[2003年12月18日 抽選会]
「市民雪像制作委員会」代表者が出席しての抽選会。 ここを欠席したら自動的に棄権扱い、なので、絶対に欠席するわけには行かないのだ! ゲンかつぎに、コータローさんが好きな赤い色のストールを身につけて家を出た。 場所は市民会館。 会場にたどり着くと、すでにものすごい人数が!! 1階の風景 Hさんと待ち合わせだったのだが、これじゃ分からないかな〜〜と思いつつ、辺りをキョロキョロ。 しかし幸いすぐに見つけることができた。 Hさんと、すぐ横にS氏の姿もある。 まずは1階で受付番号ごとに分かれて並び、抽選用の札を受け取った。 私たちは「56番」←5ータ6ーである(笑) そして受け取った札を抽選箱に投入。 運命の瞬間!ドキドキ・・・ 「当たりますように!」 S氏は所用のためここで去り、残るHさんと私は大ホールに入って、あとは抽選会が始まるのを待つばかり。 大ホールもけっこうな人数で埋まっていた。 私たちは「呼ばれたらすぐに前に出ていけるように」前から2列目のど真ん中に陣取った。 抽選のやり方は、抽選係(←ミス札幌!)が抽選箱から札を取り出し、司会の人がその番号を読み上げ、呼ばれたグループが返事をした時点で当選確定。 返事がない場合は棄権とみなし、その番号は無効となる。 当選確定したグループは、代表者が前のステージ上がり、どの場所で雪像を作るか選ぶことができる。 これは「目立つ場所」が人気が高いのかと思っていたら、そういうわけばかりでもなく、作業時のことを考えて、「地下鉄の入り口に近い」「コンビニに近い」など防寒対策に重点を置くことが多いらしい。 いずれにしても、早くに当選が決まったグループから好きな場所を確保できるのだ。 そんなわけで、席に着くとやおら地図を取り出したHさん。 地図は、大通公園の平面 図である。なんて用意がいいんだ〜 !(笑) どこらへんの場所がいいかな?と2人で額を寄せあい検討。 しかしまずは当たらないとどうにもならないんだけどね・・・。 まぁ155も枠があるなら、当たるんじゃないの〜〜〜? あくまでお気楽な私たちである♪ そしてとうとう幕を開けた抽選会。 抽選会の様子 代表者の挨拶に続いて、さっそく最初の番号札が引かれた。 番号が読み上げられ、嬉しそうに返事をする者、それを聞いて拍手に包まれる会場。 微笑ましい風景である。 私達ももちろん拍手で祝福した。 そして次の番号、また次の番号・・・と続き。 5つくらい読み上げられたところで、もうみんな飽きたのか、拍手の音がしなくなった(笑) イヤ祝福したい気持ちはあるんだけど、これがエンエン150回も続くのかと思うとね・・・。 新たな番号札が引かれるたび、今度はウチか?次こそウチか??とドキドキしながら待っていたが、どうしたことかさ〜っぱり呼ばれない。 そのうちに、私たちの席の斜後ろのグループ、斜前、左隣、後ろ、と、どんどん当選を決めて席を立っていく。 あれれれ〜〜〜〜?(汗) なんだか私たちの席だけ残っちゃってるよ〜〜〜〜。 でも私たちの右隣に一人で座っていた男性、彼はあまりヤル気がなさそうだったし、運もなさそうだし、彼よりは先にウチらの番号が呼ばれるに違いない!と、私は内心ほくそえんでいた。 Hさんと「ギター部分を作るにはギターケースを使おう」だの「バーナーでリアルサンバースト作ろう」だの、おバカなおしゃべりにうつつをぬ かす余裕すらあったのだ。 やがて「58番!」と番号が呼ばれ、思わず「惜しい〜っ!!」と叫ぶ私たち。 「ここの6をちょこっと継ぎ足して8にしちゃおうか?」などと冗談で話してると、司会のお姉さんに「何番ですか?」と声をかけられてしまった。 「56番です!」「当ててください!!」と無理難題を言ったら、困ってるみたいだった(汗) その後、「57番」もコールされ、これは返事がなく無効。 またもや「無効なんだったら、前後賞でウチらに当ててくれてもいいんじゃない?」と勝手なことをほざく私たち・・・。 やがて、何ということか!右隣のヤル気のなさそ〜〜〜〜な男性までもが、当選して席を立っていっではないか!! 本当に私たちの周りはだ〜れもいなくなってしまった。 アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』というタイトルが、ふと脳裏をよぎった瞬間だった・・・。 時が進むにつれ、番号を読み上げても返事がない場面が増えていく。 待ってるみんなも気持ちに余裕がないのか、返事がないと「ハイ次!次っ!!」と叫ぶおじさんの姿も。 返事がない番号は当然無効となるわけだが、あとで気づいたけど、この無効というのは、どうも同じグループが名前を変えて何枚も申し込みしていて、そのうちどれかがもう当たったから、あとの番号はもういい、ということらしかった。 そんなん知らんから、うちのグループはたった1枚しか申し込みしてなかったもんね〜。 でも熱意があれば!きっと1枚でも当選するはず〜〜〜!! しばらくして、あまりにも無効が増えてきたので、抽選方法を変えることになった。 いったん抽選箱の札を全部出し、今現在まだ残ってるグループの番号だけをもう一度入れて、やり直しするということだ。 これならば無効はなくなるものね。 しか〜し、抽選方法を変えて、当たりやすくなったと思ったにもかかわらず、いっこうに「56番」はコールされない。 後ろの方から席を移ってきて、私たちの前に座ったグループさえも、次々と当選して席を立っていった。 ・・・またしても『そして誰もいなくなった』状態である(泣) その後、残り数が少なくなってきたため、さらに抽選方法を変更することに。 この時点で、残り枠はあと10コほど。さすがに焦りが・・・。 今度は、残っているグループで、申し込みの時に書いた用紙そのものを抽選箱に入れて抽選することになった。 今まで握りしめていたので、用紙はシワシワになっている。 その用紙が、抽選箱に入れられて・・・ ミス札幌が、シワシワの紙を取り出すたびに「あのシワ具合はウチのか!?」と思ったけど、呼ばれる番号は他のグループのもの。 みんな、手に汗握りながら待っていたのは同じだったんだなぁ〜(^_^;) ・・・そして・・・とうとう・・・・・枠は残り1つとなってしまい・・・・・・・ またしても、シワシワの紙が取り出され・・・ あっ、あれは?あのシワこそはウチのっっ!?? ・・・が、呼ばれた番号は、私たちのものではなかった! まさかまさか〜〜!の落選!! うっそぉぉぉ〜〜〜〜ショック〜〜〜〜〜ッ!!||| ̄□ ̄) 最後、残ったグループで、補欠の順番を決めることになった。 もしも当選組の中で棄権が出たときに、順次繰り上がり当選になるというものだ。 これは抽選ではなく、力勝負! ズバリ「じゃんけん」である。 Hさんが代表でじゃんけんをしたのだが、なんと見事に勝ち抜いて、めでたく補欠の1番をゲットした!! 例年、1つ2つは棄権チームが出ることが多いので、おそらく繰り上がり当選になるのでは・・・と、係の人に言われ、微妙ながらも望みが出てきた。 すっかりその気になって、ホントは当選者しかもらえないはずの書類一式も、ムリヤリ郵送してもらうよう頼み込む私たちであった(笑) 抽選会後の風景 結局、ダブって申込んでいたグループが多数あったのと、そもそも抽選会場に来てなかったグループもあったので、有効申込数は全部で159ということだった。 えっ?159?? 雪像の枠は155だよね・・・ってことは。 私たちは4/159という、ある意味すごい倍率を勝ち抜いて(?)しまったのだ〜〜〜〜!! 何てことでしょう〜〜〜〜〜!もう笑うしかないって感じ。 こうして、抽選会の夜は脱力しながら幕を閉じた・・・。 |