ヒトオビチビカミキリ
Sybra (Sybra) unifasciata Fujimura,1956 


  体  長    7 〜 12.5mm

  出現時期    6 〜 9月


広葉樹の伐採枝を歩くヒトオビチビカミキリ
下伊那郡大鹿村 2018.7.13(次も同じ)

 近縁の キボシチビカミキリや別亜属のシロオビチビカミキリによく似た小型のカミキリです。
 自然度の高い広葉樹林の倒木や伐採木などで稀に発見されますが、野外では見ることの少ないカミキリです。
 上翅は個体により変異があり、下1枚目のように黒褐色の紋が小さいものから、2枚目のように大きなものまであります。
 キボシチビカミキリがモミなど針葉樹を寄主植物にするのに対し、本種は主にコナラなどの広葉樹(モミの記録もあり)をホストにしています。


  上と同じ個体


木曽郡王滝村 2008.6.28


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