釣り歴

 

小学3年ぐらいから父に連れられ、竿での釣りを教わる。このときは餌も父に付けてもらい、ただ竿を持っているだけだった。

小学校5年のとき、野池で、魚が泳いでいるのを見て釣りたくなる(捕まえたくなる)。このころは網で魚を捕まえる方が釣りよりも好きだった。しかし、池は深いので網では捕まえられない。野池の岸際にはゴミが散乱していて、釣り針、釣り糸のぐちゃぐちゃ、板おもり片などがあちこちに落ちていた。それを拾い集めて拾ったものだけで仕掛けを適当に作り、ミミズをそのへんで捕ってきて、投げてみたらなんと魚はすぐに食ってきて釣れてしまった。それはブルーギルだった。ここから手釣りが始まる。(糸の結び方も適当、針の結び方も適当) 何回も野池に行くようになった。このときの手釣りは、手ぶらで出かけ、糸のゴミを探し、ついで針のゴミを探し、結んで、投げるというものだった。たまに大きな魚が見えたが食ってこなかった。

小6の時、いつものように手釣りをしていて、ブルーギルを針に付けたまま泳がせて遊んでいると、なんか大きな魚が興味深く寄ってくるのが見えた。そして襲って来た。それを見て、この大きな魚はブルーギルを泳がせて餌にしたら釣れるんちゃうか、と思った。そこで、大きな針を拾ってきてブルーギルを付けて泳がせてみた。するとものすごい速さで襲ってきて食らいついた! そして釣り上げた! それはブラックバスだった。このとき、大きな魚を釣りたいという欲望が生まれる。そして、奇跡的にその年に58cmのブラックバスを釣り上げた。そのバスは何回も僕のブルーギルを食べては糸切れを3回も繰り返し、ようやく適当な針に太いダブルラインにしたときに強引に引っ張って釣り上げたものだった。このときは魚の大きさに対する適度な針の大きさと糸の太さのバランスを、まったく考えていなかった。そのバスの口には僕が掛けた針が3つもついていた。 このやり方で中2までやる。

中3になり、釣り道具の安いものを買うようになる。糸はクインターなどの500m巻きのものを買っていた(今も)。 それを適当な長さに切って使っていた。 また、この年から魚をメジャーで測るようになる。 ある日、野池に行くと、パンがまかれていて、コイがそれを食べるのを見た。それを見た僕は、バスよりもでかいコイを釣りたくなった。中学の給食のパンの余りを使い、野池に投げてコイが来るのを見ながら釣った。初めてコイが掛かった時は、想像を絶する引きでいつものように強引に引くとすぐ切れてしまった。そこで、糸を太いもの(7号)にして、コイが走ったときには手を緩めて弱まったら引っ張るようにした。そして初のコイ、72cmを釣り上げる。その後、2003/12/31現在までの魚の最高記録、81cmをこの年に釣り上げる。何回もコイを釣り、糸の太さは4号で落ち着いた。このとき、1mの魚を手釣りで釣りたいという目標が生まれる。

高1になり、少し遠い淀川にコイを釣りに行くようになる。淀川のコイは、野池のコイより引きが強く、いつものように適当な長さで糸を切って使っていてはコイが走ったときに長さが足りなくなり、糸ごと持っていかれたことがあった。そこで、今までは移動の時に不便と考えていたやり方の、糸巻き500mをそのまま使い釣るというやり方で、コイがそうとう走っても長さが足りるようにした。 また、このころから手釣りに恥ずかしさを覚え、人に見られない夜の釣りが中心になりつつあった。 高3までそれでやったが、コイの81cmや、バスの58cmなどのような巨大なものは釣れなかった。小さい時は運がよかったと思った。

大1になって、完全夜型の釣りになった。淀川ではコイ釣りで、藻を餌にする人がけっこう多かった。しかし僕はパンでいつものように釣っていた。・・・9月のこと、パンでなかなか釣れなかったので、仕方なく藻を使ってやってみることにした。するとかなりでかそうな魚が掛かった。その魚は重たくてまったく引っ張れない。30分ぐらいの格闘で見えるところまで引き寄せ、ソウギョであることがわかった。2時間の格闘の末、あとは引き上げるだけ、というところまでいくも、重たすぎて最後にラインブレイク・・・  このとき、ソウギョという巨体に魅了され、1mという目標もあることから、手釣りでソウギョを釣りたいという心が膨れあがる。

大2になり、インターネットにパソコンを接続した。いろいろな魚の情報を見て、ビワコオオナマズという魚が琵琶湖の外でも釣れるということを知る。目標は1mの魚なのでビワコオオナマズも狙うようになる。 ・・・そして今に至る。

 

まだ釣ったことがない魚で釣ってみたい魚(2004/09/25現在)

  カムルチー、タイワンドジョウ、イワトコナマズ、アカメ(無理) など。

 

このように僕の釣りは、腕があるわけでもなく、手釣りなので竿も使い慣れていません。また、釣りの専門用語も詳しくはありません。しかし釣りたいという心だけは強いです。手釣りにこだわりがあり、特に、不便なやり方で大物を仕留めるということに強く喜びを感じています。対象魚は特定せず、大きい魚を狙っています。珍しい魚も好きです。My手釣りについてはこちらをご覧ください。

 

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