◆ 四山神社(よつやまじんじゃ)恒例祭(年間行事)◆
◆ 願立祭・茅(ち)の輪くぐりの神事 6月13日 ◆

四山神社 願立祭・茅(ち)の輪くぐりの神事願立祭は向暑に疫病を防ぎ無病息災を祈る神事です。
茅の輪くぐりは今年半年間の罪穢れを祓い清める神事で、六月の晦日頃、宮中を始め全国の神社行われ、「夏越の大祓い」として親しまれています。
当社では願立祭と茅の輪くぐりの神事を六月の十三日に併せて行うようになりました。
神代の昔、素戔鳴尊(スサノオノミコト)が、貧しい身であった蘇民将来(そみんしょうらい)の家にお泊りになった時、「若し天下に悪疫が流行した際にはちがやを以って輪を作り、これを腰に着けておけば免れるであろう。」と教えました。
この故事に基づき、後世には輪が大きくなり社頭に設け、これをくぐり心身と地域社会を祓い清め、無病息災・社会の安全を祈る信仰になりました。
なごしは「和ごし」で人の心を和やかにする意味もあります。即ち、災いを除き人々の不満を除けば、平和になることができるということです。
蒸し暑い季節になります。疫病を防ぎ、何時襲ってくるかわからない不浄や不幸から身を守り、健康に注意して暑い夏を無事過ごし、実り多い秋と、犯罪のない安全な社会になるよう祈り申し上げます。
尚、九月六日願いが叶った感謝の祭り「願成就祭」が行われます。

         

茅の輪くぐりの唱え言葉

一 水無月の 夏越の祓 する人は 千歳の命 延ぶというなり・・・・
  (みなつきの なごしのはらひ するひとは ちとせのいのち のぶというなり)
二 思う事 みなつきねとて 麻の葉を 切りに切りても 祓ひつるかな・・・・
  (おもふこと みなつきねとて あさのはを きりにきりても はらひつるか)
三 蘇民将来 蘇民将来・・・・ 
  (そんみんしょうらい そんみんしょうらい)
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