120年前の天然秋田杉を30センチ角の大黒柱をはじめ構造材には太い柱を用い、外壁に用いた杉板も一部に残っている。むかし、馬を飼うために作った曲がり家はそのままであるが、屋根材の萱が少なくなってきたことと萱手師といわれている職人が近くにいなくなり、萱の上にトタンをかけている。
夏は非常に涼しい家であるが、冬はけっして暖かいとはいえず、隙間風に対抗して薪ストーブをぼんぼん炊いて暖をとっている。
この家に住む老婆は大きい家の掃除やら冬の雪かたずけが大変になっており
この家を再利用していただけるかたを探しております。