[2003年11月某日]
それは、とある何気ない一言から始まった・・・。

らぶこた掲示板でいつものようにみんなで楽しくお話していると、
「雪まつりでコータローさんに生演奏してほしいねぇ」という話題に。
これは以前、ノースウェーブのラジオ番組『ギターカフェ』でも取り上げられたことがあって
「ぜひ一度雪まつり会場でライブを!」というお便りに対してコータローさんは
そらオマエはええやろ!・・・イヤあなたはいいでしょうけどね、勘弁してください(笑)」
当然のように即却下であった。

それはそうだろう。
冬の北海道、しかも凍てつく屋外!
そんな状況でアコースティックギターを弾いたら、手がかじかんで弾けなくなる以前に、コータローさんの指が弦に貼り付いてしまうんじゃないか?
弦に指の肉を少しずつ削られながらの血まみれの演奏・・・なんてモチロン私たちも観たくな〜い!(汗)
よってこの案は消えるのだが、そこはソレ、おバカな話題が大好きなどさんこの面 々。
「ガラスで覆いを作ったらどうだろう?温室みたいな」
(↑よくエレクトーン奏者の方が、そういったハコの中で演奏しています。これホント)
「でもコータローさん、熱いオトコだから・・・熱気でガラスがすぐ曇っちゃうんじゃない?」
「じゃあワイパーつければ!」
・・・等々、「雪まつりライブ」をサカナにBBSの盛り上がりは続いた。

そして。
ついに、S氏の「そういえば市民雪像なんて話もありましたね」という一言が!
そう、雪まつりには、市民が参加して作る小雪像の部があるのだ。
本人が無理なら、ギターを持ったコータローさんの市民雪像を作ってしまおうじゃないか!?
以前にノースの掲示板でも一時話題になったこのネタ・・・
これに、たちまち食いつくみんな!(食いつき良すぎ〜〜(^_^;)
作業員に立候補するもの、差し入れの甘酒係、お汁粉係、豚汁係などが続々と・・・。
さらにS氏がすかさず「市民雪像制作委員会」を発足させてしまった。(しかも名誉顧問=押尾コータローだったりする(笑)←もちろん勝手に言ってるだけですが)
この時点では、まだみんな半分冗談だと思っていた。
しかし、S氏をよく知るF氏の「彼はやると言ったらやりますよ」という言葉。
その言葉どおりの現実が待ち構えていようとは、このときは誰もまだ知る由もなかった・・・。

その後しばらくして、雪像ネタは下火になり、掲示板からもすっかりその話題は消えていた。
(↑みんな用心して、その話題に触れないようにしていたという説も)
あ〜あの話はやっぱ冗談だったんだよね〜〜なんて思っていた、ある日のできごと。
【寝た子を起こす事件】ぼっ発!
せっかく(?)雪像ネタから遠ざかっていたのにも関わらず、F氏が掲示板で不用意に「雪像」という言葉を使ってしまった!
そして、続くS氏の「うふふ・・・これから行ってきます」という謎の書き込み。
なんとこの日は、ただ1日しかない、市民雪像の申し込み日だったのである!
寝た子を思いっきり起こされたS氏は、謎の書き込みを残した直後・・・ 本当に申し込みしてしまったのだ〜〜〜!
ま、まさか本気で!?(汗)うそだよね〜〜??
しかし時すでに遅し。
「行ってきました。受付番号は56番」
あぁ・・・彼は本当にやってくれました!!

こうなったらもう!やるしかないでしょう〜〜!!
開き直ってヤル気全開!!(笑)
しかしその前に抽選会がある。
今まで知らなかったが、市民雪像作りは市民の間でもかなり人気が高いらしく、今年は155基の枠に、なんと700を超える申し込みがあったとか! これはすごい倍率だ〜〜〜果たして当選できるのか??(汗)
いやいや、コタパワーがあれば大丈夫なはず!
運命の抽選会は12月18日・・・。
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