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壱拾壱月の独白

参拾日 木曜日

 スパロボを見ました。
 大量の登場人物が続け様に現れて全体的に散漫になっていました。そして誰よりも割を食ったのが他ならない主人公その人です。しかし今回は、そんな彼にやっと主人公らしい活躍が少しありましたね。
 それでも登場人物の数が多いですなぁ。一人ひとりが印象に残らないので、最早初登場なのかそうではないのかすら分からなくなりつつあります。


弐拾玖日 水曜日

 『テレビマガジンデラックス155 決定版 全ゴジラ怪獣超百科』を買いました。これまでこの手の怪獣図鑑は、九十二年に刊行された、同じくテレマガデラックスのゴジラ怪獣図解超百科しか持っていませんでした。だから最近の怪獣まで網羅した一冊が欲しかったので、発売されてから幾らか時間が経っていますが購入したのです。近所の書店は新装開店(リニューアル)してからテレマガデラックスやてれびくんデラックスの類が売っていないので別の店へ行かなければなりません。少し不便ですね。
 それから『FIGUMATE おとぎ銃士赤ずきんVol.1』と『SF MOVIE SELECTION 小さき勇者たち−ガメラ−』を一つずつ購入す。フィギュメイトは欲しかったいばらが出ました。それに対してガメラの方は、ジーダスが欲しかったのですが入っていたのはガメラでした。うぅ、ジーダス・・・。箱の側面の写真を見るとジーダスがとても格好良くて益益残念な気持ちにさせられます。


弐拾捌日 火曜日

 ホビージャパン。書店で先に目に入った電ホビをホビジャと誤認し、「あれ? 付録は来月号ではなかったかしら?」と思ってしまいました。
 最近はオラザクの大賞作品が表紙を飾る訳ではないのですね。
 ケルベロスバクゥハンドが出た時から何れはと思っていましたが、やっぱり通常のバクゥもHGでが出るのですね。新作映像作品に改造機体が出たと言うのは強いですよね。良いなぁ。ゲイツ、ゾノ、ザウートも出ないかなぁ。
 Hi−νガンダムがサンライズの公式設定に組み込まれると言うのに不思議な印象を受けました。こういう事もあるのですねぇ。
>つまり、Gアーマーとコア・ブースター、ウイングガンダムゼロのTVとOVAのスタイリングの関係に近いものがあろう。
 ところで解説のこの部分に引っ掛かりを覚えました。Wゼロはともかく、Gアーマーとコアブースターは違いませんか? この二機は劇中で登場した場面が同じと言うだけで、設定上は完全に別物の機体ではありませんか。因みに私はGアーマーの方が好きです(何)。何故ならガンダムが持つ合体ロボとしての側面を強化する存在だから。中盤から登場する強化メカだから。
 ゾイドバトルアングルの作例、シールドライガー指揮官型と言うのは興味深いのですが、公式でもないのに勝手に設定されている事で素直に受け入れる事が出来ません。作中に登場する個人の改造とかならともかく、こういう重要な存在は公式設定で描いて欲しいと思いました。でも格好良いですね。

 日本一高いと言うから、入浴料金が箆棒に高いのかと思いました(ぉ


弐拾漆日 月曜日

○ギャラクシーエンジェる〜ん 『豪華! セレブのトラブる〜ん』
リコ「皆さん、そんな事言っちゃ追い詰められたアニスさんに悪いですよ」
 さり気無く一番辛辣ですね。
 ナノナノがサブレと連呼していたのが、サブレを貰った時に繋がり生きて来るのが良いですね。単に繰り返しているだけでも良いのですが、こうして話に絡むとより魅力を増します。
 笑顔でミモレットを叩き割るカルーアが素敵です。その後の会話で右手を動かした時は一瞬、誰かを殴る為にハンマーを振り被ったのかと思いました。
 おぉ、今回はテキーラへの変身過程が描かれました。・・・船酔いが変身の条件?(ぇ
 セレブをサブレとか、エステをテストとか、ナノナノのボケはちょっと分かり辛いです。
 注文の多い料理店ですね。

 ジャンプ。百六十八ページを開いて新連載はブルードラゴンの漫画(ゲームのストーリーをそのまま漫画化するのではなく、世界観を使った派生作品でしょうか?)なのかぁ、と眺めていましたがその下にもっと目を惹かれるものがありました。シャーマンキングの作者が帰って来るのですね(・・・まぁ、驚きはしたものの、冷静に考えたら特別に楽しみでもありません)。今回は久方ぶりに連載終了作品を惜しむ気持ちよりも、新連載への期待が大きいです。
ブリーチ
 先週は書き忘れたのですが、ドルドーニがお嬢ちゃん(ベベ)と呼んでいるのを見て初めてネルが女性だと言う事を知りました。
オーバータイム
 最終回だと言うのに特に感想が出て来ませんなぁ。

 生徒会は何の為に出て来たのでしょうか。


弐拾陸日 日曜日

○轟轟戦隊ボウケンジャー Task.39 『プロメテウスの石』
 面白い面白くない以前にどういうギャグなのかすら理解りません(苦笑)。
 名前が三文字と言う時点で、牧野さんかMr.ボイスだろうとは思っていました。
 スーパー合体特集でスーパー轟轟合体を試みる映像はどの話からの流用でしょうか? ダイボウケンとサイレンビルダーが正面衝突すると言うのはあった様な気がしますが、それとも新撮でしょうか。

○仮面ライダーカブト 42
 もう嫌だ・・・。もうホッパーコンビは顔を出さないで下さい(死)。
総司「また別のトゥーフーを探さなければならないな」
 剣に影響されて豆腐をトゥーフーと呼ぶのが実際にありそうですよね。
 カブトガニワームは人間の姿のままでもライダーを圧倒できるくらい強いのですから、易易と変身して欲しくありませんなぁ。ワームの姿に戻るのはハイパーカブトが相手の時だけで良いと思います。
 田所さんの窮地に総司が現れる場面は、何時もの「お祖母ちゃんが言っていた」と言う口上を述べて欲しかったです。あれが無いと物足りないですね。
 折角渡さないで済んだアンチミミック弾なのに、こんな所で使っては意味が無いと思います。
 ハイパーカブトがカブトガニワームに攻撃を当てる事が出来た理由が理解りませんでした。思ったのですが、時を止めて攻撃を躱されたら、ハイパークロックアップで時間を巻き戻せば良いのではないでしょうか?
 雷が落ちて爆発が起こったのは格好良かったのですが何が起きたのか理解りませんでした。カブトガニワームが生きていて強化形態へ変身したのでしょうが、その後に何でブラックカブトが出て来るのでしょうか?


弐拾伍日 土曜日

○ウルトラマンメビウス 『故郷のない男』
 うわぁ、変な怪獣だぁ。しかも喋るぅ〜(笑)。
 何か正体がばれてからのメビウスはマケット怪獣の様な操り人形ですね。もっと適切に例えられるヒーローが居る気もしますか思い浮かびません。
ゲン「だがッ!! メビウスはリフレクト星人に負け、この俺にも負けた。それが何を意味するか理解るか? お前達の戦いは、必ず勝たねばならん戦いなんだっ!! そんな事も分からずに、よく、ウルトラマンと名乗れたものだ」
 おいおい、負けた回数で言えばレオはメビウスの比ではないでしょう?(ぉ
ミライ「そうか、地球が故郷ってそういう意味なんだ。ウルトラマンレオの生まれ故郷は、全滅しているんです。だからレオにはもう、地球しか無いんです! 光の国と言う故郷がある、僕とは違うんだ・・・」
サコミズ「きっとレオは、その孤独さえも力に変えて戦ったんだ。それだけの覚悟を持って守り抜いたから、他人の星を、故郷と言い切れるんじゃないかな?」
 レオが地球を第二の故郷ではなく、本当の故郷と言い切ったのにはそんな理由があったのですね。
 いあ、レオは一人で特訓した訳ではありませんがね(ぉ
 おぉ、レオキックを真似るのではなく、リュウからヒントを得て新たな技を編み出すと言うのが良いですね。
 レオが登場する場面はちゃんと当時の映像が使われていて嬉しいです。劇場版の件があるので不安だったのですよね。しかし人質を取られて直ぐに変身するのではなく、動けないメビウスが甚振られカラータイマーが点滅してから現れて欲しかったですなぁ。
 やっぱり『メビウス』は面白いですね。しかも予告を見て次回も楽しみになりました。ヒカリの再登場は終盤まで引っ張るのかと思いましたが、意外に早いのですね。

● 涼宮ハルヒの憂鬱


弐拾肆日 金曜日

 スーパーで『ペプシ・ゴールド』と言うのを見かけ思わず買ってしまいました。何と言っても金と言う部分には惹かれるものがあります。
 しかし帰宅してから落ち着いていきなり買った事を公開しました。何と言ってもあたしはジンジャーエールが大嫌いなのです。当然ながらこのペプシ・ゴールドとやらにも不安が先立ちます。
 不安があっても買ったのに飲まない訳には行かないので、意を決して飲んでみました。するとどうでしょう。美味しいではありませんか! 好んで飲みたいと思うほどの味ではありませんが、相当期待値を低く見積もっていましたので実際の味以上に美味しく感じます。これなら飲めます。期間限定の商品らしいのでもう口にする事も無いでしょうが良ござんした。

 おぉ〜! 格好良い!!


弐拾参日 木曜日

○ウルトラマンメビウス外伝ヒカリサーガ SAGA 3 『光の帰還』
 何時の間にか配信されていたので視聴しました。
 ヒカリも最初にツルギとして登場した時とは印象が変わりましたなぁ。声や喋り方がまるで別人の様に聞こえます。
ババルウ星人「貴様とは巧くやっていけるかも知れないと思ったんだがなぁ」
 少年漫画で新しく現れた敵が、丸くなった主人公のライバルに言いそうな台詞ですね。
アーブ「貴方は未だ戦えます。思い出すのです、我我と過ごした日日を。あの時の、澄んだ心を」
 え、えぇ〜〜〜? 貴方がそれを言いますかぁ? 怒りを煽ってヒカリを復讐に駆り立てたのは、誰であろうアーブその人ではありませんか。
 復讐の鎧から勇者の鎧へ名前こそ変わっていますが、ヒカリは以前と同じ形状の鎧を纏うのですね。あの鎧は格好良いと思いますが、如何せんハンターナイトツルギの印象が強いですからなぁ。せめて色が変わるとかそんな変化が欲しいです。メビウスはあれだけ様様な形態へ変身しているのですから、ヒカリが新しい姿へ変化しても良いではありませんか。
 この第三話は凄く盛り上がってとても面白かったです。主題歌がまた格好良いのですよね。ダークヒーローが改心する流れが丁寧に描かれウルトラマンヒカリが好きになりました。TVシリーズへ再登場する時も楽しみで、俄然この先への期待が高まります。単独でも充分面白いのにTVシリーズを盛り上げる、最高にして理想的な外伝ですね。惜しむらくは歴代のウルトラ戦士の客演があるので、例えヒカリが再登場したとしても少少霞んでしまう事でしょうか。


弐拾弐日 水曜日

 『いぬかみっ!11』を拝読致しました。
 劇場版は併映作品があるのですか。まぁ、よく考えればいぬかみ単独と言うのは無くて当然かも知れませんが、併営作品はキノの旅とシャナですか。どちらも名前しか知らない作品なので見に行く気が無くなってしまいます。いぬかみと学校とドクロの三本立てなら間違い無く見に行ったのですがねぇ(ぉ
プロローグ こんがらかった血〜あるいは巨頭たちの会談〜
第一章 占われる未来〜あるいは仲間たちとの邂逅〜
 本当は再会が嬉しいのについ強がってしまう双子が良いですねぇ。またその口調が面白いのです。
第二章 泡沫たちの宴〜あるいは独りぼっちの正反対〜
 新堂ケイは恋文に凄い事を書いていますな。エスカレートしていく後半に少少唖然としましたが、本人もそれが変である事は自覚しているのですね。この時は、まさかこの手紙があんな面白い事を起こすとは思いもしませんでした。
 クサンチッペが啓太への手紙を書き始め、榧の手紙をはけが受け取った辺りで何となく先の展開が読め、早くも楽しくなってきました。これは面白くなりそうです。
 手紙を読んで倒れてしまったはけに、押入れの中で声にならない突込みを入れるケイですが、その気持ちは凄く理解ります。そんな反応をしてしまいますよねぇ。
 ようこに労わるような笑みを向けるともはね子さんは普段よりも大人びて見えました。
 爆笑。爆笑。大爆笑です。ケイの書いた恋文が仮名さんからの手紙と入れ替わり、それを啓太が読むと言う状況が最高に笑えます。また啓太の「いや、俺は別にそう呼んで欲しくはないんだけど。」、「そ、そうだったのか!」等の反応が良い味を出しています。特に『怖い。 この目の前にいるイキモノガひたすらコワイ。』は、『聖なる酔っぱらいの伝説』で大笑いした『元々、あまりまともなニンゲンだとも思っていなかったが、人んちの風呂場でバラを敷き詰めて勝手に寝る。紛れもないヘンタイである。』を想起させる名文です。それにとんでもない誤解をされるケイや、「ひ、ひとごろしいいいい!!!」と叫ぶカオルも加わって凄い事になりました。
 笑いました、本当に笑いました。いぬかみっ!最高!! まみずっ!最高!! 私の中で『聖なる酔っぱらいの伝説』を超えて、一番好きな話となりましたよ。第一章が続く形で終わっていたので、読み始めた時は前章の続きでは無いのかとも思いましたが、それは些細な問題でした。これこそがあたしの好きないぬかみに相違ありません。しかしこれは、何も知らずに最初に読んだ時しか味わえない面白さだと言うのがとても残念です。読み返しても充分に面白いのですが、最初に大笑いした時には遠く及びません。頁を捲る度に笑いが大きくなり、とても興奮しました。
第三章 迂遠な才女〜あるいは待ち人たちの憂鬱〜
>カオルは自分でも意識していないどこか冷ややかな半目になって、
 カオルも随分と現在の生活や啓太に馴染んだのだと思わされる描写です。これやひくつく頬を堪える様子は以前の彼女ではとても考えられません。そしてこれも啓太の魅力ですね。
カオル「え〜と、身長と体重とそれと」
カオル「胸囲ではないでしょうか?」
 私は胸囲と胴囲と腰囲だと思います(笑)。
 いきなり大量の水をかけられた仮名さんの妹が可哀相です(汗)。何とも災難でしたね。
 仮名うほ子さんこと大樹の精霊を仮名さんの妹と思い込んで追いかけている、啓太とカオルが酷く滑稽で楽しいです。この啓太とカオルと言う組み合わせも良いものですなぁ。
啓太「なんじゃこりゃあああああああああああああああああ!!!!!」
 うわははははははははははははははっ(笑)。いあ、笑い事ではありませんが。しかしこれも面白い話でした。仮名ごりぽんはキング・コングの新作公開に合わせたのでしょうか。
第四章 羞恥の暇乞い〜あるいは気がかりなフラグ〜
フラノ「じゃあじゃあ、幼なじみで文句を言いながらも朝起こしに来てくれたり、『これ、義理なんだからね!』ってつんつんしながらチョコレートを渡したりする時ですか? いわゆるツンデーレっていう」
フラノ「え〜と。たゆねちゃんがそうですよね!」
 今度はそれを本人に言って下さい(笑)。しかしそれがツンデーレですか。まさかフラノから何かを教わるとは思いませんでした。
フラノ「てんそうちゃん! 遊びましょう♪」
てんそう「・・・・・・私“で”遊ぶの間違いじゃないの?」
 良い突っ込みです。
 リーダー! リーダー!? 貴女のファッションセンスは理解されないどころか、恥ずかしいとすら思われていますよ!!
 いぐさがあれほど隠しているのに、本人に無断で作品を勝手に読んでしまうのは本気で酷い事だと思います。でもいぐさの創作物を啓太が読むところはずっと見たかったので念願が叶いました。ところで、いぐさが創っているのはずっと漫画だとばかり思っていましたが小説だったのですねぇ。
>一番最近のトラウマを直撃され、怯えている彼だった。
 何で相手が従兄弟の方ではないのかと思いましたがこの為だったのですね。納得しました。
 必死に名前を川田米太、瀬名智郎、川田マワルだと言い張る啓太は、.hack//G.U.RADIOで櫻井某が悪いのは自分ではなくハセヲだと訴えている姿を彷彿させました。
 ようこに告げ口だなんて、カオルは何時からそんな事をする様な娘になってしまったのですか。フラノとの約束と言い、啓太がようこにどんどん束縛されていくので哀れでなりません。
第五章 強気娘のファンタジー〜あるいは迷走する現実と幻想〜
機内アナウンス「乗客の皆様へお知らせしております! 現在、機長と副機長がコックピットで心中しているのが発見されましたあ! あたし、前々から怪しい仲だったと思っていたんですう、畜生! てめえら職場不倫かよ! しかも男同士! あほかああああああああああああああ!!!! 死ぬならてめえらだけで死にやがれ! FU○K!」
 あほかああああああああああああああ!!!! 飛行機が墜落しそうだと言う深刻な状況なのにそれが原因ですかぁ!? 如何にギャグが多い作品と言えど・・・と思ったのですが、幻想だったのですね。
>ちょっとイヤな実感の仕方だった。
>むしろ壺の中の精霊が黙り込んでいた。
 あはは(笑)。
たゆね「ボクだけが出来たんだ。それを。薫様の身代わりになれたんだ・・・・・・でも」
 苦しいですね。辛いですね。
ケイ「あ、川平君。ケーキ焼いてきたんだけどどう? あ、もちろんこれは命を助けてもらったお礼だから気にしないでね?」
 もしかしてケイは毎回何かと言うと「あ、もちろんこれは命を助けてもらったお礼だから気にしないでね?」と言うつもりなのでしょうか?(笑) しかしこれだけ啓太に想いを寄せる女性が現れても、最終的にはどうせようこを選ぶのですよね。勿論好意を抱くが全て恋愛感情を持つのと等号で結ばれる訳ではありませんが、少なくない人数の失恋が決定されているのかと思うと些か虚しいものがあります。
エピローグ 異国の結構な邂逅〜あるいは黒衣の女の微笑み〜
「ごきょうや、偉かったですね。ちゃんと宗太郎様の仰ることを聞き分けて」
 最初に題名を見て、啓太の母親が登場してごきょうやに嘲笑を浴びせるのかと思いました。それが『黒衣の女の微笑み』なのだと。しかし上記の台詞を読んだ刹那は、ごきょうやが宗太郎の犬神だった時代の仲間が出て来たのかと思いました。しかしそのどちらでもなく、何となでしこですかッ! その上からの物言いに腹が立ちます。皆から薫を奪って、そして一人で抜け駆けをしながら、よくもおめおめと顔を出せたものですね。そして気になりました。黒衣のエプロンドレスと言うのは喪服の様な意味なのでしょうが、思い出されるのがブライアン・マコナーの卜占にあった『黒衣の背信者』と言う言葉です。まさかとは思いますが・・・また、裏切るのですか? なでしこ・・・もうこれ以上罪を重ねるのはお止めなさいな(嘆息)。
 この十一巻は幕間におまけ漫画がありませんでしたね。結構好きなので少しばかり残念に思います。


弐拾壱日 火曜日

 本日のDグレは待望の黒の教団壊滅事件です! 原作では一番好きな話なので楽しみにしていました。
 副題の最後に感嘆符と疑問符はつけず、淡淡と報告書の様になっている方が良かったですなぁ。
 任務から帰って来たアレンとトマが巻き込まれると言う形が好きでしたので、エピソードの順番は入れ替えないで欲しかったです。
 とても高い期待を抱いていたのですが、原作を読んだ時ほどは面白いと思えませんでした。原作の『黒の教団壊滅事件』と『黒の教団壊滅事件改め黒の教団壊滅未遂事件』を読んだ時の衝撃は今でも強く印象に残っています。まぁ、漫画は個個のリズムで読んでいますから、アニメだとそれが合わないのも仕方がありませんね。
 余談になりますが、原作を読んでいて最初の内はジョニーが女性だと思っていました。スーマンが咎落ちしたと言う情報が伝わった時に、ジョニーが自分の事を『俺』と称していて初めて男性である事に気付きました。その時に気が付かなければ、アニメで初めてそれを知って驚いた事でしょうなぁ。


弐拾日 月曜日

○ギャラクシーエンジェる〜ん 『恐怖! 雨の日のコーる〜ん』
 メリッサにとっては遊びでしかないと言うのは面白かったです。

 今日の結界師は良い話でした。戦闘よりもこういう内容の方が好みです。

 ジャンプ。
ワンピース
チョッパー「ゴジュ」
 懸賞金の額に衝撃を受けている様子が可愛いですねぇ。賞金首になると言うのは不名誉な事ですが、その中でこの金額と言うのは名誉なのか不名誉なのか理解りませんね。
 フランキーはこういう方法で仲間に加わるのですか。これまでだと別に仲間になる様な理由もありませんでしたからねぇ。


壱拾玖日 日曜日

○轟轟戦隊ボウケンジャー Task.38 『虹の反物』
 世界最速の早撃ちガンマンとやらの銃弾で、せめて自販機くらいは壊して欲しかったものです。壊れた自販機から缶が大量に出て来るとか格好良いと思うのですがねぇ。正直、火花が散っただけなのには拍子抜けしました。
 ブルーの戦闘が格好良いですねぇ。アクセルテクターやブロウナックルで攻撃を防いだのは見事ですし、デュアルクラッシャー、スコープショット、サバイバスターを全ての武器を使っているのが嬉しいです。
 次回はコメディタッチが強くなりそうで予告を見ただけでげんなりしてしまいました。

○仮面ライダーカブト 41
 ZECTが人間をワームに変えているのかと思って驚愕してしまいました(汗)。ブラッドプラスを思い出しましたよ。日常に潜むワームと言うのが余り描写されていなかったので、説明されるまで擬態を暴くと言う可能性が思い当たりませんでした。
 間宮麗奈が死んだので新しい幹部級の登場でしょうか。
剣「丁度良い。俺は八つ当たりに於いても頂点に立つ男だ」
 それは単に性格の悪い人だ(笑)。しかしホッパーコンビは完全に使い道が無いのですなぁ。彼らが出る度に、哀しい様な・・・複雑な気分に陥ります。
 総司と陸の言葉が少ない会話は本人達はそれで充分なのでしょうが、あたしには何の事やら理解らないので困ります。
 ZECTがネイティブワームと結託していると聞いて三島辺りがネイティブでもおかしくないと思いましたが、田所さんがネイティブだったと言うのは完全に予想外でした。しかしこれでは本当の気持ちはどうであれ、人類を守る為に命を賭けて戦うと言う言葉すら疑わしくなります。
 新しい幹部ワームは笑える程に強いですね。人間体のままでガタックを殴って殴って殴り倒したのは凄かったです。そして本当の姿はカブトガニのワームでしょうか? ハイパークロックアップよりも速い、或いは時間を止める事が出来るのですね。

 プリキュア。
 自身の死を予期して仲間に忠告を残していくキントレスキーは良い人ですね。その内容が腹筋を鍛えると言うのが今一格好が付きませんが。
 毎回敵を鍛えていたのですからキントレスキーが敗れたのはある意味必然ですよね。

 私も昔、キシリアをキリシアと間違って覚えていました(何)。<ビッグバン


壱拾捌日 土曜日

○ウルトラマンメビウス 『青い火の女』
 成程、前回ではリュウの、今回ではミライに当たってしまうテッペイの、地球人の醜さを描いているのですね(違)。
 次回はレオの登場ですか。これはまた楽しみです。

 食べてみたいですね。


壱拾漆日 金曜日

 何故かシュリンクが二重にかけられていた『いぬかみっ!あんそろじ〜』を読みました。
もしかしたらifの物語断片
 何と、原作者(まみず)による短編も収録されているのですね。これは嬉しいです。読み始めた時は状況が良く分からず、一部の人物を共有するだけで本編とは関係が無いのかと思いました。どうせならそういうのよりも本編より遠い未来を描いた話が読みたいと思ったのですがまさしくそれだったのですね。清明が「僕らの場合はキツネ、だろう?」と言うまで理解りませんでした。ifと明記されてはいますが、啓太とようこの子供が何れ敵対してしまうのですなぁ。
葛葉「・・・・・・幸せ街道ばかり歩いてきたあんたに父さんのことどうこう言われたくない」
 清明と葛葉、それに啓太の間にあったドラマを想像させる、興味深い一言です。たった一言ですが、力がある良い台詞ですねぇ。妙に気に入りました。
 正直、全体的に満足とは言い難い本書でしたが、まみずの短編があるので購入して良かったです。寧ろ避けられません。まぁ、何時か原作にも収録されるかも知れませんが。
せんだん!
 最後のコマで『ぷいっ』とむくれているともはねが可愛いです。
トリプルプリティー♡♡♡
 いぬかみと言うだけで買ったもののアンソロジーはそれほど良いものでもなかったと思っていたのですが、この作品だけは素晴らしいです。お互いに自分が誰なのかすら忘れてしまって自分達ですら区別がつかないと言う双子さんの魅力を最大限に生かした傑作でした。原作でも同種の話が読みたいですなぁ。


壱拾陸日 木曜日

 初めて行った玩具屋(矢鱈とオーレバズーカが売っている店でした)で『超ドラゴン怪獣キングギドラ』――モスラ3に出て来たグランドギドラのソフビ人形ですね――を見かけたので買いました。丁度東宝怪獣のソフビが欲しい気分だったのですよ〜。
 箱の割には小さいのですが、それでも映画公開時に発売された商品は大きくて嬉しいですね。現在定番商品として並んでいるムービーモンスターシリーズは小さくて寂しいです。昔持っていたメカキングギドラのソフビを思い出しますなぁ。


壱拾伍日 水曜日

 ネギまを視聴しました。
 副題が長過ぎて録画データの入力に困りました。
 思っていた話とは違いましたが、相坂さよが各所で起こす騒動がとても楽しくて面白かったです。
 しかし『!?』はちょいと馴染めませんなぁ。どちらかと言えば今作よりも前作の方が好みでした(尤も、既に記憶から薄れつつあるからそう思っている部分もあり、実際当時は退屈に感じた事もありました)。それに前作の『XIX時間目』は間違い無く面白かったです。


壱拾肆日 火曜日

 月刊ホビージャパン12月号を読みました。
 MSV戦記が載っている事に驚きました。連載されていた頃に比べてシードに対する熱意も冷めていますが、それでも面白いですね。予想外の掲載である驚きも加わり面白さも増します。
 何と、二月号にはキリコのフィギュアが付属するのですか。ホビジャで付録はソードカラミティ用の改造パーツ以来ですね。
 今月号に掲載された第五回を読むまで、『魔戒騎士列伝 鋼の咆哮』は鋼牙が幼い頃の話だとばかり思っていました。そうではなくTVシリーズより未来、鋼牙の子供が聞き手だったのですね。それはそうとこの連載は、物語よりも竹谷隆之による製作文の方が面白いです(ぉ


壱拾参日 月曜日

 金色のコルダ。
 美味しそうな炒飯です。
 合宿が終わる時になって気付いたのですが、何で土浦は伴奏者なのに合宿に来ているのでしょうか? 他の伴奏者は来ていませんよね? そういえば参加者として貼り出された紙にも名前がありましたよね。あれ? 土浦は伴奏者ではなくピアノで参加しているのでしょうか? でもそれなら香穂子の伴奏者が不在になってしまいます。・・・あれぇ? 何か間違えている・・・?
 表向きは穏やかな柚木ですが、やっぱり本性は別にありそうですね。コンテストの第一回戦が終わった時に、ひっそりと演出云云と呟いた時から思っていましたが、天羽菜美の発言で確証が持てました。

○ギャラクシーエンジェる〜ん 『対決! 先輩はライバる〜ん』
 良かった、我らがちとせ嬢が出ています。良かった、本当に良かった。
 ノーマッドが居ねぇぇ!! ヴァニラがノーマッドを抱えていませんよ!? 何故かノーマッドだけ出ないのですね。
 また何時の間にかテキーラに変身しているぅっ!? 変身プロセスはー?
タナカ「矢張り、寒い時は熱熱の鍋焼き饂飩に限りますな」
 それはあれですか。寒い部屋で震えながらアイスクリームを食べているミオさんに対する挑戦ですか?(ぇ
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。おぅ、騙されたぁ! EDに突入したと本気で思ってしまいましたよ。まさかこれで終わりなのかと呆然とする所でした。
 ミルフィーの泣き顔は前作までと同じで良いですね。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。・・・あの、これで終わりですか・・・・・・? 途中のEDが嘘であろうが無かろうが、然して変わりませんよ・・・? 今回は物凄く期待していたのですが・・・・・・・・・。何の説明も無くムーンエンジェル隊の活躍で始まって、最後の最後でルーンエンジェル隊が出て来てその奇妙な状況に突っ込むとかが良かったですなぁ。まぁ、今回は到着(してないけど)までと言う事で、本格的な活躍は次回に期待ですね。

 ジャンプ。
ワンピース
 久方ぶりとなるシャンクスの登場が嬉しいです。やっぱり格好良いですねぇ。それはそうと駄目だと言われたらしい白ひげの海賊旗がどういう模様なのか気になります。
P2!
 菜食主義者に「肉マダー」とついて行くヒロムが可愛いです。また“本気で嫌そう”な時は、これまでに見せた事の無い表情が新鮮ですね。単に新連載だと言う事、ヒロムが極端な運動音痴、乙女の職業いじめっ子、始まって間も無い内に怪我をすると言う急展開などが気になりましたが、それらを抜かせば面白い作品だと思います。しかし何れは大会や試合がメインになっていくのですよね。そういうのよりも今ののんべんだらりとした展開の方が好みです。
オーバータイム
 シャーペンは先端が引っ込むタイプに限りますよね。>目次コメント


壱拾弐日 日曜日

 リュウケンドー。
 幹部総登場でも最後に戦うのはロッククリムゾンだけなのですか。ロッククリームゾーンはこれまで何度も倒していて、生命力や再生力が凄いだけと言う印象があります。なので最強形態の登場に相応しい相手とは思えません。
 ゴッドリュウケンドーは余り強くなったと言う様には見えない外見でしたが、今回の黄金に輝くリュウケンドーは純白と金色の組み合わせが上品で豪奢ですね。しかし良く見ると変わったのは色だけで形状そのものは以前と同じなのですね。どうせなら形状も大幅に変化して欲しかった所です。

○轟轟戦隊ボウケンジャー Task.37 『憧れの芸能界』
 リュウオーン陛下が「おのれぇっ! こうなれば貴様らを徹底的に斃す!!」とまで言った割に簡単に退却してしまった事を残念に思いましたが、レッドの反応で考えがあっての行動と知り安心しました。
さくら「最善を尽くします」
 まるで宗助を見ているようです。
 石田彰、この声は石田彰!! きゃーきゃーきゃー!(興奮) 石田彰だ石田彰!! お腹の底から喜びが込み上げて来ますよ! ふくく。
 デンベエはジャリュウが着包みを着て変装しているのではなく、そっくりな姿をした邪悪竜だったのですね。
 ダイボウケンの登場が久し振りならば、そのテーマソングが流れるのもまた久し振りですな。どうせなら音楽だけではなく歌付きであれば良かったです。
 CFだけでなく本編にも登場した『ボイジャーダイボウケン』は格好良いのですが、ゴーゴーボイジャーをシルバーが操縦すると言うのはマックスオージャにアバレブラックが登場する様なちぐはぐさがありますね。
 二号ロボ特集でターボラガーが映ったのが嬉しかったです。

○仮面ライダーカブト 40
 銃弾をキックで弾き返したのは格好良かったのですが、相変わらずホッパーコンビは物語から乖離していると言うか邪魔していると言うか、存在意義が不明です。そして消火器に怯む仮面ライダー(哀)。
 細かい事ですがひよりと一緒に居た総司は『擬態した俺』ではなく『俺に擬態したワーム』と呼ぶ方が適当ですよね。意味が違っています。それとも『(ワームが)擬態した俺』と言う事でしょうか。
 私が私で無くなる・・・? 成程、多重人格性不連続EMP能力者ですね! 転移能力者ですね!! 仲嶋数花ですね!!!
 麗奈ワームに対して麗奈を返してくれと言うのは、ワームに対して躰だけ残して死んでくれと言っているようなものですから受け入れるわけがありませんよね。
 先に放っておいたライダーシューティングの光弾を滞空させておき、新たに放った一射で挟撃すると言うのは面白い戦法ですが、あれだけの強敵であったワームの最後としてはやや物足りなさが残ります。それに映像でそれが分かり辛かったのも減点です。


壱拾壱日 土曜日

 ポッキー&プリッツの日なのでハロウィンで貰ったポッキーとプリッツを食べると良いですね。

 赤ずきん。
 プリンセス赤ずきんの豪奢な姿は華麗なのですが、武器の剣は吃驚するほど格好悪いですね(苦笑)。程程に野暮ったいグリムテイラーの方が作品に合っていると思いました。
 ところで究極魔法を使うのは赤ずきんだけなのでしょうか? プリンセス白雪姫とか、プリンセスいばら姫とか、プリンスハーメルンとか、プリンスヘンゼルとか、プリンセスキュピとか、キングフェレナンドとかは無いのでしょうか?

 これまで改装していた近所の書店が、本日から待望の新装開店と相成りました。待ちに待っていた日だったので開店時間より少し早く行きましたら、既に入り口の前には暇人行列が出来ていましたわ。
 店内を眺めて驚いたのがいぬかみが全部で七十五冊も置かれていた事です。もっと大きな書店ではこの程度は更なのかも知れませんが、少なくともこの店にあるライトノベルでは断トツの量ですし、私自身これだけの量を見たのが初めてなので圧倒されました。最新刊である『いぬかみっ!』の十一巻と電撃コミックスの『いぬかみっ!あんそろじ〜』を買いました。
 少し広くなったので品揃えも良くなっていて満足なのですが、不満なのは店内の掛け時計が見辛い事です。針が細い時計なので一見しただけでは時間が理解らないのですよね。
 そうそう、改装前にはあったノベルジャパンとHJ文庫が、一冊も無かった事も印象的でした。まぁ・・・何と言うか・・・意外ではありませんが・・・売れていないのですね(哀)。

○ウルトラマンメビウス 『怪獣使いの遺産』
 ドラゴリーが登場した時に少し触れられましたし、十月の『今から丁度四十年前・・・』でも画面に映っていて微妙に優遇されていた(?)ムルチですが、今回はとうとうゾアムルチなる強化形態までが登場しましたよ。
 作戦室の電灯が何故か消されていますね。演出の一環なのでしょうが(作中で)明確な理由も無いのに消えていると言うのは不自然に見えてしまいます。
 えぇー? これ、明らかに悪いのはリュウですよねぇ? 先に撃っておきながら「そんなに地球人が憎いのか?」って、どの口がそれを言いますか?! リュウが先ずしなければいけないのは謝罪でしょう? 何だかなぁ。
 利用された挙句に消してくれとまで言われたゾアムルチが可哀相でした。

 妖奇士。
 雲七は想念体ですね。シムですね。


壱拾日 金曜日

 小説を読む時は傍らに辞書を置いておきます。単語を調べるのがその用途である事は言うまでもありませんが、調べる対象を選ぶ基準が非常に曖昧です。理解らない単語を調べるのは当然ですが、その意味を知っている単語でも正確に説明出来るとは限りません。だから念の為にと辞書を引きます。
 しかし自分の中で明確な基準が存在する訳ではないので、普段は調べる単語でもその時の気分次第では調べないかも知れません。しかも途中から辞書を引くと言う行為だけで満足してしまい、辞書に書かれている内容を目で追うだけで、理解はせず単語の意味も覚えません。だから同じ単語を何度も調べる事もあります。例えば、学校六巻を読んでいる時に、たった数分間で『態度』を二回も調べました(ぉ 秀策に『信用』と『信頼』の違いを辞書で調べると言われたらその通りにしました。果てし無く無意味な行為と化しています。
 するとこれが中中の苦痛でして、一頁読み進める度に何個も単語を調べなければいけないと言う事に苛立ちを覚えるのです。今は辞書を読みたい訳ではないのですから素直に小説を読ませてくれ、と懇願したくなります。そして段段と面倒になって調べる頻度が減ります(ぇー それを思えば、使用しているパソコンに辞書ソフトが入っていないのは幸いだったかも知れません。以前のパソコンでは様様なウェブサイトを見ていても、しょっちゅう辞書ソフトで調べて似た様な苛立ちを感じていましたからね(苦笑)。
 昔から良く思うのですが、凄い記憶容量の持ち主で、辞書の中身を全て覚えていればこんな苦労とは無縁で居られるのですよね。辞書を引くまでも無く、単語を見ただけで正確な意味が思い出せれば何と素晴らしい事でしょうか。しかし同時に思うのです。知っている単語でも正確な意味を知る為に辞書を引くのであれば、それならその辞書に書かれた説明を正しく理解していると誰が言い切れるでしょうか。辞書に書かれている説明、それに含まれている単語の中には、小説を読んでいる時に見かけたら辞書で調べる対象であろう文字も少なくありません。あらゆる意味で無意味ですよね。
 結局、言葉は万能ではないのですよね。感情の全てを言葉だけで表現する事は難しいでしょう。秀策の台詞ではありませんが、言葉は不完全で信用出来ないのですよね。大体『眩暈』を調べたら『目が眩む』、『目が眩む』を調べたら『眩暈』が出るのですよ? どうしろと言うのでしょうか。


玖日 木曜日

 『学校を出よう!6 VAMPIRE SYNDROME』を読みました。とうとう現在刊行されている最後の巻を読み終えてしまいました。
若菜「好きな人に嫌いって言っちゃダメなんだよ。嘘とか冗談でもダメだよ」
 あははははっ!(笑) 相変わらず若菜は最高ですな。その後も「じゃあさ、せめて嫌いじゃない人を嫌いって言うのはもっとダメダメ」とか「分かった? 茉衣子ちゃん。ん? ん?」とか、面白い台詞が飛び出します。
 それまで単に気味の悪い人としか見ていなかった獅子丸ですが、護衛としての役割を完全にこなしていて少し見方が変わりました。
 秀策は蜩くぅんに約束の物を渡していなかったのですか。それは酷いです、蜩くうんが可哀相ですよ。
ユキ「ちょっとしたアドベンチャー気分を味わっていたんだよ。とんだアミューズメントだったさ。エンターテインメントとしては失敗のテーマパークだな」
 随分と片仮名が多いな!(何)
 擬死体が吸血鬼と判明した時は予想が外れたと思いましたが、やっぱり時間が停止しているので良かったのですか! おぉ、ミオさん凄い!(ぇー あたしの予想が当たる事なんて珍しいので嬉しいです。
 実はユキちゃんは頭が良かったのですねぇ。秀作の理屈を詭弁と切って捨て、反論がすらすらと出て来る様には感心しました。普段から秀策と会話を交わすだけあり、ある種対等の人間なのですね。
 若菜が吸血鬼になってユキちゃんを前にした茉衣子は辛いですね。謝るしか出来ない、顔を上げられない、顔を見る事が出来ない、決してユキちゃんが自分を責めていなくても・・・辛い、本当に辛いです。
 電話越しの僅かな会話だけですが蜩く〜んの登場が嬉しいです。
 祈を見かける描写があったので優弥の植え付けた端末人格の器は、少なくとも祈では無いだろうと思っていました。しかし一人だけではなかったのですね。もしかしてそれを知った上で読み直せば、作中で描写された人格の器が場面毎に祈なのか類なのか理解るのでしょうか? しかし優弥は酷いですね。自分で生み出して用が済んだら勝手に処分してしまう、その行為に怒りを禁じ得ません。優弥が嫌いになりました。
 何と、スパイウェアは二人だけでもなく、それ以上に大勢だったのですか。これでは一一特定するのは無理そうですね。
 そしてそれ以上に驚くべき展開です。吸血鬼騒動は全て真琴が、優弥とその仲間を罠に嵌める為に利用していたのですか。優弥に苦汁を舐めさせた事で気持ちの良いどんでん返しでした。
 何と言う事でしょうか。時間が止まっていると言うのも嘘だったのですか。予想が当たったと思って糠喜びしてしまいましたよ!(哀)
>吸血気化した生徒たちを、まさしく吸血鬼と成していた異形の想念――宮野の言う吸血鬼因子――が、宿主を離れてここに終結しようとしているのだ。
 『集結』の誤植なのでしょうが、『終結』でも強ち間違ってはいませんよね。
 端末人格にもちゃんと幸せが与えられて安心しました。良かったです。
 一時の感情で軽軽しく約束をしてしまい、それを後から後悔するのは良くある事です。茉衣子も愚かですね。しかし茉衣子は随分と秀策に依存していたのですねぇ。恋愛を題材にした作品で良くある、普段は素直になれず喧嘩ばかりしているけれど本当は好いていて、恋敵が現れてから自分の気持ちに気付いて終盤でその思いを吐露すると言う関係が苦手なので好ましくありません。
年表干渉者「そうかもしれません」
 この言い回しこそサナエですね。一言ですが落ち着きます。くふふ。秀策に音透湖が星名サナエであると知られた時は最後の切り札も失われたと落胆しましたが、結局記憶を操作したので未だ知られていない事になるのですかね。矢張り上位の世界に居ると言うのは何よりも大きな強みなのですねぇ。
 えーと、つまり吸血鬼騒動は全てサナエの所為だと言う事ですか? しかも端末人格が永遠を手に入れられると言うのは、無限円環を繰り返すと言う事なのですか? 何だかなぁ。
 私はゴキブリや蚊を発見しても戦闘態勢は取りませんなぁ。確かに蚊に刺されると痒みに襲われ不愉快極まりませんが、楽しい行為とは言えない事はやりたくありません。またゴキブリは三億年前から殆ど変わらぬ姿で存在し続けているのですから、二百万年程度が経過してもふわふわした白い毛玉に変化するとは考え辛いと思います。
 読み終えて、一つだけ疑問が残ります。基本的に登場人物が上位世界に言及する時に自動干渉機(アスタリスク)の干渉があったのだと思うのですが、それなら五巻で行われた最初の干渉はどういう事なのでしょうか? 本来は擬死体の正体は吸血鬼なんかではなく、上位の世界をも巻き込んだもっと大きな事件だったという事でしょうか? 真実が気になります。

 この五巻と六巻の二部作もとても面白かったのですが、個人的には二巻、三巻、四巻には及ばない印象です。小さな事件を楽しく解決している方が好みです(四巻は実は凄い大事だったりするのですが、大事と気付くのは後半ですからね)。時に七巻は未だ出ないのでしょうか? もう二年も待っているのですよ!!!!(嘘) 健一郎とサナエの再会とか、健一郎と透湖の再会とか、ユキちゃんと真琴の出逢いとか、真琴がユキちゃんを好きになった切っ掛けとか、学園祭の様子とか、妖撃部の部長とか、読みたい、知りたい内容は未だあります。だから早く続刊を出して欲しいです。


捌日 水曜日

 先日購入した『R.O.D−THE TV−』のビデオ第一巻を視聴致しました。テレビ放送の折には見ていなかったので、初めて第一話と第二話を見る事が出来ます。
○第1話 『紙は舞い降りた』
 当然ながらOPテーマから始まるものとばかり思っていましたので、いきなり衝撃的な場面が映ったので虚を衝かれました。初回の時点で後の展開を示唆させる場面が盛り込まれていたのですね。
 ぬぬぬ!(笑) 何か凄く脱力してしまう響きです。間違うならせめて『ののの』であれば少しは名前らしかったでしょうに、それがぬぬぬですか。
ミシェール「それでこそ作家です。何て男らしい、とても女性には思えません!」
 先生、この人が喧嘩を売っていますよぉ(ぉ
 冒頭に副題が表示されなかったので、絶対に本編の最後で大量の紙が画面に降り注ぎ、其処に『紙は舞い降りた』と言う文字が出ると思っていたのですがねぇ。
○第2話 『ダメ人間ども集まれ』
 嗚呼、懐かしいOPです。これを聞いているとテレビ放送を見ていた時を思い出しますなぁ。
 人に家に押しかけ我が家の様に寛ぎ、絨毯に牛乳を零し、テレビの電源を入れる為にティッシュの無駄使い、これは流石に酷いですね・・・。挙句の果てにはテレビを壊すのですから看過出来ませんよ。
ミシェール「便利じゃなぁい! 手の届かない枝がカット出来るのよぉ」
 何でそんな物を買ったのですか!? マンション暮らしで枝切り鋏が何の役に立つと!?
 酷いですねマギー。悪意が無かったのは理解りますがあれだけの物を捨ててしまい、また会話をする時の態度も相手を苛立たせます。マギーとルージの演者が同じ方と言う事は知っていましたが、実際ルージが滅茶苦茶に落ち込んで暗くなった感じの声に聞こえます。
 テレビ放送を見ていた時は気が付かなかったのですが、ミシェールが非常に魅力的な性格をしていますねぇ。面倒臭がりで自分では動こうとせず、人にばかりやらせる上に責任転嫁の嵐、最高です。「命を賭けてお守りする次第です。マギーちゃんが」とか「あんな恥ずかしい」とか実に素敵です。
 ねねねが公園に居る三姉妹を迎えに来た時のやり取りが良いですね。アニタに「ねねね姉様と呼べ」と言って、ねねねね様を経て『ねね姉ぇ』となったり、逆にアニタが自分の事を名前で呼んでくれるのを期待する辺りは心が温まりました。


漆日 火曜日

 今週からチェリーベルが通常形態へ戻りましたね。
 最初はトークトークQRが毎回あるのを不満に感じた先月の二人体制でしたが、『お便りあのね!』で読まれる支離滅裂な葉書が思いの他面白かった(寧ろ葉書の面白さに比して、パーソナリティの反応が物足りなく思ったほどです)事もあり意外に好印象を抱いていました。ですので若干の未練もあります。また先月はしつこいまでに『カロリー』と言う曲が流れていましたが、そうしてその曲しか流さないと思わせながら、最後の最後に『あなたのハートにはきゅん!どきゅん!』を流して欲しいと思っていたので実現しなかったのが残念です。『カロリー』も良い曲でしたが『はきゅん!どきゅん!』が聞きたかったですなぁ(今週の『ぷるるん大作戦』で聞けましたが(笑))。
 そんな思いもあったのですが、久方ぶりの通常営業もまた面白いですね。安定感があります。


陸日 月曜日

○ギャラクシーエンジェる〜ん 『誕生! 新人アイドる〜ん』
 物語に合わせてOP映像の最後がナノナノとナツメ中心になっていますね。
アニス「そんな事したら、リコが可哀相じゃねえか!」
 あはははっ(笑)。
リコ「えぇっ!?」
カルーア「大変ですねリコちゃん」
リリィ「雇用保険には、入ってるな?」
 周囲の反応も笑えます。でも一番人気が無いのはアニスだと思ふ(ぉ
 あぁ、そうか。リリィのファーストネームとミドルネーム、『リリィ・C』は『りりしい』とかけていたのですね。この瞬間まで気が付きませんでした。
 リコの感動的な台詞を辞退と解釈した反応にもまた笑いました。
 ナツメ視点だと何気にナノナノは酷いよね。
 また何時の間にかテキーラに変身しているぅっ!? 変身プロセスはー?
 今週も先週と同程度の面白さと覚悟していたのですが、豈図らんや面白い会話も多多見られ楽しかったです。リコの扱いが良かったですね。そして本編で温まりかけた所に次回予告を見て一気にターボがかかりました! やっと真の主役のお出ましですね!! すっごく楽しみです。
リコ「あの、ちとせさんは?」
 あの・・・・・・、ちとせさんは・・・?(汗) いや、マジで(切実)。

 ジャンプ。
銀魂
 冒険の所が消える時の音楽は漫画だとどうしても伝わり辛いですね。読んでいる途中に本当に音楽が聞こえてくればさぞや驚き、動揺した事でしょう。他の音楽にも言えますが説明が無ければ理解りません。それにしても最近は一話完結が減りましたなぁ。一話でテンポ良く終わらせるのも重要だと思います。

 例え同じ様な構図ばかりであっても、この作品で決め技の瞬間だけは格好良いと思っています。


伍日 日曜日

○轟轟戦隊ボウケンジャー Task.36 『鬼の金棒』
 カブトの放送が無いのにスーパーヒーロータイム名義で放送なのですね。
 実は小さい頃は桃が西瓜と同じ程度の大きさだと思っていました。だから桃太郎で『月の様に大きい』と形容されていても、挿絵を見て「いや、別に普通じゃん」と感じていたのが今でも印象に残っています。
 リリーナが見ている桃太郎の絵本ですが、まさに同じものが我が家にもありました。書店でも良く売られている叢書なので珍しくもありませんが、何だか嬉しいですねぇ。
 今日の映ちゃんは怒鳴ってばかりですね。つくづく彼の格好良さは、『アシュの監視者』が絶頂だったと思わされます。あの頃は暁にも負けない魅力的な人物と思ったのですがねぇ。


肆日 土曜日

○ウルトラマンメビウス 『仲間達の想い』
 あれ? 「今から丁度四十年前・・・」は十月だけの期間限定だったのでしょうか。OPには炎のメビウスが加わっていますね。
 やると思いました、ミライは絶対にやると思いましたよ(笑)。流石に豆の種類までは予想出来ませんでしたが福豆ですか。大好きなものと言われていたのに、福豆を見た瞬間、サコミズ隊長はどう思ったのでしょうか。
 ウインダムが戦い始めたのと同時に主題歌が流れたのに笑いました。勇ましいですよ。そういえばマケット怪獣の増員はどうなったのでしょうか? ゼットンの騒動で有耶無耶にされたのでしょうか。
 円盤生物も嬉しいのですがそろそろ宇宙人が見たいですなぁ(いあ、真の黒幕であろう存在は別としてね)。宇宙人単独との戦闘や宇宙人が怪獣を配下として従える姿が見たいものです。
 冒頭の独白が終わるのと入れ替わりにメビナビが復活してしまいました。


参日 金曜日

 別に今日の放送とは関係が無いのですが、『ドラえもん』の世界で描かれる時間移動の概念は最初から全てが織り込み済みなのですよね。例えば、のび太のパパが給料を落として帰って来たと言う事がありましたが、それを知ったドラえもんとのび太がタイムマシンで過去へ移動して、パパから予め給料を預かっておくと言う話がありました。そしてパパが帰宅した時に何故給料を持っていなかったかと言えば、ドラえもんとのび太が預かっていたからと言う結末に繋がります。つまり最初から辻褄は合っているのですよね。この例からすると、時間を移動しても未来は変わりません。
 しかし此処で不思議に思いました。未来が変わらないとなると大前提が崩れてしまうのですよね。ドラえもんが二十二世紀からやって来た理由は、のび太の未来を変える為なのですから。まぁ、もしかしたら他の話では時間移動の結果、未来が変わると言う描かれ方をしているのかも知れませんが、ちょっと不思議に思ってしまった次第です。まぁ、どうでもいいのですがね。


弐日 木曜日

 昔テレビ東京で放送された時に録画したゴジラ2000ミレニアムを見ようとしたのですが、何とDVD−Rへのダビングに失敗していたようです。再生中に所所で画面が止まっていたのですが、中盤を過ぎた辺りで激しくなり視聴が難しくなりました。
 実を言えば、この症状に心当たりが無い訳ではありません。以前、『ダビングに失敗しました。』とメッセージが表示された事があり、そのDVDも似た様な状況だったので別のディスクへダビングをし直した事があります。また同様のメッセージを見た覚えはありませんが、再放送を録画したシードの『さだめの楔』でも矢張り同じ事があったのです。
 恐らくはこのゴジラ2000ミレニアムも、先の二例と一緒なのでしょう。
 さて一昨年でしたか。BS2でゴジラの映画が十本ほど放送された事がありましたが、そのラインナップの中にミレニアムもありました。しかしその時のミオさんは、HDDの容量が心許無い事もあり、既に録画データを持っていたミレニアムは録画しませんでした。後にCFが挿入されないBS2も録画すれば良かったと後悔しましたが、今になって改めて、再び後悔しています。


壱日 水曜日

 夢の中でマクドナルドへ行ったら、知らない新メニューがありました。それはクリームステーキバーガーとかそんな感じの名前でして、パンズの間にビーフステーキが一枚(大きさはパンズに合わせて切られていますが、厚みはファミレスの商品に匹敵します)、その上に生クリームが乗っています。下に熱いステーキがあったら生クリームが溶けてしまう気がするのですが大丈夫なのでしょうか(笑)。
 夢の中でそれを見かけミオさんは、『こんなメニューがあったのか。機会があったら買ってみよう』と思ったのですが、目が覚めて、それが夢と判明して、その機会は永遠に失われました(ぉ 因みに値段は単品で八百九十円でして、マックの商品としては箆棒に高いですよね。もしかしたら、実際に食べればその値段にも納得が出来る味なのかも知れませんが、例えそうだとしても、マックのハンバーガー一つに八百九十円と言うのは躊躇してしまいます。