第2章
[2004年12月28日 ラフ画作成]
暮れも押し迫った今日この頃・・・
大掃除に年賀状書きに、仕事の整理と、やることはめじろ押し!
その中のひとつがこれ・・・雪像のラフ画起こし。
年明けそうそうにも書類を役所に提出しなければならないため、必要事項の記入と、去年も描いた(!)ラフを、またしても描かなくてはならぬ (^_^;)
まぁ大体去年と同じだからトレースでいいか?なーんて(笑)
でも細かい部分をちょっと修正・・・
たとえば、ギターの弦をなくすとか(たぶんあまり細かい細工はムリであろうから)
あと、アゴの出方をこころもちおおげさにするとか(これは何となく・・・気持ちです(笑)
ギターを私の好きなカッタウェイにしようかとも思ったが、作るのが難しそうなのでヤメ。
何にせよ、初心者の集まりなのだから、なるべくカンタンに作れそうなものにしなければ〜〜。

で、できあがったのがコレ↓


去年のと同じ? そんなことありませんてば〜〜〜!(笑)


 

[2004年12月29日 ないっっっ!!]
今日はサークルの忘年会!
ちょうどいい機会なので、 昨日描いたラフと書類一式を持って行って、みんなに確認してもらった。
そして代表者のykさんに、連絡先を記入してもらい・・・ あとはこれを年明けに市役所に提出するだけだ!
よ〜〜し、今年の仕事はこれで終わり!
飲むぞ〜〜〜飲むぞ〜〜〜〜〜!!
とばかりにビール、ワイン、カクテル、ウィスキー、そしてまたカクテルと、店を4軒ハシゴして飲みまくり!!
事前に飲んだ
「ウコンのちから」(←読み方に注意! by 住出さん)が効いたのか、けっこうな量のお酒を飲んだにも関わらず悪酔いもせず、楽しい楽しい時間をすごしたのでありますが・・・
い〜い気分で乗った帰りのタクシーの中、フト「あ〜コレ忘れずに提出しなくちゃな」と覗いたビニールバッグの中身・・・
その中の、茶封筒に入っておさまってるはずの提出書類一式が・・・・


封筒ごと、こつ然と!!


なくなってましたからっっっ!!!
||| ̄□ ̄)ガーン!!



中に入っていたのは、友人よりいただいたCDが一枚きり・・・
ウッソーーーー!! (汗)
私ってば、あの封筒を一体どこへ!??
イキナリ酔いも覚め、頭の中は今日行ったお店の記憶がぐるぐる・・・・
3軒目の店まではあったのは確か。 封筒から中身を出して、みんなで見てたのを覚えている。
そのあとのカラオケ屋で・・・? でもそこでは、ビニールバッグの中は何もいじってないはず。
ということは・・・3軒目のバーに忘れて来た??
帰宅したのは朝5時ちかく、こんな時間にお店に確かめようもない。
もし書類出てこなかったら・・・再発行とかしてもらえるんだろうか?
まさか、失格になっちゃうのか!?
そんな〜〜〜〜っっっ!!(涙)
せっかくの2年ごしのリベンジがっっ!!!

イヤきっと出てくるよ!大丈夫大丈夫!!
と自分を励ましつつ、まんじりともせず朝を迎え・・・

次の日の午前中、念のため最後に行ったカラオケ屋に電話して聞いてみたけど、落とし物も忘れ物もないとのこと。
が〜ん・・・やっぱり。
頼みの綱はあと一軒! しかしそのお店が始まるのは夕方から・・・電話しても当然誰も出ず・・・夕方の開店時間までは事態がハッキリしないままの生殺し状態である。
ことの次第を聞いて、心配してくれる仲間達・・・ううぅ〜〜〜スマヌねぇ!!心配かけて!!

この日は、今年最後のライブとなるPE'Z&吉田美奈子のラジオ公開録音に誘われていて、とっても楽しみにしていたのだが、こんな事態にもう気もそぞろ。
ライブ会場でひたすらお店の開店時間を待ち、ステージが始まる前におそるおそる電話をかけてみた。

「あの〜昨日行った○○ですけど・・・私、何か忘れ物してなかったかなぁ〜・・・?」
「封筒ですか?」(←即答)

あ〜〜〜〜〜よかったっっっ!!
ありました!!!
座席のすきまにはさまっていたとのこと。
さっそくライブの帰りに取りに寄ることにして、ホッと一安心。
みなさま、お騒がせいたしました〜〜〜〜(汗)
以後気をつけます〜〜〜〜!!

 

 

[2005年1月5日 書類提出]
年末に危うく紛失するところだった書類(アブナイアブナイ(汗)
年が明けて、イザ提出すべく、大事に抱えて市役所に持って行った。
予想では、それ専門の受付場所があるのだろうと思っていたら、そんなものはなく、指定の課の入り口にてしばし佇むも、誰も応対に出てくる気配なし・・・
周りに人はいるんだけど、みんな打ち合わせ中だったり、忙しそうに作業中で、こちらには目もくれない。 ん〜〜〜どうすりゃいいんじゃい?
あたりを通りかかった人をムリヤリ「あの〜!」と呼び止め、どこへ持って行けばいいのか尋ねると、「え?雪まつり??」と怪訝そうな様子。
でも確かにこの課で間違いないはずだよねぇ・・・。
幸い、その人が「雪まつりだって」と他の人に声をかけてくれ、声をかけられた人がまた他の人に声をかけて・・・そうこうするうち、 やっと担当の方が奥から出て来てくれた。
受付番号、チーム名、代表者その他の記入事項、そしてラフ画をチェックして、「ハイごくろうさまでした〜」と無事に受付終了!

次の予定は18日の技術講習。
係の人に「だいたい1チーム何人くらい参加するんですか?」と聞いてみたところ、「まぁ2、3人から、多いところでは5人くらいとか、テーブルの周りにずらっといるチームもありますよ」とのこと。
そして「初めてなんですね・・・それだったら、技術指導の先生にアドバイスもらえるし、多めの人数で参加した方がいいかも知れません」と。
な〜〜るほど!
よーし、さっそく参加者を募らなくちゃね〜〜!!



[2005年1月18日 技術指導講習会]
今日は粘土を使って模型を作ってみるという技術講習会!
できあがったものを講師の方に見ていただき、効果的な作り方やアドバイスをあおぐ、というもの。
我がチームは初めてということもあり、総勢7名での参加となりました(笑)
平面に描き起こしたものを、立体にするという作業は、意外と難しいのでは?と思いつつ臨んだのだけど・・・

講習会といっても、最初から作り方を教えてもらえるわけではなく、まず各自で作ってみるということらしい。
見回せば、すでに自分達で模型を作ってきているグループもあり、また、キャラクターのぬ いぐるみを見本に持って来て見ながら作ってるグループもあり・・・
私達もラフ画を元に、さっそく作ってみることにした。

これが材料となる粘土

汚れ防止用にと用意されたビニールを机に敷いて、そのうえに新聞紙を広げ、みんなで粘土をこねこね・・・
粘土に触るのなんて、いつ以来だろう? (実はこの日の練習のために紙粘土を買ったのだが、何かと忙しく、結局手することがないまま講習会に至ってしまったのだ(^_^;)
今の粘土って、昔と違って色もきれいだし、匂いもあんまりしないのねー。 昔は泥みたいな色してたのにな〜〜・・・などと思いながら、作業を進める。
頭、胴体、ギター、腕、まゆげ(笑)、と各パーツを手分けして、みんなで作っていくうちに、だんだん童心に帰り(?)楽しくなって来た。

パーツごとに作っていきます
だいぶできて来た?

途中、できあがったパーツを合わせてみたら、縮尺が違ってて、
ギターのはずがチェロみたいじゃん!作り直しじゃ〜〜!とか、
腕が太すぎる〜〜!もっと細く〜〜〜!!とか、
ぎゃあぎゃあ騒ぎながら作り続けた。
・・・と、ウチのチームがことのほかうるさかったせいか、どうなのか定かではないが、取材に来ていた新聞記者さんが話しかけて来た。

「それは何を作ってるんですか?」
「ギターヒーローです!」
「どなたかモデルがいらっしゃるんですか?」
「アコースティックギタリストの押尾コータローさんです!」
等々とのやりとりが続き、気のせいか記者さん、興味しんしんの様子。
代表者のykさんが質問に答え、その間も私達は模型作りに精を出し・・・

やがて小一時間ほどで、なんとかカタチになった。
な〜んだ、思っていたよりも簡単にできたじゃな〜い?
でも雪だとこうはいかないんだろうなぁ・・・

ギターを持つ手がどうしても下がって来てしまうので、見えない位置から補強をしたり、
髪の毛はもうちょいツンツンしてないか?と足してみたり(しかし足し過ぎるとメデューサになってしまう(笑)、
肩はもうちょっとなで肩じゃない?と直したり(←チェック厳しい(^_^;)、
余った粘土でスライムを作って肩に乗っけてみたり・・・とアレコレ手を加え、ハイできあがり〜!


なかなかの出来では・・・?(他チームの人に「ギター侍ですか?」と言われたけど(^_^;)
ちなみにうしろに見えているのは「つくね」です←雪像に関係なし(笑)


模型を持って、講師の先生のところへアドバイスをもらいに行くと、 先生は「初めてにしてはよくできてますねー」と感心してくれたのち、どうやったら実際にうまく作れるか助言してくれた。
アドバイスは、以下の通り〜。

・やや縦長のカタチになるので、中心(真ん中よりやや後側の位 置)に1本心棒を入れる(←これは先方でやっておいてくれるそうです)
・粘土の模型は少し頭が小さいが、ラフ画くらい(2頭身)にしたほうが見栄えがするでしょう
・左手の部分が強度が弱いので、下の方の雪を残して、ひじの先くらいから削り出すような感じで作った方がよい
・ギターのトップ部分も同様に、下にできるだけ雪の塊を残して安定させ、前面 の見える部分だけを削り出すような感じで作る
・ギターには中に心棒を入れた方がよい。その際、棒にさらしやガーゼなどを巻くと、雪が定着しやすい
・ギターの弦を表現するときに、竹などの細いものをいったん埋め込んで形をつくり、あとから取り出すというやり方はオススメである(凸 凹が逆になるけれど、弦はあまりに細いので曲がったりしやすいため、かえってこの表現のしかたのほうがきれいに仕上がる)
・ギターのペグ部分など、あまり細かく作ると解けてなくなってしまうので、ラフ程度のものを削り出しで作った方がよい
・髪の毛など細かい部分は、雪と水を混ぜたもので、あとからくっつけていく。その際、雪に塩を混ぜるやり方もあるが、色が変わったりすることがあり、強度もさほど増すともいえないので、入れなくてよいであろう
・雪像の設置場所は、方角的にさほど日光の影響を受けない位置になるので、割と細かい細工も可能だと思います。がんばってください!


制作期間中、先生も現地をまわっているそうで、もし見かけたら声をかけてくれれば、またその場で色々アドバイスもできますよ〜とのこと。 それは心強い〜〜!!

こうして講習会も無事に終了。
途中から合流したhrさん、終了後からの参加となったkzさんも交えて、打ち上げも兼ねて食事へ( メニューはもちろん「つくね」?(笑)
本日の労をねぎらい、実際の雪像作りをがんばろう〜〜!ということで、乾杯!( ^_^)/□☆□\(^_^ )となりました。


さて一夜明けて次の日。
朝起きて新聞を広げたら・・・

ななな、な〜〜んと!昨日の様子がババーンと掲載されているっ!!(汗)
しかも写真付きで・・・
コータローさんの名前もフルネームで載っているではないか〜〜〜!!
やってくれたよD新さん!
(去年も一昨年もD新ホールでコンサートやってますよ〜と言ったのが効いたか?)



ラジオに続いて新聞にまで・・・・・・
こっこれは・・・いよいよ・・・・・責任重大?? \( ̄▽ ̄;)/!!ひゃーーー

 

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