだけでもありがたい。修正の余地はいっぱいあるんだしね。
お立ち台は頑張った清水(打撃陣は誰が誰やら絞れなかっただろうな)。今季初白星ということで、またも涙、涙。
スコアは16−7。勝利投手清水。敗戦投手バーグマン。
■2001年6月26日(火)■対バファローズ15回戦(東京ドーム)★
今日は金村・高村による立派な投手戦。5回まで0−0のまま進む。6回に中村ノリのタイムリーで1失点。
すると梨田は高村に代えて門倉を起用してきた!これにはビックリ。
先発要員だけど回も進んでいるから思い切って勢い良く投げてくる。ええ打てませんよ。攻め切れませんよ。
盛田−柴田−岡本−大塚と6人の継投で投手戦を制したのは近鉄でした。
試合後の大島さんのコメントを見たら、7回の代打島田イッキに「代打で見逃し三振はないだろう」とめちゃくちゃ怒っていたようだが、私はそれより5回の金子に怒りたい…。
無死走者二塁で犠打失敗、走者として出るも完全に見抜かれてウエストされて盗塁死…。これで守備が並だったらスタメン外れてるぞ…。
金村が頑張っていただけに気の毒だった…。金村の後にローズ・ノリ・礒部と怖いあたりと対戦しちゃったのが佐々木。
敬遠気味にはとても見えない四球をローズとノリに与えてしまう。(ノリはタイミング合わなくて三振してた)
満塁で井場にスイッチも、吉岡のお見事としか言いようのないヒットが決勝点。
注目はラソーダ氏推薦選手・ギルバート。この連戦で初めて見たが「本来はショートでどこでも守れる」というのはあながち誇張ではないようだ。
36歳とは思えないくらい横の動きがいい…どころか巧い。
打球の軌道の感じは一直線できれいな打球(吉岡もこのタイプ)。
かと思えばセーフティバントを試みるという柔軟さも持っている。普通の外国人選手への攻め方は通用しないと思う。要注意!
個人的に「青い目の奈良原」と命名。
スコアは1−2。勝利投手高村、ホールド門倉、盛田、柴田、岡本(リリーフ全員!)、セーブ大塚。敗戦投手金村。
■2001年6月19日(火)■対ホークス15回戦(東京ドーム)★
金村と松の先発で始まった。しかし試合が終わる頃にはとんと忘れていた。
しかし最悪の負け方である。勝ちムードで行っていただけに悔しい。…ミラバルがリリーフ大失敗の上、傷口に塩を塗ってくれた。
本来なら走者が出ている場面(特に佐々木が出した場合)なら芝草を起用するのだろうが、昨日の「疲れが見え見え投球」に気を配って、上がりの日にしていたに違いない。
ミラバルは走者が出るとおかしくなるようだが(他人のも自分のも)、城島に一発打たれたコースはめちゃくちゃ甘いもんであった…(ミットと違うとこ行ってるぞおい)。
先発金村は110球限定とか言っておきながら、毎回70球くらいでいっぱいいっぱいになっている。
リードしていようがいまいが5回あたりで代えた方がいいかもしれない(でも後ろもイマイチだし…)。
スコアは6−11。勝利投手篠原。敗戦投手ミラバル。
■2001年6月18日(月)■対ホークス14回戦(東京ドーム)★
ついに見てしまった、芝草が負け投手になるシーンを。
珍しく早め早めの継投をしているとベンチを誉めたとたんにこれ。芝草を使い過ぎというのはある。
でも他に投げる人がいないんだもの…。
決勝打になった小久保の一発に関しては仕方がないと思ったが、直後の松中へ一発は本当に余計(苦笑)。
2年くらい前の「打たれるとムキになる芝草」が顔をのぞかせていた。
今年は「芝草が打たれては仕方がない」なんて思えるんだから不思議だ(苦笑)。
まあ打った方も小久保に松中…(これが鳥越とかだったらもっと悔しくて暴れるかもしれない)。
あ、佐々木の話を書いてないや。
8回一死走者なしで登場。バッターが松中・村松と続くための起用と思われる。松中にはやはり一発を警戒しているのがわかる。
しっかり四球。続く村松の代打・大道のライトフライで、一塁の松中が飛び出してしまい併殺に。次打者が城島だっただけにうまいとこ切り抜ける。
9回は城島、ミッチェル(そう、あのミッチェル従兄弟です)、野々垣をサクサク片付け、10回は柴原、バルデスのタイミングを狂わせる。
かなりいい感じで抑えていたのに…残塁の山も築かれて…(一行目に戻る)。
しかし今季は延長戦が多い上、勝ちませんな…。
スコアは3−5。勝利投手吉田修司、セーブ・ペドラザ。敗戦投手芝草。キーッ!!
■2001年6月11日(月)■対マリーンズ10回戦(東京ドーム)★
先発は金村と小野。
先制したのは我がファイターズ、小笠原の11号ソロ本塁打である。
その瞬間、私の周辺は凍り付いた。脳裏によぎるのは「小笠原不勝神話」。
小笠原がホームランを打った試合はことごとく勝てていないことに皆様お気付きだろうか?
昨年の勝率も5割を切っているはずだ。
その後はあまり塁を賑わすことはできず、片岡とコユキによる三振ゲッツー、
普通なら一塁はセーフになるはずのバスターエンドラン併殺ショーも見られた(打者が田口だったからな〜。どうみてもアウトだけど抗議に出た監督って…)。
なおMも4併殺だったが、完全に流れを握っていた。とにかく塁には出るんだから。
先発金村はもうアップアップ、どこが110球限定なんだ首脳陣。130くらい投げてるぞ。どうも今季は球数が非常に多いので、引っ張るしかないらしい。
正直言って良くメイのソロHRの1失点に抑えたと思う。感覚としては6点くらい取られている感じ。それだけ走者が出ていて、ちっとも安心して見ていられなかった。
引っ張った故の悲劇は、今日は金村ではなく6回に登場した佐々木かも。1イニングを3人9球(2奪三振)で終わらせたことがいけなかったのかも知れない。
7回のマウンドに送る前に考えなければいけなかったのだ。いくら調子が良くても彼は3連投だということを。
そして芝草の調子がちょっと落ちてきていることも。ええ、佐々木の出した走者を芝草が帰しちゃいましたよ。
2人とも疲れが見えている(特に芝草。先日大阪で今季初黒星がついて大いに不満だ)。
でも他に人がいないのは事実だ。田口がブロックするもボールを落としてしまうわ、それによってケガするわでもう散々。
ロッテ戦11連勝中の関根が故障で登録抹消されたため、既に勝ち星の計算はできない。ああ、ロッテ戦の楽しみが…(涙)。
スコアは1−3。勝利投手小野、ホールド吉田、藤田、セーブ小林雅英。敗戦投手佐々木。ぐえっ。
■2001年6月10日(日)■対バファローズ13回戦(大阪ドーム)
いつものように下柳がのらりくらりと投げている。そしてなんとなく7回途中まで3失点している。そしてまだ塁に走者を溜めている。
左打者が続くので、下柳を引っ張りたかった首脳陣もあきらめがついたのか、思い切って佐々木を起用する。
…抑えちゃった…一打逆転の大ピンチをしっかり抑えたのである。
そして何と始めてヒーローインタビューを受けたのだ!!
本人は「何で自分が」とは思ったようなのだが…。何か面白いこと言わないかな、という一部ファンの期待を裏切り、ごく普通のインタビューだった(笑)。
(インタビュー時、わざわざ電話を通じてスカイAの中継を聞かせてくれたHさんに感謝!)
スコアは5−3。勝利投手下柳、ホールド佐々木、セーブミラバル。敗戦投手岩隈。
■2001年6月9日(土)■対バファローズ12回戦(大阪ドーム)
初めてホールドが付くも、芝草がサヨナラを打たれて目立たない。ああ芝草(号泣)。
スコアは4−5でサヨナラ負け。勝利投手石毛、敗戦投手芝草。ホールド佐々木。
■2001年6月5日(火)■対ホークス12回戦(福岡ドーム)
緊迫した投手戦。いや貧打戦!??
スコアは1−2でサヨナラ負け。勝利投手ペドラザ。敗戦投手ミラバル。
■2001年6月1日(金)■対ブルーウェーブ13回戦(GS神戸)
今度こそ一軍初勝利なるか?と4度目の先発起用。
しょっぱなからアリアスに3ランを食らう。まだまだ大丈夫、とか思っていたら、3回にも連打でまとめて失点。合計6失点で3回途中でKOされる。
その後出てくる投手の殆どが失点。左打者対策のはずの高橋憲幸に至っては藤井に満塁弾を食らう(いや藤井のホームランは何度見せられていることやら…)。
彼の対左打者の被打率はかなり高いはず(3割超えてるかと)。意味ないやん!!
スコアは4−11。勝利投手金田。敗戦投手佐々木。文句なし。