ひげコンサルティング塾
   グループ学習
1.学 習 の 進 め 方
 【問題:ブロトタイプ】

◇事例は、それぞれある企業で発生した事実をもとに、特徴的な部分に焦点を当て、簡略かつ
 客観的に表現しています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◇ここでの学習は、事例に対しすばらしい回答をしていただくことが目的ではありません。事
 例を通して考え、あるいはグループでの意見交換によって自身の「気づき」を促していくこ
 とを目的としています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 自身が気づき、今後の仕事のあり方、必要な知識分野、心の持ち方、人との接し方などにつ
 いて自ら課題を認識し、これからの仕事、学習、生活に対する変化の契機となるように、と
 もに学び合うことが狙いです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 学習は次の手順で進めます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.事例を読み込む・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  事例を読み込むとは、事例から「事実」を把握するように
  精読します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  読んだだけでは事実はつかめないと思う人もいでしょう。
  質問の時間を取り、講師が補足する場合もありますが、・
  原則として記述してあることを事実として受け取ります。








2.感想、意見を書き出す・・・・・・・・・・・・・・・
  事実に基づいて[感想と意見]を書き出します。・・・・
  「感想」とはその事実をどう受け止め感じたか、
・・・・
  「意見」とはどうすべきか、です。
・・・・・・・・・・
  ここで意見には2種類発生しても良いことにします。
・・
  一つは、本来ならこうすべきである、という望ましい姿の
  意見です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  もう一つは、現実・実際の自分ならこうする(現実はこの
  範囲だろう)という今の自身の本音です。このギャップは
  自身の今後の課題とも考えられます。
・・・・・・・・・

  次に、[現状把握]として事例が示す内容をもとに、
・・
  関係者の立場、考えをもとにして的確に現状を把握
・・・
  しましょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  次に、[解決の方向性]として、どのような考え方で
・・
  すすめることが良いか、そのことを考え書き出します。

  最後に[提案など、具体的なアクションの内容]ついて、
  どのようなアクションを取ることが望ましいかを考え書き
  出します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



3.グループでの意見交換・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  それぞれ自身の[現状把握、関係者の立場・考え]、[解決の方向性]、
  [提案など具体的なアクションの内容]を持ち寄って、グループで意見

  交換します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  他のメンバーの[感想と意見]を聞くことで、自身との違いやその理由を
  知り、自身の「気づき」の機会を広げます。
・・・・・・・・・・・・・

  次にグループとして各事例に対処するため、部長や開発責任者、
・・・・
  担当SE、お客さまなど自由に役割を決め、組織としての対処方法を
・・
  決定し、まとめます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  役割になって、事例を読み、その立場を実感しつつ意見交換することが

  効果を高めます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  グループ活動を通して、自身の気づきを広げる機会にしましょう。
・・・
  グループでの意見交換を通して発見したこと、感じたこと、
・・・・・・
  気づいたことをメモしましょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

4.グループ発表とQ&A・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  グループごとにまとめた対処方法を発表します。・・・・・・・・・・・
  発表の方法は、各グループに任されます。
・・・・・・・・・・・・・・
  時間は発表15分、質問5分です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
  他のグループの発表や質問、自グループや自身との違いを通して、
・・・
  さらに「気づき」の機会を広げます。
・・・・・・・・・・・・・・・・

  他のグループの発表を通して、考え方や対処法に気づいたことがあれば、
  メモし自身の視点、視野、視座に反映させましょう。
・・・・・・・・・

メニューに戻る