近年の喫煙者数の増減はどうなっているのでしょうか
年度 | 人口 | 喫煙者割合 | 喫煙者数 | 喫煙者総数 | |
---|---|---|---|---|---|
1991 | 男 | 60,934,000 | 61.2% | 37,291,608 | 46,261,322 |
女 | 63,167,000 | 14.2% | 8,969,714 | ||
1992 | 男 | 61,155,000 | 60.4% | 36,937,620 | 45,371,549 |
女 | 63,413,000 | 13.3% | 8,433,929 | ||
1993 | 男 | 61,317,000 | 59.8% | 36,667,566 | 45,129,159 |
女 | 63,621,000 | 13.3% | 8,461,593 | ||
1994 | 男 | 61,446,000 | 59.0% | 36,253,140 | 45,698,352 |
女 | 63,819,000 | 14.8% | 9,445,212 | ||
1995 | 男 | 61,574,398 | 58.8% | 36,205,746 | 45,933,115 |
女 | 63,995,848 | 15.2% | 9,727,369 | ||
1996 | 男 | 61,698,000 | 57.5% | 35,476,350 | 44,587,212 |
女 | 64,161,000 | 14.2% | 9,110,862 | ||
1997 | 男 | 61,827,000 | 56.5% | 34,684,947 | 44,012,652 |
女 | 64,329,000 | 14.5% | 9,327,705 | ||
1998 | 男 | 61,952,000 | 55.2% | 34,197,504 | 42,778,664 |
女 | 64,520,000 | 13.3% | 8,581,160 | ||
1999 | 男 | 62,017,000 | 54.0% | 33,489,180 | 42,863,430 |
女 | 64,650,000 | 14.5% | 9,374,250 | ||
2000 | 男 | 62,110,764 | 53.5% | 33,229,259 | 42,108,925 |
女 | 64,815,079 | 13.7% | 8,879,666 | ||
2001 | 男 | 62,244,000 | 52.0% | 32,366,880 | 41,928,789 |
女 | 65,047,000 | 14.7% | 9,561,909 | ||
2002 | 男 | 62,252,000 | 49.1% | 30,565,732 | 39,691,352 |
女 | 65,183,000 | 14.0% | 9,125,620 | ||
2003 | 男 | 62,304,000 | 48.3% | 30,092,832 | 38,975,672 |
女 | 65,315,000 | 13.6% | 8,882,840 | ||
2004 | 男 | 62,295,000 | 46.9% | 29,216,355 | 37,848,099 |
女 | 65,392,000 | 13.2% | 8,631,744 |
上のように、2000年に入ってから喫煙者の数は年々減少傾向にあります。
1990年には60%もあった男性の喫煙率も、2004年には50%を下回り46.9%にまで減少しました。
それでいて、歩き煙草含め、タバコを吸っている人を多く見かけるのはどうしてか。
喫煙者数が減ったからといって、タバコを吸う人を見かける割合も減るとは限らないようですね。
となると、煙草の販売本数が増えているなど、販売側に原因があるのか? ということで調べてみました。
年度 | 販売本数(億本) | 喫煙者総数 | 喫煙者1人当本数 | 自販機台数 |
---|---|---|---|---|
1994 | 3,344 | 45,698,352 | 7,318 | ― |
1995 | 3,347 | 45,933,115 | 7,287 | ― |
1996 | 3,483 | 44,587,212 | 7,812 | ― |
1997 | 3,280 | 44,012,652 | 7,452 | ― |
1998 | 3,366 | 42,778,664 | 7,868 | 527,200 |
1999 | 3,322 | 42,863,430 | 7,750 | 528,700 |
2000 | 3,245 | 42,108,925 | 7,706 | 625,900 |
2001 | 3,193 | 41,928,789 | 7,615 | 628,700 |
2002 | 3,126 | 39,691,352 | 7,876 | 629,100 |
これだけで決まるかわかりませんが、喫煙者を良く見かけるようになった原因の1つに自動販売機の台数の増加を挙げましょう。
自販機が多くなればそれだけ色々な場所で煙草を購入することができることになりますしね。
販売本数が97年で一度落ちているのは、消費税の税率UPが主な原因と思われます。
ちなみに、未成年者の喫煙が問題視されている今、青少年のたばこの入手先の第1位は自動販売機で、
喫煙する男女中高生の約7割が自動販売機を利用しているらしいです。
対策として、自動販売機を作る側は、深夜(午後11時〜翌朝5時まで)稼動を停止したり、
年齢識別装置を搭載した自販機を置いたりしているようです。
未成年者の自販機購入が深夜にどれくらい行われているかわかりませんが、
以前、昼間散歩していた時に自販機で買っている高校生を見かけました。
注意すると逃げてしまいましたが、今の時勢、注意するとこちら側の命が危ういので、中々注意できないですよね。
昼間の未成年者の煙草購入を少なくするためにも、注意しやすい環境を整えることが澄みやすい街づくりにつながり大事です。
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