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  今回のお題「のしイカ天」


のしイカ天ソフトタイプ

またまた珍味ものを出してしまったっ!

なにもコレをあげることないんだけれどコレが好きでたまらない!

こんなものとバカにする人も多いかもしれないけどメーカーによってこれほど
味、食感、香り等にバラツキのある珍味は他にないと思う。結構奥が深いと思う。
のしイカを細身に切った物を油で揚げたのしイカ天だ。
ハードタイプとソフトタイプに大別される。いわゆるカラッと揚げたペキペキ折れるタイプか
柔らかくて食感が楽しめるタイプのいずれかだ。形状はソフトタイプが丸型、ハードタイプは
扁平型となっていることが多い。製法上の問題だろうか?

一般的にはソフトタイプの方が高級とされ価格も高いが、どちらを選ぶかは好みの問題だ。
先に述べた味、食感、香り等以外に価格でもメーカー間でバラツキがある。
これについては単純にコロモ係数(
フィンガーチョコレートの項参照)の差による。
コロモ係数が低ければコストは高くなるが、味もよくなる。一袋100円ぐらいで、
わざとイカの形にし、イカの身をケチってコロモ係数が高くなっているのをゴマかしている
ものがあるが、そんなにオイシクないから一枚食べたらすぐ飽きる。
しかし、このコロモにもうまく味付けしているものがあり、仮にコロモだけでも十分自立
できるぐらいしっかりつくりのものもなかにはある。だから単にコロモ係数という
数値的考察で評価すると失敗するので油断はできない。

商品名のバリエーションだって豊富だ。セブンイレブンはやわらかイカ天、ローソンは
イカの旨揚げ、老舗のなとりの製品はイカの松葉揚げという風にイカ天、ソフト揚げ、
松葉揚げなどとしているところが多いが、どれもちょっとずつ違う。みんな見た目は同じ
なのにこれといった決まりはないようだ。だから一言でコレを説明するのは難しい。
商品名で云っても製品として正確にイメージされないのでいろんな解釈をされてしまう。野放し状態だ。だれか統一規格でもつくってくれたらもう少し認知されると思うんだけれど
所詮それほどのものでもないということか。

このおつまみは意外とカロリーが高いので要注意だ。特にソフトタイプは食べやすいので
ついつい食べ過ぎてしまうが、一袋で朝食分ぐらいのカロリー摂取をしてしまう。

世話人御用達の近所の酒屋Imai
(ちなみにココの看板のキャッチコピーは“あなたの街の冷蔵庫”だって!)では珍味が
いっぱい取り揃えてあってソフトイカ天の亜種であるタコ足ソフト天というのが置いてある。
珍しいけどタコはどうしてもイカより厚みがでるので歯ごたえが強すぎて、
味わいに今ひとつかける。どうしてもイカのほうに軍配があがるのはいた仕方ない!