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壱拾月の独白

 参拾壱日 水曜日

 今宵はげにも怪しき装いをした少年少女が徘徊し、まるで暗闇の中に佇む街灯の光に群がる羽虫の如く門扉に設置されたペポ種を目印に集い、日本語には聞こえぬ怪しい呪文(多分 異界の言語)を唱え家主が供物を捧げる、そんな儀式が行われる日です。平たく言えばかつあげです(ぇ

 喫茶黒うさぎ第二百六十四回を聞きました。
 村さんの口で再現する放送禁止規制のバリエーションに笑いました。昔からこういうのが得意ですよねぇ。
田村「啼くよ ウグイス嬢 平ア〜ン♥京」
 村さんにしては珍しい下品なネタですね。ラジオを聞くのが好きですからその経験から出てきたのでしょうな。
 村さんが例題として挙げた算数の問題は、バナナを買いに行ったのですからキウイは買えなかったと見ました。
田村「ぐらいだよ、ゆかりの、数学レベルは」
 逆に高度!


 参拾日 火曜日

 超電磁砲の既刊を読み返したのですが、八巻で新しく登場したと思っていた人物が実は七巻で既に出ていました。ショチトルなのですね。そうするともう一人も『メンバー』の一員なのかと調べましたが、博士、馬場、ショチトル、そして残る一人は査楽なのであの少女とは似ても似付きません。どうやら別人みたいですね。此方は間違い無く新しく登場した人物と見て良いのですね。
 最初は査楽と勘違いした馬場ですが思い出せました。詳しい経緯は失念しましたがシェルターに閉じ込まれたのが馬場だったのですね。もっと大柄な人物を想像していたので本人を見ても想起出来ませんでした。査楽と勘違いし恰幅があると思った馬場が思っていたよりも痩せていたと言う話です(?)。
 それにしてもバルーンファイトで相手校の主力を含む七人と相打ちになり相手の大きなリードを一気に無くさせた光子は何度読んでも凄いと思わされますなぁ。彼女は大能力者(レベル4)ですがそれは単に大きな力を持った能力を行使出来ると言うだけで、それを実戦で応用して使いこなせるかとか、能力と関係の無お部分を含めた総合的な戦闘力に優れていると言う意味ではありません。レベルの高さに過信した常盤台の生徒がバルーンファイトで敗北したのがその顕著な例でしょう。しかしそのバルーンファイトで善戦した光子は、即ちそういった総合力が平均を上回っていると言う事に他なりません。例えば、美琴は何処で鍛えたのかは定かではありませんが能力を使いこなしていますし裏の世界の住人と渡り合えるだけの身体能力を有しています。例えば、白黒は風紀委員(ジャッジメント)の一員として業務に従事しているので無法者を拘束出来る様に高い技術を習得しています。光子の場合は白黒とは比べるべくも無いでしょうが、それでも一般生徒とは一線を画した実力をどうやって身に付けたのでしょうか。出自からも縁遠そうなので不思議です。
 光子と言えば七巻で光子の父親が、世界を旅していると言う友人の事を口にしていましたが、もしかしたらこれは美琴の父親である御坂旅掛の事ではないでしょうか? 世界を股に駆けて活動していると言う意味では上条刀夜も当て嵌まりますし、他にも世界中に居るでしょうが光子の父親と当麻の父親を繋げるのは不可解ですし、美琴との関係を強調する意味でも旅掛と考えるのが無難な気がして、そんな飛躍した想像をしてしまいました。


 弐拾玖日 月曜日

 ゴンを視聴す。
 伝説の炎と言うのは伝説になる様な凄い炎ではなく、炎そのものが伝説だったのですね。皆は炎を知らなかったのですな。

○週刊少年ジャンプ 2012年 48号
BLEACH 513.The Dark Moon Stroke
 ウェブ上の感想や過去の話を読み返していたのですがさっぱり理解出来ていなかった事に遅まきながら気付かされました。ユーハバッハに変身していたロイド・ロイドはその時に初めて出て来た名前かと思っていたのですが、その前に相手の姿形と力をコピー出来るロイド・ロイドが剣ちゃんと対峙する相手として登場しており、その前振りがあって実はロイド・ロイドは双子だったと言う展開に繋がっていたのですな。しかし驚嘆すべきは記憶をコピーする弟のロイドでしょう。兄と違って力はコピー出来ないのに兄を斃した剣ちゃんを自分の力だけで斃した訳ですよね。兄も最初から剣ちゃんをコピーなんかしないで戦えば勝てたのではなかろうか。それとも弟は力をコピー出来ないからこそ自分の技を磨き鍛え続けたのでしょうか。その結果、特記戦力の一つに数え上げられる剣ちゃんを斃し、元柳斎に本物のユーハバッハだと信じ込ませていたのですから相当の実力者でしょう。そうなるとこれほどの使い手をあっさり処分してしまったユーハバッハが愚か過ぎます。これでは冷酷で非情なのではなく単に無能なだけではありませんか。忠誠心も高いので特記戦力よりもずっと大切にするべきです。
 そして読み返したのですが相変わらず理解出来ていません。敵の名前で覚えられたのはユーハバッハとロイドくらいですし、他は名前は疎か顔やどの死神と戦っているのかすらまるで分かっていないのです。破面(アランカル)十刃(エスパーダ)はこんな事は無かったのですがねぇ。
読切 六攻特課
 先週の読切は面白かったのに一気にレベルが低くなりましたわ。
めだかボックス 第168箱「たった一度の不公平だ」
 あぁ、なじみは死んでしまったのだなと、初めて実感しました。
 半袖が食断ちをしためだかの代わりに食べる事に影武者として何の意味があるのかと善吉がやっと触れてくれました。今更ではありますが本作に於ける影武者と言う言葉の使い方はおかしいですよね。しかも複数の意味で使われておりその全てがおかしいと言う奇異な事態に陥っています。本来の影武者はユーハバッハの姿をコピーしていたロイドがまさにそれで、主に成り代わる事で周囲を騙し危機を救う役割を担います。それが本作ではどうでしょうか。
 先ず最初は漆黒宴に登場しためだかの婚約者でして、この場合は最初はめだか一行に婚約者本人と思い込ませたのですから他に比べれば正しいと言えば正しいです。しかし影武者が五人束になっても本物一人に敵わない実力で漆黒宴に出場して敢え無く敗退しているのですから影武者を使う事に何ら言い事が無いばかりか完全に裏目に出ていました。
 次は半袖がめだかの影武者だったと言うのですが、これは半袖や不知火一族、そして依頼者しかその事を知っていないのですから影武者の役割を成していません。敵対者の誰も彼もが本物に向かっているのですから意味が無いでしょう。また前述の食事を肇としてめだかの出来ない事をやり陰から支えていたと言う事ですが、それは密かな支援者であって影武者ではありません。
 そして最後が成人した半袖が言彦の影武者になると言う事ですが、これは言彦を受け継ぐのですから後継者とかクローンの類でしょう。これとは別に本物の言彦が何処かで生きていてそれを隠していると言うのであれば正しく影武者ですが、少なくとも現状の明かされている情報ではそれを影武者とは呼びません。
 まぁ、影武者と言う言葉の使い方が間違えているからと言ってそんなに気にせず読んでいたので別に問題が無いと言えば無いのかも知れませんが、他にそれらしい言葉が無いからと影武者と言う単語で代用しているだけですよね。


 弐拾捌日 日曜日

○特命戦隊ゴーバスターズ Mission36 『ゴーバスターライオー ガギーン!』
 ニックは初期から一貫して人間が出来ていますよね。
 エンターもパワードイエローとスタッグの二人が相手だと形成を不利と判断していましたし、エスケイプもパワードブルーと戦うのは厳しいのですね。
 ブルドーザーロイドのブレード部以外を重点的に狙って攻撃する描写が見たかったですなぁ。それが無いとブレード部だけが脅威にしか見えません。
 ライオブラスターの攻撃場面は超兵器と言う感じがして、単なるビームなのですがその見せ方が良かったです。しかし結局 最後まで全員で使う必殺バズーカは出ませんでしたなぁ。
 ゴーバスターライオーはバスターエースは合体しないのですか。一人で残されたニックの姿が哀れみを誘います。ゴーバスターライオーがタテガミライオーとは全く違うと言うのは理解るのですが、タテガミライオーが占める比率が大きいのでGT−02とGH−03が合体していると言う実感が湧き辛いです。エースが除外されている事もあり最強形態と言う印象が薄いですなぁ。ずっとメインを張っていたエースをこんな扱いにしてしまうのが解せません。

○仮面ライダーウィザード 第9話 『ドラゴンの叫び』
 あぁ、驚きました、夢ですか。洋樹の両親が本当に殺されるとはハードな展開だと思いました。しかし今回は夢でしたが、人間を超える力の持ち主が本気で殺しにかかってきたら阻止するのは難しいですよね。その恐さが伝わって来ました。
 こんな序盤でパワーアップと言うのは過去には無いパターンですね。従来なら中間強化形態の登場はもっと先でした。フェニックスは前回で初戦闘しやっとその圧倒的な強さを見せ付けたと思いきや、今回はもうウィザードの強化形態に手も足も出ないとは虚しいです。
 ウィザードに後ろからドラゴンが刺さり胸からドラゴンの頭が生えて来たのに驚愕させられました。しかもどんなライダーキックが飛び出すのかと楽しみにしていたのに、必殺技が胸からボーッと炎を出して終わりなのですか。迫力も何もありませんな。


 弐拾漆日 土曜日

 お茶屋さんで茶葉を買う際にポイントカードを提示しました。
店員「五百ポイント貯まりましたね。これからも頑張ってください」
 うん・・・うん? その頑張れと言うのは要はもっと買えと言う事ですよね? しょ、正直な方ですね。

 巷間での評判が良かったからと言う訳でもなくもないのですが『ブレイブリーデフォルト』を購入しました。久方振りとなるゲームの購入でございます。

 アニメ第二期の放送も決定した漫画『とある科学の超電磁砲(レールガン) 08』の発売日なので買って来ました。アニメと言えば第一期はとても面白い1クールのアニメでした。第二期が何クールの放送になるのか知りませんが、前作と同じ様に変なオリジナル要素を挟まず、原作に忠実な面白いアニメにして欲しいです。
 今回もとても面白くかなり楽しめました。漫画としての基本的なレベルが高く安定して高品質な仕上がりです。読み終えて「あー、面白かった!」と素直に言える漫画です。原作はかまちーとありますが、具体的にはどの程度がかまちーが考えているのでしょうか? 冬川基が完全なオリジナルだとどんな作品を生み出せるのか、わたし、気になります! 続きが早く読みたいのですが月刊誌連載なので単行本の発売間隔が長いのですよね。本作の数少ない欠点です。
第45話:伏兵
 高飛車で高慢と取られる事もありますが、年長の男性に物怖じしない婚后光子の姿は常盤台中学では異彩を放ちながらも頼れますな。
 「楽しい狩りが一方的な虐殺になっては興醒めだから」と宣言する様は格好良かったのですが、常盤台生徒の大半が罠に嵌められたら成す術も無い姿には幻滅させられました。ただそれが常盤台の気風と言われればそうなのでしょうね。能力が優れて勉強が得意でも世間知らずのお嬢様学校と言う感じです。だからこそ湾内絹保や泡浮万彬は闘争心が欠けている事を痛切に感じていたのでしょう。
第46話:胎動
 馬場と言うのが禁書本編に登場していた事は辛うじて理解りますが、それが何者でどんな役回りだったのかとんと記憶にありません。恥ずかしながら最初は“死角移動(キルポイント)”査楽と勘違いしておりまして、こんなにふくよかな体型だったかしらと首を傾げておりました。もっと小柄な少年らしい風貌だった筈と不可思議でしたが、抑抑が別人です。
 他の常盤台生徒が苦戦を強いられる中で奮闘し七人と相打った光子は流石です。データを知られていなかったと言うのもあるでしょうが、七人の一人は相手校の主力だったみたいですし本人の地力も捨てたものではないのでしょう。
 複数の人間に囲まれながら体捌きだけで切り抜ける御坂妹はレベルが違いますな。美琴にもこれが出来るか疑問でしたが本人の口から自分より粘ったと発言されていますね。矢張り身体能力や実戦での動きに関しては幾度も死線を潜り抜けている妹達(シスターズ)の方が上手でしょうか。尤も美琴とて、フレンダとの戦闘を見る限りでは中中のものでしょうね。
 相も変わらずきちんと美琴と妹達の交流があり、美琴の姉らしい一面が見られるのは良いですな。その度に言っていますが禁書本編に欠けていて、禁書本編で見たかった内容です。
第47話:遭遇
 途中で気付いたのですがこれは読んだ事があります。電撃大王を買った記憶はありませんから偶さか立ち読みしたのでしょう。絹保と美琴の会話はこういう事でしたか。
第48話:浸蝕
 じわじわと美琴が追い詰められていきますなぁ。社会的に行動を咎められ、仲間との絆も断たれ、危機的状況が分かり易く表現されていますな。
第49話:信頼
 絹保に対戦が無くて残念と言われて「できれば常盤台とは当たりたくないですな」と返す涙子が正直ですね(笑)。
 一瞥しただけでちゃんと美琴と御坂妹の違いを見分けている光子は改めて流石ですね。話しかけようとしたと言うのが光子と美琴の親密さが表れていて微笑ましいです。
 美琴への協力を快く承諾した上に食蜂操祈の能力から自分の事も信頼するなと冷静な忠告を下す光子が実に良い女で格好良いです。その後の状況判断や情報分析力も見事なものでした。
第50話:開戦
 いやはや本当に光子は超電磁砲で化けたと言うか良いキャラに育ちました。禁書本編では高飛車で嫌味な上に自信過剰と悪い面が目立っていましたし超電磁砲のアニメでもその延長で描かれましたが、超電磁砲原作ではそれらとはまるで別人でしょう。そんな人柄だからこそ結果的に派閥を作らなくても自然と周りに人が集まっているのでしょうね。彼女の言動に恥ずかしがりながらもちゃんと惹かれて付いて来ている人間が確実に増えています。
 禁書本編で初登場した時は黒子と絡んでいましたがその後は接点が無く、超電磁砲では寧ろ美琴と関係性の強い人物となっていますね。黒子に代わって美琴のコンビとしても似合っており、風神・雷神コンビの名前が強ち嘘ではありません。
 此処で絹保と万彬を繋げて来るのも巧いですな。怒った経験が無いと言っていたのがこう生きてくるのですか。
第51話:解析
美琴「私を殺してでも止める覚悟がないなら どいて」
 所詮は操られているだけに過ぎない人形と、人が殺される様子を生で見て来た人間の差がありますな。
第52話:暗部
 まんまと馬場の作戦に乗せられている様に見せかけておいて、実は一枚も二枚も上手だった絹保と万彬に脱帽です。世間知らずのお嬢様と侮れません。それより馬場の情け無さが際立ちます。
 操祈のみならず馬場が所属する勢力も絡んで先が読めなくなって来ましたね。共に目的は何なのでしょう。そして馬場と同じ勢力の二人はこれが初登場ですよね? わたし、気になります! このお二方はどちら様なのでしょう? そしてこの先にどんな展開が待ち受けているのでしょうか?

 『高速戦隊ターボレンジャー』DVDのvol.5 DISC9を見ました。最終巻なので慌てて見る必要が無いのでついつい先延ばしにしてしまいました。
スターは俺だ!
 この話は前回の『歩け!四国の子』と同様に何度も見返していた話であり、レンタルビデオで見た時は懐かしかったです。
洋平「これだよ、俊介らしいや」
 らしいと言われて納得出来るほど視聴者に俊介らしさが伝わっていません。
ワタリドリボーマ「七つ道具その二! ヤミマル様が流星剣、キリカ様が月光剣なら、この俺様は天に輝く太陽剣!」
 オーロラプラズマ返しでもするのですか!?(ぇ
俊介「いや、ズルテンはあれで中中 強いよ」
 ズルテンの意外な評価が理解る一言です。尤も弱い暴魔の話で比較対象に挙げられ、“あれで”と前置きが付く時点で推して知るべしですが。
 歌舞伎の見得きりを想起させるオヤクシャボーマの名乗りは個性があって好きです。
オヤクシャボーマ「知れた事よ、この世にはお前達なんかより、一枚役者が上の者が居るって事を、分からせる為さ」
 これはオヤクシャボーマ自身の事と同時にラゴーン様の事を指している感じがする台詞ですなぁ。ラゴーン様を斃したと思っているヤミマルとキリカですが、実は生きていると言う事を暗に示しています。
 ブラックのハンマーブレイクからVターボバズーカでオヤクシャボーマを撃破します。
 巨大化させたのがラゴーン様でしたし、矢張りオヤクシャボーマはラゴーン様が派遣したのでしょうか。
 巨大オヤクシャボーマはターボカノンを傘で弾いたものの高速剣で何度も斬られ、二度斬るタイプのターボクラッシュに斃れました。
コワイ誕生日!
 ターボビルダーの内部が画面に出るのですが、これはファイブマンでもマグマベースの内部として使われていましたね。
太宰「何時かシーロンに聞いた事がある。妖精を自分の躰に閉じ込め、一時間かけてそのオーラを吸い取り、不死身の躰となる悪魔の暴魔獣が居るとな」
 また不死身か! しかしその妖精も人間の手により大半が滅びているので、シーロンを捕食する事だけが最後の機会なのですね。
 ウーラーを見てそういえば前回はウーラーが出なかったと気付きました。四国ロケに大人数を連れて行くのが困難だったのでしょうか?
デビルボーマ「辿り着けるかな、妖精が死ぬ前に」
 そう言ってビルに入る力を見ながらビルの屋上で余裕の笑みを見せるデビルボーマですが、二十分もあれば普通に辿り着けますよね? 笑っていないでもっと本気で逃げてください。
 珍しく二刀流のGTクラッシュで止めです。それにしても今回、レッド以外の四人は何をしていたのでしょうか? Vターボバズーカも使われませんでしたし何もしていない印象です。
 巨大化するもターボラガーには手も足も出ずあっと言う間に敗れました。
 最後の方に流れた挿入歌がポップで良い曲ですな。
 最後に星を見上げる五人の姿がEDでラキアを見上げる様子に背景まで含めて酷似していますね。
6人目の戦士!
 人間が通う学校の近くで射撃練習をしているガンマンボーマがシュールです。もっと他のところでやれば良いではありませんか。
俊介「先刻の暴魔獣を見たろ? 奴らと戦って行く為には、厳しい訓練が必要なんだ」
 初耳です。五人がそんな訓練をしている姿も一度も見た事がありません。
 プロの料理人とかなら別ですが他人の手料理は余り食べたいものではないでしょうが、昨日のお礼と言われたら断る訳にもいきませんよね。
 ブルーターボに変身した健一を逃がそうと生身で戦う洋平は根っからのヒーローなのですよね。そんな洋平だからこそ健一がヒーローになる資格が無いと言い切るのも理解ります。『奪え!洋平の顔』でもそうでしたが洋平はこういう役目が多いですね。
大地「貴様の所為で洋平が・・・洋平が! 言え!! ブレスレットを何処に隠したぁ!!」
 こ・・・こえええー!?
健一「嫌だ、もう一度、もう一度僕にチャンスをくれ・・・!」
大地「ふざけるなぁッ! 貴様未だ懲りないのか!? ブレスレットを返すんだぁぁッッッ!!!」
 こ・・・こえええー!?
 暴魔一の殺し屋を名乗り人質を無用と言い切る自信家だけありましてガンマンボーマは実力も確かですね。ターボレンジャーを寄せ付けず勝てたのは健一のおかげでした。
 ブルーが単独で止めを刺しそうな勢いでしたが、Jマシンガンの後にVターボバズーカが来ました。レッドだけが優先的に単独の止めが多用されていますね。
 強豪だったガンマンボーマですが巨大化してからはそれほどでもなく、二度切るターボクラッシュで終わりました。最近はターボロボの止めに工夫が見られなくなってきましたなぁ。
流れ暴魔伝説
 普段は流れ暴魔である事に誇りを持っている様な発言をしていますが、いざ純粋な暴魔になれる機会があったらあっさりそれを選ぶのですね。
 ヨロイキリカは強いですね。どれくらい強いかと言うと地割れを起こす描写から判断するに、ウーラー人柱や魔神剣に匹敵する強さです。
ズルテン「ヤミマルは嫉妬しているんですよ。キリカ様が、真の暴魔になってしまわれたので」
 もうヤミマルを呼び捨てにしているのですから相変わらずズルテンは変わり身が早いですな。
 険悪になると思いきやキリカはヤミマルを気にかけています。この二人は徹底してラブラブと言うか、少なくともキリカはヤミマルに一途なのですね。
 接近させてくれと言いながら近付けたのに遠くへ蹴り飛ばすレッドが意味不明です。その後でヨロイキリカの方からまた勝手に近付いてくれましたが。ヨロイキリカからすれば接近戦が不得手な訳でも、レッドターボに遠距離の攻撃手段が無い訳でもありませんから、別に近付いて損はありませんからね。
 多くの怪人を葬り去ったGTソードが折れるのですから、ヨロイキリカの装甲は本当に強固なのですね。GTソードが折れたのは後にも先にもこれが唯一ではないでしょうか?
 ヨロイキリカは強敵でしたがヨロイボーマはそうでもなくあっさりVターボバズーカで爆発四散しました。
 今回はキリカの主役回でターボレンジャーでは特に誰が主役と言うわけでもありませんでしたが、戦闘後の「ビクトリー!」はブラックが先頭と言う事はこれがデフォルトなのでしょうか。
 高速剣が弾き飛ばされ、久久にスーパーターボロボへ合体と相成りました。スーパーターボロボを乱発させないでターボロボやターボラガーを大切にする姿勢は好感が持てます。
超マジック少年
少年「おい、息なんかすんなよ」
 無茶を言いますね(笑)。
 ハンコボーマも超全集で特徴的な外見が印象に残っている暴魔獣でした。判子の暴魔獣ですがモティーフには象や貝殻も含まれていて、随分と盛り沢山ですね。
 顔を隠しているのにミスマジックがキリカだとよく気付きましたね。あたしなんか言われるまで理解りませんでした(ぉ
ピンク「そんなものは効かないわよ!」
ヤミマル「暴魔には効かん!」
 ピンクとヤミマルで効かないと言っている意味が微妙に違いますね。ピンクはズルテンの攻撃がターボレンジャーに通用しないと言っているのですが、ヤミマルはハンコボーマの特殊能力が暴魔には効能が無いと言っています。この台詞を続けるのが面白いです。
 あれ、これは・・・。ハンコボーマにより超魔術を与えられた子供が売り物の洋服や女子高生のクレープを奪う場面に見覚えがある気がしました。もしかしたらこの話も幼子の時分に見たのでしょうか。まぁ、似た様な話は他にもあるでしょうからそれと混同している可能性も無きにしも非ずですが。
 そういえばまた洋平が主役なのですか。多いですなぁ。
 何と、この話ではラゴーン様の暗躍がより本格化しているではありませんか! どうしてこれがビデオには収録されていなかったのでしょう? ヤミマルとキリカが初めてラゴーン様 生存の可能性に言及しますし重要な回に見えます。同じ洋平主役の『6人目の戦士!』より此方を入れるべきではないでしょうか。
 ただの少年をヤミマルやキリカより凄い力の持ち主に変えてしまうのですから、ラゴーン様は流石と言うか底知れない力の持ち主ですな。さらりと言っていますがヤミマルやキリカより上と言うのは物凄いですよ。
 洋平と子供が襲い掛かるドラグラスの口につっかえ棒をはめる場面に見覚えがあります。矢張りこの話は見た事がありました。こういうのが分かった瞬間は得も言えぬ興奮を味わえます。
 戦闘でレッドとブラックのツーショットは珍しいですね。GTクラッシュとハンマーブレイクを決めて並んでポーズを決める姿が格好良いです。
 ハンコボーマへはブルーが単独でJマシンガンで止めを刺しました。しかし何故か「ビクトリー!」はピンクが先頭です。
 巨大ハンコボーマはバトルボールを打ち返すなど健闘しましたが一瞬の内に形勢が逆転し、ターボラガーの猛攻を受けて斃されました。
 珍しく俊介の設定に準じたお調子者らしい面が見られました。設定通りの姿が珍しいと言うのも異な話です。 


 弐拾陸日 金曜日

 芥子蓮根を一度 賞味してみたいと思っていました。その機会に中中 恵まれなかったのですが、とうとう売っているのを発見し、ほんの一瞬 存外に値が張ったので躊躇したもののこの貴重な機会を逃してはなるまいと買ってしまいました。
 白い炊き立てのご飯を用意して芥子蓮根を添えます。楽しみだなぁ、やっと食べられるのだなぁ。
 ・・・
 そうなって欲しくないながら可能性は頭の片隅にはありました。これを何と表現するべきでしょうか。そうですね。凄く美味しいものを食べた歓喜に打ち震える瞬間とは程遠いです。箸が進みません。再会を望みません。端的に誰にでも分かり易い日本語で、しかし些か控えめな表現をするのならば、美味しくありませんでした(ぉ
 当たり前ながら左右 辛いのです。そして辛いだけで別に美味しくありませんでした。醤油をたらすと辛さが和らぐとありましたが然して変わりませんし、抑 それで得られた味は醤油味であって芥子蓮根の味ではありません。マヨネーズを使えば更に辛さが消えるらしいのですが、我が家にそんな上流階級で嗜まれる様な洒落た調味量がある筈も無いのです。
 得てして現実とは理想を裏切るもの、それを痛感した日でした。

 うぇぶらじ@電撃文庫第四十八回で三澤紗千香が『かいこう』と言っていましたが文脈や文意からして、それは『改行(かいぎょう)』ですよね? あたしも『改行(かいこう)』と誤読した時期があったので人の事は言えませんが、しかし喋りのプロがこれは如何なものでしょうか。況してやその場には小説家や小説編集者が居合わせている訳で、その状況でそんな間違いをするなんて恥ずかしくて居た堪れないです。三澤紗千香本人の問題のみならず、同席している人間や番組名に冠せられた小説レーベルの名誉の為にも、これは録り直して世に出すべきではありません。


 弐拾伍日 木曜日

○めだかボックス アブノーマル 第3箱 『今日中に叩き潰す!』
 前作最終回の頃から薄薄思っていたのですが王土の声が合っていないと言うか、何と言うか上滑りしている印象を受けます。もっとどっしり馴染んだ声だったら迫力も出たでしょう。
 何だか展開が早すぎますなぁ。会話を聞いていたと思ったらそれを咀嚼する前に先に進んでいます。めだかが拒絶の扉を突破した場面もそれが如何に困難か理解する前に進んでしまうので凄いとすら思えませんでした。
 半袖が箱庭学園で一番大変だったと言うのは、高貴ちゃんともがなに事情を話した事だったのですか(ぉ
高貴「ところで門番。困難に対し努力する奴はその時点で負け犬だって? 後輩に間違ったことを教えるな! 困難に対し努力をする奴は――その時点で勝ち馬だ!!」
 高貴ちゃんの声が合っていないと予てから思っていましたが、この台詞は特にそれが顕著で折角の素晴らしい台詞なのにとても残念な感じになってしまいました。やっぱり高貴ちゃんに浪川大輔は合いません。大輔にしないといけないにしても小野大輔の方が良かったですなぁ。
半袖「いえいえ、別に。ちょっと唆しただけですよ」
 半袖が箱庭学園で一番大変だったと言うのは、ちょっと唆した事ですか(ぉ
 一緒に遊園地に行くので一見すると仲が良さそうですが、この頃はめだかともがなに距離があると言うか、めだかはもがなを友人としては見ていないのですよね。
 もがなの「あん」が艶っぽい声を想像していたらそうでもありませんでした。
 EDは映像も曲も綺麗でとても好きなのですが、しかし全く動かないですなぁ。


 弐拾肆日 水曜日

 ギョーカイ時事放談第221回を聞きました。
 以前から幾度もアニメがやりたいを連呼しているうぷたんですが、それならどうして日活に転職したのかとその度に思うのです。言える事情も言えない事情もあるのでしょうが、映画会社に入ってアニメがやりたいと言われても不可解です。
偽まる「(禁書の映画は)マジンガー対デビルマンだよ」
 デビルマンの技が機械獣にかきんかきんと弾かれるあの映画ですね(ぇ

 ダン戦視聴。
 正体がレックスと見え見えだと思っていたらそれが罠でレックスではありませんでした。完全に騙されたー、ってミオさんはミオさんは子供向けだから分かり易くしているのだろうと上から目線で決め付けていた事を恥じてみたり。


 弐拾参日 火曜日

 とな怪を視聴致しました。
 それまで恐がられていた主人公がふとしたきっかけで馴染む、これをセイクリッドセブン現象と呼びます(ぇ セイクリッドセブンは面白かったですなぁ。ああいうアニメをもっとやって欲しいです。
あさ子「(鶏に餌をあげている雫を見て)寂しさをペットで紛らわす女・・・」
 雫が哀しい事になっています(笑)。あさ子がずばっと言うから面白くなっていますね。
 頭にぶつかってたんこぶが出来たとかで揉めていますが、ぶつかったのは近くに落ちているダンベルですか!? それは瘤では済まないでしょうし怒るのも当然でしょう。
 揉めている光景を見た春が激怒して男を攻撃しましたが、その苛烈さに助けられた当人も含めて周囲が引いています。やり過ぎですね。やり過ぎ過ぎる!
 兄の顔を見た瞬間に逆そうして逃げ出す春が面白かったです。しかしこれだけ春に嫌がられている兄と言う事は、さては赤座あかねや黒神真黒みたいな感じなのですね!(マテ)
雫「(何と言うか、変わったお兄さんだ。・・・! この弟ほどじゃないけど)」
 変質者と見紛う春の突然な出現に笑いました。
春「西瓜割り皆でやってたのかよ!」
雫「(この人、今までこんな所でそんな事を悶悶と考えていたんだろうか)」
 春の中で西瓜割りはどれだけ大きい事案なのですか(笑)。雫の返しが素敵です。


 弐拾弐日 月曜日

 トーイクを視聴す。
 ユウヤとは険悪だったレオンですがヴィンセントとは和やかな会話を繰り広げています。これはレオンの性格が悪いのではなく、余程ユウヤが嫌われているのですなぁ。
ヴィンセント「(あぁ姫か。成程、傍目にはそう見えるって事だよな)ああ見えて結構お茶目なんだぜ、あの子。好き好きオーラ出しまくりなのに自覚無いとか、一人であたふたしたりとか」
 クリスカに与り知らぬところであらぬ誤解が(笑)。
 おぉ、久し振りの挿入歌ですね。最初はこれが毎回流れるのかと思いましたが、すっかりご無沙汰でした。
亦菲「ユウヤ・ブリッジス、私の事を好きになって良いわよ!」
 何だか一気に何処にでもある様な凡百のアニメみたいな流れになって来ましたなぁ。別にこれまで本作が高尚だったと言う訳ではありませんし、比較して上だったと言う訳でもないと言うか、寧ろ本作は本作で問題はありましたが、取り敢えずそういう作品ではなかったと思っていましたがその壁も取り払われてしまいました。

○週刊少年ジャンプ 2012年 47号
黒子のバスケ 第186Q 出番よ!
 これまで一年生の描写が著しく欠けていたのが難点ですなぁ。もう少しレギュラー以外も読者に認識出来る様ならこの漫画ももう一段上にいけたと思うのですが。
読切 呪禁奇譚 宮浦さん
 話も設定も面白かったです。最近の読切では頭一つ抜けています。
めだかボックス 第167箱「絶対に教えない」
 前回めだかは半纏を反転院さんではなく半纏院さんと呼んでいたので何か意味があるのかと思っていましたが今回は普通に反転院さんになっていました。前回のは単なる誤植だったのでしょうか。
 先週号を読んでミオさんはなじみが半纏が純粋な悪平等ではない事を知っていたのか疑問を抱いたのですが、過去のジャンプを読み返していたらなじみが半纏が不知火一族を作った事を語っている場面がありましたね。最初から知っていたのですな。ところで半纏はなじみの影武者である自分が死ぬ可能性を考慮し一万年前にバックアップを生み出したと言っていましたが、なじみと半纏が出会ったのが百五十年前なのですよね。これはどういう事なのでしょうか。なじみが半纏に出会う前から半纏はなじみの事を知っていた?
 そして未だに解消していない疑問が他にもありまして、禊が登場した頃 半袖と禊が同じと言う様な事を言っていましたがあれはどうなったのでしょう。半袖の正体が明かされてしまいその件に触れられそうな気配がありません。またバーミーが善吉より少しだけ主人公(めだか)に近いと言う意味も分からずじまいですなぁ。確かに血縁関係で言えばめだかに善吉より近いですが(笑)。


 弐拾壱日 日曜日

 夢の中でめだかボックスを読みました。
 そのめだかボックスだといきなり善吉が何か嬉しい事でもあったのか、「丹生ちゃ〜ん、聞いて聞いて〜」と思い切りデレデレしただらしない顔で言いながら駆け寄ってきます。その視線の先に居て丹生と呼ばれたのが車椅子に乗っている美少女でした。どうやら善吉はこの少女に好意を寄せている様子です(あれ、めだかは・・・?)。しかし善吉は知る由もありませんが丹生の正体は男で、顔をべりべり剥がすとその下から何処か禊ちゃんに似た若い素顔が隠されているのでした。この男こそがこの章の敵に相当しまして、何某かの目的があり善吉に接近しているのです。そして場面は何故か運動会、丹生は実はロボットであり、それが知れて周囲から迫害されているのですが、其処で善吉が彼女を庇いました。
 覚えているの内容を書き出したらこれだけでした。それにしても夢と言うのは目が覚めると物凄い勢いで記憶が風化していきますね。忘れない様にと急いでメモを取ったのですがその刹那にも直前まで記憶にあった事がどんどん忘却の彼方に去って行きました。夢を見ていた時点では最初に善吉が喜んでいた理由もちゃんとありましたし、丹生の目的ももう少し明確でしたし、高貴ちゃんも多少ながら絡んでいた筈だったのです。もしも夢の内容を克明に覚えていられたらそれを本に起こしベストセラーとなり夢の印税生活が実現していたのに、とそれこそ夢の様な話を語るのです。
 ところでめだボの夢を見たのは寝る直前までこの漫画の事を考えていたからなのでしょうが、それならば常に考えているゆるゆりの夢が見たかったです。ゆるゆりの夢が見たかった!

○特命戦隊ゴーバスターズ Mission35 『タテガミライオー 吼える!』
 攻撃されたら自衛するのは仕方ないにせよ、協力したくないと言うのに無理に協力を迫るのは如何なものでしょうか。その姿勢には横暴なものが見え隠れします。
 タテガミライオーのロボモードは格好良いですね。スピアとシールドと言う装備が実に見惚れます。

○仮面ライダーウィザード 第8話 『新たな魔法石』
 ワイズマンの声はピッコロ役の方ですね。
 魔法使いになった儀式もそうでしたが晴人の過去は隠さずどんどん明かされていきますなぁ。主人公の過去や秘密を全く引っ張らないのですね。


 弐拾日 土曜日

 ミオさんも見ているジバンにカクレンジャー、仮面ライダーブラックも含む複数のテレビシリーズ作品をニコニコ動画で配信している東映ですが、何と一昨日から劇場映画作品まで配信を開始しました。しかも一挙に九作品です。それだけならば歓迎出来ない事も無いのですが、問題は無料配信期間が七十二時間と短い事です。一つ二つならともかく九本もの量をたった三日で全て見ろと言うのは容易ではありません。何時ぞやのビーストウォーズネオの週に五本配信も厳しかったのですがそれでも五本ですし、何よりあの時は無料期間が一週間と余裕がありました。それと比べても尚今回が如何に厳しいかが理解ると言うものです。こうなるとこの事を知ったのが水曜ではなく木曜だったのも痛いです。一日の差が大きいです。
 無料配信の終了時刻が本日の夜だったのですが、気合いを入れ、そして他の犠牲を払って何とか見終えました。その代償としてジバンもカクレンジャーも未だ見れていません。九本の内訳ですがブラックの映画二本、ゴレンジャー、ジャッカー対ゴレンジャー、デンジマン、ダイナマン、チェンジマン二本、フラッシュマンとなります。戦隊の映画は東映まんがまつりの一本でしたから上映時間が劇場映画としては短いのですが、この中では例外的にデンジマンだけ四十五分もの尺がありました。だから唯一まともなストーリーがあり映画らしい仕上がりになっているのですが、とにかく短時間で全てを見ないといけないと言う事もあってか正直、だれました。それとフラッシュマンはテレビシリーズのフラッシュキングの敗退からフラッシュタイタンの登場を再編集したのですが、それだけに話が粗雑だった感があります。ただやはりミオさんは戦隊が何よりも好きなので、戦隊映画は嬉しいです。
 何とか乗り越えたのですが、これは来週以降はどうなるのでしょうか? 例えば今日はターボレンジャーのDVDを見ると言う当初の予定があったのですが、それを無しにして何とか乗り切ったわけです。それは一例に過ぎずともかくこの件で犠牲にしたものは少なくないので、もしも毎週こんな状況が続いたりしたら堪ったものではありません。休日をこれに費やした事に忸怩たる思いはありますし、一気に駆け足で見たので内容の租借もあったものではないです。それに無料期間が三日だけと言うのが厳しいです。寧ろテレビシリーズより長い期間を用意して欲しいくらいですわ。
 今回の配信状況には不満もありますが、劇場映画を配信してくれた事自体はありがたい限りです。何れは是非ともターボレンジャーの劇場版を配信して欲しいです。


 壱拾玖日 金曜日

 ごっ!があああああああ!? 足を攣ったァ!
 目覚めと共に体感したのは、久方振りとなるこむら返りの痛みでした。しかも今回は痛みが長引いて一日中残っています。

 ひだスケ視聴。
 ヒロの家にミニコンポが置いてありましたが調べてみたらこれはアイワの『XR−FD55』だそうです。何でもアイワが出した最後のミニコンポらしいです。中中良いセンスをしているではありませんか。そういえばさくら荘のペットな彼女を略してさくらペットを略してさくペの二話にもミニコンポが出ていましたが、あれはどちらの機種なのでしょう? わたし、気になります! ビクターか松下のデザインに近い気がするのですが該当機種が見当たりません。

 武装神姫を見ました。
 おぉ、この声は村さんとほちゃのやまなこコンビではありませんか!
クララ『五秒で片を付けてあげる! 此処が貴方達の墓場よ!」
 五秒で片を付けられたのですが・・・。経歴の割に戦跡が揮わず、強い印象がありませんなぁ。途中からアンも参戦して二対二になりましたが、素直にクララがほちゃと、ストラーフが村さんと戦って欲しかったです。
クララ「ちょっと、逃げるつもり!」
「逃げるんじゃない、旅に出るんだ・・・。真実の愛と正義を、そして運命のマスターを探す旅に!」
 いや逃げるなよ。
 ぎゃあああああ、何だこのアニメ、凄く気持ち悪い!! マスターが神姫の塗装をしている場面が身の毛のよだつおぞましさです。


 壱拾捌日 木曜日

○めだかボックス アブノーマル 第2箱 『妹・妹・妹だ!』
 OPで王土が原作では見た事の無いロボの上に立っていますが、めだボでロボと言うと思い当たるものがあります。そう、希望が丘水晶です。もしかしてアニメ版の希望が丘水晶はあんなデザインなのでしょうか?
 めだかが王土の仕種を真似ていましたが、めだかにとっては王土も模倣すべき“人間”に過ぎないのですね。
 真黒の部屋が大変な事になっていますね。原作でこれほどだった記憶はありませんが単に失念しているだけでしょうか。この妹への溺愛振りは赤座あかねを彷彿とさせますね。しかしあかねの場合は本人に知られまいと隠していましたが、真黒は曝け出していますね。オープンあかねです。
 寝て起きたら最強になっているBコースは何か人体改造されそうで嫌ですな(笑)。いあ、善吉とめだかがAコースを選んだのはそういう理由ではないでしょうが。そしてあたしだったら実際にこういう選択を迫られたら迷わずにBを選びます(ぉ
 EDは曲も映像も綺麗で良いですなぁ。OPに続いてEDでもなじみが映っているのですね。本当に何処までやるのでしょうか?


 壱拾漆日 水曜日

 歴史に残る最高の漫画である『ゆるゆり F』の感想です。
intermission.1★天使の悪戯
あかり「えへへ 良かったぁ〜 あかりヘビさん踏んじゃったかと思って・・・ きっとすごく痛いし苦しいよね 本物じゃなくて安心したよぉ」
 まさかこういう理由で涙を流したとは思わず驚愕させられました。これまでも性格の良さが随所で触れられて来たあかりですが、それが此処で極まりましたね。最初期とは別人の感すらあります。
 ポッピンアイで遊んだ記憶の持ち合わせはありましたがそんな名前だったとは知りませんでした。どうしてあかりはそんな名前を知っていたのでしょう?
 京子が渡そうとして他の二人が嫌がるスライムを、あかりだけがわくわくして待ち受けているのが印象的です。あかりは意外に好奇心が旺盛なのですよね。
京子「・・・ッ うおおおおおお びっくりさせやがって!!」
 これは凄く親近感が湧くと言うか、周りを驚かせようとしておいて自分が誰よりも驚くと言うのはよくありますよね。とても共感出来る描写です。
intermission.2★冷風求めて三千里
 結衣の作ったウィンナーカレーを食べた京子が、ビーフカレーよりも好きだと感想を漏らす場面が好きです。
 京子が扇風機の前で宇宙人の真似をしたものの途中でやめましたが、やり始めたものの急に恥ずかしくなったのでしょうね。
intermission.3★怖いものは怖いんだモン!!…ですよねー。
 ホラーが苦手なのにちゃんと付き合って見てくれるちなちゅは友達思いですよね。それに対してちなちゅの怖がっている姿を見て引いているあかりが酷いです(笑)。
 ただでさえ怖くなっていた時に目を開けたら人の顔があったらそれはもう怖いでしょう。
 厠に行く為に起きたあかりはよくよく厠と縁があります。そのあかりがちなちゅを見て「こわいよ!!」と心の中で突っ込む場面は間が良いですな。コマの使い方でとても面白くなっています。
intermission.4★うたうよ!? ミラクるん♪
 これは購入前に出版社のサイトで読んだ話でした。
結衣「(混ぜやがったな・・・ しかもそこまでまずくもなくツッコミづれぇ・・・)」
京子「(結衣ってば気づかず飲んでやんの)」
 気付きながら敢えて黙っている結衣と気付いていないと思い込んでいる京子の対比が面白いですね。
千歳「やったあ〜 たくあんついてるやん」
 この台詞は声も含めてちとちゃんが言う様子が想像出来たのですが、アニメでは削られてしまったのですよね。残念でした。それにしてもカラオケ店の沢庵なんて美味しいとは思えませんが、ちとちゃんはそれでも良いのでしょうか。
京子「飲み物ミックスしたりすんなよ〜 結衣〜」
 これに対して結衣の言いたい事がまさに顔に出ているのと、そしてそれに京子が押し黙ってしまうやり取りが良いですな。
intermission.5★ダイエット!!
 これも試し読み済みです。
 櫻子にからかわれて思い切り蹴りを入れるひま子は豪快ですね。
 何だかんだ言いつつも協力するからにはバランスボールを借りて来たりと、櫻子が存外に甲斐甲斐しいです。
 あれだけ協力して、あれだけ心配したのに、最後は櫻子の表情が言葉に出来ない物哀しさを与えます。
intermission.6★私、乗り遅れてる!?
 この話も試し読み済みです。この話は実にあかりが面白いですね。「まったく風さんったらイタズラ好きで困ったもんだよぉ」とか「もおお〜〜 自販機管理してるひとっ! 入れるとこ間違ってるよぉ!」とか「ふぅ・・・・・・ まったくあかり騒がせな蚊だよぉ」とか台詞のセンスが光っています。
 京子から送られてきた写真に自分も対抗して変な顔で撮影しようとしたり、優等生に納まらず未だ子供のあどけなさを残しているのがあかりの魅力でもありますな。ちょっと前まで小学生だったのですからね。超能力者の件もそんな面を感じさせます。
intermission.7★夏風邪ひいちゃったし
 夢までゲームとは結衣は本当にゲームが好きなのですね。そしてゲームなのに結衣が突っ込みに回っているのが笑えます。あかりと京子の多重ボケが酷いですな。
 病床の結衣を京子が見舞い、饂飩を振舞ったり仲の良い友達らしい姿がとても良い話です。ゲームをやるのに結衣が寝ているから音量を小さくする些細な気遣いが良いですね。
結衣「しょうがないなあ! レベル2だけ上げるから貸して」
京子「元気な病人だな」
 京子の一言が全てを表していますな。
intermission.8★偶然の一日、ハプニングな毎日。
 綾乃とちなちゅの会話はお互いに違う相手の事ばかりで全く噛み合っていませんな。ちなちゅは普段からですが綾乃も当人が居ないと気持ちが素直に出ていますね。恐ろしく惚気ています。
 結衣と櫻子の会話は櫻子が常に結衣の想像を上回った返しをするのが楽しいです。櫻子のお莫迦な面ばかりが強調されていますが、中学生の簡単な料理と言う要望にハンバーグも少しばかり難度が高くありませんか。
櫻子「でも不思議ですよねー こんな真っ黒のクラゲって私一度も見たことない どこにいるんだろー 可愛いのかなー」
 未だ見ぬ木耳に想像を巡らせる姿が印象深いです。この様子を見た結衣が「この子・・・ 本物だ・・・!」と確信を得ていますが、中学生が木耳を知らないくらいでその判断は酷ではありませんか。
おまけまんが@ ある日の夕方
 これは堪りませんね。ちゃんとお互いに相手を思っているのが伝わります。
おまけまんがA ちげーし!
 先に意識してしまうひま子と意識していない櫻子に、精神年齢の差が見受けられる描写です。
おまけまんがB すなおな友達
 これも堪りません! あかりの「なかよしだよぉ〜」が可愛いです。
おまけまんがC 呼び方!
千歳「あんたら・・・ うちを殺す気なんか!?」
 全くですよ!! これはちとちゃんじゃなくても鼻血ものでしょう! 最高です。ただ、京子が綾乃の気持ちを知ってからかっているのがちょっと嫌な感じです。
おまけまんがD ないしょ
 最っ高に幸せな状態が実現していたのに、それを知る事の無いちなちゅが少し可哀相です。
おまけまんがE ありがとう
 これも良い話ですなぁ。ちとちゃんの「・・・歳納さんに負けんくらい〜」と言う締めが綺麗です。その後のちづちゃんは見なかった事にしておきます(ぉ
おまけまんがF せのびなんて
 京子とちなちゅのこういうやり取りは新鮮ですなぁ。これも含めてこのおまけまんがはどれも素晴らしくて大好きです。


 壱拾陸日 火曜日

 ずっと見たいと思っていた『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』がテレビで放送されました。やっぱり攻殻は面白いと改めて思わされます。決して攻殻が一番好きなアニメと言う訳でも、また一番面白いと思っている訳でもありませんが、攻殻の魅力は他には無い唯一無二のものであり、攻殻が終わってからその気持ちを満たしてくれるアニメに出会えませんでした。久方振りに攻殻が見れてとても満足したのですが、また攻殻の新作テレビシリーズを作って欲しいですなぁ。切に願います。

 『東映スーパー戦隊シリーズ35作品記念公式図録 百化繚乱[下之巻] 戦隊怪人デザイン大鑑 1995〜2012』を読み終えました。
 上之巻に続いてとても素晴らしい一冊でした。戦隊怪人ファン必読でしょう。怪人のデザイン画稿、デザイナーによるコメント、そしてインタビュー記事と、何から何まで見応えがあり本当に最高です。
 各デザイナーのコメントからプロデューサーの考え方が窺えるのが興味深いですね。カーレンジャーやメガレンジャーのプロデューサーは拘りが強くかなり注文が多かったみたいですが、それがデザイナーのインタビューでは好意的に受け止められています。逆に余り注文を出さないゴーゴーファイブのプロデューサーがそのデザイナーにとってはやり辛かったみたいですね。怪人のコメントを読んでいる時点では逆だと思っていたので意外でした。
 多くの作品に携わり大量の怪人を生み出した篠原保は、他のデザイナーからもその凄さが語られていました。ところでその篠原保のコメントでリュウオーン陛下の背中にティラノサウルスの顔があるのは大獣神がそうであるからと語られていましたが、篠原保が自身のウェブログにてそれは誤りで大獣神の背中にあるのは尻尾であると訂正していました。「玩具を持っていないから覚えていないけど、そうだったのか? うん・・・うん?」と疑問符が浮かんでいたのですがこれを読んですっきりしました。そうですよ、尻尾ですよ。玩具を持っていませんが尻尾と言われれば折れた尻尾が背中にあるのを思い出せます。道理で頭では納得が出来なかった訳です。頭だけに頭では納得出来ませんでした。
 上之巻では未収録だった大畑晃一のコメントやインタビューが補完されていたのは嬉しいのですが、上之巻と下之巻を並べながら見るのは大変なので出来るのだったら最初からちゃんと収録して欲しかったところです。しかしもしかしたら、早く上之巻を刊行させなければいけない理由があったのかも知れないですねぇ。こういう事を推測で語るのは良くありませんが例えば野口竜の体調が思わしくないのが取材の時点で明らかで早めに出したかったとか。今から思えば上之巻に野口竜のコメントやインタビューが掲載出来たのは、とても危ういタイミングだったのですね。本書の企画が一年でも遅れていれば間に合いませんでした。それがあるのと無いのでは大違いですから、読者としては本当に掲載されて良かったです。野口竜が完成した本書上之巻を見て何を思ったのかは本人ではないので知る由はありませんし、本書の出版側と何の関係も無い赤の他人がこんな事を言うのも変なのですが、野口竜が存命中に無事に出版され本人に見て貰えた事がとても良かったと思います。


 壱拾伍日 月曜日

○週刊少年ジャンプ 2012年 46号
読切 恋愛銀河区石川荘
 絵が拙くて読むのも迷ったほどでしたが悪くはありませんでした。
こちら葛飾区亀有公園前派出所 書はワールドワイドなりの巻
 今に始まった事ではありませんが関西人に対する偏見が酷いですなぁ。関西では蕎麦より饂飩の方が人気なのは確かですが、関西人が蕎麦を手繰らない訳ではないでしょう。その理屈で言えば関東人は饂飩を食べないと言うのですか。
めだかボックス 第166箱「今日中に叩き潰す」
 半纏は厳密には悪平等ではなく、影武者になれる特技を持った人外で、なじみに合わせて悪平等になっていただけなのですね。考えたらなじみの様な存在が居るのですから、他にも半纏の様な特殊な存在が居ても何らおかしくありません。ところでなじみは半纏の事を回想して同類に会ったと言っていましたが、これはなじみが半纏の正体を知らなかったのか、それとも共に人外と言う意味で同類と言っていたのかどちらなのでしょう。前者だと些かなじみの格が落ちると言うか、同じ悪平等に出会えたと喜んでいたのに実は違ったら少し可哀相な気がします。悪平等と言うのはなじみ一人しか居ないのかも知れませんね。
 言彦が嘗ては英雄だったと言うのは合点がいきました。なじみが勝てない人間と言う事はめだかの様に主人公として生まれた筈なのですが、さっぱり主人公に見えなかったのが謎だったのです。五千年前は非の打ち所の無い主人公だったのですね。そして五千年経っても生きている理由も判明しました。どんな英雄であっても、主人公であっても、人間である以上は寿命の束縛からは逃れられませんからなじみが寿命でとっくに死んだと思っていたのも当然でしょう。しかし半纏が作り出した不知火の里が言彦を保存、伝承していて、それをなじみも半纏も知らなかったと言うのはうっかりですな。


 壱拾肆日 日曜日

○特命戦隊ゴーバスターズ Mission34 『敵はビートバスター?!』
 前回の続きなのですね。メガゾードを番組外で処理するのではなく今回の内容に絡めて来ましたか。こういうのも面白いです。
 パペットロイドは特殊能力は厄介でしたが、直接的な戦闘力はメサイアメタロイドだから強いと言う風には感じられませんでしたなぁ。未だ二体目なのですからもっと強さを強調して欲しいです。
 あの謎のライオンはビートが反応していたからには、ヒロムの父親が亜空間で作った新たなバスターマシンでしょうか?
 ぎゃああああああああああああああ!!!!!!!!!!!! 玩具のCFがネタバレだあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!! 慌てて目を閉じて耳を塞ぎ口を噤みました。玩具のCFでネタバレは昔からですが、本編で謎めいた描写をしておいてこれは無いでしょう。

○仮面ライダーウィザード 第7話 『思い出を買うために』
 地中に居て見えないファントムに必殺キックを正確に命中させるウィザードが地味に凄いですね。どう狙いを付けているのでしょう。
 愛美が急に吹っ切れて家への執着を失うでもなく、不思議な幸運に見舞われて家を手に入れるでもない結末が落としどころとして丁度良い按配ですな。山形は気前良く家をくれるのではないかとも思いましたが、相手が自分の方を向いていないと理解っているので其処まではしませんでしたか。

 プリキュア。
やよい「明日、ロボッターの新しい玩具が出るから一緒に買いに行こう! 色色教えてあげる!」
 結構です。
 ロボッターの格好良さを力説しハッピーロボやアカンベェが乗り移ったワルボッターを見て興奮するやよいが素敵です。口調まで変わって乗っていました。それに対して冷静且つ真面目に受け入れるビューティ、心から冷めた対応のサニーとマーチと、繰り返される反応が徹底されていて笑えました。
ピース「何してるの勿体無い! 合体の格好良さが台無しだよ!」
 敵の行動に駄目出しですか(笑)。
 ハッピーロボを操縦しているのはビューティなのに、ピースは掛け声だけは立派ですね。何もしていないのに自分で操縦している様な勢いです。
やよい「またやろうね、みゆきちゃん」
 どうやってやるのですか(笑)。でも終始やよいが楽しそうで良かったですね。満足している様で何よりです。


 壱拾参日 土曜日

 コミック百合姫11月号を全て読み終えたのですが、存外にと言うべきかこれが思いの他面白かったです。百合姫と言うのはゆるゆりのあかねが普通と思う様な作品ばかりと誤解していました。実際に掲載されている作品はどれもドロドロしていますがもっと純粋な作品ばかりです。こんなに面白いと感じるなんて心底驚きでした。次号も買ってみたい気持ちも僅かばかり湧きましたが、新しく雑誌を講読する余裕はあらゆる面で無いので断念です。でっ、でもっ、もしも今回みたいに、何かゆるゆりに纏わる附録があったりしたら、それはもう買ってしまうのも仕方ないと言うか、不可抗力なんじゃないかなぁ〜。も、勿論、出費は歓迎しないので買わないので済むのならそれに越した事は無い訳で、だから附録が無ければその方が良いのですが、ただ、望む望まないは別としてもしもゆるゆり関連の附録があったら仕方ないんじゃないかな〜?(チラチラッ)
 興味深かったのは一部を除いて基本的にどの作品も似通っていますね。どれも独占慾の強さが大きな位置を占めています。相手を独占しようとする思いから悩み、苦しみ、そして最後は結ばれる。表紙の展開に衝撃を受けましたが、思えばこれが雑誌の内容を象徴していました。まさにこういう内容ですね。
 それと気になったのですが連載作品が少なく、一話完結で終わる作品が半数以上を占めているのですね。初めて読む身としては入り易く親切で助かりました。
 全般的に面白かったのは間違いありませんが、巻末の方に掲載されていた百合男子なる不気味な作品は、場違い感が甚だしかったです。無駄に長く時間を奪われましたし、平たく言って邪魔と言うか・・・げふんげふん。まぁ、雑誌の雰囲気にそぐわないと言う意味ではゆるゆりも同様なのですが、ゆるゆりは世界一面白く偉大で高潔な漫画ですから多少は許されるでしょう。・・・はっ! ゆるゆりだけにゆるされる! もう一度言いましょう、ゆるゆりだけにゆるされる!


 壱拾弐日 金曜日

 先月末に買った『AURVANA in‐Ear2』で色色なCDを聴いて試してみました。試すと言っていますが以前のイヤホンは使っていません。聴いてみての率直な感想ですが良い音ですね。具体的に何がどうと語れる知識も耳も口も無いので大雑把で曖昧模糊とした表現しか出来ませんが、そんな小生でも一聴して理解るくらいに良い音がしました。しかしこれが果たしてこのイヤホンの特性なのか、カナル型で耳にすっぽりとフィットするからなのか、その判断は付きません。イヤホンが耳にきちんと嵌らないとは以前に言いましたが、カナル型ですとそんな事も無く労せず耳朶に収まりましてストレスレスなのです。
 それにしてもイヤホンやヘッドホンを忌避して来ましたが、スピーカーだと最適な音を聴こうとすると正対して微動だにせずに拝聴しなければならないのに対し、イヤホンは実に楽ですね。寝転がりながらでも聴けます。尤も体勢は自由でも、耳からコードが垂れ下がっている煩わしさはありますが。


 壱拾壱日 木曜日

 ギョーカイ時事放談第219回を聞きました。
偽まる「良くてウルトラサイン」
 良くて!? 星座を見て談笑する話題で聖闘士星矢と比較してウルトラサインが良い方に分類されるのが解せません。

○めだかボックス アブノーマル 第1箱 『ノーマルと、スペシャルと、アブノーマルと』
 OP映像にいきなり半纏やなじみが出て来て驚愕しました。前作と同じく1クールだとすれば異常篇で終わりだと思うのですがどうやって出すのでしょう。
 OP映像は途中まで良かったもののサビに入って急に落ちましたなぁ。もっとダイナミックに動かして欲しかったです。
夭歌「私は意見を有しない。思うことなど何もない」
 後から思うとこの時だけ夭歌の性格が別人ですよね。
 雲仙冥加の数字言語は、実際に音声で聞くと異様さが際立ちますな。


 壱拾日 水曜日

 イナイレとダン戦映画のCFで敵が「サッカーもLBXも、消えろ!」と言っていますが豪くピンポイントに狙って憎悪しているのですね。野球とサッカーとかなら未だしもサッカーとLBXだと両者の繋がりが見えません。いったいどの様な理由があってその二つを選んで消そうと思ったのか、わたし、気になります!

 モンスーノを視聴す。
 大の大人が複数で少年一人を取り囲んでいるのに、其処からモンスーノで戦う流れになるのが解せません。既にモンスーノを召喚されていたら止む無しでしょうが、その前なら人力で簡単に押さえつけられるでしょう。
チェイス「タッグであいつを、やっつけるぞ!」
 堂堂の二対一宣言! 別に良いのですが、モンスーノの玩具はルールで一対一と定められていないのでしょうか?
 華華しく登場したクイックフォースですが余り活躍しませんでしたね。

 『新約 とある魔術の禁書目録(インデックス) D』を購入し読み終えました。目当ての書店で買おうとしたら売っておらず、降りたばかりの駅から電車に乗ってまた出かける羽目になりましたよ。
 フィアンマがオッレルスと賭けをするくらい打ち解けているのが何だか微笑ましいですな。フィアンマは好きなのでそういう様子をもっと見たいです。
当麻が美琴とのやり取りがカメラで見られていた事で悶絶していましたが、当麻よりもっと恥ずかしいのは美琴ではないでしょうか。不憫です。
 疑心暗鬼になり人を信じられず全てを疑い動けない当麻にトールがぶつけた言葉が実に痛快でした。まるでこれまで当麻が相手にぶつけて来た言葉を見ているようです。あたしがこの叢書を好きになったのは当麻の人柄が原因でして、トールが熱く語る上条当麻こそがまさにその惚れた頃の上条当麻だったので、その言葉に胸が空く思いで、その言葉が自分の言いたかった事を代弁してくれている感じで、とても心地良く響きました。そしてこの台詞はトールが当麻の敵だからこそ言える言葉でもあります。これを当麻の仲間が口にしたなら、「お前の勝手なイメージを押し付けるな!」となってしまいますが、敵だから容赦無くこう言う事が出来るのです。本当に絶妙な存在でした。
 沈理に組み立てさせて肉体を構成したサンドリヨンの再登場は中中に衝撃的でした。どうあれ無事で良かったですな。
 打ち止め(ラストオーダー)とフレメアが邂逅して行動を共にするのは和む光景でした。先の事はさて置きこの時点では大きな意味合いを持つ場面ではありませんでしたが単純に眺めていて楽しいです。
フレンダ「結局、アンタが何を納得して何に決着をつけようが、私の方の怒りが聞ける理由にはならないんだよねえ!!」
 その通りですがフレンダが殺されたのも自業自得ですからね? 勝手に沈理の心中だけで気持ちに整理をつけられたら殺された方としては堪ったものではないでしょうが、殺された事に文句を言える筋合いではありません。
 ちらほらと名前や動向は触れられていた帝督ですが、とうとう本格的に動き出しそうですね。しかしフレンダにせよ帝督にせよ、退場した人物が誰も彼も再登場するのは複雑ですなぁ。
 全体的に悪くない内容でした。話が動きながらも昔の安定していた雰囲気も保たれている印象です。その立役者は何と言ってもトールでしょう。当麻に放った言葉を皮切りに非常に小気味良い心象を残す存在感を放っておりました。禁書の新刊が出るまで少し時間も空いていましたから、懐かしい気持ちと相俟って面白かったです。新約に入ってから不調でしたが五巻は最も旧作の雰囲気に近いものを感じました。ようやっと読みたかった禁書が読めたと実感が出来ます。
 ただ最愛と海鳥が筆頭なのですが必要の無い人物や場面まで無駄に出している感じで少しごちゃごちゃしますなぁ。他愛無い日常の一幕かも知れませんがもう少し絞って欲しかったです。打ち止めやフレメアを通じて間接的に本筋に影響する鈴科百合子ちゃん一方通行(アクセラレータ)や仕上ですら不要だと思ったくらいです。
 続きが気になる形になっていますから余り間を空けずに六巻を刊行して欲しいですな。


 玖日 火曜日

 仮面ライダーフォーゼのEDを聞いたらこれと始まり方が似ている曲があった気がしました。確か特撮、それも平成ライダーだった様な気がします。それで日曜から考えていたのですが、もしかして仮面ライダーカブトのOPではなかったでしょうか。そう思って確認してみたらビンゴです。意外に平成ライダーのOPも忘れていますなぁ。

 神はじを見ました。
 先週も思いましたがこの主題歌は良い曲ですなぁ。何度も録画のOPだけを再生して聞いています。曲も良いのですが映像も凝っていて秀逸です。
巴衛「何を言う。頭巾を被らず一人歩きするなど、裸で戦場に赴くも同然。そんな台詞は自分の身を守れる様になってから言え」
 正論と言うか巴衛の言っている事が尤もです。
鞍馬「先ず先に聞いておきたい。どの女も俺が目を合わせてやれば頬を赤らめ視線を落とすのに、どうしてかお前だけは俺を嫌いと言う。何故だ?」
 初対面で蹴っ飛ばしたからではないでしょうか(ぉ
奈々生「そんな上から目線で踏ん反り返ってたら、彼女どころか友達も出来ないよ!」
 奈々生も友達が居ないと言うのは、この際は些細な問題でしょう。
鞍馬「俺が土地神になった暁には、お前を神使として向かい入れてやっても良いぞ! お前だってあの娘より俺の方が良いだろう?」
 そ、それはもしかして、鞍馬と巴衛が、せ、せ、接吻を・・・!?(ドキドキ)
 最後まで巴衛が報われないのが理不尽と言うか、ちと気の毒です。料理から何まであんなに尽くしているのに可哀相ですな。
 奈々生が強いからちょっとの事ではへこたれませんしさっぱりした性格なので見ていて気持ちが良いですな。巴衛も口が悪いだけでとても良い人ですし安心して楽しく見られそうです。

 ジャイゼを試聴致しました。
 初回は印象が悪かったのですが今回は意外と良かったです。りんねの特技であるフィギュアスケートを組み入れた動きがプリウスαのデザインに合っていて華麗でした。イナバウアーだけはどうかと思いましたが(ぉ ただライバードは相変わらずカケルのお調子者な性格が前面に出ていて格好悪いですなぁ。主役ロボなので致命的です。


 捌日 月曜日

 新番組『イクシオンサーガDT』。
紺「紺です、火風紺。どうせ知り合うなら、刃物好きの筋肉達磨や生意気なちびっ子より、綺麗なお姉さんが良いです」
 声が潤潤なのは良いのですか。
紺「こんなの使った事無いし殺されたくないし、人殺すのなんてもっと嫌だ」
 地味に殺される事より殺す方が嫌と言っているのが格好良いですね。

 『めだかボックス外伝 グッドルーザー球磨川水槽に蠢く脳だらけ 上 小説版』を読破しました。
 これはかなり面白かったです。禊が題材なので面白いだろうとは思っていましたが期待通りでありながら予想を上回る面白さでした。全く読めない禊の自由奔放な行動と台詞がとにかく楽しいです。その禊の相方を務め、本作の語り部でもある須木奈佐木咲も実に絶妙な反応を見せてくれ、この二人の掛け合いが素晴らしいです。咲が本性を見せていませんがこのままの方が良いですなぁ。禊と咲の関係性が素敵なので何れは(下巻で?)決裂してしまうのかと思うと惜しいです。
 なじみの端末として鉄砲撃と木盟の二人が登場しましたが、後者の盟も中中の魅力を放っていました。禊になじみに弱点があると言われて向きになって否定していたのが印象深いです。だから最後に氷漬けにされたのは本気で気の毒でした。さらりと流されていますが相当に残酷な仕打ちでしょう。
 とにかく一行一行が全て面白い傑作です。これは下巻が楽しみですな。

 発売日が明日の『東映スーパー戦隊シリーズ35作品記念公式図録 百化繚乱[下之巻] 戦隊怪人デザイン大鑑 1995〜2012』がもう書店に並んでいるらしいと聞き慌てて買いに走りました。無事に買えたのですが何でも数日前から既に売っていたみたいです。そうと知っていれば土曜に出かけた際に買っていたものを、と地団太を踏みます。何と言うか一昨日は行動の多くが無駄に終わった事と相俟って凄く苛立ちました。せめて一昨日に本書も買っていれば収穫も増えましたし、本日も無駄に出かけなくて済み、ゆっくりと読む事が出来たのです。実は土曜も本書の存在が全く頭に無かった訳ではないのですがどうせ発売まで間があるからと、疲労していたのもあって探す手間を惜しんでしまいました。自業自得とは言え何もかもが腹立たしくて理不尽な世界を恨みたくなります。何かに怒りをぶつけたくともそれも出来ません。く、くか、くかき、くかきけこかかきくけききこかかきくここくけけけこきくかくけけこかくけきかこけききくくくききかくこくくけくかきくこけくけくきくきこきかかか―――――ッ!!

 以前から購入を検討していたコミック百合姫11月号を、上記の腹立ちを少しでも癒す為に買いました。特別附録がさくひま婚姻届完全版と言う事で迷っていたのですよ。ゆるゆりを好きになった頃、過去に百合姫の附録でさくひま婚姻届があったと知り、今からは手に入らないと歯噛みしました。だからそれが再び附録になって嬉しい限りです。迷っていましたが此処で買わなかったら将来に後悔の嵐が待っていた事でしょう。
 しかし附録の婚姻届だけを目当てとしては些か高い買い物と言わざるを得ません。440円くらいが適正価格ではないでしょうか。抑抑冷静に考えるとこの紙を欲しがっているのが理解に苦しむのですが、好きな漫画が関わるのですから冷静で居られる筈が無いのです。
 さて百合姫ですが、数号に亘って続いていた表紙の物語が完結しました。しかしこれは凄い内容ですね。最後の笑みにぞっとしました。親友の幸せを願って自分を殺していたのですから幸せになる権利は他の誰よりもありますが、あの笑みとHappy Endの組み合わせが凄くミスマッチです。
 それから表紙の次に真っ先にゆるゆりを読みました。単行本の新刊が何時まで経っても出ないのでこれで少しでもゆるゆり成分を補給します。なるべくなら単行本を購入した時の事を考えて雑誌では読みたくなかったのですが、ゆるゆりの新刊が出ない期間が長くなり過ぎてもう我慢が出来ません。
63★くもをつかむ…ことができなかった、という話。
 蛇も好きなあかりが蜘蛛は苦手と言うのが些か意外でした。結衣もそう思ったからこそ最初にあかりに声をかけたのでしょう。
ちなつ「そうよ… クモも掴めないようじゃ 結衣先輩のハートを掴むのなんて夢のまた夢」
 結衣のハートと蜘蛛が同列扱いですか(笑)。いあ、こういう言葉遊びは好きですし巧い事を言ったと思います。しかし蜘蛛を掴んだ手で結衣のハートを掴むのですね。或いは結衣のハートを掴むのなんて雲を掴む様な話と言う暗喩でしょうか。
 カワ結衣は今は虫が駄目なのに昔は平気だったのですね。あたしも例えば蛙とか幼少の時分には触っていましたが今ではとてもではありませんが触れられないのでその気持ちは理解ります。
64★綾乃のポニテ 京子のリボン
 表紙で綾乃が活躍すると予想できその時点で胸が躍りました。
綾乃「むしっちゃった――――――!!」
 毟っちゃったの!? え、え? 京子にとってリボンは躰の一部なの!?
綾乃「私・・・ ・・・自首しないといけないの・・・」
千歳「は・・・?」
 告白と勘違いして興奮していたちとちゃんが、その落差に呆然とする様が楽しいです。まさか自首なんて言葉が出るとは想像出来なかったでしょう。
結衣「あれ・・・? お前今日なんか足りなくない?」
 京子の頭が足りないのは何時もの事です(ぉ そうしたら直後に作中でも頭と指摘していて笑いました。いあ、意味は違いますが。
 この終わり方は続きが気になって堪りません。副題から最後の落ちに使われるのは綾乃のポニーテールかと思っていたのですが、あかりのお団子が狙われましたか。
 はぁ、たった二話だけですが久方振りにゆるゆりを堪能出来ました。何度も言いますがゆるゆりは本当に最高です。凄く面白いです。単行本の十巻は今冬発売ですか。遠いですなぁ。


 漆日 日曜日

 黒うさぎ。
 「ゴン、お前だったのか!」は「ブルータス、お前もか」に相通ずるものがありますね(?)。

○特命戦隊ゴーバスターズ Mission33 『モーフィン!パワードカスタム』
森下「エネトロンの消費反応。でも、異常と言えるほどじゃ・・・」
 異常と言えるほどではない消費反応とは何でしょうか? エネトロンは日常生活のあらゆる事に使われているエネルギーですから、一般家庭とかでも常に消費されているのですよね? その量が通常では考えられないほど極端に多いとヴァグラスの仕業と判断しているのでなかったのでしょうか。エネトロンが日常に根差している描写が無いのでこの辺が不明瞭です。
 学校が地底に吸い込まれる映像の迫力が不足気味ですなぁ。もっと周囲の反応も含めて重みのある演出にして欲しかったです。
 亜空間での決戦でエンターさんがいやにあっさりやられたと思ったら、メガゾードを操縦して戦闘を行いながらもメサイアのバックアップを取っていたとは流石です。
 メサイアカードより生み出されたメタロイドは従来のメタロイドより知性が高い様子ですね。これは元になったマジェスティの知性が高かった証左ですね!(ぇ
ビート「俺達を忘れて貰っちゃ困るぜ」
 この台詞の使い方は巧いですな。敵の眼中に無かった二人の参戦でレッドを巧みに援護しています。
 強力になったメタロイドに対抗する為のパワードカスタムですが、ちゃんと以前に出したプロテクターの開発が進められていたのですな。こういう繋がりと言うか、ちゃんと布石があった事は好感が持てます。
 おぉ、パワードカスタムレッドバスターの加速が瞬間移動みたいになっています。純粋にパワーアップしている感じが出ていて良いですな。パワードブルーが建物から鉄骨を引き抜いたのは凄い能力ですがそれ自体は怪力とは関係が無く、逆に鉄骨を振り回しても怪力が強化されている感じはしませんなぁ。パワードイエローは空中を足場にする事が出来る様になったのですね。地味ですが強化されている気はします。ただその後、スナドケイロイドとの戦闘はテンポが悪かったですなぁ。一人ずつの攻撃描写もバグラー相手に使った時ほど見栄えが良くありませんし、前期主題歌が挿入歌として流れているのですが浮いていて盛り上がりませんでした。
 今回は何と、本作では初めて巨大戦闘がありませんでした。近年の戦隊シリーズでは後半に入れられない時は冒頭に無理矢理捻じ込むのが常態化していましたが、あれかあからさまに販促ノルマをこなす為に入れていると言う感じがしていて好きではありません。本作はロボの扱いを重視していますが敢えてロボ戦を映さない事で逆にそのコンセプトに則っています。

○仮面ライダーウィザード  第6話 『キレイな花には』
 警護に呼ぶ辺り、やっぱり凛子ちゃんは晴人に頼られていますね。瞬平とは違います。
凛子「普段は邪険にするくせに、こういう時ばっかり」
晴人「やだなぁ、邪険になんかしてないじゃん」
凛子「してるじゃん」
 他人の前で痴話喧嘩を始めないでください(笑)。
 次次に騙されていた人が集まり、しかも全員が知り合い同士とは世界が狭いですね。愛美も驚いたと言うかやってられないと言う気持ちになるでしょう。
 ウィザードがファントムの戦闘員を蹴散らす戦闘は格好良かったです。特別な事をしている訳ではないのですが格好良いですな。

 新番組『マギ』。
 主人公の声が女性のそれにしか聞こえません。主人公が女性なのかとすら思ったほどです。
 アラジンとアリババの二人だけで去りましたが、それでは結局、何も解決していませんよね。奴隷商人は健在ですし寧ろ酒を失ったのですが、残されたミーナとその親、それに鎖野郎が腹癒せに余計に酷い目に合うのは明明白白でしょう。凄く後味が悪いです。
 売り物の西瓜を勝手に食べた事を皮切りにやりたい放題のアラジンは印象が悪いですなぁ。自分は大きな力を持っているから自分が正しいと思った事を貫けるでしょうが、誰もがそれが出来る訳ではありません。間違えていると思いながらもそれに従わざるを得ない訳で、そんな彼らに対して嘘を吐いているとか無邪気に言い放つのは酷でしょう。


 陸日 土曜日

 書店に立ち寄ったら『めだかボックス外伝 グッドルーザー球磨川『水槽に蠢く脳だらけ 上 小説版』が売っていたのを偶さか目にしたので買って来ました。発売日は十日ではなかったでしょうか? もう発売されているとは思わなかったので気付いて本当に良かったです。知らずに帰っていたら悔しい思いをした事でしょう。本日のお出かけは目的が達成出来なかった事ばかりで機嫌が悪かったのですが唯一これだけは良かった事ですな。

 新番組『K』。
 このOPはアンジェラですね。声を聞いた瞬間に理解りました。
 うわ、主人公が浪川大輔なのですがその声が気持ち悪いです。改めて高貴ちゃんの声が浪川大輔である事が残念に思えて来ました。
 何が何だかさっぱり理解りませんでした。何でも本作の原作は小説家集団が務めているみたいなのですが、これで『「誰もが面白いと思える作品」を追求する作家集団』を名乗られても困ります。困ると言うか正気を疑いますわ。どうでも良いのですがこの集団についておかゆがツイッターで、何も知らなくて誘われなかった事を恨めしげに語っていたのが見ていて痛痛しかったです。他の作家と会わないのを未だ続けていたのですね。続ければ続けるほど会い辛くなりますよ。

 新番組『絶園のテンペスト』。
 つまり滝川吉野と不破真広は親友で愛花が真広の妹、そして吉野と愛花が恋人同士だったと言う事ですね。それを踏まえると吉野に「僕に付き合ってる子が居るって、お前知っていたのか?」と聞かれて「あぁ、どいつだかが話してた」と真広が答えたのが怖いです。交際しているのを内緒にしていたけれど知っていたと言っているのですね。
 また愛花が吉野に辛辣な物言いをしていた場面も見方が変わって来ますね。「なら一人で逃げれば良い」は「危ないから一人で逃げなさいよ」、「莫迦ですか? 貴方が逃げれば、真広も勝ち目が無いから逃げますよ。今更被害者ぶる方が余程卑劣です」は「ばっ、莫迦じゃないの!? 貴方が逃げれば真広も勝ち目が無いから逃げたんだからっ! べっ、別に貴方の事を心配しているわけじゃないんだからねっ! 巻き込まれて可哀相な被害者だなんて微塵も思ってないんだから勘違いしないでよねっ!」、「皆言ってますよ。『滝川吉野のさえ居なければ、不破真広はとっくに殺されてるか警察に捕まってるのに』って。貴方が悪いんです。全ては貴方の罪」は「あ、貴方のおかげで真広は殺されたり警察に捕まったりしないで済んでるんだからねっ! すっ、全ては貴方のおかげなんだからっ!」と言う事なのですね(ぇー
 とても分かり難かったKの後に見たからか凄く分かり易いアニメに見えます。実際は取り立てて分かり易い訳ではないのですがね。それとKの後に見たから面白いアニメに見えます。いえ、別にKがどうとは言っていませんよ?(ぉ

○週刊少年ジャンプ 2012年 45号
ONE PIECE 第683話 “氷の様な女”
モネ「でしょうね 私もあなたと戦って勝てる気はしない けれど戦闘力と勝敗は別物でしょ!?」
 こういう言い方をするのなら「私もあなたより強いとは思わない」とするべきではありませんか? 勝てる気はしないと言いつつ勝敗に繋げたら変です。
めだかボックス 第165箱 「十三組の十三人(サーティン・パーティ)
 王土のみならず十三組の十三人の表の六人(フロントシックス)が勢揃いです。あ、あれ、裏の六人(プラスシックス)は・・・? しかし肉弾戦で仕種以上にめぐみを追い込んだ生徒は学園に居ないとか嘘は言っていないのですが、半袖が箱庭学園の役目で一番大変だったのがめだかを十三組の十三人に勝たせる事だったとか持ち上げ過ぎではないでしょうか。
半袖「箱庭学園の生徒はみんな彼女を魔王と呼んで尊敬している」
 誰も魔王と呼んでいませんし尊敬もしていませんよ!? それにしてもマントを纏って寡黙な夭歌は登場当初を思い出させますね。
言彦「だが生憎だな! そのような機嫌取りが儂は一番嫌いなのだ! こびへつらいおって! どうして正面から戦いを挑まんのだ 情けない!!」
 全力で攻撃したのに通用しないばかりか、こんな風に怒らせる事になっては堪ったものではありません。
半纏「心配しなくともすべて説明してやる だからまずは俺を 反転院さんと呼びなさい。」
 嫌ですよ。ようやっと半纏の秘密が明かされますか。
読切 岸辺露伴は動かない エピソード5 富豪村
 題名だけは聞いた事がありましたが初めて読みました。ジョジョのスピンオフ作品だったのですね。
銀魂 第四百十七訓 年号暗記より人間焼きつけろ
 幕末の人間は主人公を筆頭に実在の人名を捩っているのに、戦国大名とかは歴史上の名前そのままなのですね。歴史を習っているであろう小学生読者が「〜はそんな人物じゃないよ!」と突っ込んで楽しむから、その為の配慮でしょうか。
 ところであたしは信長と光秀は実際は女性で、光秀が信長への想いを募らせる余りに本能寺の変を起こしたと、戦コレで教わりました(ぉ
家庭教師ヒットマンREBORN! 標的404 最後の拳
バミューダ「夜の炎のワープホールを連続で通過し 推進力を無限に加算することによって 光速となる!!」
 ワープホールと言うのはそういうものではないと思いましたが、夜の炎のワープホールはそういうものだと言われたら何も言えないので黙っておきます(←黙っていない)。


 伍日 金曜日

 新番組『ひだまりスケッチ×ハニカム』。
 四期目となると飽き気味でもありますが、これまでと変わらない始まり方とか懐かしく落ち着きます。
 部屋に級友を呼んでいただけなのに他の入居者から不振がられ、嗅ぎ回られると言うのも厄介な話です。迷惑千万でしょう。
 修学旅行と言うとゆるゆりを思い出しますなぁ。修学旅行と言うが、私たちは一体何を学び修めたのだろう。
 デスティニーランドと聞いてメガテンを思い出しました。名前はディズニーランドのめる変な印象から程遠いです。
 ひだスケの第一期でまんがタイムきららのドキドキビジュアルコミックスのCFを見て、神様のいうとおりが面白そうで単行本を買い始めたのですよねぇ。でも今は題名だけで漫画の内容は紹介しないのですね。
 雲丹と聞いてゆるゆりのまりが雲丹が好きだったのを思い出しました。うにー!
 夏目を見ているとゆるゆりの綾乃を思い出します。素直になれないところが似ていますな。
ゆの「三日間も沙英さんとヒロさん居ないの初めてだから、ちょっと寂しいな」
 ゆるゆりで結衣が修学旅行に出かけてちなちゅが落ち込んでいたのを思い出しました。

 新番組『武装神姫』。
 冒頭のナレーションでエンジェリックレイヤーを思い出しました。
 主人公が凄く格好悪くて驚愕させられました。行動や性格ではなく、単純に見た目が主人公らしからぬ風貌です。これほど主人公の風格を持ち合わせず、単なる背景の一人物に過ぎなさそうな主人公は稀少でしょう。
アン「でももしかしたら、人間の女の子に宛てたものかも」
レーネ「えぇ〜!? それはちょっと嫌です」
 人間に宛てていない方が嫌だよ!? もしかしたらも何も人間に宛てたと考えるのが普通ですし、まかり間違って人形に宛てていたとしたら其方の方が、「(口真似をしつつ)それはちょっと嫌です」です。
 初回の内容は風で吹き飛ばされた手紙を持って帰るのが主でしたが、これは深夜アニメと言うより夕方に放送しているアニメにありそうな内容ですよね。人間よりも小さな神姫が人間サイズの世界で動くのでミクロマンやハム太郎と彷彿とさせました。こういう内容は内容で良いのですが、それだと表面の部分が似つかわしくありません。女性の姿をした人形が身の回りの世話をする世界観は気持ち悪いものがあります。


 肆日 木曜日

 喫茶黒うさぎ第216回を聞きました。
 皆で村さんの『パーティーは終わらない』を唄うのが面白かったのですが、如何せんミオさんはそれが本来はどんな曲なのか覚えていません(ぉ ラジオパーソナリティとしての村さんは好きですが歌手活動への興味はとことん薄いですわ。CDを買った童話迷宮は言うまでもなく、他にも好きな曲は何曲かあるのに最新の曲を知らないくらいですからねぇ。
 今回の続き次回も更新まで二週間も開くみたいですが、もしかして隔週更新になってしまったのでしょうか? もしそうであったら残念です。

 しろカフェを視聴す。
 人間が主役のアニメならともかく、動物が他の動物の糞から作る珈琲を語ると生生しくて嫌ですね。これが人間なら飽く迄も動物の話と切り分けられますが、動物だと主要キャラと直結してしまいます。事実、エゾリスママが自分達で珈琲豆を作ろうとしましたからね。

 ポケモンを見ました。
 BWになってからシリアス路線に転向していたロケット団が退場となりました。こうなると何とも迷走気味な感じですなぁ。もう二度と登場しないとは限りませんが、暫くは出ないのでしょう。番組初期から支え続けたロケット団の排除は大きいですなぁ。
 EDがロケット団の映像を使った特別仕様でしたが、初期の映像を見るとやっぱりセル画は良いと思わせられますな。


 参日 水曜日

 新番組『獣旋バトルモンスーノ』。
 何か絵柄や動き、喋り方がアメリカのアニメみたいですなぁ。肌に合いません。
 このモンスーノの玩具はどうやって遊ぶのでしょう? アニメを見ても玩具CFを見ても理解りません。スピンさせてぶつけて押し出すだけだと余りにも単純ですし、その衝撃で中のフィギュアが出るみたいですがそれがどうなるのか理解りません。

 ギョーカイ時事放談生放送で偽まるがジャイロゼッターを高く評価していましたが、意外と言うかジャイロゼッターに落胆した身としては新鮮な感覚でした。ロボアニメの作り方を知らないで作っているロボアニメと言う感じがするのですよねぇ。今は子供に玩具を売る事を目的にした清く正しいロボアニメが少ないので楽しみにしていたのですが、玩具が欲しくなる出来ではありませんでした。そういうロボアニメはTFを別とすれば遡るとMRRが最後でしょうか? MRRは初回から凄く面白かったです。それよりも更に前になりますがウェブダイバーとかもありましたなぁ。あれも戦闘が壊滅的と言う点ではジャイロゼッターに通じますが、それ以上に魅力のある面白いアニメでした。ああいう面白い真っ当なロボアニメが見たいですなぁ。


 弐日 火曜日

 日曜に作った時は満足していたウィンナーカレーですが、もう飽きて来ました(ぉ カレーにウィンナーのスメルが充満していてそれだけでお腹一杯です。

 新番組『となりの怪物くん』。
 実際に怪物が出るアニメなのかと思っていたのですが怪物と言うのは比喩表現だったのですね。想像していたものとは全くの別物でした。
 吉田の裏拳が主人公の炸裂した場面に笑いました。それが引き金となって溝が出来る重い出来事なのにギャグに見えます。
 些か展開が性急に過ぎた感がありました。Aパートの内容をじっくりと丁寧に描きそれで一話の方が落ち着きます。心情描写に重みが足りません。

 新番組『神様はじめました』。
 OPが結構良いですねぇ。楽しくなるリズムです。
 主人公の逞しさが心地良く、安心して見られました。ゆるゆりを失った心の傷は大きく、決してその穴埋めにはなりませんがこれはこれで楽しめそうです。しかしこの前にやっているアニメもそうですが、どちらも深夜アニメに相応しいかと言えば否ですなぁ。夕方にやるべきでしょう。昔なら夕方にやっていたアニメも深夜にやる時流は好ましくありません。

 新番組『超速変形ジャイロゼッター』。
 OPは盛り上がらない上に歌声が今一ですなぁ。
 主人公の「絶望的に〜」と言う口癖やヒロインのイナバウアーツッコミなど、ジャンプで読んだ読切漫画で好ましくなかった要素がそのまま残っていて残念です。
 これ主人公と主人公の母親が同じ声なのですね。声まで遺伝したのですか。
 ロボがCGで動くが軽い上にとにかく動作が格好良くありませんなぁ。それにしてもこのCGは酷くありませんか。これが一昔前なら単にCGが気に食わないとか日本のテレビアニメはCGの出来が悪いで済みましたが、それから数年が経過したのに今でもこのレベルと言うのは進歩が遅すぎます。とにかくロボアニメなのにロボが格好良く見せられないのは大問題でしょう。ロボアニメが好きなだけに残念です。
 総監督とロボットアニメと言う組み合わせから、実は密かに大本命として期待していました。しかしその期待に応えてくれる内容であったかと言えば、余り面白くなかったと言うのがその答えになるでしょう。


 壱日 月曜日

○週刊少年ジャンプ 2012年 44号
めだかボックス 第164箱「世界を滅ぼすために生まれてきた」
半袖「不可逆のデストロイヤー獅子目言彦 まさしく 世界を滅ぼすために生まれてきた人間だ」
めだか「・・・っ それがどうした 破壊を得意とする者なら 箱庭学園にも一人おるっ・・・!!」
 これは高貴ちゃんの事ですよね? つまり高貴ちゃんは言彦と同じくらい強いと言う事ですね?(ぇー
 毎度の事ですが矢張り本作は戦いながらのl言葉遊びが楽しいですな。戦いの描写そのものは凡庸ながら、台詞が面白いので全体の印象が良くなります。
 最後に現れた王土が格好良かったです。電撃を放ったのにはどういうからくりがあるのでしょうか?
読切 超速変形ジャイロゼッター
 第一話の様な内容ですが連載版に対してどういった位置付けなのでしょうか? そしてアニメへの期待を著しく下げるに足る中身であった事も附記しておきます(ぉ
家庭教師ヒットマンREBORN! 標的403 究極の死ぬ気
 死ぬ気を上回る方向へと進んできたので冷静に考えると支離滅裂ですが、それでも此処で初期の死ぬ気に回帰した事は嬉しいです。