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壱拾壱月の独白

 参拾日 金曜日

 あたしにとって生涯の伴侶と言える不治の病に物欲と言うものがあります。それは宛ら恋の様に、寝ても覚めてもその事しか考えられず、欲しい、手にしたい、お金を使いたいと心を虜にするのです。お金を使うのが趣味みたいなものなので当然ながら浪費は避けられませんし、抑抑 無い袖は触れないので満たされる事すら稀なので苦しむ事になり、とても難儀で厄介なのですが同時に生きる糧になっているのも事実です。其処に希望を見出せるからこそ生を食めると言うものでしょう。
 さてその物欲の対象となる恋人はその時時によって違います。ここ二三年ほどで常に想いを馳せている相手はオーディオでして、これは他の相手が居ようが居まいが常に心の片隅にある、言わば本命です。
 そんな本命への気持ちすら満たされていないのにまた新たな浮気相手が生まれてしまいました。それはデジタルカメラ、延いてはカメラ全般です。何が火を点ける契機となったのかは定かではありませんが、出会いは突然で、その瞬間から恋は始まるものなのです。現在はデジカメへの興味が過去に無いほどに高まっており、暇さえあればネットの海を漂い様様な機種の情報を集め、愛用する人の感想を眺める日日です。しかし興味を持ったところで買える筈も無いミオさんにとってはまっこと困った事態でして悩ましいです。実を言えばこうなるであろう事は分かっておりまして、だからこそこれまで敢えてデジカメとは距離を置いて来ました。自身の性格から興味を持ってしまえば我慢が聞かない事は火を見るより明らかです。今より二年ほど前にもほんの僅かに興味を持ちそうな気配はあったのですが、幸いにしてその時は恋愛関係にまで発展せずに済みました。しかし今回はどうにも避けられず、まさに運命の相手だったみたいです。
 決して結ばれぬ相手に懸想をしているわけですが、一週間前にEOS kiss X3が手元で使える状況になり取り敢えず最低限は昂ぶる気持ちを抑えられました。まさに僥倖です。暫時はこれに耽溺しますが、心の底に点いた火は簡単には消えない事でしょう。悩みは尽きません。


 弐拾玖日 木曜日

○めだかボックス アブノーマル 第8箱 『泣くところなんて見たくない』
 めだかの記憶が消された後、古賀いたみに全滅させられているのですがどうして高貴ちゃんが負けているのですか。直前に真っ向から戦って完全に勝利していたではありませんか。戦力も増えてその時より有利になり、逆にいたみは怪我を負って不利になっているのにこの結果は不可解で理不尽です。
 チーム負け犬軍団が助っ人として駆けつけてくれたわけですが、何食わぬ顔で混ざっている仕種と形はついさっき戦ったばかりではありませんか。恐らくは戦ってから一時間と経っていないですよ。原作を読んだ時は気になりませんでしたがアニメで見ると不自然さが明らかになります。
もがな「お前ら仲間になるの早すぎとか私は突っ込まない」
 この台詞が凄くしっくり来ました。原作では上滑りしている印象を受けていたのですが、とても共感出来て心の中にすとんと綺麗に落ちて来た感じです。この変化には些か感動的なものがありますわ。


 弐拾捌日 水曜日

 未だ外に出てデジタル一眼レフで写真を撮る機会には恵まれていません。仕方が無いので部屋で意味も無く手に取ったり眺めたり、そしてある時は部屋の中を撮影しています。そんな文字通りほんの触りだけ使っただけの印象でしかありませんが、これまで使っていたデジカメに比してマニュアル撮影の操作性が抜群に優れています。これはコンデジよりもデジイチを使う人の方がマニュアル撮影をする割合が多いからでしょうか。ファインダーを覗いたままシャッタースピードや絞りを直感的に変更出来るのが便利ですな。
 このEOS kiss X3はダブルズームキットでして、所有するレンズはそのキットレンズである『EF−S18 18‐55o F3.5‐5.6 IS』と『EF−S 55‐250o F4‐5.6 IS』の二本なのですが、最初に18oと言う表記を見て物凄い広角だと思いました。しかし説明書に焦点距離は約1.6倍して求めると書かれていて「はて?」と首を傾げます。それで調べたのですがセンサーサイズがフルサイズよりも小さい場合は35o換算する為に特定の数値を倍すると知りました。カメラに対する知識が皆無でしたので恥ずかしながら全く知りませんでしたし、意味も解していなかったのです。そうするとこのサイズで18oは別に極端に広角と言う訳ではないのですな。ただ逆に望遠ズームの250oが換算400oほどと、結構な倍率になりますね。これだけの焦点距離があればスナップ撮影には困らないでしょう。広角には不満がありますが望遠には満足が出来そうです。
 最後に何よりも好印象だったのは、シャッターを押し込んだ時の小気味良い感触と心地良く響くシャッター音であった事を記しておきます。一眼レフならではの画質とか魅力は未だ知りませんが、少なくともこのシャッター音だけで一眼レフを使う価値があると言えます。逆にこれを触った後だとコンデジのシャッターは凄く味気無くてつまらないですな。


 弐拾漆日 火曜日

 機動戦士ガンダムSEED HDリマスターを最終回まで見終えたのですが、結局 パーフェクトストライクの出番はオーブでの一度きりでしたね。リマスターならではの興奮と言う意味では最後まであれを超えるものはありませんでした。
 SEEDに続いてSEED DESTINYのHDリマスター版も制作が決定されましたが、さてそれはどうなのかしらと疑問が浮かびます。DESTINYは単にフルHDにリマスターするだけではなく、話を根本的に一から作り直して欲しいです。それが不可能ならせめて戦闘場面だけでも全面的に描き直して使い回しを改めて欲しいのですが、SEEDでもそれは全く望めませんでしたからなぁ。上記のパフェライクの件が最たるものとして時折ハッとさせられる映像はありましたが、基本的には旧作のままでしたからねぇ。

 長く聞けない期間が続いていたうぇぶらじ@電撃文庫ですが、もう第五十回まで公開された頃合になって復旧し、第四十九回と第五十回を纏めて聞きました。ゲストも不在で惰性と化した悪い意味で何時ものこの番組でしたが、一つだけ注目すべき注視すべき傾注すべき情報がありました。何とおかゆが聴取者や読者から募集した投稿を元に作品を書き上げると言うのです。おかゆの新作が読めるのは喜ばしいのですがこうした企画ありきの作品と言うのは歓迎出来ません。他に安定して売れている叢書が展開中でその片手間にお遊び企画を嗜むのならともかく、おかゆはそれほど好調ではありませんからなぁ。願わくばこの企画が思わぬ形で爆発して欲しいです。

 『中二病でも恋がしたい!@』を読み終えたのですがこれが二巻からは考えられないくらいに面白かったです。文章や会話が二巻よりずっと冴えています。それに矢張り、勇太と六花が恋人にまで発展しない方が良かったと思わされました。もしも順番通りに一巻から読んでいたら、二巻を読んで落胆していた事でしょう。しかしどの順番にせよ言えるのは二巻の方がつまらなかったと言う訳で続刊への期待が薄くなってしまう事です。発売されるのかすら定かではありませんが、縦しんば三巻が出たところでこの分では二巻の延長線上でしょうから絶賛出来る内容になると思えないのが辛いところですな。


 弐拾陸日 月曜日

 トーイクを視聴致しました。
 OPも変わり心機一転、まさに怒涛の急展開です。人が人に容赦無く惨たらしく殺される描写は見ていて辛いものがありました。就中母親を殺されて無く幼い少女の様子は胸が痛みますね。それにしても人間と戦ってばかりで中中BETAと戦いませんなぁ。人間同士で争っている場合ではないでしょうに、例え共通の敵が居ても人間同士が分かり合えないのですね。

○週刊少年ジャンプ 2012年 52号
BLEACH 517 The Stairway to Heaven
 零番隊は十三隊の人物と縁があるのですね。ネタみたいな容姿でげんなりしたのですが存外に話が通じますね。もっとエリート意識の塊みたいな性格を想像していました。
めだかボックス 第172箱 ろりろりよ♪
 今回も前回に続いて副題に鉤括弧がありません。地味な路線変更ですね。
 禊ちゃんは肌身離さず持っていた宝物の縫い包みを簡単に千切ってしまうのですね。それはそれである意味 禊ちゃんらしいのですが。
禊「『善吉ちゃんも 覚えてるでしょ あのイベント・・・』『あ!ごめん! 善吉ちゃんはあれ参加してなかったんだっけ?』」
善吉「参加はしてたよ! そこまで辿りつけなかっただけ!」
 読んだ瞬間に大笑いでした。善吉とめだかが決定的に決裂するきっかけとなった触れてはいけない件にあっさり触れる辺りが流石は禊ちゃんです。生煮と禊ちゃんの発言に逐一突っ込む善吉が楽しいです。
めだか「サイズから察するに今の私は中学一年全盛期! 高貴と張ったあの時代の身体! スキルは使えなくとも十分勝負になる!」
 また出た、高貴ちゃんの名前だけ出して持ち上げる流れです。これはつまり高貴ちゃんと戦えたほどのめだかなら強いと言う事ですね。しかし高貴ちゃんが無抵抗のめだかを一方的に殴っていたのを張ったと言うのは違いませんか。


 弐拾伍日 日曜日

 まんがタイムスペシャルで連載中の恋愛ラボがアニメ化されるそうですね。最初は読んでいたもののそれほど好きではなかったので読むのをやめた身としては何とも複雑な気分です。巷間ではあれが人気とは、感性の差を感じますね。

○特命戦隊ゴーバスターズ Mission40 『カブるJとメサイアロイド』
 巨大戦があっさりと終わってしまいましたなぁ。それにγはゴーバスターオーではなければ斃せないと言うのも無くなってしまい残念です。
 以前にエンターの目が妖しく光った理由はメサイアカードだったのですか。エスケイプが逆らえないのも納得出来ます。
 常にマサトの身を案じ、叱咤激励し、活を入れる樹液が凄く良い人ですね。樹液の言葉が胸に響きます。
 エスケイプに続きエンターも怪人に変身してしまうのですか。これが最終回のエンターロイドだったら良いのですが、そうではないのでバスコが変身した時と同じ落胆をしてしまいます。ただ救いは変身後のエンターが騎士を思わせる風貌で格好良かった事ですね。
 メサイアカードを抜かれたパラボロイドが消化試合の様に始末されましたが、流れる様な連携が見事でした。

○仮面ライダーウィザード 第12話 『希望の和菓子』
ウィザード「甘いもん食べたかったら、店で買え」
 いあ、ウィザードに買いに来られても困ります。自分がお店をやっている方ではないからと行って迷惑な事を言わないでください。
 こんな押し売り紛いの真似をしたら見せの格を下げるだけではありませんか。松木庵にかかってきた電話もクレームかと思いました。
 ゲートはではなく松木庵の主人だったのですか。嘘の註文をして無駄にさせ、主人に受注を勧めたを絶望させる作戦なのかと思っていました。
 いやにあっさりハリケーンドラゴンスタイルに変身しますのね。でも常に圧倒している戦闘員を相手にしても凄さなんか伝わりません。


 弐拾肆日 土曜日

 ジョジョのアニメで流れていたあるBGMがるろ剣のBGMに似ていると思いました。先週も何かに似ているとは感じたもののそれが何かまで分からず考えるのを諦めていましたが、一週間の間を置いて思い出せた形です。

 本日は『のら犬兄弟のギョーカイ時事放談 2012年終わらせなければ終わらないSP』のチケット発売日でして、当然ながら購入に走ったのですが発売開始時間になった途端にイープラスの混雑が原因でアクセスを弾かれてしまいます。慌てて再度のアクセスを試みるも中中 繋がりません。この時点で若い整理番号を諦めつつ操作を続行し、苦難の末に何とか買えました。しかし整理番号の八十番代を見てがっくりと肩を落とし溜め息を吐きたくなります。二桁と言う事で悪くなさそうですが定員を二百とすると真ん中辺りですから早いとは言えません。完全に出遅れた前前回を例外とすれば参加した中で最も後ろの番号ではないでしょうか。これまで回を追う毎にどんどん良い番号になっていったのですが、それが出来過ぎだったみたいです。何時かは終わりが訪れるのは覚悟していましたがとうとうその時が来てしまいましたか。三桁ではないだけと言うか、毎回ながら思いますがチケットが取れただけ幸運であると思うべきなのでしょうが、やっぱり残念ですなぁ。安定して一桁を取りたいです。

 親から現在は使う機会が殆ど無いと言う事でデジタル一眼レフカメラを借りました。キヤノンの『EOS kiss X3』です。借り物ではありますが銀塩カメラも含めて一眼レフを所持して使用するのは初めてです。今はX6とか出ていまして進歩の早いデジカメに於いては少少 古い機種と言えますが比較対照する機種もありませんし性能に不足を感じるほど撮影技術に長じている訳でもありません。
 あたしは特に意味も無くカメラではニコンが好きで、信奉に近い信頼と信仰に近い信用を抱いているのですが、一眼レフに手が届く筈も無いので使えるのならメーカーは問いません(信奉と信仰は何処へ・・・?)。興奮の余り意味も無く部屋の中をパシャパシャと撮ってしまいます。好きなだけ撮れ好きなだけ消せるデジカメならではと言うか、新しいデジカメを手にするとついやってしまいますよね。
 ところで先日のFinePix S8100fdから異音が発生する件ですが、本日も矢張り確認出来ました。もう、駄目かもしれんね。機能も用途も全く異なるので代替機と言う訳ではありませんが、EOS kiss X3が手に入ったのは良いタイミングだったかも知れません。
 余談になりますがミオさんが一眼レフと言う言葉の正しい意味と位置付けを知ったのはそれほど昔ではありませんでした。頻繁に耳にする言葉であり文脈から多くの人が憧れる高級カメラの部類と認識する程度です(必ずしも誤っている訳ではありませんが)。後に意味を知って分かったのは、一眼レフカメラと呼ばれるそれはミオさんが想起するカメラそのものだった事です。ミオさんの中でカメラと言えば一眼レフの事だったのです。フィルム時代からコンパクトカメラは知っていましたがコンパクトカメラは“コンパクトカメラ”で、“カメラ”とは別物と定義していました。勿論 コンパクトカメラと一眼レフでは後者の方が高級に属するのでしょうが、一眼レフと言う言葉に対して最初に受けていた印象とギャップがあったのが事実です。況してやデジカメに移行しコンパクトカメラの高機能、高性能化が進んだ今となっては尚の事です。ピンからキリまであるのは当たり前ですがデジタル一眼レフも初級機であれば場合によっては高級コンパクトデジタルカメラと同程度の低価格でありますからね。
                   EOS kiss X3     EOS kiss X3
            早速そのEOS kiss X3で撮った写真・・・ではありません        EOS kiss X3“を”撮った写真です

                   FinePix S8100fdとの比較     FinePix S8100fdとの比較
                   メインで使っているとの比較です           レンズを除けばEOS kiss X3の方が少し大きい程度ですね


 弐拾参日 金曜日

 『中二病でも恋がしたい!』の一巻を買って来ました。今日の今日まで知らなかったのですがKAエスマ文庫の特約店が、何と家から直ぐ近くにあったのです。しかも既刊が全巻(と言っても二巻だけですが)揃っているではありませんか。最初から此処で買っていれば良かったです。

 DVD『高速戦隊ターボレンジャー VOL.5 DISC10』を見ました。最終巻なので続刊に追われないのでついつい先延ばしにしてしまいましたわ。それにしても長年 待ち続けたターボレンジャーの全話ソフト化がとうとう実現し、そしてそれを見終えたのですね。大仰な言い方をすれば一つの念願が叶いました。
ラゴーンの逆襲
ラゴーン「戦え・・・戦え・・・」
 戦わなければ生き残れない!
レッド「未だ理解らないのか? 赤い血を流すのはお前達だ! その時になって、我が身に流れる人の血の尊さに気付いても、最早手遅れだぞ!」
 赤い血を流すのはお前達とか最早手遅れとか言う事が厳しいですね(笑)。
 ターボレンジャーの五人と光、小夜子があんな風に楽しく一緒に過ごしていた筈が無いのに、はるなが記憶の捏造をしています。
 妖精の石と言うのが凄く胡散臭いですね。怪しい宗教みたいな文句です。そんな妖精の石に躍起になるはるなが、前述の捏造記憶の件と合わせて戦いの苦しさから逃れたいあまりに狂ってしまった様にしか見えません。
ピンク「妖精城!」
 何ですかそれは。
はるな「流星君、月影さん、武蔵野学園の仲間に戻るのよ! 皆に愛を、愛の石よ、輝いて!」
 小夜子はともかく光は仲間だった事が無いと思います。しかも強制的に意識を変化させようと言うのですから洗脳でしょう。
 ネオラゴーン様が企てた罠の意味が理解りません。妖精の力を授かった者と流れ暴魔が戦えば力を失う宿命と言うのであれば、勝手に戦わせておけば良いのですから妖精の石の偽物を作り出す必要は無いでしょう。抑 その力を失う設定自体が唐突で脈絡がありません。どうして妖精の力に対して暴魔と人間で何の繋がりも無いではありませんか。
ズルテン「ネオラゴーン様、必ず生きておられると信じていたんですよってんだ」
ネオラゴーン「(一瞥もせず)ターボレンジャーも処刑!」
 調子の良いズルテンを咎めないネオラゴーン様は寛容と言うより無関心と言う感じですな。ズルテンはもう眼中に無いのでしょう。
 ヒトツメボーマがずんずん前進しながら目からビームを発射しピンクを追い詰める姿は中中に印象的な姿ですなぁ。物を言わぬヒトツメボーマの不敵な様子が滲み出ています。
ピンク「こんな時、愛の石があれば・・・」
 自分で戦うと言ったのではありませんか。音を上げるのが早いですよ!
 Wステッキを目に受けた後にターボレーザーで斃されたヒトツメボーマですが、一人だけのターボレーザーで死ぬ暴魔獣なんて後にも先にもこいつだけですな。
 ピンク一人で操縦していたからでしょうが、ターボラガーが初めて明確なピンチに陥りました。苦戦の末に何とか勝利するもそのまま倒れ込む姿も格好良いです。
 ナレーションが語られると同時に流れた音楽が良いですね。好きな音楽です。
SOS変身不能
 乗るだけだった流れ暴魔とは違うとドラグラスからドラグラボーマを復活させてしたり顔のネオラゴーン様ですが、抑抑ドラグラスにどうしてドラグラボーマが封印されていたのでしょう? しかも明らかにドラグラスに封印された後に名付けられたとしか思えない名前ですし意味が理解りません。
 シーロンが力を振り絞ってターボレンジャーを助けたのは良いとして、それで山口先生が妖精になる理屈が全く不明ですわ。
 ウーラーの口が開閉するギミックは戦闘員にも表情が生まれて良いですなぁ。
 素早いスピードでターボレンジャーを撹乱したドラグラボーマですが、最後はレッドのGTクラッシュで沈められました。
 またターボラガーの登板ですが、前回の戦いで故障した箇所を修理中とかでターボロボでも良かったのではと思います。そして初めてターボラガーがピンチになりスーパーターボロボに合体すると言うパターンが見られました。ただドラグラボーマがそれほどの強敵だったかは疑問ですなぁ。
 ドラグラボーマを斃したらシーロンの羽が復活し、そして山口先生も元に戻る意味が理解らないです。どうしてそうなるのでしょうか。どうも全体的に雑です。
流れ暴魔の秘密
 失った変身能力の復活を渇望するヤミマルを、本人の人格を持たないゴムゴムボーマに変えてしまうと言うのは肉体的にも精神的にもきつい仕打ちで悪趣味ですなぁ。
 カシムが「さあああよおおおこおおお!!」と叫びながらキリカを庇う場面は印象に残りますなぁ。
力「もしや・・・キメンボーマでは?」
 何でだよ。どうして見た事も無いのにそう思ったのですか。
 ゴムゴムボーマは素体の力に影響されるのでしょうかね。ヤミマルが変化したゴムゴムボーマはかなり強かったのですが、ウーラーが変化したゴムゴムボーマは弱かったです。そして前回に続きまたもGTクラッシュで止めでした。
 ターボラガーのトスからスパイクの流れが華麗ですが、それの何処がラガーなのですか。
美しきキリカ
 画面に大きく表示される副題が赤くて不気味です。
 久方振りにウーとラーの登場です。一人なので正確にはウーかラーなのですが、一言も声を発さないのでどちらなのか判別出来ません。
 ヤミマルに迷っていると言われて強く言い返すキリカは対等な立場であると言うのが表れていますな。
 ヤミマルがずっと従えていたヤミクモがヤミクモボーマとして戦うと言うのは良いですなぁ。如何にも腹心の部下と言う感じがします。
 何と三戦連続のGTクラッシュによるレッド単独の止めです。GTクラッシュが多すぎますしVターボバズーカが少なくありませんか。
 巨大ヤミクモボーマの鎖鎌を奪って反撃に転じるターボラガーが格好良かったです。それにしてもターボロボが全然出て来ません。
恐るべき大封印
 フーインボーマは百化繚乱によると最後の怪人と言う事でドラゴンをモティーフにしたそうです。それまで気にしていませんでしたが考えたら封印と言う能力とドラゴンと言うモティーフに関連性が皆無ですな。
ネオラゴーン「そして、その最後の儀式に必要なものは・・・生贄だ」
 生贄とはいけにぇーなー。
キリカ「流れ暴魔は、この世で一番美しい存在だからよ!」
ヤミマル「未だ自惚れる余裕があるのか!」
 確かに自惚れているみたいな台詞です(笑)。
 言い合いになるヤミマルとキリカですがこの二人には決定的な食い違いがあるのですよね。二万年もの長き時を迫害され続けて来たヤミマルに対し、キリカはその殆どを物心のついていない赤子として過ごし、そしてこの十八年は人間として温もりに包まれて育って来ました。辛い目と言えば実の両親だと思っていた育ての親をターボレンジャーに問答無用で抹殺された事くらいです(ぉ これだけ環境が異なるのですから価値観に相違が生まれるのも道理です。
 久し振りにターボレンジャーの名乗りがありました。
 懐かしのコンビネーションアタックからのVターボバズーカでフーインボーマを撃破です。やっとVターボバズーカが使われましたね。またフーインボーマもレッドのみに斃されない事で最後の怪人として意地を見せた形です。
 Vターボバズーカは出たのにターボロボは出ずまたターボラガーですか。
ヤミマル「ドラグラス! 来てくれたのか! 矢張りお前は流れ暴魔の守護神、俺を忘れていなかったのだな!」
 腹心の配下であったヤミクモを失い、キリカと決別したヤミマルにとって嬉しい援軍ですね。こういう絆の強さに心を打たれます。
ヤミマル「ドラグラスがぁ、ドラグラスがああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」
 本気で心の底からお腹の底から慟哭する姿が切ないです。とうとう全てを失ってしまったのですね。しかしヤミマルを助けたまでは良いのですが、その後でドラグラスが巨大フーインボーマに向かっていったのが謎ですなぁ。
青春の卒業式
 最終回まで生き延びたズルテンが何の見せ場も意味も無いあっさりとした死に様でした。仮にもレギュラー幹部でしたのにもう少し何とかならなかったのでしょうか。歴代戦隊の幹部でも最も不遇な死に際ではないでしょうか。
 自分は攻撃を受けずに一方的に攻撃出来る闇隠れの術は協力無比ですが、それも打ち破るネオラゴーン様が更に凄いですね。
 ネオラゴーン様に四人が弾き飛ばされてそのままレッド一人で戦い勝ってしまうのは如何なものでしょうか。最終回で最終決戦と言うのに四人の扱いが余りにも酷いものがあります。
 暴魔城は俺が破壊してやると暴れるヤミマルは完全に自暴自棄になっていますね。その程度の攻撃で絶対に破壊なんて出来ません。


 弐拾弐日 木曜日

○めだかボックス アブノーマル 第7箱 『黒神くじらという素敵な名前』
 高貴ちゃんが中学時代に真黒のテストをクリアしたと言う台詞がカットされていました。前回と今回で少しずつ高貴ちゃんの凄さを表現する台詞が削られていて残念に思います。
 高貴ちゃんの「格好良いポーズで何言ってんだこの人」は良い感じに脱力していていい台詞です。
 高貴ちゃんが強過ぎるからでしょうが、いたみが十三組の十三人最強の女と言われるほど凄いと言うのが伝わりませんなぁ。抑抑 落ち着いて考えたら十三人に女性そのものが少ないですし、夭歌の様に明らかに武闘派ではない者も居ますから別に凄くない気がして来ました。
 それにしても嘗ては破壊臣の異名を誇った割に高貴ちゃんの戦いは寝技や締め技がメインで地味ですね。

 ポケモンを見ました。
 サトシがコテツに振り回される様子が新鮮でした。
 文字で見ても音で聞いても頭に入らず咀嚼出来ていなかったのですが、暫く見てから気が付きました。イッシュリーグと言うのはあのイッシュリーグなのですね。つまるところこれがイッシュ地方のフィナーレを飾る大会なのですね。何時の間にやらもうそんなに進行していたのですか。
 大舞台の割に面子がパッとしないと言うか猛者としての凄みを感じさせないのですが、未だ予備戦だったのですね。しかしそうすると予備戦にこれまでの人物が勢揃いしていますから本戦は馴染みの無い人物ばかりの大会となりそうです。どうも盛り上がりそうな気がしませんなぁ。


 弐拾壱日 水曜日

 ウル列を視聴す。
 本日は80ですか! 放送されたのが最近で新鮮味の無いメビウスが多くて辟易していましたのでこれは嬉しかったです。しかもメカギラスの回とは無難と言ってしまえばそれまでですが怪獣のデザインと合わせて80を代表するのに相応しい一本でしょう。でもまた来週はメビウスなのですね(苦笑)。

 小生が主に愛用しているデジカメが富士フイルムのFinePix S8100fdなのですが、本日、撮影していたらジャスコみたいな音(異音)がしました。微かな音なのですが耳障りですし何よりも聞き慣れない音ですから不安感を誘われます。久し振りに使ったのであれば単にこれまでも鳴っていたけれど気付かなかっただけと片付けられますが、電源を入れるだけなら頻繁に行っていますし撮影も直近では土曜に利用したばかりなのでその可能性は考え難いです。
 あたしは本機とは別に同じく富士フイルムのFinePix F200EXRを使っています。そのデジカメの撮影モードをEXRオートにすると常にピントを合わせ続けている為に動作音が鳴っているのですが、それに似ている音がするのです。好意的に捉えればS8100fdの隠された力が目覚めて本来は搭載されていないEXRオート機能が備わったと考えられますが、それはもう好意的とか肯定的とか楽観的とかポジティブを通り越して現実逃避でしかありません(ぉ
 考えたくないのですが最も妥当な可能性は寿命が近付いたと言う事でしょうか。思えば長く使い続けたのでそれも宜なるかな、と言いたいところですが何時頃から使っていたのか覚えていませんし、そんなに長くも多くも使っていません(ぉ 現時点では未だ判断は出来ませんが、万が一に故障でもしたら困りますなぁ。マニュアル撮影の細かい設定が可能でファインダーがありしっかりホールド出来る形状と、ミオさんが求める要望に合致していて重宝していました。これを満たしたデジカメは他に所有しておらず、況してや新しくデジカメを買う余裕なんてあろう筈がありません(これを機会に新しいデジカメを買いたい気持ちはそりゃありますがね)。次に電源を入れた時は、何事も無かった様に異音が消えている事を願います。


 弐拾日 火曜日

 クラブニンテンドーのプラチナ及びゴールド会員特典が発表されました。今回がプラチナ会員になるのを諦めてしましたので、そんな時に限って魅力的な特典だったら嫌だなと思いながら確認しましたが、別にプラチナ会員にならなかった事を惜しむ内容ではなく安心です。プラチナだと二種類が選べますがゴールドでは一種類だけと言う程度の違いでして、あたしは任天童子なるソフトを選びました。

 エウレカセブンAO完結篇を見ました。
 本編から随分と間が開いた上に凄く遅い時間での放送です。見逃しそうで不安でしたが忘れたりせず事無きを得ました。
 本編最終回で登場して衝撃を与えたホランドの声をしたレントンですが、やっぱりこれではレントンとは思えないですなぁ。成長途上を見ていない事もあり昔のレントンと繋がらず別人にしか見えません。エウレカが声や見た目に昔の面影が強いのでよりレントンの違和感が際立ちます。声が変わるのは構いませんがこの声は無いでしょう。
 クオーツガンにより世界を変えてしまう危険性がどう描かれ、物語にどういう決着が訪れるのかが気になっていたのですが、豈図らんやそのまま最後まで何度も世界を変えて終わってしまいました。悪いとは思いませんが予想外の結末だったと言うのが正直な感想です。


 壱拾玖日 月曜日

○週刊少年ジャンプ 2012年 51号
黒子のバスケ 第190Q だから全力でやる
笠松「多分あん時からか」
 そんな小さいコマで見せられてもあの時がどの時なのか理解りません。せめて掲載されたジャンプの号数か話数を表記してください。
めだかボックス 第171箱 あたしは嘘をつき過ぎた
 不覚にもめだかが中学時代の姿になるまで異変に気付きませんでした。見返してみたら服装が細かく変化していましたし、抑抑めだかが長髪に戻ると言う分かり易い変化があったのに気付かなかったとは些かの恥じ入る気持ちを覚えます。漆黒宴以降の髪形に馴染めていないのでめだかはやっぱり長髪の方が似合っていますし落ち着きますな。
 そして。小っちゃい禊が可愛いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!! 筆舌に尽くし難い可愛さで禊ちゃんの新たな魅力を新発見です。本作に登場した人物の中で圧倒的に一番 可愛いのがこの禊ちゃんでしょう。最強です。無敵です。
 ところで梟ですが彼は妥協を重ねているのにそれ以上に苦労をしていますね。鳩と舵木を結婚させて理想の存在となるめだかを作り出し、めだかの前で彼女の理想像を演じ、それでもめだかについていけないのでめだかを諦め、妥協して半袖で我慢をする事に決めその為に最強の人間である言彦と戦う事が予想された為にスタイルを開発と、凡そ普通の人間と掛け離れた多大な労力を支払っている訳ですがそれでも得られるのが理想ではなく妥協して我慢する結果なのです。理想の為ならばともかく本当にこれで良いのか問いたくなります。


 壱拾捌日 日曜日

○特命戦隊ゴーバスターズ Mission39 『必殺!メサイアの拳』
 モニター上で未回収のカードを識別する際に無作為な並びだったから不思議だったのですが、メサイアカードはデザインが完全に同一ではなく線の数で区別されていたのですね。
 久方振りにメサイアが喋りましたが、呻き声を上げているだけに近かった昔より理性を感じさせる喋り方で威厳が出て来ましたね。
 成長中はサポーターに顕現していたのに、カラテロイドは左足にメサイアの力が集約されているのですね。てっきり両手がグローブになって赤くなるのかと思いました。
 エンターの口から改めて明言するまでも無く、言う事を聞いていればエスケイプはエンターにとって貴重な戦力ですからね。みすみす失わせるに惜しいと思うのは当然ですし、エスケイプがそれで感銘を受ける必要もありません。
 パワードカスタムのプロテクターに冷却装置を内蔵する事は出来ないのでしょうか? そうすれば暴走までの時間を延ばせそうです。
 OPを見返して知ったのですが、何とケンタの父親はブルーサ・イーだったのですね。有名な空手かと言われるのも宜なるかな。他の空手家がJAEだったのは予想通りでした。

○仮面ライダーウィザード 第11話 『守り抜く約束』
 直輝本人でないのなら「貨物船で東京を出る準備が出来るまで待っていてくれ給え」などと言う必要は無かったではありませんか。密かにファントムに聞かれている可能性も考慮したのでしょうか?
メデューサ「ガーゴイル。魔法使いはフェニックスが足止めしてくれてるわ。ゆっくりと絶望に歪む顔を、楽しみなさい」
 ・・・え? 疾うの昔にお開きとか言って止めも刺さずに去ってしまいましたけど・・・?
 今回は直輝が逃げるのに多少は役に立ったとは言え、凛子にはもう一歩、ゲートとして絶望しかけた経験から直輝の絶望を食い止めるとかそういう役割が欲しかったですなぁ。未だ頼れる仲間と言う感じがしません。
 アンダーワールドの戦いはこれでやっと二度目ですね。本作の特徴ですからもう少し高頻度でやって欲しいのですが、デンライナーやキャッスルドランの戦闘と同程度の出番なのでしょう。
 アンダーワールドで合体したドラゴンとバイクを蹴るウィザードの必殺技ですが、これはドラゴンが巨大な足に変形していたそうですね。言われないと気付けないのは減点ですが、こういう個性的で分かり易くまさにウィザードならではと言えるライダーキックは歓迎です。


 壱拾漆日 土曜日

 今日辺りそろそろ出ているのではないかと買いに行ったらあったので『めだかボックス外伝 グッドルーザー球磨川 上 小説版 水槽管理のツークツワンク』を買って来ました。
 上巻が非常に面白かった為に期待しており、疾く読みたいと楽しみにしておりました一冊ですので念願の発売でした。早速にして早急にして早早にと早と言う字を三つも使った上に速と急を使うくらいの表現は些か大袈裟だった感じで読んでみたのですが、上巻がそれはもう面白かった事に比べると読後の興奮は控えめでそれに劣ると言うのが偽らざる正直な気持ちです。
 正確に言えば下巻も面白かった事に相違無いのですが、禊は持ち前の努力と友情と勝利で見事に安心院ゲームをクリアしましためでたしめでたしで終わっているのが物足りないのです。単にゲームをクリアしただけで話としましては何も進んでおらず、状況に何の変化もありません。あたしはてっきり今回の小説で、禊と咲の対決の果てに水槽学園が廃校に陥る顛末が明かされる事を期待しておりました。それは何の確約も無いままにミオさんが勝手に期待していただけなのでそれだけで文句を言うのは筋違いですが、それは一例として物語として何らかの完結が欲しかったのです。読んでいる時の楽しさ、読んだ面白さそのものに関しては上巻と遜色は無く、これが上巻であれば不満はありませんでしたが下巻であったからこその不満でしょうか。言うなれば『面白かったけれど満足感は無い』と言うのが本書の感想を最も端的に表現する言葉です。こうなると更に小説版を刊行して禊と咲の決着を書いて欲しいのですが、新たに小説を出すのであればそれよりも高貴ちゃんが活躍する作品にして欲しいと欲求が生まれる訳で、尚更 本書のすっきりしたない終わり方に不満を覚えるのでした。
 散散と不満を書き殴った訳ですが、繰り返す様に面白かった事は確かです。咲がマスクを外して本性を見せたのはまさに想像通りで予想通りですし、彼女の一人称形式ですのでその変化も一段と楽しめました。新たになじみの端末として登場した焼石櫛がそんな咲の幼馴染と言う展開も意外性があります(尤も、そんな幼馴染の愛情が利用され、二人が敵対したのは後味が悪かったです。咲の櫛に対する感情に変化が無いのが救いですが)。章が変わる度に冒頭で禊の夢に出て来たなじみの語りが入るのは少少しつこかった感は否めませんが許容範囲です。
 時に本作と言うかめだかボックスの世界観に於けるスキルホルダーの存在がどの程度の認知なのかが気にな…わたし、気になります! 櫛が固有のスキルホルダーと聞いて咲が驚いていましたがこれは幼馴染がスキルホルダーであった事の驚きであって、自分や禊の他にスキルホルダーが居た事の驚きではありませんでした。それ以前に禊が転入する直前の生徒会役員は全員がスキルホルダーだった訳ですし、箱庭学園がフラスコ計画によって集めてあの人数だった事に比べると随分とぽこぽこぽこぽこ当たり前の様にスキルホルダーが居ると言う印象です。それだけスキルホルダーが集まっているからこそなじみを打倒出来るスキルを求めた禊が転校先に選んだのかも知れませんが、この世界ではスキルホルダーが多数派でこそ無いものの珍しくないのでしょうか。非スキルホルダーでありながらスキルの存在を認識している割合はどの程度なのでしょう。めだかや善吉は本編開始前の時点でスキルを知っていたのでしょうか。どうにもスキルの位置付けが不明瞭です。櫛がなじみに教えられて初めて自分がスキルを持っていた事に気付いた様に、中には自分がスキルを持っている事すら気付かない人も居そうですね。


 壱拾陸日 金曜日

 小生はご飯を炊くのにお米を研ぐのが面倒で無洗米を使っていました。しかし最近の精米技術は進んでおり、現在の白米は研ぐ必要性が無い、昔からの慣習で研いでいるだけで寧ろ研ぐ事で旨みも洗い流している、そう小耳に挟みまして、それならばと初めて無洗米ではない普通のお米を買ってみます。一抹の不安を覚えながらさっと洗っただけで研がずに炊いてみましたが、何の問題もありません、美味しく炊けています。これなら今後も普通のお米で大丈夫そうですな。こうなると未だにお米はとが無ければならないと言う説が流布し、そして無洗米なる商品が商品として受け入れられている現状が酷く歪んで見えて来ました。ま、ミオさん自身、その受け入れている方だったのですが。

 十月から始まったアニメの主題歌について、気になった曲を取り上げてみます。
さくら荘のペットな彼女:EDへの入り方が毎週 心地良いですね。
ガールズ&パンツァー:OPの入り方がちょっと昔の曲を思わせて落ち着きます。
となりの怪物くん:元気満点の楽しい曲ですね。最初の「いくよ」が印象的です。
神様はじめました:OPは今期の新番組では断トツで気に入っています。映像と相俟って非常に好印象です。
中二病でも恋がしたい!:CDを買ったくらいですから言うまでも無く。
めだかぼっくす アブノーマル:OPもEDも前作よりずっと好みになりました。どちらかと言えば特にEDの方が好きですね。OPも栗林らしい良い曲です。
PSYCHO‐PASS:EGOISTはギルクラ関連でのみ活動するのかと思っていましたので、EDで聞き覚えるのある歌声と曲調に驚愕させられました。これもEDは好きです。いえ別に本編がどうとは言っていません(ぉ だkら別に本編が、後半でこの仕組みを否定する為だとしても余りにもツッコミどころが多く最初から登場人物がそれを受け入れているのに無理がある世界設定だ、なんて言っていませんてば(ぉ
ROBOTICS;NOTES:EDのサビが伸びやかで気持ちがいいです。
ジョジョの奇妙な冒険:熱く盛り上がるOPですね。そーの血ーのさーだーめージョオオオオオオオオオオオオオオオオオオジョ!
ソードアート・オンライン:EDのサビが好きです。
好きっていいなよ。:まさか今になって岡崎律子の曲が聞けるとは思わなんだ。別人による編曲に対して複雑な思いはありますが岡崎律子らしいアレンジです。逆に余りにも岡崎律子風なので狙い過ぎと言うか、岡崎律子の幅を狭めてしまっている気がしますが。


 壱拾伍日 木曜日

○めだかボックス アブノーマル 第6箱 『俺の何かになってくれ』
 何と、高貴ちゃんによる震脚と肺活量の合わせ技がカットされてしまったではありませんか! 高貴ちゃんが持つ凄さの一端が垣間見える貴重な場面なのにそれが無くすなんて酷いなんてものではありません。
 高貴ちゃんがめだかを殴打する様子を直接は映さないのですね。あの時の何処も見ておらず何も見えていない目が好きだったので残念です。また細かいところでは「髪が邪魔で〜」とちとずれた感想を抱く台詞が無いのも寂しいです。
 一時は破壊臣時代の荒んだ高貴ちゃんが過負荷(マイナス)に近いと思ったのですが、高貴ちゃんはへらへら笑ったりしませんし幸せへの渇望も無いでしょうから過負荷とは最も遠い位置に居ますな。
高貴「走馬灯! 今のが、今のが走馬灯か!」
 どうして走馬灯の語り部が善吉なのですか。
 めだかが高貴ちゃんを自分も含めた誰より強いと評する台詞が無くなっていて残念です。高貴ちゃんの凄さをもっと強調して欲しいです。
 口では人を壊しても不快なだけと言っていますが、躊躇無くいたみの腕を複雑骨折させる高貴ちゃんは容赦がありませんな。めだかを破壊した時もそうでしたが落ち着いて考えると凄い光景です。
夭歌「改造人間古賀ちゃんは、複雑骨折程度なら十秒もあれば治るんだよ」
 重病でも十秒で治るのですね(ぉ
夭歌「自分の後任であるこの俺の事がよ!」
 後任公認しにきました(ぉ


 壱拾肆日 水曜日

 坂本真綾の『シングルコレクション+ ミツバチ 初回限定盤』を購入しました。菅野よう子から離れた一時期から坂本真綾への興味は薄くなっていましたが、嫌いになっていませんしこれでその頃のシングル表題曲を網羅出来まする。当然ながら何の迷いも無くPV収録のブルーレイ付き初回盤を買いましたが、ブルーレイの再生環境は未だにありません(ぉ
 他に本日は神はじの主題歌CDが発売されておりそれも欲しかったのですが諸般の事情で断念、購入を延期しました。
 CDと言えば中でしたいの主題歌CDですが、毎日の様に聴いている内にB面曲のモノクロームモンスターがどんどん好きになって来ました。最初から何とも気になる曲ですが今では大好きになりまして、これまでに幾度と無く経験しているCDを買ったらB面曲の方が好きになるパターンです。

 最近 デジカメについて調べていたのですが、ゆるゆりであかねがリコーのGRデジタルシリーズを持っていたのは、随分と渋いと言うか通好みの選択だったのですね。短焦点ですし性能や評判を知ると、決して万人受けする機種ではありません。評価こそ高いもののこれをあかねが買った事にどうもしっくり来ないものがありますなぁ。実はあかねはカメラや写真に拘りがあるのでしょうか? 溺愛する妹のあかりを撮る為だったりするとちょっと嫌ですね(苦笑)。まぁ、真相は単になもりが持っている機種なのではないかと言う気もします。
 これとは正反対の印象だったのが、よつばとでとーちゃんがキヤノンのPower Shot S95を買っていた事です。とーちゃんは物への拘りが強いと言うか、ちゃんと調べた上で最善の選択をする買い物上手な印象があります。ヤマダ電機で物色していた際に小さいのが良いと言っていましたが、そのコンパクトサイズと言う条件では最も性能の優れた機種の一つでしょう。実にとーちゃんらしい選択でした。余談ながら上記の小さいのが良いと言う希望を言った時にジャンボからオリンパスのペンを勧められていましたが、小生の父もコンデジを買う最初の候補にペンを挙げていたので定番の一つなのですかね。そういう意味ではよつばとらしいリアルな描写と言えましょう。そして結局 買わなかったのも一緒なのですが、ペンは最初の候補に挙げられながらも選ばれ難い機種なのかなとたった二例から勝手に思ったりしたのでした。


 壱拾参日 火曜日

 神ましたを見ました。
 下級生からの巴衛と一緒に帰りたいと言う要望に了承しておきながら実際には自分が巴衛と行動を共にしていたら誤解され逆恨みされるのではと心配になります。
巴衛「馬鹿馬鹿しい。この世で現在、俺に命令できる唯一の存在が、恋だなんだ現を抜かすそこらの娘と同じだと? 舐めるなよ天狗」
 買い被りです(笑)。
巴衛「うんと夜風に当たって目が覚めるだろう。気の迷いだったと認めれば降ろしてやる」
 脅迫です(笑)。
 何と言われようと巴衛が好きだと主張する奈々生の強い気持ちが堪りません。この前のとな怪と合わせてこの一時間が凄く楽しいですわ。
巴衛「頼む!! もう二度とお前に触れないと約束するから、今だけは助けさせてくれっ!」
 切ないですね。どちらも全く望んでいない結果に繋がってしまいました。それはそうと好きでもない男に触られたらおぞましいと三十分前に言っていました(ぉ

 『中二病でも恋がしたい!A』を読みました。
 読み始めた瞬間に勇太と六花が交際していて度肝を抜かれました。一巻で告白して恋人になったのですか。アニメと原作が全く違うとは聞いていましたがそれでもこれには驚愕を禁じ得ません。
 アニメで出番の少ない丹生谷森夏の活躍を見たい、と言うのが原作を購入した理由の一つでもあるのですが、原作でもそれほどがっつりとは絡んで来ませんね。飽く迄も脇を固めるサブキャラクターの一人に過ぎませんでした。ただ会う度に勇太を弄る姿勢は楽しくて笑えました。
 勇太がオフィスアシスタントのカイルを消さないのは六花くらいだと言っていますが、あたしはカイルを好んで画面に出していますよ。あれが疎んじられるのが不思議なくらいです。
 六花が絡まれた男に誘拐されたと思われた時はこんなシリアスなのかと驚愕させられましたが、実際の犯人は別で少し安堵しました。しかしそれでもアニメに比してかなり重いですね。アニメと原作がかなり違うとは聞いていましたが、ストーリーや人物設定と言った表層ではなくもっと本質的な作品が描こうとするコンセプトが異なります。アニメは六花に勇太が巻き込まれつつ、それでも見守りながら、皆で賑やかに日常を過ごす感じですが、原作は完全にラブコメなのですね。作品名からすると原作の方が忠実に見えますが、その中二病要素が巧く動いていない感じがしますなぁ。勇太がアニメ版ほど中二病を忌避しておらず寧ろ受け入れているので単なる人物の設定、特徴でしかありません。
 読み終えた率直な感想としてはこの手の小説として辛うじて平均点と言う程度の、何ら特色の無い凡庸な作品ですなぁ。文章力が無いわけではありませんから読むのが苦痛なほどつまらないとは言いませんが、他に面白い作品が無数にある中で平均点の作品にお金を払う気にはならないのです。強いて長所を探せば登場人物の魅力ですが、それも力不足でした。発行日を見たら初版は一年近く前の発売なのですね。その後の続刊が出ていませんがそれも推して知るべしでしょうか。
 最後に余談ですが、端端に出て来るパロディネタからすると勇太は中二病と言うよりアニメや漫画の愛好家と言った趣が強いですな。


 壱拾弐日 月曜日

○週刊少年ジャンプ 2012年 50号
家庭教師ヒットマンREBORN! 標的409 ちゃおちゃお!
ツナ「突如としてオレの前に舞い降りた 羽根がない天使・・・ ってホメすぎかな?」
 何言ってんの!? 羽根がない天使とかホメすぎとかそういう次元ではないですよ!?
 最低限のやるべき事はやりましたと言う感じで、それ以上の工夫や面白さが全く無い最終回でしたなぁ。凄くつまらないとか酷いと言う訳ではありませんが間違えても面白いとか素晴らしいと言う言葉は出て来ず、最終回なので最終回として描きましたと言う感じです。
 作品を通しての感想は何度も言いましたが初期のギャグ路線が面白かったです。その後のバトル路線に入ってからはギャグ路線とは段違いにつまらなくなり、また作者の絵柄も戦闘に向いていませんでした。ただそれでも嫌いではなかったです。今となっては詮無き事ですが、バトル路線で終わらずに最後にギャグ路線に戻ってもう半年くらい読みたかったですなぁ。
めだかボックス 第170箱 鶴喰梟
 本作の副題はその回に出て来る台詞で統一され鉤括弧で括られて表記されていたのですが、今回は初めて鉤括弧が使われていませんでした。これにはどういう意図が隠されているのでしょうか? まさかとは思いますが単なるミスだったりはしませんよね?
 さて舵樹が梟が一番嫌いだと評していましたが、それも頷ける凄まじい人格の持ち主でした。めだかが慕っている人間がそう言われるのが不思議でしたが、めだかの前ではめだかに好かれる様に振舞っていただけなのですね。どうして舵樹はこんな男の企てに乗り鳩と結婚してしまったのでしょう(字面だけ見ると鳥類と結婚したみたいです(ぉ )。気付いていなかったのなら悲惨ですし、気付いていて敢えて乗ったのなら凄いです。どちらにせよそれだけ舵樹が本気で鳩を愛したのだと思いたいですね。
 梟がこんな想像を絶する危険で外道の変態だと、一言も触れられなかったバーミーとの親子関係が、わたし、気になります! バーミーが親を嫌っている様子はありませんでしたから、良好な関係を築けていたのでしょうか? 梟が息子に無関心だったとすると寂しいですね。
 最後の頁では一人だけ自転車を運転してばてている禊がキュートでした。


 壱拾壱日 日曜日

○特命戦隊ゴーバスターズ Mission38 『実況!エースデスマッチ』
 ライオアタッシュがメタロイド反応を正しく特定出来た時にどうなるのかが理解らないので、最初は画面の中で何を途惑っているのかが伝わりませんでした。
 δは鳴り物入りで登場した割に目立った見せ場もありませんでしたなぁ。記憶を探っても印象に残る活躍が全くありません。
 エースを除いた全てのバスターマシンが合体したゴーバスターキングですが、これまであれだけ活躍していたエースを仲間外れにするのが理解に苦しみます。キングにエースを加えた更なる合体形態が用意されているのか、敢えてエースを合体しない事でキングと共闘させてエース単体の活躍を残す為でしょうか。
 ドームが実はメタロイドだったとすると、ゴーバスターズの如何なる攻撃も通用しないメタロイドが誕生していた事になるではありませんか。それが可能ならこんな変化球を使わずとも良さそうですが、メサイアカードのメタロイドだからこそ偶発的に出来ただけで、エンターが意図的にこの能力を附加する事は不可能なのでしょうか? しかし正体を見破ったからと言って、急にゴーバスターキングの攻撃でそれまで一切合財の攻撃が通じなかったのに地面から引っぺがせた事に説明が付きません。

○仮面ライダーウィザード 第10話 『国家安全局0課』
ウィザード「こう見えても意外と力持ちなのっす」
 ええっと・・・ 実はわたくし 意外と力持ちさんなんですよ? なんちゃって♡
晴人「なら直ぐ帰った方が良い。此処より安全だ」
直輝「嫌です!」
 秋田飽きたのですね(ぉ
晴人「ユー、誰ぇ?」
 晴人がいきなり惚けた言い方をするので笑えます。
直輝「いえ、貴方は未だ何か隠してる!」
凛子「そうよ、国安0課は何でも隠し過ぎです。もっと情報を開示すべきですよ!」
晴人「そうだ、そうだ。輪島のおっちゃんを何で連れてったんだよ!」
 後ろの二人は便乗しないでください(笑)。特に晴人!
 あっさりドラゴンスタイルに変身した上にそれでも敵を取り逃してしまうのですか。ガーゴイルの石化を砕いたので凄さは見せ付けられましたが、扱いが軽いですなぁ。

 プリキュア。
 子供になった五人の精神年齢まで幼児化していて、電車ごっことか始めたのに笑いました。だるまさんが転んだで負けたれいかの「くやしいです!」も笑えました。
 ちゃんと変身バンクも特別仕様なのが嬉しいですね。そしてピカリンじゃんけんは掟破りのグッチョッパー(三位一体掌)と、畳み掛けてきますな。したり顔で説明をしているピースが素晴らしいです。
 変身バンクを見た時から期待していた子供版のピースサンダーもちゃんとやってくれました。予想通りの反応に大笑いです。
 子供になったプリキュアの反応が細かくて笑えて、録画しなかった事を後悔する面白さでした。

 マギ。
 これまでも度度強調されて来ました、奴隷に纏わる話が重たいですなぁ。少女にこの先の運命を聞かれたモルジアナが淡淡と現実を語りますが、少女が可哀相でなりません。あの場で嘘を吐いても何の慰めにもなりませんから仕方が無いのですが。
 まさかゴルトスがモルジアナにとってこれほど大きな存在になろうとは思いませなんだ。生前よりも死後の方が印象深いくらいです。
 枷から解き放たれたモルジアナの活躍が実に爽快で気持ちが良かったです。展開と戦闘の迫力が相俟ってスカッとしました。奴隷商人に捕まった少女が死ななくて良かったです。
 モルジアナが解放した奴隷の中にアラジンが居たのには、どうしてこんなところに居るのかと言いたくなりました。何をしているのですか。ライラ、サアサと顔見知りの様子ですが、確かアニメは原作の最初を大幅にカットしていると小耳に挟みましたので、原作では初期にこの二人と出会う話があったのでしょうね。
 もっさんは酷くありませんか(笑)。構わないと言いつつ当のもっさんも微妙な反応でした。


 壱拾日 土曜日

 Kを視聴す。
 社が殺したとされる真相は二重人格だと思うのですが、周囲が彼の存在を忘れてしまったのはどういう理屈でしょうか。しかも何がきっかけだったのかも不明瞭です。
狗朗「ああ。何なら、お前にはこの句を復唱する事を許してやっても良い」
 頬を赤らめながら言わないでください(笑)。一言の言葉を褒められて本当に嬉しそうですね。
 二話以降は順調に見易くなっていた事に加え、今回で一話に繋がる状況がかなり整理されました。これまでは漠然と誰かが殺されていてそれに憤る人間が居ると言うだけでしたが、その殺されたのがどういう人間なのか分かり、憤っている人間の感情がかなり伝わって来ましたわ。

 映画館で『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』のプレミア前売り券を買ったのですが、館内のエレベーターにギャバンの映画が満席で見られなかった親子と乗り合わせました。父親が明日も見に来ると諭しているのですが子供は納得がいかず「今日でギャバンが終わっちゃう、明日は行きたくない」と泣き叫んでいて可哀相でならなかったです。しかしこればかりは父親が悪い訳ではありませんし、ちゃんと明日 連れて行ってくれると言っている訳ですからなぁ。可哀相ですが致し方ありません。人口に対して劇場の数や規模が追い着いていないのでしょうなぁ。

 KAエスマ文庫の『中二病でも恋がしたい!』が欲しくなったので買いに行ったのですが、何と一巻が売り切れていました。購入店舗が限られていて態態 特約店まで行ったのにこれには参りました。取り敢えず売っていた二巻だけ買いましたが、一巻が買えるのが何時になるのか理解りませんなぁ。十一月中旬に入荷されるらしいのですが、その時期に足を運べるとは限りません。まぁ、過去には二巻から読み始めた小説も山ほどありますから問題無いでしょう。その二巻から読み始めた小説と言うのはRODといぬかみです。二つだけでした。全然 山ほどでは無かったです。惜しい! でも惜しかった、惜しかったです! 山ほどと二つ、掠っています、かなり惜しいです。


 玖日 金曜日

 ひだスケを視聴す。
 ビー玉を取り出すのにラムネの瓶を割らなくても、キャップを外せば良いではありませんか。
宮子「おーおー全然出来てない」
 直接的な表現に笑いました。
宮子「ははは、やっと〜?」
 これも笑えます。今回の宮子は何時にも増してずばっと言いますね。
宮子「あれ、まさか言った事無かった? ゆのっち可愛いよ〜」
 そしてこれですよ。天然の女たらしです。
 後半の話はヒロとさえの関係が行き過ぎていて少し気持ちが悪かったです。単に仲が良いと言うのを通り越しています。
 吉野家はちゃんと先生らしい事を言っていますし、本人が気にするほど言い過ぎているとは思いませんでしたなぁ。珍しく立派でした。


 捌日 木曜日

○めだかボックス アブノーマル 第5箱 『君は殺せない』
 宗像形が暗器を自在に出してみせる様子はアニメに向いていますな。動きがあるのでよりその凄さが伝わります。
 どうも一対一で戦う必然性が薄いですなぁ。この手の漫画ではこういう状況で一対一になるのが定番と言うのが前提になっている感じで、視聴者にそれを納得させる努力を最初からしていません。
 形が「だから殺す」と言い続ける場面とか今回は珍しく演出が面白かったのですが、それが戦闘になると途端に駄目になりました。形が次次に繰り出す暗器を善吉が全て順番に尽く弾き飛ばすと言う善吉の見せ場であり面白い筈の場面なのに、それがまともに描写されません。改めて落胆させられます。
 善吉による禊の回想が唐突ですなぁ。どうしてその流れでその回想をするのか度し難いです。
 真黒が善吉を評した中にある普通に頑張って普通に悔しがると言うのは、高貴ちゃんからは程遠い要素ですなぁ。高貴ちゃんは努力はしますが頑張らないですし況してや悔しがったりする事は絶対に無いでしょう。
 善吉が死んだと思われてめだかが泣き叫ぶのですが、周囲の反応が冷淡ですなぁ。めだか以外は善吉が死んでも涙一つ流さず全く動揺しないのですか。生きていると理解っていたのかも知れませんがそうすると今度は一人で慟哭しているめだかが滑稽です。
 相変わらず淡淡と進んで全く盛り上がりませんなぁ。善吉が死んだと思われるとか衝撃的な出来事もあるのに何ら心に響きません。


 漆日 水曜日

 ギョーカイ時事放談第222回生放送を聞きました。
 ゲストを発表しない事でイベントへの参加者が減り競争率が下がって楽にチケットを取れる様になったら嬉しいですなぁ。
 イベントでアンケートが読まれない問題は、観客としては自分が出したアンケートが読まれたら嬉しいし、読まれないと残念なので、やっぱり全部読んで欲しいと思いますなぁ。
 料理漫画で名前が挙がっていなかったのだと、駅弁ひとり旅が思い浮かびます。

 土曜に買いましたCDの感想です。
Sparking Daydream
 サビに爽快感があって気持ちが良い、と購入前にテレビサイズで聴いて抱いた印象と良きにつけ悪しきにつけ変化がありません。フルサイズをCDで聴いてならではの感動はありませんでした。ただ耳障りではなく聞き易いです。
モノクロームモンスター
 一回目に聴いた時は好みの曲調ではないと感じたのですが何処かそれが気になりまして、何度も何度も聴き返している内に虜になりました。これは癖になります。
INSIDE IDENTITY
 中でしたいのEDとして聴いた時から余り好みではなく、CDで聴いてもやっぱりそれは変わりませんでした。嫌いと言う気持ちは微塵もありませんが他の二曲ほど好きではないです。


 陸日 火曜日

 まんがホーム十二月号に載っていた師走冬子の『ようこそ!オーロラ百貨店』は「・・・・・・てんぷらには 見えなかった・・・」と言う台詞がちょっと面白かったです。それと『恋に鳴る』と言う連載を初めて読んだのですがちょっと気になり始めました。わたし、気になります!

 神ましたを視聴す。
 奈々生が普段と明らかに違うのに最後まで正体に気付かず、健気に手助けを続ける鞍馬が良い人ですなぁ。登場した頃と随分と変わりましたな。
 風邪を引いた自分を気遣って女装してまで巴衛が学校に行ってくれているのに、その間に男を連れ込む奈々生(ぉ
 本編の後にある変なネタバレCFは何なのですか。アニメの少し先を絶妙にネタバレしてきて凄く腹立たしいですし、そんな事をする意図が全く理解りません。ピンポイントに神経を逆撫でしてきます。

 ジャイゼを見ました。
 ミッチーも選ばれしドライバーでジャイロゼッターに乗るようになるのですか。本人は大喜びでしょうが、乗らずにサポートと言うのも重要だと思ったのですがねぇ。
 今回はこれまでに比べたら戦闘がそれなりに面白かったです。


 伍日 月曜日

 ゆるゆりが読みたいです。それなら読めば良いのですがそうではなく、アニメの放送も無く、原作の新刊も出ず、ゆるゆりの新作を求める気持ちが満たされなくて苦しいです。仕方が無いので既刊を読んで足しにするとしましょう。早く新刊が出て欲しいですなぁ。

○週刊少年ジャンプ 2012年 49号
 ドラクエVIIが3DSで発売されるみたいですが、単なる移植よりも根本から大幅に作り直した本格的なリメイクが欲しいです。新要素のすれちがい石版と言うのもすれ違い通信で石版が交換出来る程度でしょう。当初のコンセプトである書き換えの出来るドラクエが見たいのです。
黒子のバスケ 第188Q 言うだけヤボだ
 伊月のキャリアが長いとかバスケに懸ける思いが一番とか、取って付けた感じが強いですなぁ。これまで微塵もそれを感じさせなかったではありませんか。でも「カッとなってナイスカット!!」はこれまで通りで格好良かったです。
めだかボックス 第169箱「箱庭病院跡地」
 をををををををを!? まさかの高貴ちゃんが人気投票第二位ですか!? ものごっつ嬉しいのですが信じられなくて目を疑いました。上位三名しか発表されておらずそれが上から禊、高貴ちゃん、善吉と全員男性なのですが、男性限定人気投票の結果と言うわけではありませんよね? 本当に本当に高貴ちゃんが全員の中で第二位なのですよね!? これは嬉しいです。それにしても禊の一位は当然として、善吉も三位とは大躍進ですな。
 人気投票で高貴ちゃんが二位だった事はめでたいのですが、本編ですっかり出番が無くなってしまった寂しさが際立ちます。高貴ちゃんと半袖に接点が無いので已む無しですが、めだか、善吉、高貴ちゃん、もがなの四人こそが本作の基本だと思っていたので今の展開に複雑な思いです。
 言彦にはどんなスキルも通じず、スキルを使った事すら気付かれないのに、言葉が通じるからスタイルが通じると言うのは素直に頷けません。それでは『スキル』と言う“能力”が通じないだけで名前が異なるだけの『スタイル』と言う“能力”は通用するのですから然したる差は無いではありませんか。どんな攻撃も通用しない強敵をどう攻略するかと言うのに対する回答が、そんな強敵にも通用する能力を使う、は反則でしょう。
 潜木傀儡と寿蜃気郎は実はかなり良い人だったのですね。何で今になってそんな部分を強調するのか理解りませんが、登場初期の性格は影武者として忠実に演じた結果だったのでしょうか?


 肆日 日曜日

○特命戦隊ゴーバスターズ Mission37 『黒と白の花嫁』
 女性人格のメタロイドは初めてですね。
長谷川「先生特命部に睨まれる様な事したかな?」
 これは心配するのも無理はありません。政府組織に睨まれたら堪りませんな。
 おぉ、久し振りにマジェスティのお声が聞けました。昔の様なエンターとの掛け合いが無くなって寂しい限りでございます。早く復活してください。
ティアラロイド「ありがとう、お姉様」
 お前じゃねぇ!
 巨大ロボによるバイク戦は面白かったです。走りながら敵の攻撃を捌くエースや、飛行人形まで作って飛行するティアラゾードなど見応えがありました。
 敵の幹部が強化されるのは好きなのですが、顔出しだったのが着包みになってしまうのは素直に喜べません。最後の最後で怪人化なら別ですが、それまでは強化しても顔出しであり続けて欲しかったです。今回の強化はコスチュームの変化に留め、最終決戦でこの姿のエスケイプロイドに改造されるのが理想的な展開でした。
 強化されたエスケイプなのですがパワードイエロー一人に梃子摺っている間にティアラロイドが他の四人に斃されてしまっていて、余り役に立っていないではありませんか。自分の存在が不安定になってまでの強化なのですから、もっとゴーバスターズを圧倒しないとリスクと吊り合っていませんよ。抑、エスケイプがそれほど苦戦していた場面に覚えが無いので強化の必然性が感じ辛いのですが、直接的な描写が無いだけでエンターがそうである様にパワードカスタム相手だと分が悪いのでしょうか。

 ターボレンジャーの座談会が掲載されていると言う事で東映ヒーローMAX Vol.43を買いました。目当ての座談会は最初からこれくらいの分量だろうと思っていたので落胆はありませんが、それでももっとターボレンジャーに関する記事が読みたいですなぁ。例えばスーツアクター諸氏もターボレンジャーをどう思っていたのかとか知りたいです。


 参日 土曜日

 昨日から明日まで行われている『インターナショナルオーディオショウ2012』を見て来ました。こういうオーディオ機器のイベントは初めてだったのですが、各社の機器が堪能出来て楽しいですね。メーカー毎の傾向とかそういうのはまるで理解りませんが、とにかくどれも自分の家では出せない凄く良い音である事は理解りました。就中ピエガやアヴァロンのブースで聴いた音が凄く良かったです。各ブースでは一時間毎に講演もやっていましたがその内容には興味が無いので、却って人が多く混雑していて悪い事ばかりでした。

 中でしたいの主題歌であるZAQの『Sparking Daydream』を購入しました。最初はそうでもありませんでしたが聴いている内に段段と好きになって来たのです。突き抜ける様なサビの伸びが気持ち良いです。

 ニコニコ動画東映特撮チャンネルで引き続き劇場作品を見ました。
宇宙刑事シャイダー
 オメガが魅力のある敵でした。五回の脱獄歴を自慢したり(延いてはそれだけ捕まっている事を意味するので名誉ではない)、自らの敗北を武器の不足を言い訳にしたりと、小者に見えていたのですがシャイダーを斃すのは自分とばかりに窮地を救い出してくれます。そしてシャイダーとの一騎打ちでは思いの外善戦し、存外に強者であった事を見せ付けてくれました。六回目の逮捕と脱獄は無く散りましたが見事な最期です。ただフーマの妨害をしておいてフーマの幹部になりたいと言っているのはどうかと思います。例えシャイダーを斃しても入れてくれませんよ(笑)。寧ろそれでどうして入れて貰えると思ったのですか。
宇宙刑事シャイダー 逮捕!しぎしぎ誘拐団
 暴魔博士レーダで知られる石橋雅史が出演していたのですが、その美技をじっくりを味わう間も無く直ぐに真の姿である不思議獣ムチムチに変身してしまい物足りないです。最後はそうなるにせよ、もう少し人間の姿で戦って欲しかったです。
 ところでバビロスのバトルフォーメーションがバンクで敵の母艦と戦い、その後シューティングフォーメーションに変形してしまうので、どうも存在意義が見出せません。


 弐日 金曜日

 ニコニコ動画の東映特撮チャンネルで昨日から新たに劇場作品がまた追加されました。今回はカクレンジャー、ジバン、そしてシャイダー二作の計四本です。カクレンジャーとジバンは本編配信中だからでしょうが、シャイダーとは不可思議な洗濯ですね。いあ、そんな事を言い出したら本編配信中の作品しか配信出来なくなりますから、実際は不可思議でも不自然でもありませんし不満もありませんが。この分なら何れはターボレンジャーも配信してくれるのではないかと期待を強くしました。
 無料期間は矢張り三日間と短いのですが前回よりは本数もぐっと減ってこれなら何とか見られそうな数に落ち着いています。取り敢えずカクレンジャーとジバンを見ました。どちらも面白かったので感想めいたものを書いてみます。
忍者戦隊カクレンジャー
 ヒトツメコゾウの兄弟が最後は合体したり、オオニュウドウが二人を取り込んで強化するのかと思いましたがどちらも無く、そのままで最後まで戦うのですね。
 上映時間が長くないので話としてはそれほどスケールが大きくありません。他の戦隊作品もそうですが映画だからと言ってそれほど特別な内容にはしませんよね。言うまでもありませんがそれが悪いと言うのではありません。戦隊らしい戦闘が心地良く、改めて戦隊の面白さを痛感しました。
 ところでこうやって幾つかの戦隊映画を見ていますと、ターボレンジャーの映画が就中面白いと再確認しました。ジャシンボーマと言う映画に相応しい強敵、壮大なスケールの作戦が用意されており、巨大戦闘が本編と同等かそれ以上にあっさり終わったのが珠に瑕ですが短時間ながらとても盛り上がる傑作です。面白いのは予てから知っていましたがその面白さは戦隊映画の中でも白眉だったのです。
機動刑事ジバン
 ジバンとコウモリブロック、アンモブロックの戦闘が最高でした。壁や屋根を破壊しながらダイナミックに戦場を移動しつつ、見惚れる様な白熱するアクションが長尺で繰り広げられます。アクション監督の山岡演出が存分に発揮されており、ヒーロー作品の醍醐味が詰まっていました。これは興奮せざるを得ません。
 コウモリブロック、アンモブロック、スパイダーブロックと名前が『〜ノイド』ではありませんでしたから、映画と言う事でギバノイドではない敵なのかと思いましたが、最後に隠し玉が用意されていました。ジバンエンドに葬り去られたコウモリブロックとアンモブロックの頭部がスパイダーブロックと合体し、ダイギバノイドとなったのです。これが誕生するまでの様子がギニョールを使ってグロテスクに表現されており注目です。生生しい質感が気持ち悪いです。そして誕生したダイギバノイドはジバンを圧倒する巨躯と異容で、劇場映画に相応しく圧巻されました。ただ、多少はジバンを苦しめたものの、存外に簡単に敗れたのが些か以上に不満でした。もっとこの特殊な戦闘を堪能したかったです。しかし止めにダイダロスを使ったのはそれだけの強敵と言う感じがして良かったですな。ダイダロスは本編でも使用回数が少ないのですが、その分ここぞと言う時に使われている印象が強いです。乱用されていない事に好感を持ちます。
 敵の豪華さ、ジバンエンド、ジバンハーケンクラッシュ、ダイダロスと全ての必殺技が使われる事、そしてアクションの面白さと全てが詰まった快作でした。まゆみ本人が登場しないながらも敵の変身と言う形で演者は出ていましたね。本編でもまゆみが行方不明になった時期の公開だったのでしょうか。


 壱日 木曜日

○めだかボックス アブノーマル 第4箱 『俺はお前という化物と』
善吉「ボクシングじゃなくてキックボクシングかよ!? 卑怯な!」
 意味が理解らない! ボクシングなんて誰も言っていないのにどうしてそれで卑怯なのですか。
めだか「善吉! 発言に気を付けるが良い」
 ほら、めだかも言ってくれますよ。
めだか「この程度の行為を卑怯と呼んでは、鍋島先輩に笑われるぞ!」
 違うっ!! 程度の問題じゃないッ!
 めだかと仕種の戦闘が酷いですなぁ。躍動感も迫力も勢いもありません。めだかの分身もその凄さが表現されていませんでした。
 高い頻度で入る善吉の茶茶が鬱陶しいですなぁ。めだかと仕種がちょっと戦ったと思ったら善吉の解説で流れが寸断される上に、その内容がとても陳腐です。原作で読んだ時は気になりませんでしたが映像にするとテンポが悪い事この上ありませんなぁ。しかし喋らないとそれはそれで問題でして、高貴ちゃんともがながボーっと突っ立っているだけで完全に背景と化しています。
 着地と着地音のずれが分かり辛いですなぁ。言われないと気付けないと言うか言われても分からず言われたからそうなんだろうと思う程度です。黒神ファントムの表現だけは悪くありませんでしたがそれも他が悪いからで、取り立てて優れているのではなくこれでぎりぎり及第点です。
 前回に続いて今回もとても残念な出来でした。原作は会話が主で戦闘そのものは飛び抜けて面白い作品ではないのですから、それこそアニメではその部分を膨らませて魅力的に描いて欲しかったです。漫画には無い動きがアニメの特長なのですからそれを期待しているのですが、本当に落胆し幻滅させられる出来です。