――― ビワコオオナマズを釣るきっかけ ――― |
(2004年現在) 去年の春、釣りのシーズンが来て、釣りに行きたい気分がウズウズしてきて、いろいろな魚についてインターネットで調べていたときのことです。”琵琶湖大鯰 瀬田川”で検索したところ、たまたま「岡さんのホームページ」にたどり着きました。
NEWSを見ていて、某川の写真を見つけました。このとき瀬田川の某川付近でビワコオオナマズが釣れるということをはじめて知りました。ビワコオオナマズは図鑑によると、「琵琶湖のみに生息し、普段は深場にいて、夜間に表層近くに泳ぎあがって小魚を捕食する。全長1m」とあるので、僕が狙える魚ではないと思っていました。でも瀬田川にいると知って、興奮もピークに達していました。「”ビワコオオナマズ”、それを1尾でもこのやりかたでものにしたい」と。 そして、5月に入り、それを実行に移すべく、某川に行きました。頭の中では、小魚を釣って、それを餌に泳がして、ガツンとアタりが来て、FIGHT・・・ という具合でしたが、実際は、小魚が釣れず、ミミズに来たのは、ニゴイの44.7cmだけでした。(大きすぎて餌にはできない) しかしこのニゴイをよく見ると、背中に丸く傷があったんです。「これはあのビワコオオナマズにかまれた跡に違いない」と思い、アドレナリンが出だしてきました。結局この日は餌が釣れず、だめでした。 ただ、帰る前(20:00)に、増水の瀬田川本流の石畳で、食パンを餌にしているとき、60cmのコイがHITしたような引きの強い魚が
H I T しました。でもこのときの仕掛けは、道糸12Lb、ハリス12Lb、針[コイ12号]、オモリ(大きめ) で、沈んでいる草木に根掛りしてしまい、その魚は釣り上げられず糸が切れて、逃げられました。このときは、「大きなニゴイが来たんかな」と思っていたが、後々よく考えてみると、ナマズはよく食パンでも釣れているし、あの底のほうを這うような重々しい引き方は、前に枚方の淀川で食パンにきた、ナマズのでかいやつによく似ていた。もしかしたらビワコオオナマズかもしれないという自分に都合のいい考えが芽生え初めてさらに興奮する後日でした。 その後、5月に2回、同じ場所に行ったが結局だめでした。 しかし、5月の29日に奇跡が起こりました。小魚が釣れないので、この日は、天ヶ瀬ダムから釣ったブルーギルを持ってきて釣るという試みでした。少し減水した瀬田川本流の流れのほとんどないところでブルーギルを泳がしていたときのこと、・・・音も気配も波立ちもなく、突然猛スピードで手から糸が出て行き、明らかにビワコオオナマズの大きなアタリでした。少し食べる時間(2、3秒ぐらい)を与えてから、手を上げて大きくアワせると、念願!、HITしました。このとき心臓は、飛び出す勢いで鼓動していました。掛かった後は意外に暴れずに寄ってきて、1分ぐらいで釣りあがりました。(手で捕まえて水から上げる方式) ライトをあてて確かめると、まさしくビワコオオナマズで、大きさは、口をあけた状態で、73.0cmでした。(測りながら足がガタガタ震えるほどの興奮状態) 写真↓
を撮ってリリースしました。 今年に入って、宇治川の某所付近にもビワコオオナマズが生息する という情報をインターネットで見たので、今年はそこへ何回も通うようになりました。(家からは、そこのほうが近いので) そして今に至る・・・ 僕のビワコオオナマズの釣り方はこちらです。 |