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壱月の独白

 参拾壱日 木曜日

 本日は講談社キャラクター文庫の小説仮面ライダーアギトとファイズの発売日だったので帰り道に書店に寄ったのですが売っていませんでした。止むを得ず家を挟んで駅とは反対方向にある書店にまで足を運んだのですが見当たらず、店員に尋ねてみると帰って来たのは冷徹で残酷な現実、「入荷したのですが数が少なく既に売切れてしまいました」の一言です。ガビーン!
 書籍の発売日に安定して手に入れられない現状に腹が立つやら恨めしいやらで嫌になります。近所の大きな書店が無いと言うのは本当に困ったものでして、或いはミオさんは世界で最も不便な場所に住んでいるのではと核心を突いた思いに捉われました。因みにどれくらい不便かと言えば最寄り駅までは徒歩で十分はかかりますしその道すがらにコンビニエンスストアが三件くらいしかありませんし近所にあるスーパーマーケットは深夜一時までしか営業していません多種多様な飲食店が並んでいるくらい不便な場所です。

 喫茶黒うさぎ第275回を聞きました。
 火星への移住者を募集と言う話で村さんが、パラダイスと言う言葉で騙されて行ってみたら過酷な環境が待っているかも知れないと言いましたが、実際に昔の移民はそういう仕打ちがありましたから洒落になりません。物凄く怖いです。

 GJ部を視聴致しました。
 冷静に見返すと何が特別に面白いと言う訳ではありませんが、心地良い雰囲気で結構 好きなアニメです。ただやっぱりこれが日テレで放送されているのが謎でなりませんわ。
紫音「大発見があるんだ。カップ麺の新種を発見してしまった」
紫音「このカップ麺は、何と驚くべき事に鍋で煮て作るんだ」
 それは新種と言うか、寧ろカップ麺の親元です。
綺羅々「にく?」
紫音「そうとでも言えるのでなかろうか」
 なかろう事はないです。
 腐れ専門家と呼ばれるキョロのハムスターに対する拘りに驚愕です。何でそんなに詳しいのですか。
真央「てか何が夢だ! 一ミリだって理解できんぞ!」
 同感です。共感出来ないと言うだけではなく、そんな夢を初めて聞きました。誰もがそんな風に思っているものなのですか?
 キョロを蹴った脚が四本あったと思いましたが、やっぱり四人とも蹴っていたのですね。しかし恵や紫音が蹴ったのは意外でした。そんな面もあったのですね。
森「お嬢様から聞かされていた通りの方ですね、四ノ宮様は」
 本職のメイドを見かけたら回るように要求する人だと聞いていたのですか(ぇ


 参拾日 水曜日

 新たに三局のUHF局が視聴可能になったと以前に申しましたが、そのおかげと言うかその内の一局で魔法騎士(マジックナイト)レイアースが再放送されており見る事が出来る様になりました。レイアースはとても好きなアニメでしたからこれは思いもしなかった嬉しい出来事です。
 レイアースを見ていたのは悠久の昔ですので内容に関しては記憶に残っていないにも等しいのですが、OPを見たら無性に懐かしい気持ちになりました。持病である『あの頃は良かったなぁ。昔に戻りたい』病にかかるに足る充分な底力を秘めています。
 見たのが第十四話だったのですが、この話にあったモコナが地図の機能を初めて披露する場面は偶さか僅かに記憶している場面でした。恐ろしい偶然です。因みに他に覚えている場面と言えば三人の武器が其其の専用であり、光や海が風の剣を持つと重いのに風が「空気の様に軽いですわ」と返事をするところです。光や海の剣は炎になったり水になったりして持てないのに風の剣は重いだけで差があると思ったものでした。使う魔法も『炎の矢』や『水の龍』に対して『緑の疾風』と一人だけ違う感じがしますよね。
 しかし仕方が無いと言うか今更どうしようもないのですが、初回から見られなかったのが残念でなりません。好きなアニメなので初回から見たかったです。

 ダン戦を見ました。
 オーレギオンの性能が余りにも優れているので、そんな高性能なLBXをバンに持たせても周囲と釣り合いが取れないのではと思いましたが、ミゼルに奪われたので納得しました。敵になるからこその圧倒的な強さだったのですな。


 弐拾玖日 火曜日

 ニコンから新しく『COOLPIX P520』が発表されました。しかしこれがスペック的にP510と大差がありません。同じ光学四十二倍ズームでレンズの性能も同じです。P510はオートフォーカス速度に大きな不満があったので後継機が発表されるのを楽しみに待っていたのですがこれは期待外れです。他社では五十倍ズームも出ているのでニコンも次は五十倍が来るのかと思ったのですがそんな事は無く、リモートレリーズに対応してくれるのかと思えばそんな事も無く、欲しい機能が全く用意されていませんしハートを鷲掴みにする様な目新しい要素も皆無です。これはもう更に次の後継機に期待するしかありませんね。一年、ですか。遠いですね・・・。

 兵部京介を見ました。
 絶チルは見ていなかったのですがそれでも絶チルの三人がパンドラの能力者を圧倒したのが痛快でした。とても気持ちが良いです。
光一「ザ・チルドレン、解禁!」
 予告で聞いた時から胸を高鳴らせた台詞です。でもそれまでの活躍とは打って変わり、この後は三人の全力も京介に敵わないのですよね。それまで大いに盛り上がっただけに稍 中途半端で気持ちのやり場に困りました。それにこれがチルドレン側が主役であれば三人が合わせた力をも上回る強敵の登場と盛り上がる流れですが、このアニメは逆の視点なので少しずるい気がしてしまいます。


 弐拾捌日 月曜日

 ゴンを視聴致しました。
 メタケイに問い詰められて罰の悪そうな顔をするゴンが新鮮でした。
 それにしてもメタケイは本当にリーダー思いですなぁ。そのリーダーも優遇されていると言うか、以前も威厳を取り戻させる様な話がありましたよね。

○週刊少年ジャンプ 2013年 9号
銀魂 第四百三十一訓 一杯のラーメン
幾松の義弟「てめェ・・・ まさか忘れたのか」
 はい。幾松も含めて完全に忘れていましたし思い出せません(ぉ
 ところでこの話の元ネタは当然『一杯のかけそば』でしょうが、ミオさんがそれよりも思い出したのは『ふしぎなおきゃく』と言う絵本です。とは言え絵本で読んだ記憶が無いので恐らくは国語の教科書に載っていたのでしょう。ラーメン屋に訪れた客が一口だけ食べて帰り、翌日は二口だけ食べて帰りと繰り返すのですが、その理由が自分もラーメン屋をやるので味を忘れない為と言うものでした。懐かしいです。
めだかボックス 第179箱「私は人間が大好きです」
 梟は愛する姉の鳩にすら――こういう風に書くと姉が飼っているペットの鳩の意みたいです――クズみたいな変態と思われているのですね。事実なので同情はしませんが救いがありませんな。
 ずっと不可思議だった心臓を貫かれた梟が生きていた理由がちゃんと明かされて安心しました。


 弐拾漆日 日曜日

○みなみけ ただいま 第4話 『この青い夏空の下で男は汗を流す』
 おぉ、ばちこさんではありませんか。結婚してから声を聞く機会が激減していたばちこさんを久方振りに拝見しました。ばちこさんの声は好きなのでもっとアニメに出て欲しいですなぁ。
 後輩が部活に打ち込める様にとその家族の食事まで用意する保坂は気持ち悪いけど本当に良い人ですね。中中 此処までの事は出来ませんよ。
 どうして南家に修道女の服があるのかと思いましたが、冬馬が作った服だったのですね。ちゃんと服装に合わせて「感謝します」と言う一年生はのりが良いです。それに対して「恐縮です」としか返せない春香は減点ですな(笑)。

○特命戦隊ゴーバスターズ Mission48 『仕掛けられていた罠』
 元のエスケイプを懐かしみ意図的に乱暴な性格に調整するエンターは、本当に人間味に溢れていると言うか人間らしい無駄な行いをしますなぁ。
ヒロム「皆に俺ごとカードを削除しろなんて言えないだろ」
 それが辛い事だと理解っているからこそ決して押し付けないのですね。自分の親をその手にかけたから言える台詞でもあります。
 この場を引き受けてブルーとイエローを先に行かせようとしたビートとスタッグですが、エスケイプがまざまざと行かせなかったのが良かったです。向こうからしたら簡単に行かせませんよね。
 レッドとエンターの一騎打ちはアクションが凝っていて凄く面白い戦闘でした。全力で戦っているのが見事に表現されています。レッドの必殺剣をエンターが躱わしたり凄いですなぁ。

○仮面ライダーウィザード 第20話 『近づく真相』
 今回のファントムは格好良いと思ったらベルゼバブですか。それならこれだけ格好良いのも当然と納得です。
 ファントムである可能性を疑いながら何の策も講じず一人で突入する凛子は軽率と言うか、何を考えているのやら理解に苦しみます。
 また今回も随分とBパートが短いですなぁ。Aパートと合わせた合計時間は一緒だとしても凄く物足りない感じがするので、もう少しまともな配分にしてBパートを長くして欲しいですわ。

 スマイルプリキュア最終回。
 大惨事! ピエーロの平手で地球に齎された被害が大災害です。
 ピエーロに世界が滅ぼされそうな土壇場で変身と天秤にかけてキャンディと別れたくないと言うのが実にみゆきらしいです。論理的に言えばどちらが重要なのか言うまでもありませんが、それでもキャンディを選んでしまうのがみゆきなのでしょう。
 何か最後の変身をしたら単調で呆気無い戦闘でしたなぁ。一話一話は面白かったものの本編はこれと言った進展が無く本筋が弱いと中盤で感じていましたが、その悪い面が最後までずっと続いてしまいました。そしてそれが顕著に出た最終決戦だったと思います。
 EDの左下で踊っているハッピーが、わたし、気になります! あれは無くても良かったのではありませんか。
 最後に結局 キャンディと再会出来てしまうのですか。対象年齢を考えたら妥当なのかも知れませんが、あれだけ泣いた末の決断だったのですから別れたままの方が物語としては綺麗だった気がしますなぁ。


 弐拾陸日 土曜日

 TFプライムを視聴す。
 アーシーの回想で在りし日のクリフについて描写されましたが味のあるキャラだったのですなぁ。今更ながらに死んだ事が惜しまれます。それにしてもテイルオーバーにクリフと、アーシーの相棒は必ず死んでいるのですね。確実に死を齎す死神アーシーです。
レーザーウェーブ「ショック! 目がぁッ!!」
 だからショックの使い方が・・・合ってる。たかがメインカメラをやられたくらいのレーザーウェーブは今後も登場して欲しいですなぁ。

 わたし、気になります! 急に、女性がアイドルだったか芸能人になって稼いだお金で親に仕送りをするのですが、それで親が贅沢を覚えてしまい、女性がその目を覚まさせる為に手編みのマフラーか何かをプレゼントしようとしていたけれど事故死してしまう、と言う物語が記憶の中に浮かんで来たのですが詳細が思い出せません。
 小説かアニメで見たと思うのですが作品名も人物名もまるで思い出せないのです。最初は図書館戦争だと思ったのですが調べてみると違いました。これは何だったのでしょうか。これを読んだ、或いは見たのはそんなに昔の事ではなさそうなので、それを思い出せない事に少し落ち込んでしまいます。気になります、気になります、気になるんです!


 弐拾伍日 金曜日(二十六日更新)

 あるUHF局の受信感度が下がり視聴は辛うじて可能なものの録画が出来ないと言う大変に困った事態に陥っていたのですが、ようやっとそれが解消されました。何でもその放送局は東京タワーと東京スカイツリーの其其で電波を発信しており、それを徐徐にスカイツリーに移行させる為にタワーの放送波を低力したそうです。通常であればそのままスカイツリーを受信すれば問題が無いのですが、我が家ではスカイツリーの受信がまともに出来ていませんでした。それで問い合わせたところ、アンテナの向きをスカイツリーの方向に向けると言う解決案が提示され、恐らくはそれが実行されたのでしょう。結果、スカイツリーの放送波を受信出来る様になりました。時にタワーの受信感度まで向上したのですが、これはどう言う事ですか? それではこれまではスカイツリーは疎か、タワーの方すらちゃんと向いていなかったと言う事なのですか? 不可解と言うか解せません。
 それでもVHF局に比してアンテナレベルを示す数値が十ほど低いのが気にかかりますが、とにもかくにも視聴や録画が問題無く出来るのが重要です。
 そしてそれに伴い、これまでUHF局は一局しか受信出来なかったのですが新たに三局の受信が可能になり、合わせて四局ものUHF局が視聴可能な環境になったのです。見られるに越した事はありませんから嬉しいのですが、しかし一度にこれだけ増えてもどれをどう見れば良いのか把握が出来ませんし、その全てを見るのは難しいでしょう。複雑な気分です。
 思えば地上デジタルに完全移行する前は、アナログとデジタルの併用で二局のUHF局を受信していました。それがデジタルに移行して一局だけになっていたのですが、時を経て今度はそれが四局になるとは不可思議なものです。


 弐拾肆日 木曜日(二十六日更新)

 ミオさんだったら五つのお金で人生ぼろ儲け(ファイブ・バンク)½の確率を外す男(ハーフ・アンラッキー)と名付けると『劇場版 とあるラジオの禁書目録 エンデュミオンの奇蹟』の第七回で『能力判定検査いたしますっ!フェニックス!』を聞いて思いました。
 かまちーなら凄く格好良い能力名を付けると言っていましたが、かまちー・・・と言うか禁書で魔術の名前は凝っていて面白いと思いますが、能力名は傑出している印象は受けませんなぁ。四文字で統一されていてシンプルに纏められていたり、一方通行と書いてアクセラレータと読ませるセンスとかは良いと思いますが。

 しらカフェを視聴す。
笹子「と言う事はもしかして私とラマさん、同じ町に住んでた事があるって事ですか?」
ラマ「え?」
笹子「まあ! 凄い!」
 この作品にとっては今更ですがナチュラルに人間と動物が同じ町に住んで同じ学校に通っている方が衝撃です(笑)。


 弐拾参日 水曜日(二十六日更新)

 ギョーカイ時事放談第233回を聞きました。
 うる星やつらのLD BOXは三十二万円もしたのですか。つい一週前の放送でうぷたん本人も買ったと仰っていた奴ですよね。
 昔に比べてミリオンヒットが出なくなったと言っていますが、抑抑 音楽ならともかく映像ソフトのミリオンと言うのは昔もあったのでしょうか? それに映像が音楽ほど配信に移行していないと言いますが、映像は音楽ほど配信環境が整っていない印象です。その音楽も一般層を取り除いてアニメファン向けのみを抽出すれば、アニメ関係の映像ソフトとパッケージ販売の比率に大差は無いのではないでしょうか。
 あぁ、アベノミクスと言うのはそういう意味だったのですか。黒うさぎで『おばあちゃんの知恵袋』のお題で聞いたものの意味を知らなんだのですがそれがやっと理解りました(ぉ
 景気が好転してもアニメソフトの売り上げは今と大きな変化は無いでしょうなぁ。現状とて身を削って欲しいものは優先的に手にしている訳で、余裕が生まれたら生活とか他の要素が補われるだけです。
 製作者はアルバムの曲順を真剣に考えていると聞いてやっぱりそうなのだなと思いました。アルバムを聴いていると間違い無くそれが伝わって来ます。そしてそれこそがアルバムの魅力でしょう。曲順に込められた思いと共に聴く楽しさがあります。
 昔よりも現在の方が合理的と言いますが、趣味に合理性を追求しても仕方がありません。趣味なんて凡そ合理性とは無縁な無駄の塊なのです。その無駄に意味を見い出し無駄を楽しむのが趣味でしょう。
 圧縮音源で聴くのが主になって曲の製作者が複雑な思いを抱いていると言っていましたが、最近のポップスなんかは最初から圧縮を前提とした曲作りがなされていると聞いた事があります。
伊平「DVDを買って来て開けて見る時間も無いのでしょうか?」
 ある訳がありませんよ。毎週 放送されるアニメを見るだけで時間の大半を奪われます。放送されるアニメの本数を半分にと言いたいところですが全てのアニメを見ている訳ではないので半数では見ていないアニメばかりを減らされても意味がありませんから、¼とかにして欲しいですなぁ。
 うぷたんがチェーンを持っていないと言うのに驚愕しました。車に乗っている人は常にチェーンを入れているものなのではないのですか。
 ミオさんは車が嫌いなのでこういう「あの車が欲しい」「この車に乗りたい」と言うのを聞くと羨ましくなりますわ。ポルシェ・カイエンとかランボルギーニ・ウルスとか格好良いですよねぇ。でも車なんてそれこそ趣味にしたらオーディオやカメラよりも金食い虫でしょうから、そういう意味では興味が無くて幸いと言うべきでしょうか。


 弐拾弐日 火曜日(二十六日更新)

 喫茶黒うさぎ第274回を聞きました。
田村「西島家では、西島さんがログインしたら何時でも私が居るから、親子であたしの事笑っていたらしいですよ。『お母さん、ゆかりさん絶対暇やで〜今。ほらほら、今居るもんほら!』って言ってたらしいですけどね」
 酷いマネージャーが居たものです(笑)。でも仲が良いと言うか、良好な関係を築けている様で何よりですな。
 ドラゴンと聞いて話題になっているゲームがパズドラであるとやっと気付けました。最初は漠然とぶつ森かなとか思っていましたが、TVCFもやっていますからこれでしょう。


 弐拾壱日 月曜日

○週刊少年ジャンプ 2013年 8号
読切 アルベリーとアワレな悪魔憑き
 自分の魂で買うデビルズ・ガチャのアイディアは面白いのですが、それを使う事の重みが感じられないのが惜しいです。一度だけならと軽い気持ちで使ってしまった事への後悔もありませんなぁ。
めだかボックス 第178箱「約束はできない」
 生煮が絶好調ですね。これだけ多数の人物が登場していながら、主に喋っていたのはバーミーと生煮の印象しかありません。


 弐拾日 日曜日

○みなみけ ただいま 第3話 『つまりは遠回しな愛の告白』
 本作は全話録画して保存するつもりだったのですが、諸般の事情でミオさんの環境でこのアニメを流している放送局の録画が出来なくなりました。しかもこの状況が続いて少なくとも次回も録画が出来なさそうです。それも好意的に見た話で悪ければもっと続くでせう。
 あ、あああ、あああああああああ、ど、どうしてこんな事になってしまったのか・・・最悪な気分です・・・。過去には『おかわり』も録画したのにどうして『ただいま』の録画が出来なくなってしまうのか、こんな理不尽な話が許されるのでしょうか? 否! 断じて否である! 例え神が許そうがミオさんが許しません!! 許さないと叫んだところで何も解決しません!(死)
 録画して保存しておいたところで実際には何度も見返す訳ではありませんから困らないのですが、それでも堪らなく辛く苦しい気持ちになります。こうなれば再放送を期待するしかありません。この放送局は昔のアニメのみならずキルミーホームズ(どんなホームズ!?)やらタイバニやらシンフォギアやら直近の作品も再放送するので可能性が皆無ではありませんが、しかしこのアニメがピンポイントで再放送されるかと考えたら望み薄ですよねぇ。夏キセの様に再放送を望んだら本当に再放送された例もありますからその再来を期待したいです。そういう淡い希望を抱いて第二話の録画に失敗した夏目第三期もダビング出来ずにハードの中に残っているのですよねぇ。
 何が辛いかと言えば抑抑は、まるで何かの使命感に突き動かされる様に録画して保存し、常に録画の失敗に怯える日日を送らなければならない性分にあります。もしも録画に全く拘泥していなければ、今回の件に限らずもっと楽に生きられたでしょう。因果なものです。
 それと長期的な問題はみなみけですが、録画が出来ないと言う事はそれ以外も全てリアルタイムで見ないといけません。これまでも可能な限りは実践して来たのでちょっとの頑張りで出来ますが、在宅していない時に放送されている番組は如何ともし難いのでこれも問題ですなぁ。これでは先先週から始まった念願のスイートプリキュア再放送も見られませんよ。症状が回復するまでにどれだけ多くの話が見られないまま放送されてしまう事か、こんな時ばかりは週五のハイペースが恨めしいです。
 どうして・・・どうしてッ!! どうしてこんな目に合わなければならないのでしょうか・・・っ。今年一番の辛く哀しい出来事です。既に悠久に等しい長い長い時を過ごしている――具体的には百万七十二万八千・・・1728000秒ほど――今年で一番ですよ!? こう言えばそれがどれだけ小生の心を深く傷つけ、暗い影を落としたのかお分かりになるでしょう。大袈裟でもなく本気で落ち込みました。声を出して泣きたいです。もしもあたしがファントムのゲートだったら絶望してファントムが誕生しているところですよ。ユメもキボーもありゃしない。仮に世界を滅ぼす力が我が身に内包されていたらその場の感情と衝動でこの世界を滅ぼしていた事でしょう。私にそんな力が無くて命拾いしたな世界! そして自分!!(←世界を滅ぼしたら自分も滅びますからね)
 あ゛―――――――――――――――――――――――――――――――――――!!!!!!!!!! く、くか、くかき、くかきけこかかきくけききこかかきくここくけけけこきくかくけけこかくけきかこけききくくくききかくこくくけくかきくこけくけくきくきこきかかか―――――ッ!! だおーだおーきえー!
千秋「洗濯中です」
 淡淡と告げる姿が笑えました。
 何かアツコの声が変わった気がしますね。時間が経ったからか他の人物も以前と異なる印象を受ける事がありましたが、アツコは特にそれが抜きん出て強いです。
 春香と夏奈は年齢が近いだけあって夏奈は春香を理解していますし、春香の夏奈に対する態度も他とは違うのですよね。この関係性が好きです。

○特命戦隊ゴーバスターズ Mission47 『リセットとバックアップ』
 弱点を克服する訓練と言う取り組みは真面目なのに、その対象が鶏なのでどうも緊張感の欠ける光景ですなぁ。
 エスケイプのプログラムを改良して自分に従順に設定したもののその姿に物足りない気持ちを抱えるエンターの姿は、まさに人間のそれですね。
 クワガタロイドを斃すのに樹液が葛藤するドラマとかは別にありませんでしたね(笑)。それで真面目な深いドラマが生まれるとは思いませんでしたが、此処まで徹底して何も無いとは思いませなんだ。
 スタッグバスター一人にメガゾードを任せたビートバスターの差配は疑問です。メガゾードに合体出来ないバスターマシンでは敵に勝てないのが道理でしょう。またクワガタロイドを削除したレッドとビートが、エンターとエスケイプと言う最大級の脅威をブルーとイエローの二人に任せたままメガゾードタイプαに向かったのも不可解です。最初からレッド一人をクワガタゾードに向かわせれば(メガゾードは言葉を発さないので)弱点が関係ありませんし、残りの全員でクワガタロイドやエスケイプと戦う方が無難ではないでしょうか。穴があり過ぎる戦法の必要性が全く感じられません。

○仮面ライダーウィザード 第19話 『今日の命、明日の命』
晴人「ゲートの命は、今 危ないんだ。明日の命より、先ずは今日の命だ」
 格好良い事を言っていますがさらりと攻介は見捨てていますよね。攻介の最期はファントムを食べる機会に恵まれず飢餓で死んで行くのが良いですなぁ。或いはどうにかファントムを斃してやっと食べられると安堵した刹那に限界が訪れて絶命してしまうとか、そういう重苦しい絶望と無情に溢れた画が見たいです。
 アンダーワールドに出現した百足の様な巨大ファントムは、節で分離させた躰が蝙蝠の様に独立して動くのが面白いですね。巨大ファントムで初めて興味を持てました。そういえば巨大ファントムは使い回しではなく毎回 新しいデザインで登場していますね。登場頻度が高くないとは言え電王のギガンテスやキバのサバトのバリエーションが少なかった事を考えると嬉しい変化です。
 ランドドラゴンスタイルはこれまでの強化スタイルに比して活躍の描写が地味でしたなぁ。これまでの様な強大な力や凄さが全く感じられません。
 終盤で状況が悪化し意を決して攻介のアンダーワールドに突入しようとしたら、何らかの不可思議な力が働いていてそれが不可能と言う展開がありそうですなぁ。

 ハンターハンター。
 ビノールトの声や喋り方がエキセントリックになっていたのが嫌ですなぁ。それに何より、「なんという鍛え抜かれた肉!」と言う印象的な台詞が、肉体と普通の言葉に言い換えられているのが残念でした。肉と言う言い方だから記憶に残ったのにそれを意味も無く変えてしまってはつまらないだけです。
 前述の喋り方による影響でビノールトの凄さが伝わらないのですが、考えたら少し修行したゴンとキルアに追い抜かれる程度ですから端から相当の凄腕と言う訳ではありませんでしたな。


 壱拾玖日 土曜日

 ちはやふるを視聴致しました。
 これから打ち解けていくのだと分かってはいますが一年連中の強い個性に疲れますわ。韮娘のみならず筑波秋博も一癖も二癖もありそうなのですか。もっと素直な方が良かったです。
 太一に気持ちが知られてしまったと取り乱す韮ですが、太一は全く相手にしていないので大丈夫ですよ(ぉ

 本日は『特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE』を見に行きました。
 戦隊やライダーの映画は毎回 同じ映画館で見ていまして、これまでも年齢層が広いと言うか年長者の観客が多い傾向にあったのですが、今回は取り分け小さい子供が少なかったです。前も後ろも右も左もそんな感じで嫌になりましたわ。自分の事を神棚に上げて(神棚に上げる:棚に上げるの最上級活用形)言いますが、良い年をした人が見るものでもないでしょう。数少ない子供が始まる時に拍手をしたり声を出して喜ぶ姿に癒されました。


 壱拾捌日 金曜日

 ささがばを見ました。
 何かいきなり神がどうのと言われまして戸惑いました。普通の人間のだらだらとした日常を描くのではなくそういう特殊な設定があったのですか。
 スナック菓子に触った油塗れの手でパソコンの鍵盤に触れたり、スナック菓子のかすを鍵盤に散らすといった傍若無人な態度が本気で腹立たしいです。これは笑って済ませられませんわ。
 鎖々美が前回と打って変わってエキセントリックな表情を見せますなぁ。これは原作からそうなのでしょうか? 何だか阿僧祇さん――失礼、噛みました――に見えます。

 はがないを視聴しました。
 夜空と一緒に答え合わせをしたいのに無碍にされる星奈が不憫でなりません。星奈は夜空が好きで普通の友達になりたいのに、夜空は星奈を本気で疎んじているのがありありと伝わりますね。それにしても番号を暗記してそれだけで答え合わせが出来る二人は頭が良いですね。小鷹の凡才が際立ちます。


 壱拾漆日 木曜日

 MF文庫Jより発売されている『ガールズ&パンツァー』の小説版を買いました。
 水島努初のオリジナル作品であるガールズ&パンツァー、通称ガルパン。あたしは戦車があれだけ派手に活躍するアニメと言う意味では見るべきところがありますが、総合的には飛び抜けて面白いとは思いませんでした。しかし何でもかなりのヒット作だったみたいです。行列の出来るアニメ監督恐るべしですね。
 さて、アニメはそんなに気に入った訳ではないのですが、小説版は武部沙織の視点で綴られていると言うのに興味をそそられました。地の文も含めて彼女のくだけた喋り方そのままなのです。それが面白そうで購入と相成りました。
 一気に読み終えたのですが期待通りの内容です。とにかく沙織の語り口が楽しくてなりません。事ある毎に如何に異性からモテるかに触れており、彼女の個性が存分に発揮されていました。ただ後書きで作者も言っていますが、戦闘の面白さは動きのあるアニメには及びませんね。沙織の一人称と言う事で飽く迄も彼女が見た分しか描かれない事もあり意外に短く纏まっています。
 これは二巻の発売が楽しみです。

 ポケモンを視聴す。
 今週から新章のエピソードNに突入です。前奏を聴いてOPも新しくなるのかと期待に胸を高鳴らせたのですが、これまでの主題歌のアレンジなのですね。嫌いな曲ではありませんがもっと熱く盛り上がる新曲を期待していたので少し残念でした。ただ映像は派手でかなり格好良く仕上がっていますね。しかもリザードン!! リザードンですよ! 全国一千万くらい(アバウトッ!!)リザードンファンが待ち望んでいたリザードンの姿があるではありませんかッ!! OPに出ていると言う事は登場が確定しているので楽しみでなりません。
 ロケット団のムサシとコジロウが再登場しました。退場した時点で何れこうなる事は規定路線と分かっていましたが、しかしそれにしても早いですね。せめて一年くらいの間を置いてくれないと感慨がありません。


 壱拾陸日 水曜日

 ギョーカイ時事放談第232回を聞きました。
 まさかこんなところでプリキュア次回作は主人公が生徒会長とかそういうネタバレを聞くとは思わなんだ。偽まるがプリキュアの主人公に抱いている印象を頭が云云と表現したのに笑いました。確かに主人公が頭脳明晰なのは珍しいですね(生徒会長と言うだけで頭脳明晰とは限りませんが)。
 今の人には伝わらないと言う『トントントントン』のネタは何かで聞いた覚えがありましたが黒うさぎの小部屋で知ったのでした。尤も『トントントントン』しか記憶に無いので双方で言っているのが同じネタなのかは理解りません。
伊平「カイエン欲しいけど中身フォルクスワーゲンなんだよなぁ」
 やっぱり車の世界でもそういうのがあるのですね。車への興味はありませんが、この欲しいけれど実質的に別メーカーが作っていると言うのが躊躇わされると言う感覚は共感出来ます。


 壱拾伍日 火曜日

 テレ東での放送は十二話で終わった咲 阿知賀編の第十三話がウェブで配信されていました。続きを見られるのは何時になるのだろうかと待っていましたが、待ち過ぎて忘れていましたわ。テレ東では続きを放送してくれないのでウェブ配信を視聴です。
 二人打ちでも良いから取り敢えず打てば玄の能力が復活すると言うのはお手軽ですなぁ。何か機械的で人間の能力と言う感じがしません。
 連携と言われてもきょとんとしている玄ですが、実際に彼女は何も知らず何もしていませんでしたからね。寧ろこれで得意気に連携を語りでもしたらその方が困りました。
菫「躱された!」
 何がですか(笑)。空想の筈なのに本当にアーチェリーを放っている様な台詞です。でもこの菫のアーチェリー表現はアニメらしくて面白いですね。泉が貫かれた時は笑いました。
 やっぱり心理描写があると主役らしく見えますね。このアニメは主役ティームの阿知賀が目立たないと言う瑕疵がありましたが、憧の対局は彼女の心理描写が多かったのでやっと阿知賀が主役らしくなりました。
 テレビ放送よりも時間が長いと言うのもありますが、これまでだらだらしていたのが嘘の様にテンポ良く進み中身も濃かったです。久し振りに見ましたが咲は面白いと思える一話でした。続きは来週なのでしょうか? 楽しみです。
 ED映像はアーチェリーとかコークスクリューとか派手なのが映っているので、特にそういう描写が無い阿知賀は地味ですなぁ。ボーリングしている灼は未だしも、主人公の穏乃は全く華やかではありません。もう少し派手にして欲しかったです。


 壱拾肆日 月曜日

 ぽつり、ぽつりと。
 雨音かと思えば一面の銀世界。

 『新約 とある魔術の禁書目録(インデックス)E』を読了。本文は窓の外に広がる雪景色の様に白くしています。
 今になって生きていると言われても興醒め必死なので、フレンダが本人ではなかったのに安心しました。そうだろうとは思いましたがそれでも実際にそうと理解るまでは怖いですからね。
 先んじてスピンオフの超電磁砲には出ていた食蜂操祈が、本編に初登場ですね。
鈴科百合子ちゃん一方通行「別に言う事は何もねェ。そいつを克服する程度の覚悟は決めてンだろォしな」
 らしくないと言うか、丸くなり過ぎた発言ではありませんか。自身の経験と照らし合わせて桔梗が教育者に向いてないと思うのは良いのですが、だからと言ってこんな忠告めいた事まで言うのですか。こんなに周囲に関心を持っていなかったでしょう。
 海鳥と遊んでいる番外個体ですが楽しそうで何よりです。心から良かったねと微笑ましい気持ちになります。
 帝督が大量に出現したのを見てメタルクウラを思い出しました。百体メタルクウラが崖の上に現れた場面は、必死で強敵を斃したら実は一人ではなかったと言う絶望感を象徴します。しかも得てして最初の一人が一番 強かったと言う印象になりがちですが、メタルクウラはそうならず最後まで強いままでしたからね。
 「いきなり誰だ馴れ馴れしい!!」とか「場所はどこだ今すぐ教えろ」とか美琴の柄が悪いと言うか口調が汚いですね。仮にも乙女なのですからもっと慎みを持ってください。
 一見すると人間みたいな心がある様に見えるフロライン=クロイトゥーネが単にプログラムの積み重ねに過ぎないとありますが、当麻が言う様に周囲からすればそんな事は関係が無いのですよね。その結果として人間に見えるのであれば周囲はやっぱり人間として接するでしょう。
 鈴科百合子ちゃん一方通行はまた迷っているのですか。ロシアの当麻との邂逅を経て吹っ切れたと思ったのですが、常に何かに迷い悩んでいる印象で、楽しくありませんなぁ。裏の主人公として順調に魅力を重ねていたのに着地出来なかった印象です。
 これまで本筋には関われなかったり関わったとしても然して活躍出来なかった美琴ですが、今回はブリュンヒルド=エイクトベルと戦うと言う立派な見せ場が用意されていました。操祈から逃げる途中で例によって例の如く当麻とすれ違いになった時はまたこのパターンかと辟易したのですがちゃんと納得のいく場面があり満足です。加えて特筆すべきは聖人であるブリュンヒルドと互角に渡り合えた点でしょう。ブリュンヒルドがどれほど凄いのか理解らないのが難点ですが、美琴が聖人と戦えるとは予想外でした。こうやって美琴が超能力者(レベル5)としての高い実力を見せてくれると嬉しいものがありますね。
 当麻とレイヴィニアの戦闘は描写が細かくて良いですね。銃を向けられて咄嗟に近付くもそれが囮だったと言う流れは分かり易いです。冷静に考慮すればその可能性もあるでしょうが、戦闘の最中で一瞬の思考ならこうなってもおかしくないと頷けます。聖人とか行使する力が大きいほど戦闘の描写が大味になりがちなので、この当麻の戦闘はそれとは正反対で地に足の着いた感じが出ていました。初期の禁書を思い出させる雰囲気です。
 レイヴィニアがイカれていると評した、当麻の何が何でも是が非でも自分を犠牲にしようとする姿勢は確かに些か薄気味悪いです。旧約の頃はそれが当麻の格好良さと惚れたのですが、此処まで言ってしまうと印象が違ってきますなぁ。
 同じく自身も戦闘中の美琴とトールが、間隙を縫って当麻の助太刀をする構図が面白いですなぁ。三人が仲間と言うのが表現されますし同じ戦場ならではの良さが出ていました。
 主導権が移り白いカブトムシ05が垣根帝督の姿となったのには流石に驚きました。読んでいてカブトムシ05がもしも六巻だけでは終わらず恒常的に仲間になるとして、この姿のままか、或いは人間の姿を象るのか、そんな風に考えていましたがそれがまさか帝督の姿とは予想しませんでしたわ。
 沈利が指摘していましたが鈴科百合子ちゃん一方通行や沈利と対峙していた帝督が本物の帝督だったとは限りませんよね。本物の人格と記憶を受け継げば自分が本物だと思い込みますが、だからと言ってそれが必ずしも本物であると言う訳ではありません。
 もしもフロラインが打ち止めの脳を捕食していたら刺激的な展開でしたね。そうなっていたら作品の雰囲気に変化があったでしょうが、打ち止めがそんな目に合ったら可哀相なので安堵しました。
 経験値の為に当麻との戦いを望んだトールですが、果たして当麻を斃して得られる経験値にそれほどの価値があるのかは疑問です。当麻の中に隠されている力は凄いですし右手一本で色色なものをぶち壊して来た当麻の心は強いのですが、それでも当麻に勝つのがそれほど難しくない事には変わりがありません。事実 過去には当麻に勝った者だって居ます。その程度の存在でしかありませんよ。
 レイヴィニアが当麻を理想の兄としていて危険から遠ざけようとしていたと言う事で彼女の行動は納得が出来ましたが、抑抑 彼女が当麻に其処まで肩入れすると言う部分がしっくり来ないですなぁ。
 オッレルスがグレムリンに潜り込み、そしてフィアンマが何らかの活動をしていると聞いて嬉しくなりました。禁書の登場人物で一番 好きなのはステイルですがフィアンマもそれには及ばないながらも大好きなのです。鈴科百合子ちゃん一方通行の現状に不満なので、それとは違う当麻に変えられたその後を見せて欲しいです。
当麻「ただいまでごんす」
 こういう風に茶化すのは好きではないのですが、今回のこの台詞に関しては滑っている感が無くて好印象です。家に着いた当麻がホッとして思わず出た言葉と言う雰囲気を醸しています。ちゃんと心から発せられた言葉と言う感じでした。
 前回の五巻も面白かったのですがその決着として六巻も順当に面白いです。新刊が出る度に右肩上がりで面白くなっていった新約ですが、此処に来て旧約と同じ水準に達しました。六巻にあったのは旧約を読んでいた頃の面白さなのですよね。毎巻毎巻 面白くて楽しみだった旧約を読んだ頃のワクワクした気持ちを思い出します。面白さと言う点では満足なのですが今回もステイルが登場しなかったのが残念でなりません。流石に新約も六冊も出て未だステイルが一度も出ていないとなるとそろそろ辛くなってきますわ。昔から必ずしも毎回登場していた訳ではありませんが、そろそろ出してくれても良いのではないでしょうか。ステイルの喋り方が懐かしいです。面白さは安定して来ましたので次の七巻にはステイルの登場を一番に期待しています。


 壱拾参日 日曜日

○みなみけ ただいま 第2話 『らしく、いきましょ』
 先週も見たのですが独立UHF局の放送だったので感想を書くと言う発想が抜けていました。でもみなみけは過去の三作全て感想を書いていたので今作も書きます。先週放送の初回を見た印象としてはかなり一期に近い雰囲気でした。みなみけのアニメは全て制作会社やスタッフが異なる特殊な経歴ですが、第一期が最高で常にそれを求めています。第二期おかわりは論外として第三期おかえりも悪くはないものの特別良くもないと言う中途半端な感じでしたが、この第四期ただいまになって漸く第一期に伍する内容に昇華されました。しかしテレ東からUHF局の放送になってしまって残念ですなぁ。
 OPテーマソングは曲そのものは新しいのに合いの手が一期OPと同じなのですよね。他に例を知らない斬新な手法ですが、一期が好きでも別にこれが凄く嬉しいとも思えません。
 夏奈に冬馬が実は女だと言われてその場では乗りつつも、きちんとエイプリルフールの冗談と察する藤岡は流石ですね。いあ、結果的には間違えていますが(ぉ
内田「そういえば、千秋って不思議と女らしい気がする」
千秋「え!? 不思議と・・・」
内田「何でだろう? 言葉も行動も乱暴だし」
千秋「おい!」
 辛辣ですね(笑)。そしてそれに不服な千秋は自身が当然の様に女らしいと自信を持っていたのですか。
「座布団をこんなにした奴は誰だ!」
 冬馬が作った色が異なるフジオカもどきを本物のフジオカと思い込み、何かが違うと思いながらそれが分からず狼狽している千秋が楽しいです。
千秋「(本物のフジオカを見て)誰だ!?」
 何で!(笑) 偽者が本物に成り代わった瞬間です。シリアスな作品だったら偽者が巧く溶け込んで本物を貶める展開ですね。

○特命戦隊ゴーバスターズ Mission46 『新たな融合と熱暴走!』
 エンターが新たにエスケイプを作り上げたのですね。メサイアに吸収されたエスケイプが生きていたら理屈が通りませんからな。
 リュージは肉体に直接 火を当てられたら一瞬で熱暴走してしまうのですか。それでは例えばストーブに当たっていてもその内 熱暴走してしまいませんか?
 パワード、ビート、スタッグの三人とエスケイプの戦闘は凄く良かったです。
エンター「トレビアン、とても見応えがありましたよ。楽しめました」
 おぉ、エンターも同意見ですか(違)。
 次回は樹液が大切なクワガタが変化してしまったメタロイドと戦う事に苦悩し、涙ながらにデリートする感動的な展開になるのですね(ぇ

○仮面ライダーウィザード 第18話 『魔力が食事』
 キマイラはシバラク先生ではありませんか。デザインもヒロイックでストレートな格好良さを放っていますね。
 メデューサ「目の前のファントムを食べれば今日は生きられるわね。でも新たなファントムが生まれない限り、何れ貴方の明日は無くなるわ」
 大丈夫ですって。ちょっとの小銭と、明日のパンツさえあれば。それはともかくはファントムが存在しなければ生きられないのですね。過酷な運命を背負わされています。
ファントム「あいつ何を吹き込みやがった」
 ちゃんと打ち合わせをしておいてください(笑)。現場が混乱しているではありませんか。時に今回のファントムは何ざんしょ?
 Bパートが凄く短いですね。始まったばかりなのに終わって驚愕させられました。これではまるでおにあいです。

 マギ。
 退位を迫るサブマドに王座から見える世界を直視する様に言うアブマドは厚みが生まれて良い描写でした。彼は暗愚ですが王と言う立場が背負う物の大きさを知っているのですね。そして知っているからこそその権力に取り付かれるのでしょう。
 全ての要求を跳ね除けるアリババはやりたい放題ですね。そんなのが通用する筈がありません。可哀相と言うかとばっちりを受けたのが煌帝国です。しかも紅玉が帰った理由がシンドバッドの訪問を期待してだと言うのですから堪ったものではありません。
 王制を廃止し共和制への移行を宣言するアリババですが、民衆が喜んでいますが果たして民はそんな事を望んでいたのでしょうか? 抑 いきなりそんな事を言われて喜ぶものなのかどうかがよく理解りません。民が求めているのは自分達を正しく導き安定した生活を約束してくれる、理想の王だと思います。


 壱拾弐日 土曜日

 新番組『ちはやふる2』。
 前作が終了してから待望していた新作なのですが、どうして放送日を変えてしまったのでしょう。おかげでこの時間帯にアニメが集中して大変な事になります。嘗ては金曜(木曜深夜)にTBS、テレ東、MXの三局が重なって難儀しましたが、今度は土曜(金曜深夜)が日テレ、TBS、MXの三局が重なる事になりました。我が家の録画機器は最大でも同時に二つしか録画出来ないので心の底から本気で困りました。苦渋の策でちはやふるとビビオペを普通に録画し、『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』略して『モンイセ?』をビビオペが始まるぎりぎりまで録画しました。予告は断念せざるを得ませんが辛うじてEDまでは録画出来ます。前作と同じ枠でも裏番組にアニメが来るのは変わりませんが、それでも二つでしたから其方の方がずっと良かったですなぁ。今からでも放送時間が変更にならないかしら?
千早「わ、私は、普通の友達は少ないけど、カルタ百枚と友達になるのが目標で、後輩も百人欲しいです!」
太一「・・・・・・・・・」
 千早の発言に言葉も出ませんな(笑)。
 進入部員を入れる事に必死な千早と消極的な他の部員で意見が割れますが、現役部員の様に本気な人間と楽しくやりたいと考える進入部員の間で軋轢が生まれるのが目に見えていますからなぁ。しかもこれに関しては太一が目当てなのでそれ以前の問題です。しかし千早は将来的に部を大きくする事まで視野に入れているのですね。確かにそれを実現するならば門戸を広げてどんどん新入部員を入れるべきですが、現実的には難しいですよねぇ。
 普通よりちょっと可愛いくらいが少女漫画では主役になるかも知れませんが、現実は非情です。
菫「真島先輩声まで良い!」
 マモですからね(ぉ マモが多くのアニメに出ていて声を聞く機会が多いので最近はまたかとうんざりしつつあるのですが、太一の声はそんなに気になりませんわ。
 太一がイケている云云以前にあれだけ空いているのに他に辛い人がどうので座らない言い訳は厳しい。

 新番組『ビビットレッド・オペレーション』。
 凄く丁寧に導入を描いている初回ですね。ただ物語にも人物にも特にこれと言って惹かれるものがありませんなぁ。来週から恥じません戦闘がどうなるでしょうか。

 絶テン。
 久し振りの放送だと言うのに総集編で落胆させられました。いあ、久し振りの放送なのだからこそ振り返る意味で総集編なのでしょうが、別にこれまでの展開を忘れていませんし本作は無駄に難解な訳でもありませんから不要です。
 左門のポニーテールに衝撃を受けました。かっ、可愛いじゃありませんかッ。どうして私生活ではポニーテールなのですか! 堪りませんよッ!!


 壱拾壱日 金曜日

 新番組『ささみさん@がんばらない』。
 兄は妹を、妹は兄を好きなのですか。お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ない感じなのですね。
 摩訶不思議な雰囲気の作品ですね。つまらないのではありませんが感想が浮かびません。

 新番組『僕は友達が少ないNEXT』。
 鬘を被り星奈に扮した夜空が蘭花に似ていますね。
 星奈が小鷹に送ったメールの『こばとちゃんきた(*^_^*) こだかいらね(^^)』が酷いですね(笑)。憎からず思っている相手なのに対応が酷いです。
 星奈の部屋が凄い事になっていますね。一面に貼られた大量の夜空を盗撮した写真(字面だけ見るとそのまま夜の空を撮ったみたいで平和に見えます)、夜空が捨てた鬘の残り香を吸う、これはもう完全に恋する乙女です(ぇ 星奈は夜空を好きすぎです。今に始まった事ではありませんが新作の初回にしてそれに磨きがかかっています。しかし主人公の事が好きで、主人公の妹の事が好きで、恋敵の事が好きと、何とも稀有な存在ですなぁ。

 金曜ロードショーでやっていた『コクリコ坂から』を見ました。
 始まるまで理解らなかったのですがジブリ作品だったのですね。最近はアニメの映画が多いので覚えていられません。アリエッティからそんなに間が開いていないですよね? 随分と短期間で新作を作っているのですね。
 何と、これもお兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ない系ですか(どんな分類だ)。これは姫小路秋子が主張するお兄ちゃんと妹が結ばれるのは当然と言うのが本当だったのかと思わされます(ぇー
 一番の山場と思われた部室棟の取り壊しは理事長に掛け合ったらあっさり解決してしまいますし、もう一つの主軸と思われた海と俊の問題も実は血が繋がっていないと真相が明かされますし、どうもどれがメインなのか理解りませんしそのどちらもが盛り上がらないで終わってしまった印象を受けます。
 率直に言って非常に地味な作品ですね。題材や世界設定の時点からしてそうですが、派手さや華華しさがありません。こういう地味な作品でも海がきこえるは凄く面白かったのですが、此方は余り好みではありませんなぁ。健全と言うか健康的で甘酸っぱさが無いのですよねぇ。


 壱拾日 木曜日

 電撃文庫の発売日なので『新約 とある魔術の禁書目録(インデックス)E』を買いに行きました。
 近所の書店で買いたいのですがこの店は電撃文庫を僅かしか取り扱っていません。これまでもこのお店で買えなかった事が多多ありました。ただ禁書は比較的 入荷される傾向があります。帰り道から家に着くまでこの書店よりも前に有隣堂があるのですが、此方の書店で買いたかったので敢えて通り過ぎ足を運びました。
 而して書店に辿り着きます。売っている様に祈りながら探しましたが、五巻はあるものの六巻は見当たりません。困り果ててレジに立っていた店員に尋ねたのですが入っていないと言う答えが返って来ました。正直 疑わしい気持ちはあります。何よりも五巻があるのがその証左でして、翌日に来たら普通に六巻がある可能性が容易に想像出来てしまうのです。これが店主の言葉であれば納得が出来たのですが、生憎と店内に店主の姿はありません。釈然としない気持ちを抱えながら店を後にしました。
 目当ての店で買うのは諦めて元来た道をまた戻りまして、通り過ぎた有隣堂で買いました。もしも最初から有隣堂で買っていたと仮定すると、それに比して一時間以上の浪費です。それを思うと遣る瀬無い気持ちになりますし、家に着いたのが遅い時間になった事で腹立たしい思いもありますが、そういった可能性も考えられた状況で選択した結果なのですから止むを得ません。でもやっぱり売っていて欲しかったなぁ・・・。

 新番組『GJ部』。
 短いネタの連続で四コマ漫画みたいです。でも原作はガガガ文庫とあるので四コマ漫画ではないのですね。ちょっとした表情や喋り方に気を配られていて、派手さはありませんが微細な部分に職人の魂が込められている様な作品と言う感想を持ちました。
 日テレがこういうアニメをやるのは珍しいですね。日テレの深夜アニメは骨太な作品が多い印象が強いので意外でした。

 しろカフェを見ました。
 パンダはペンギンに辛辣ですよね。家に泊まられた際には明確に疎んじています。奔放なパンダがペンギンには困っていると言う按配が絶妙です。

 ポケモンを視聴致しました。
 サトシがコテツに負けたのに落胆しました。これまでの大会でもそれほど大物らしくない相手に敗北する事はありましたが、そういう場合はその直前に好敵手と名勝負を繰り広げていました。しかしイッシュリーグは満足のいく結果では無かったです。前シリーズがシンジとの歴代でも最高と言える名勝負があったので著しい落差があります。
 サトシの敗退後はダイジェストで大会が流されるのは毎度の事ですが、これまでで最も盛り上がりません。イッシュリーグで優勝したバージルは折角 サトシの知人だったのにこんな内容では勿体無いです。それこそサトシのバトル並に丹念に描いて欲しかったですわ。


 玖日 水曜日

 猫物語のOPが気になります。OPが気になると言うか猫物語のTVCFでOPが流れているのですが、その雰囲気が凄く良くて気に入っています。このCFだととても面白そうで見てみたいと言う気持ちにさせられます(いあ、実際に面白かったのですが)。映画の予告編理論ですね。
 ただOP全体をちゃんと聴いてみると、おや、となりました。CFで見た時はあれほど胸を打たれたのに通して聴くと不思議とそれほど心が躍りません。それまで熱病に魘される様に夢中だった筈なのに、まるで恋が冷める様に興味が失せてしまいました。どうやら飽く迄もTVCFに使われている『差し伸べてくれた手を 掴めずにいる私は』の部分だけが好みだったみたいです。この部分は凄く良いと思います。
 もしも曲全体を気に入っていたらCDが欲しくなっていたところですが、これならば別にCDを買うほどではありません。そしてこれはある意味では幸いでした。主題歌CDは映像ソフトに附属するのみで単品発売はされていないのですね。もしも買おうとしたら大変な出費になっていましたよ。良かったと少し安堵しました。


 捌日 火曜日

 新番組『THE UNLIMITED ‐兵部京介‐』。
 絶対可憐チルドレンと同じ作者と言うか、同作のスピンオフだったのですか。そう言われれば絵柄が似ていると思えますが言われるまで気付きませんでした。抑 絶対可憐チルドレンを読んだ事が無いので意外と判断出来るほど知りませんが。
 特筆すべき点や目新しい要素は一切合財ありませんし、決してこのアニメを大好きになる事もありませんが、凄く安心できる内容です。突飛なアニメばかりが跳梁跋扈する中でこういう作品は稀少です。

 新番組『幕末義人伝 浪漫』。
 作り手は二十一世紀の深夜アニメとしてこれを作ってどういう反応が得られると思っているのでしょうか? 十年前の夕方に放送するのなら気になりませんが、現在のこの時間に流す意図を掴みかねます。

 ジャイゼを視聴す。
 イレイザーが総司令の息子である事はこれまでも示唆されていましたが、それだけではなくカケルやリンネの幼馴染だったと言う繋がりもあるのですね。一気に重要度が増しました。カケルの口癖である絶望的はソウタの影響だったのですな。間違えた使い方をしている事で嫌いだったのですがそういう意味があったとなると見方が変わります。ところでソウタは正しい意味で使っているのですが、病弱な彼が正しい意味で使うと生生しいですね。
 今回は総集編なのかと落胆したのですが、普段よりも重要な内容でした。相変わらずロボットアニメとしては不満のフルコースですが面白くなってきた感じがします。


 漆日 月曜日

 去年と今年を跨いだこの一週間は至福だったなぁ、ってミオさんはミオさんは回想しつつその時が終わった事にはらりと涙を流してみたり。こういう時はエンドレスエイトが読みたい気分になるよね、ってミオさんはミオさんは暗に先週を永遠に繰り返したい欲望を仄めかしてみる。

 本日は七草粥を経口摂取する事が宿命付けられた日なので、その運命に抗わず七つの緑色と純白で彩られた食のハーモニーを奏でました。
 ちょっと水が少なかったのでお粥と言うより軟らかいご飯と言った趣になってしまいましたが、味に変化はありませんし然したる問題は無いでしょう。美味しく頂きました。
 ところでスーパーマーケットで七草のセットを買えるのなんてこの時期だけなのですよね。この時期どころか今日にはもう店頭から姿を消していました。昨日の内に買っておいて良かったです。他の時期にも七草粥を食べたいのですが、容易に作れたりはしないのですなぁ。

 ドラクエ公式サイトで展開されていた天空の大神殿が本日でサービスを終了しました。殆ど欠かさず毎日 利用していましたが完全に惰性であり楽しめてはいなかったので、惜しい気持ちが全く無く止める事が出来て良かったとすら思います。全世界100%達成するまでやっておいて言う事でもありませんが面白くはありませんでしたからなぁ。家具集めの難度はかなり高いですし、何の効果も無いアイテムも多く、楽しみ方が理解りませんでした。


 陸日 日曜日

 ラブライフのOPを見ながら何となくサンライズと予想したら本当にサンライズで驚くより前に自分の凄さに興奮した今日この頃ですが皆様如何お過ごしでしょうか。ロボアニメでもありませんし何の根拠があってサンライズだと思ったのか我ながら理解りません。

○特命戦隊ゴーバスターズ Mission45 『謹賀新年 小さな強敵、再び』
 お見合い相手に好きな人が居ると聞いて落ち込むリュウジですが、あんな態度を取っておいて好かれたかったのですね。知り合いに同席を頼んだりそういった事が眼中に無いのかと思いましたよ。
 年明けにこういうおちゃらけた話をやるのは止めて欲しいですなぁ。いあ、年明けではなくても止めて欲しいです。
 何かもうVSシリーズに新しい戦隊を出すのがサプライズでも何でも無く、大大的に宣伝するほどなのですね。こういうのは一言で言ってみっともないですよねぇ。映画の時期にOPやEDの映像で延延と映画の映像を流したり、番組開始が一月以上も先の新番組予告を流したり、余りにも品がありません。
 今度の戦隊は恐竜ですか。アバレンジャー以来ですが、ジュウレンジャーから丁度 十年周期で題材に使われているのですね。見た目は悪くありませんが千葉繁のナレーションがハイテンションなのに反比例して此方のテンションは下がります。それにキョウリュウジャーは無いでしょう。恐竜じゃあって誰に主張しているのですか。ゴーバスターズで炊飯ジャーシリーズのくびきから解き放たれたと思ったのに、また戻ってしまいしかも飛び抜けて格好悪い名前を選ばないでください。

○仮面ライダーウィザード 第17話 『もう一人の魔法使い』
 こいつが新しい仮面ライダーではありません様にと願った人間がまさにそうでした。あからさまなので願った時点で諦観していましたが(苦笑)。
 仮面ライダービーストは久し振りに複雑な変身ポーズですね。平成ライダーでは珍しいです。
 ビーストが変身する時に発せられる「L・I・O・N」が一瞬「L・O・V・E」と言うのかと思って驚きました。ウィザードの「ヒィ! ヒィヒィヒィヒィ!」と言う悲鳴に比べると衝撃度は薄いですね。もしも「L・O・V・E」だったら上回ったでしょうが。それが嬉しいかは別ですが(ぉ

 本日は『FictionJunction CLUB LIVE “Yuki Kajiura Special SET LIST”』に行って来ました。会場のZEPP TOKYOは初めてだったので迷った上に、到着したらしたでパイプ椅子が並んでいる光景に愕然としましたわ。今回は1F前方指定席のチケットが当選していたのですが、改めて考えるとこれはかなり幸運だったのですねぇ。ファンクラブ会員限定ライブですからファンクラブ会員である事に座席の優位性はありませんから、本当に僥倖だったのが理解ります。Silly-Go-Round -
 今回のライブはファンクラブ全体なのでカラフィ何とかも含まれており馴染みの無い曲も多かったのですが、『Silly‐Go‐Round‐』なんか聴けて嬉しかったです。後は毎度の定番である『stone cold』ですね。何時 聴いてもこれは盛り上がりますわ。それから『nowhere』は初めてフルサイズで聴きました。アンコールにファンクラブソングを持って来たのはまさにファンクラブ限定ライブならではですね。観客も一緒に唄う試みが面白かったです。
 次回のライブも発表されましたが何と五時間もの長時間ライブと言うので驚愕させられました。開催日の五月十一日にギョーカイ時事放談のイベントが重ならない事を祈るばかりです。五時間ものライブはそうは無いので是非とも行きたいのですが、もしもギョーカイ時事放談のイベントと重なってしまったら諦めざるを得ませんからなぁ。そしてそんな時に限って『ひとりごと』が演奏されたりしたら落ち込んで立ち直れませんよ。まぁ、ギョーカイ時事放談のイベントは三月にありますから、それから二月しか経っていない五月にやるとは考え辛いので大丈夫だと思いますが。

 マギ。
 相変わらずもっさんは格好良いですなぁ。このアニメで一番 格好良いのはもっさんですよ。
モルジアナ「アリババさん、大丈夫です。こう見えて私、とっても強いですから」
 こう見えて・・・?
サブマド「バルカーク! 衛兵達を押さえてくれ!」
 アリババが期待に応えてくれた事にサブマドも奮起したのが格好良いです。サブマドみたいなのが立ち上がると言うのは良いですなぁ。


 伍日 土曜日

 TFを視聴致しました。
 ラチェットからやたら危険視されているホイルジャックですが、そんな物騒な性格と言う印象は薄いのですよねぇ。これは翻訳、脚色の失態ではないでしょうか。原語版では初登場からそういう性格なら忠実に訳すべきだし、もしも違ったら日本版独自にそういう性格に脚色しておくべきだったでしょう。

 久し振りに読みたくなって神メモを読み返したのですがこれは面白いですねぇ。人間関係が細かに描写されていてとても魅力のある物語に仕上がっています。それに何よりちゃんと小説しているのですよね。小説の文章になっています。昨今は他社も含めてこの手のレーベルでは小説とは呼べない代物が跳梁跋扈していますが、神メモはそれらとは一線を画しています。その手の作品も読みますし持っているので完全に否定は出来ませんが、少なくとも小説ではありません。小説とは別の呼び名を考えて明確に区別して欲しいですわ。
 それにしても神メモの新刊は中中 出ないのですねぇ。発売を見落としてしまったのではと偶に心配になるほどです。
 時間があったら他に所有している作品も色色と読み返したいですなぁ。神メモに限らず記憶が薄れている作品が山積みです。実際に部屋の中に山の様に積まれています。偶に崩れてます。


 肆日 金曜日

 めだかボックスの夢を見ました。禊ちゃん、半袖、善吉、なじみ、めだかがその場に居り、自分は禊視点です。敵に善吉、なじみ、めだかの三人が封印されているのですが、敵にその封印された当人の名前を言わせれば解放される仕組みになっており、口八丁で巧く相手にその言葉を言わせる夢でした。目が覚めた途端に忘れてしまいましたがそれはもう見事な言葉遊びの連続を仕掛けまして実に気持ちが良かったです。夢はどうして直ぐ忘れてしまうのでしょうね。
 その夢の直後にまた別の夢を見まして、誰かが新年になった事で気合を入れて剣を振り回していたので、「久し振りにきりん剣を使ってみたら?」と声をかけたら実際に使って麒麟と言う文字が画面の彼方此方に乱舞しました。因みにきりん剣と言うのは『海の大陸NOA』に登場する主人公の必殺技で、別名を海斬剣と言います。

 テレビ放送されていた映画『鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星』を見ました。
 旧作アニメの映画はアニメ本編がオリジナル展開となったので、原作本編完結後を描く映画はこれが初めてですね。そう思いながら見続けていて、はたと気付きました。アルが鎧の姿と言う事は完結後ではないではありませんか。本編の途中に挿入されるのですね。アルが元の姿に戻った事を失念していて気付くのに時間を要しました。
 立体錬成陣とは面白いですね。でも人間の二人分だけでは血が足りない気がします。二人だけであれほどの血があるのでしょうか。
 ピーター・ソユーズが撃たれた部下を蹴落としたのに落胆しました。何と言うか、それまで決して大物でも有能でもなかったけれど純粋な悪役には成り下がっておらずそれを評価していたので、ステレオタイプの典型的な小悪党に落ち着いてしまったのが残念です。
 アシュレイが格好良くてかなり魅力を感じていたので、実は本人ではなくそれに扮したアトラスだったと言うのは意外で少し残念です。
 アトラスに顔を剥がされたアシュレイですが、鮮血の星を飲み込んだのに顔は錬成出来なかったのでしょうか? また狙われるので死んでいると思わせる必要があったのかも知れませんが、それなら顔を錬成してから仮面で隠せば事足ります。
アシュレイ「忘れたのか? この谷の連中が両親を裏切り者呼ばわりした事を。こんな谷に未練は無い」
 これはアトラスが演じていた偽者と本物が同じ様な反応をしているのですよね。それだけ誰から見てもこれが普通の反応なのでしょうか。それとも本物や両親が常に谷への恨み言を口にしていて、警護隊長だったからそれを間近で見ていたのでしょうか?
 エドと一緒に並んで歩いてくるロイが真打登場と言う感じで格好良いです。でもその後でロイの活躍は皆無なのですよね。出番が少ないのですからせめて戦闘で活躍させてくれても良いではありませんか。凄く残念です。
 やっぱりジュリアがアシュレイの顔を戻していますし賢者の石を使えば治るのですよねぇ。そうするとやっぱりアシュレイが顔を治癒しなかったのが度し難いです。或いはエドは辛うじて残った命の残り火を賢者の石で戻したと言っていましたが、ジュリアが真理の扉を見ていますし実際は一度 死んだアシュレイが人体錬成されたのでしょうか?
 複数の勢力や思惑が入り乱れ、どんでん返しもある波乱に満ちた展開に、劇場映画らしい派手で鮮やかなアクションがあり、とても密度のある最後まで面白い映画でした。

 続けて『劇場版BLEACH 地獄篇』を見ました。
 ハガレンの映画を見た直後なので見劣りしてしまいます。最初は方向性も意味合いも違うから比較するのがナンセンスと思っていましたが、最後まで見ると比較関係無く余り面白くない気がしました。原作で初期に触れていた地獄を舞台にした事や、(結果的にかも知れませんが)最後の映画となるので力が入っているのかと思いましたが手癖で作られた様な特筆すべき点の無い出来です。

○週刊少年ジャンプ 2013年 6・7合併号
黒子のバスケ 第196Q 一瞬も気は抜けなそーだ
 画図町筆の色々色(カラーオブビューティ)で豪華になった!? でも漫画がオールカラーになってもあんまり嬉しくないものですねぇ。
めだかボックス 第177箱「この人は今まで」
 バーミーが持つ二つのスキルとスタイルが明かされましたね。挑発使いの説明にあるなじみから冷静さを奪ったと言うのは、めだかに負けた直後の長ったらしい言い訳になじみが怒った場面ですよね? なじむでは珍しい表情だと思っていました。言彦にあっさり踏み潰された梟ですが、これが実は生きていたとか何らかの力で復活とかはうんざりなのでして欲しくないですなぁ。このまま死んでいます様にと願いますが、考えたらそれ以前に梟は死んでいるのですよね? 誰もがもう重要視していませんが死んだ筈の梟とこうして話している理由も明かされていません。


 参日 木曜日

 ゴーバスターズの放送にティラノレンジャーとアバレッドがゲスト出演する夢を見ました。歴代の戦隊が登場する話だったみたいですがたったの二戦隊、しかもレッドだけと言うのが中途半端です。しかもアバレッドのマスクが本物と少し違いまして、口の部分がティラノレンジャーに近くなっていました。本物より此方の方が格好良いと喜んだのですが途中でそのマスクを外して下から本物のマスクが出て来ます。何の為の本物と違うデザインになったのか、そしてそれをどうして外したのか、夢がこんな内容になった意図が理解りません。
 歴代の戦隊要素がこれだけだと思ったのですがキャストクレジットにゾローフィアードだかゾローウィザードだかそんな名前が確認出来まして、どうやらゾローのリーダー格か上位種が人間の姿で出ていたみたいです。
 またこの夢では、秋に『10大戦隊VS10大戦隊』と言う映画の公開が予定されているらしく、ゴーバスターズの後にその予告編が流れました。宇宙空間で風雲幻城からCGで滑らかに変形する無敵将軍が描かれています。それに合わせて玩具のCFも流れていました。これはニコニコ動画でカクレンジャーを見ている影響でしょうね。
 そして途中ではたと気付きます。そういえばゴーバスターズの録画予約をしていたかしら、と。毎週の事なのでよもや忘れる筈は無いと思いたいのですが、しかし昨日は録画予約した記憶がありません。不安に苛まれたままで夢から現実へと帰りました。そして全てを把握して“昨日は”録画予約した記憶が無くて当たり前です。だって昨日は土曜日ではなく、だって昨日は録画予約なんてしていないのですから。
 それにしても『10大戦隊VS10大戦隊』と言う事は全部で二十の戦隊が登場する訳ですが中途半端ですね。それには入れなかった戦隊の立場が微妙です(どうせミオさんが大好きなターボレンジャーは出ないだろうと思えてしまうのが哀しい)し、そして二十の戦隊をちゃんと均等に活躍させられる作品に仕上がるとは思えません。


 弐日 水曜日

 気が付いたら昨年の内に買っていたパンやら牛乳やらの消費期限が尽く切れていました。年を跨いでからこっちお雑煮ばかりを延延と食べておりましたので、薄薄 危ないと気にかかっていて念の為に確認したら予想以上の惨劇です。これはどうしたものでしょうか。どうしたものと言っても捨てるのは勿体無く忍びないので平らげるしかありません。しかしその前にお雑煮も残っている訳で難しい問題です。

 買ってから結構な時間が経過しまして、その間に聞き込んだので坂本真綾『シングルコレクション+ ミツバチ 初回限定盤』の感想を書きたいと思います。どの曲も本当に良い曲ばかりで最高の一枚でした。何度 聴いても飽きません。昨年一年で買ったCDの中で群を抜いて良かったです。
ループ
 坂本真綾が菅野よう子から離れた時期は興味を失っていたのですが、小生にとってそれを象徴する曲がこれです。それでどちらかと言えば否定的な気持ちが強かったのですが、フルサイズを初めてじっくり聴くと嫌いではなくなりました。特に『語りかけてくる文字を小説と呼ぶのなら 届かない言葉は夢かなあ?』と言う歌詞が好きです。
マジックナンバー
 これも前述した理由でそんなに好きではありません。聞き覚えはあったのですが調べたらこばとの主題歌だったのですね。今の今まで失念しておりました。
DOWN TOWN
 それ町の主題歌ですね。オリジナルは聴いた事がありませんが耳に残る曲です。
トライアングラー

 これは実はシングルで買おうと思った事もある好きな曲です。凄く高い声で唄っている印象がありましたが其処まで極端でもありませんでした。
さいごの果実
 初めて聴く曲です。結構良い曲ですね。二番の後の『一瞬を 永遠を はじまりを 最果てを』が好きです。
スピカ
 何となくツバサに合う曲だと思ったらツバサに主題歌として採用されている曲でした。ループと違って此方は印象が薄いです。
action!
 初めて聴きましたが不思議な感じの曲ですね。二番の後に聞こえるリズミカルなドラムの音が心地良いです。
やさしさに包まれたなら
 元元 カバー曲と言うのは余り好きではありません。ただオリジナルも坂本真綾による曲もどちらも良いは良いと思います。
雨が降る
 鉄のラインバレルの副主題歌ですね。当時 おぼろげに坂本真綾の曲が久し振りだとか、ツバサの頃より好きだとか思った記憶があります。
Buddy
 ラストエグザイル銀翼のファムの主題歌ですね。これは菅野よう子ではないながら素直に好きだと思った曲でした。突き抜ける様なサビの唄い方が好きです。しかし不思議と曲名が覚えられず、感想を書くに当たって曲名を見ても最初はどの曲か理解りませんでした。
Private Sky
 初めて聴きましたが楽しい曲です。サビが気に入りました。
風待ちジェット〜mitubachi edition
 自分の中ではループと同じ様な位置付けですがこれもまた改めて聴いたら好きになりました。楽器の響き方と弾む様な唄い方がとても良いです。ところでまさに今 知ったのですが、曲名からしてアルバムのアルバム用のアレンジなのですね。オリジナルをちゃんと聴いた事が無いので違いは理解りません。
モアザンワーズ
 最初は理解らなかったのですがサビが流れて漸くコードギアス劇場版の主題歌と気付きました。サビだけは同作のCFで聴いていますからね。サビだけを聴いていた時とフルで聴いた時で大きく印象を異にする曲です。何となく過去の曲で言えば『音楽』や『指輪』に近い印象を抱きます。
おかえりなさい
 松任谷由美からの楽曲提供と言う事で話題になったたまゆらの主題歌ですね。これもトライアングラーと同じく、シングルで欲しいと思った事もあるくらい好きな曲です。
プラリネ
 初めて聴きましたがこれも良い曲ですね。前奏からどんな曲が始まるのかワクワクさせてくれます。
エイプリルフール feat.坂本真綾
 初めて聴いた曲です。このアルバムでは一番 落ち着く曲ですね。
猫背
 アルバムの最後を飾るのに相応しい極です。一曲目から順番に聴いていって心地良い疲れと共にこの曲で締めるのが凄く気持ち良いです。


 壱日 火曜日

お雑煮

 お雑煮やお節を突きながら録画しておいた猫物語を見る事にこの上ない至福を感じます。面白いアニメを見るとアニメが好きだと改めて実感出来ますわ。

 これまで単一頁に纏めていた劇場映画の感想を作品毎に独立させ、トップから正式にリンクを貼りました。これがその目次です。
 新しい感想を追加する度に長くなっていき、手を加えないといけないとはずっと思っていたのですが、面倒でつい後回しにしていました。それを漸く意を決して重い腰を上げ手を入れる事となった次第です。
 それにしてもこう改めて眺めると、本当に戦隊か仮面ライダーしか見ていませんなぁ。元から別に映画を見るのが好きだった訳ではなく、戦隊やライダーが好きなだけなので道理ではあるのですが。