2002/6/1〜6/30


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6月30日(日)

ブラジルの2点目は美しかった。
教科書みたいな2点目だった。美しかった。
決勝戦らしく、慎重な、超スローモーな試合の中で、あれだけがくっきりと心に残った。
ロナウドは、小説の主人公のように復活した。
かくして、150年に一度のお祭りは終わった。
W杯は、次のドイツへバトンタッチされた。

そういうわけで、我が家も明日から普通の生活モードへ戻るのである。
この1ヶ月。
正気を保とうと思ったものの、結局は理性のタガがはずれてしまったワタクシ。
屋島日記も、サッカーのことばかりになってしまって、
読みづらかった人もいたでしょう。本当にごめんなさい。
明日からは理性のタガが元に戻ります。
仕事も頑張らなくちゃね。

でも、

・・・・・・やっぱり楽しかったこの1ヶ月!!
本当にサッカーが好きで良かった!と思った1ヶ月。
掲示板で、サッカーのおしゃべりに付き合ってくださった皆さん、本当にありがとう!
楽しかったね!!
また4年後ね!!!

6月29日(土)

限りなく緊張感のない、そしてその分汚い反則もない3位4位決定戦も無事に終わった、W杯。
いよいよ残すところ、あと1試合である。
巷では<あなたのこのW杯でのベストマッチは?>
などという見出しが、マスコミのあちこちで見受けられるようになった。
答えは、<イングランド Vs ブラジル>とか<ブラジル Vs トルコ>とか。
ムチャクチャに面白い、すごく内容の濃い試合といえば<ブラジル Vs トルコ>かもしれない。
ああ、ほんとうにトルコはいいチームだった!あらためてそう思う。
でも、それでも、私のベストマッチといえば、
やはり日本が戦った4試合すべて!
としか言いようがない。
それくらい私は今回の日本代表チームが好きだった。
歴代のどの代表チームより好きだった。本当に本当に大好きだったのだ。

<好き>の始まりは、4年前のあの日。
フランスのW杯で、日本が3戦全敗した時だと思う。
あの時
「・・・・・・・・・4年後、大丈夫なんかいな・・・??」と、すべてのサッカーファンが思ったはず。
4年後は予選なしで、開催国特権で出場。
で、それで
全然勝てなかったらどうなるの・・・・・・・・・???????

当然、サッカー協会のあせりはファンの比ではなかっただろう。パニックだったのではなかろうか?

あの日から4年間。
サッカー協会の死にものぐるいの強化プランを私達は見てきた。
信じられないほどの数のテストマッチや親善試合という名の国際試合。
そのつど代表の合宿に呼ばれる、膨大な数の選手達。
結局、この4年で、100人近くの選手が代表の試合に呼ばれていたという。100人!!
そして、それと平行して行われた21歳以下の世界ユース選手権や、シドニーオリンピック。
そういう数々の試合を通して、ゆっくりと、そして確実に
代表チームが出来上がっていくさまを、私は見てきたのだ。
勝ったり、負けたり、
ボコボコにされたり、神様が祝福してくれたように勝利したり、
絶望させられたり、最高の夢を見させてくれたり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さまざまな試合を見つつ、どういう代表チームが2002年の6月のピッチに立つのか?
ハラハラドキドキ、そしてワクワクしながら私は見てきたのだ。
本当に、私は、この日本代表チームが好きだった!
最後にピッチに立った選手も、立たなかった選手も、すべてひっくるめて好きだった!!


そのW杯も、いよいよファイナル。
さあ、後はもう、ファイナルにふさわしく、
大玉の花火をドッカーーーーーーン!!と打ち上げて
終わっていただきたいものである。
慎重に試合を進めたいのはよ〜〜〜くよ〜〜〜〜〜〜くわかるけれど、
どうか、<た〜まや〜〜〜〜〜〜!!♪>と叫びたくなるような
そういう試合を。どうか、お願い!ドイツ。ブラジル。ね!?

6月27日(木)

いよいよW杯も残すところあと2試合。いよいよ・・・である。いよいよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

が、

一体誰が予想しただろうか??
あの
ベスト4の顔合わせ。

もし、あの斬新な、21世紀の幕開けにふさわしいベスト4を事前に当てていた!
という人がいるのなら、ぜひ、名乗り出ていただきたい!
占い師としてデビューして欲しい!!<今世紀最大の占い師>という形容詞付きで。
全世界がそれを許すだろう。
そのくらい突拍子もない、今なら感動的とも言えるベスト4だった。
・・・おかげで我が高橋家のトトカルチョはハルマゲドンの後の世界のようである。
壊滅した。
・・・それでも、結果は出た。
そう、まだ2試合残ってはいるけれど、それがどう転んだところでもはや勝負の結果は変わらない。
それくらい低レベルの争いだったのだ。ほら。
(ということで、高橋家の目クソ・鼻クソ対決の結末はこちらで。)

しかし、ベスト4の斬新さに比べれば、決勝戦はえらくまっとうな組み合わせになってしまった。
<W杯初顔合わせ>と言ったって、この決勝戦のカードを当てた人は、世界に何万人もいるだろう。
ベスト4は、世界で3人でも当てていたらすごいよ。

ともあれ往生際悪く、ここで最後のトトカルチョをしてみる高橋である。

優勝 : 面白いサッカーをしてくれる方!!(と言えばやはり・・・)
3位 : 韓国(やはり、トルコよりも、はるかにやる気はあるでしょう。)

さて、結末はいかに!?

6月23日(日)

テニス選手の伊達公子さんが現役だった頃のインタビューで
「シュテフィ・グラフは本当に格好いい!グラフはもう特別なんです。
グラフと当たる時は、皆、もう何も考えないで行く。」
というようなことを、言ってらした。
グラフならさもありなん、と思う。<グラフに負けたのなら仕方がない>。
たいていの選手は、そう思うことだろう。

サッカーなら、ブラジルか?
ブラジルに当たって全力で戦ったのなら、もう負けても仕方ない。
選手もファンも納得できるだろう。きっと。
私がこのW杯で、いまだに日本代表の敗退に関して悔しく、つらいのは
負けるべき相手に、負けるべき時に負けなかったから。
相手が完全に互角だった(あの試合では)トルコだったから、だと思う。

あああ、今さらながら、決勝Tへ日本が1位で通過した時、
ワーイワーイ♪とはしゃぐ私に
「・・・けど、本気のブラジルと試合出来るなんて、こんな時でもないと出来んのやで。
もったいないなぁ・・・。」と、言った夫の言葉が至言に思える!
予選が2位通過だったら、ベスト16でブラジルと当たり
日本は韓国がイタリアに対してしたように、全戦力でぶつかり
4−0で大敗したかもしれないけれど、こんなに悔しい思いは残らなかっただろうに・・・。


私は一度だけ、本気の本気のブラジルと日本との試合というのを見たことがある。
2年前のシドニーオリンピックの、サッカーの予選リーグでの試合だ。
その前のオリンピックで、我が日本五輪代表は
予選リーグでブラジルを敗る!という大金星をあげていたのだった。
そのブラジルと、シドニーでもまた予選リーグで顔を会わせてしまう・・・。

・・・・・・当然ブラジルはド真剣だった!
ここでまた負けたり、引き分けたりしたら、選手は絶対国には帰れない。
だもんで、選手の顔は、ピッチに入場してきた時から殺気立っていた。目の色が違っていた。
これまで親善試合や、<◎◎杯>といった企画もので見てきたブラジルチームには、
いつもどこか余裕が感じられたのだけれど、この時のブラジルは全然違っているように見えた。
<・・・・・・・・まずい・・・・・・。>
と、TVを見る誰もが思ったんじゃなかろうか?
予想通り、試合開始後30分間、私はTVの前で硬直していた。するしかなかった。
なんというか・・・・・・
絶対に怒らせてはいけない人を、
ついうっかり怒らせてしまった時のような・・・・・・・・

取り返しのつかない状況が、ピッチの上では展開していたのだ。
当時の23歳以下の日本オリンピック代表は、現在のW杯代表と、中心選手はほぼ同じ。
それが、まったくサッカーをさせてもらってなかった。
A代表と中学生代表の試合を見ているくらい、手も足も出なかった。
私は大昔の映画<大魔神>のラストを思い出していた。
<ああああああ、
大魔神さまを怒らせてしまった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。>


それで結果が12−0にならなかったのは、30分くらいたったところでブラジルが、ふと
<このチームに、ここまで本気にならんでもええのと違うか??>と我にかえったせいだろう。
とにかく、本気のブラジルはそれくらいムチャクチャに恐ろしい。
W杯の決勝Tなら、そういうブラジルと戦えたのだ。
そして、そういう試合を結局しないまま、我が日本代表のW杯は終わってしまった・・・・・・・・。

逆に韓国はものすごい。
ポルトガルにイタリア、そしてスペインと、
倒しても倒しても<大魔神1号><2号><3号>が現れてくるような組み合わせだった。
それに全力でぶつかって、ついにはベスト4だ。
次の<4号>ドイツは、もうバテバテになっている。アメリカ戦では、もう身体が動かない感じだった。
負けても仕方ない相手に挑み続けた韓国は、おそらくこのまま決勝へ進むだろう。
一方日本は、ものすごく大きな宿題をもらってしまった。4年かかってやり遂げることができるだろうか??
でも、この拭いきれない悔しさは、
種火となって今後4年間、選手やサポーターの腹の底に燃え続けるはず。
そして大切な時には、必ず発火装置になるはず!

頑張ってね!韓国!
日本もきっと追いつくから!そしていつかは、きっと追い越す!その日を目指すから!!


 
 ところで、今日は、沖縄戦の終戦記念日。
 あの戦争で亡くなったじいちゃんの弟と、すべての犠牲者の方々の冥福を
 心より祈ります。

6月22日(土)

W杯の試合をTVで観ながら、高橋も高橋の夫もなんとなく複雑な心境だった。
今夜のトルコ対セネガル、大阪長居スタジアムでの試合である。

我が家はこの試合のチケットを、第3次販売で申し込み、1次抽選までは通過していたのである。
最終抽選であえなく敗退したけれど、
じゃあ当選していれば、この日ここで、我々はいったいどんな試合が観られたのか・・・・・・?
ずっと気になっていたのだった。
それがトルコ対セネガル。
実に複雑な心境だ。
だって、もし当選して、今夜長居スタジアムにいたとして・・・・・・・・・・・
私は試合の間中、思い続けるのではないか?
「ああ!ここには日本チームがいたかもしれないのに・・・」って。

そんなことを思いつつ、TV観戦していたわけだけれど・・・。

やがて、そういうメランコリーはどうでもよくなってきてしまった。
試合があまりといえばあまりな展開を見せ始めたので。
なんというか、・・・・・TVの中はものすごいサッカーになっていた。
笑ってしまうほどのスピードと、とんでもない個人技の応酬。優雅な中盤でのパス回しなどいっさいなし!!
上手いとは思えないけれど、シンプルでメチャ面白いサッカーがそこに展開していた。
圧巻だったのは、前半のあるプレー。
トルコのFWがついにセネガルのキーパーと1対1になり、シュートを放つ!!
キーパーはボールをはじき、それがゴールへ転がっていく。<1点入った!!!!!>
と、誰もが思った瞬間、遙か後方からボールを追いかけていたセネガルDFがギリギリで追いついたのである。
ゴールライン5センチくらいのところで間一髪のクリア!だ!!。
夫は思わず叫んだ。
「玉よりも速く!!!」

本当に<玉よりも速く!>である。もう笑うしかない。こいつはクラーク・ケントか!?
大笑いして、ものすっごく楽しくなってしまった。
昼間に観た、韓国対スペイン戦の、重苦しい試合とは全然別のサッカーがそこにはあった。
楽しかった。
もうどっちが勝ってもいいや!そんな思いで観ているせいもあって、本当に面白く可笑しかった!

昼間の韓国Vsスペインの試合は、正直に言う。すごくショックだった。

韓国が勝つ進みベスト4へ進出したことは、本当に立派だと思うし、すごいなと思う。
・・・けれど、私は、TVニュースの画面に映し出される
「共催国としてすっごく嬉しいです〜〜〜〜〜〜♪きゃ〜〜〜♪」
「すごい!すごいッスよぉ!!おめでとぉーーーーー!」
と我がことのように喜んでいる日本の人達を、すごく愕然とした思いでながめていたのだ・・・。
<・・・・・私はそんな風に、ストレートに喜べない・・・・・・・・・・・>

先の火曜日に、日本がトルコに敗退した日から、私はいまだ悔しいままだ。
<予想外の活躍。ベスト16までこれたんだからいいじゃないか!>なんて、全っ然思えない。
<互角だった。もっと先へ行けた>という思いが腹の底に残ったままだ。しつこいとは思うけれど。
そんな中で、韓国のベスト8、さらにはベスト4への快進撃を見ているのは
・・・・・・・正直に書きます。つらいです。
悔しいです。切ないです。胸をかきむしられる思いです。
韓国チームと日本チームの何が違ったのか、それをあれこれ考えて、苦しくなるばかり。
だから、どうして、皆があんなに素直に韓国を祝福出来るのか・・・・・・・・わからない。
もちろん、韓国の人に会えば、「おめでとう!次もがんばって!!」と言うだろう。
けれど、TVの中の人達のように、あんなに天真爛漫には、まだ祝えない・・・・・・・・・・。

そんな思いを抱えて観ていたトルコVsセネガル戦なのだった。
ああ、本当に面白かったよ!!
結局はトルコが勝ち、もう、世界中の誰もが驚くベスト4の顔合わせになったわけだけれど
なんだか笑って笑ってちょっと気が楽になった気がする、今なら言えるかな?

「韓国!頑張れ!ドイツはもうバテている!
君らなら、決勝へ行けるよ!きっと!!!!!!」


6月20日(木)

・・・いったい世の中は、本当にそんな<猫も杓子もW杯>状態になっているんだろうか・・・???
と、深い疑問を抱きつつ、今日まで暮らしていた高橋である。

高橋の世間はとっても狭い。
取りあえず歩いて行けるところ、半径2.5キロメートルくらいがテリトリーの
ほとんど江戸時代みたいな生活を送っているのだから、抽象的な意味でも現実的な意味でも本当に狭い。

そしてW杯だからと言って、高橋家の周りが特に何か変わったということもない。
隣の奥さんは3ヶ月足らずの赤ちゃんと、上2人の男の子の相手でサッカーどころではないし、
日本がロシアに勝って決勝Tへ大きく前進した夜も、
近所で道に出て踊り狂ったり、花火を打ち上げたりする人間はいなかった。
W杯のキャンプ地も、試合会場もない、
県内出身の代表選手もいない香川県のこの屋島地区は、変わらず静かな夜の中だった・・・。
翌日近所のスーパーがW杯セールをしたわけでもないし・・・・・。

もちろん、高橋家の玄関ドアを開けて1歩中へ入れば、そこには4年に1度タガのはずれた大人が2人
サッカー!サッカー!と言いつつ暮らしているのだけれど、
これは我が家にとっては<4年に1度のノーマル>状態。
そういうわけだから、新聞の投書欄で何度か

<W杯W杯と浮かれてる場合か!有事法案だの、考えねばならないことがいっぱいあるだろうに!>とか
<W杯には、もううんざり。興味もないのに、TVはサッカーばっかりで見るものもないし!>とか

怒りの投稿を見たときも「・・・は?・・・そうか?????」と思うばかりだった。
だって、サッカー中継の最中も、裏番組ではちゃんと野球の中継をやっていたし
ドラマだって、<運命のダダダダーン>だってやっていたし。
「見るものもないなんて、もう大げさな〜。」
「わかってないなぁ。世の中がしんどいことだらけだから、サッカーで憂さを晴らしているんじゃないかよ!」
と、心の中で反発していたのだった。

が、

今日新聞で、
「うう〜〜〜〜〜ん・・・」と、うならざるをえないものを目にしてしまったのである。
新聞の下3分の1くらいのところに、週刊誌の広告がありますね。あれで。
女性◎ブンの広告なのだけれど、記事の見出しにこういうのが・・・・・・・・。

<独占 秘話&写真 トルシエ(47)のかみさん(46)>
<結婚26年 東京・パリ生活で夫を支えるドミニク夫人>


そして、見出しの下にはトルシエ監督と奥さんのツーショットが。


トルシエ監督という人は、私生活を全く外へ出さない人だった。
でも、それはプライバシーを重んじる性格だからだろうな、と思ったし、
多分単身赴任なんだろうとも察しをつけて、気にしたことはなかった。
気にしたサッカーファンはいなかったんじゃなかろうか?試合で結果を出してくれればOKなんだから。
なのに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なんなの?????
この週刊誌の記事は???????????

監督の奥さんの話なんか読みたいかな?どんな奥さんか気になるかな?????????
これが選手だとしても
私は、小野や松田や森岡や柳沢の奥さんがどんな人なんて
・・・別に知りたいとは思わないけれどなぁ・・・・・・・・??????

と、思ったところで、世間にうとい私もやっと気がついた。
そうか、それを知りたい!って言う人達までが、W杯W杯と騒いでいるわけか!!
そうかぁ〜〜〜〜〜〜。(トロいぞ!)

そういえば、ベルギー戦とロシア戦で得点をあげた後、稲本が
<うちのじいちゃんまでがTVに出てるのを見て、これはえらいことになってると思った。>
と言っているのを新聞で読んだけれど、なるほど、
こりゃ当分は、監督のみならず代表選手の奥さんも子供も彼女もあるいは彼氏も、大変だわ〜〜〜〜〜。
皆さん、気をしっかり持ってね!

とはいえ、日本が敗退するのを待って(多分)始まった某代議士の逮捕で
マスコミの熱は、一気にもうそちらへ流れた気がする。
これでまた阪神が連勝を始めたら、完全にマスコミは<ポストW杯>モードになるだろう。
サッカーが好きではない皆さん、もうちょっとの辛抱ですよー!
そして、選手のためにも、さっさと<猫も杓子も>状態が終わることを、私も願いましょう。
取りあえず、頑張れ!阪神!!!!!。

6月19日(水)

昨夜、あの大逆転の韓国戦、もういまどきは少年漫画でさえ採用しないような筋書きの
あの試合を見終わった後、夫と私が口に出来た言葉はただ3つだった。
「・・・・・・・・ええなぁ〜・・・・・・」「・・・うらやましい・・・」「かっこええなぁ〜!・・・・・・・・・・・・・・」
それから眠りに落ちるまで、我々は九官鳥のように、それをお互いにつぶやき続けたのだった。
「・・ええなぁ・・・・・・・」「うらやましい・・・」「・・・・・・ええなぁぁ〜・・・・・・・・・・・・・・・・」


昨日の敗戦で、我が日本代表チームは解散。もうこのメンバーでの試合を観ることもないのね・・・
と、寂しさはつのるばかりだ。
と、同時に、私達はトルシエ監督ともさようならを言わねばならない。
<怒れるおフランス人><日本サッカー協会を悩ませる問題児>
などというイメージを、一時期マスコミから押しつけられていたトルシエ監督だけれども
4年間本当によくやり遂げてくれたと、今は思う。
一国の代表監督を4年も続けただけでも立派なもの。
そして、サッカー協会とねばり強く話し合いつつ、きちんと結果も出してくれた。
最後にはついに<我らがトルシエ監督>になっていたではないか!
そしてそれには、あのダバティさんという通訳の力も大きかったのでは、とも思う。
そう、あの、超個性的な通訳氏、フローラン・ダバティさん。

ダバティさんの力を初めて認識したのは、今を去ること3年前。
1999年の21歳以下の世界選手権で、日本ユースチームが準優勝という快挙を成し遂げた時のことだった。
そのユースチームの軌跡を、NHKの特集番組で私は見た。
NHKの取材は、ユースとA代表の両方の監督にトルシエ監督が就任した直後から始まっていたのだけれど、
それで見ると、最初の通訳は、ごくごく一般的な日本人通訳氏であった。
つまり、国際会議の通訳のような、ものすごく事務的な話し方で監督の言葉を伝える人。
ダバティさんを見慣れた目からすると、
<あ、これでは監督の言いたいことが全然伝わらないわ。><選手の骨身に染みないなー。>
と即座に思うような通訳だった。
やがて、誰がどういうツテでたぐりよせたのか、ダバティ通訳が登場。
グルグル歩き回る監督にピッタリついて歩き、
監督の話すテンションそのままに普通のしゃべり言葉で通訳する、あの異色の通訳の登場で
監督と選手の間の空気が、劇的に変化した気がした。
少なくとも監督にとっては。
きっとアフリカ諸国でも、こういうスタイルで監督業をしてきたのだろうな〜と、TVを見ながら思った。
・・・そのダバティさんとも、お別れである。

昨日、日本の試合終了の直後のインタビューで、
トルシエ監督は、これで最後!との思いがつのったのか、一瞬声を詰まらせ泣き顔になってしまった。
その姿を見て、私もつられて泣きそうになった。(試合に負けても泣かなかったのに)
監督の横で、ダバティさんも泣きそうだったんだろうか?
次の代表監督がどんな人物になるのか、さっぱり見当もつかないけれど
トルシエ監督&ダバティさんほどに強烈なキャラクターは、そうそう現れないのでは?という気がする。
そう!あの二人は、どっちが別の人でも、ああは上手くいかなかっただろう。
そう思わせてくれるほど、ピッタリと合ったコンビだった。
やす・きよの漫才に匹敵するくらいの、最強コンビだったと私は思う!!

お疲れさま。
お二人とも、それぞれの仕事でこれからもがんばってね!


追記: ついでに書けば、私はあの二人に山本コーチを加えた<トリオ>の密かなファンだったのだ。
     山本コーチ。
     スーツ姿の二人の横で、常にりりしいジャージ姿。
     高校の体育の先生のようなその風貌が<トリオ>の絶妙なバランスをつくっていたのに・・・。
     解散なんて、本当に寂しい・・・・・・・・。


6月18日(火)


ずっと不思議に思っていた。
あの男達は、どうしてあれほど泣くのだろうと。

ずっと以前、まだJリーグがこの世になく、
W杯に日本が出場するなんて、私が生きている間にそんな日が来るのであろうか??
と思いながら過ごしていた頃のこと。
W杯の中継のTVの中で、
負けたブラジルやイタリアのサポーターの男達が、泣き崩れるのである。
もうこの世の終わりみたいに。
開催国まで応援に来る熱心な人達ってこうなのかしら・・・?と思えばそうではなかった。
それぞれの国でTV観戦している男達も、泣き崩れているのである。
各国のニュース番組の画面で、私はそれを何度も見てきた。
「もう、なにもかも終わりさ・・・」「こんなにひどいことってないよ!」と泣き崩れる男達。
正直、<そこまで大げさに泣かいでも・・・>と、内心、苦笑していた私だった。
私も応援していたチームが敗退すれば、それはもうガックリときた。
あとあとの試合を見る気が失せるほどに。
でも、泣き崩れることは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


私は泣くんだろうか・・・?と考えていた。
このW杯で、日本が決勝トーナメントへ出場を決めてから、その考えが何度も頭に浮かんでいた。
もし、次の試合で日本が負けたら、私はあのおっさん達のように泣くんだろうか??
あと1試合か2試合で、確実に日本は敗退する。それはもうわかっている。
その時私は泣くんだろうか?
・・・・・・・・・・・・・・・泣くかもしれないな・・・と思った。
4年前は涙も出なかった。負けて当然だと思っていた。
でも、今回は・・・・・・・・・・・・。


夕方、試合終了のホイッスルを聞いた時、涙は出なかった。
ものすごくつらかったけれど。
スタジアムの観客席でも、大泣きする人の姿は見えなかった。意外にみんな、サバサバしていた。
選手も、何人かは涙をみせていたけれど、
ポルトガルが負けた時、ポルトガルのセルジオ・コンセイソンがしたように
泣き崩れて、スタッフに慰められてもピッチから立ち上がれないような、そういう選手はいなかった。
・・・・・これが違いなのかな、と思った。
優勝を本気で目指す国の選手やサポーター達と、日本の、これが違いなんだな・・・、と。
思ったら突然

<チキショウ。4年後を見てろよ!>
という気持ちが猛然とわき上がって来た。

<4年後を見てろよ。ヨーロッパ人に南米人!
日本人はなぁ、メチャクチャに勤勉なんだよ!!
おっそろしいほどレベルアップして
4年後のドイツでは、おまえ等みんな絶対に蹴散らしてやるぜ!!!>
(一応この部分は、ジャパン・ブルー
<ユニフォームの色ですね>で書いてみました!)


試合後のインタビューでは、選手は皆、ものすっごく悔しそうな顔つきだった。声は平静を装っていたけれど。
今晩は誰もが、あの時ああしてれば良かったとか、あのシュートが入っていたら・・・とか考えて
眠れないことだろう。
でも明日になったら、きっとスッパリふっ切っているはず。
W杯が終われば、すぐまた新しいシーズンが始まるのだ。日本でもヨーロッパでも。
そして私も、あのおっさん達と同じように、
新しいシーズンが始まればスックリと立ち直り、またひいきのチームや選手に熱い声援を送るだろう。
そして、次の4年間を、心を踊らせながら過ごすだろう。4年後の6月を待つだろう。
4年後には、誰がチームを率いて、どんなメンバーがピッチに立っているのか?

そう、サッカーファンには、開催地の自治体と違って、<祭りの後>という概念はないのである。

6月17日(月)

私は野球ファンという人々に、あるイメージを持っている。
球場で観戦する場合は別にして、TVで野球を観戦する時のイメージである。
それはおおむねこういうものだ。
TVの前に座り込み、ふんぞり返って、TVに向かって言う。
「な〜にやってんねん!アホが!!」「ああ、ああ、もうヘタクソ!交代させーや、監督!」
敵のチームに言うのならわかるが、味方の、応援する球団の選手に向かってこういうことを言い、TVを見る。
サッカーファンである私には、とうてい理解しがたい観戦風景である。
サッカーの観戦では、生であろうとTVであろうと口にする言葉といえば
「ああああああああああ!」
「うわあーーー!!!」
「はぁ〜〜・・・・・・(ため息)」
「ぃやったぁぁーー!!!!!!!」
この4つである。
これ以外にしゃべることと言えば、それは100%審判への罵詈雑言か、
相手チームの選手への呪詛の言葉だ。
私は日本代表の試合で、小野がたとえどんなスットコドッコイなパスミスをしようとも
松田がどんなにあさっての方角にロングボールを送ろうとも、けなすことはない。
というより、けなしている暇がない。
観戦中は、上記の4つの言葉以外、出やしないものなのだ。  ・・・・・・・・・・・・が、
昨日日曜日のセネガルVsスウェーデン戦。
ふと我にかえると、TVの前にいたのは野球観戦オヤジと化したワタクシだったではありませんか!


このW杯で、私はアフリカ勢の活躍を切望していた者である。
理由は、どこもかしこもイタリアやドイツやイングランドみたいなサッカーになってしまったら
W杯が面白くないから。それだったら、ヨーロッパ選手権を見ていたらいいのだし。
そして、W杯の楽しみは、もちろんスター選手の競演にもあるけれど、もうひとつ
新しい戦術・新鮮なチーム・新しいスターの誕生を見る喜びもあると思うから。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・だったのに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アフリカ勢はドンドコドンドコ負けて去って行ってくれたのである。
チュニジアには負けてもらわないと困るけれど、カメルーンや(期待してた)南アフリカまで敗退した時には
心のともしびがひとつ消えた気分だった。
そんな中で、唯一決勝Tに残ってくれたのがセネガル!
もちろん、昨日、セネガルを応援しましたとも!!しました、・・・が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
気がつくと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

このチームはものすごい特徴を持っていた。特長とは書かない。あえて特徴と書く。
ものすごい個人技で攻撃するという特徴だ。その技は本当にものすごかった。あっけにとられるくらいに。
対するスウェーデンは、個人技はそれほどでもないけれど、組織力が素晴らしいチーム。
両極端なチームの試合で、最初は息をつく暇もない試合ぶりだったけれど、
あまりにも極端すぎてそのうち
<ラグビー対アメフト><テニス対バトミントン>の試合を観ているような気分になってきたほどだった。
(あまりに極端な攻守の展開にクラクラしたのか、夫は途中で寝てしまった。)
そして私が応援するセネガル攻撃陣は・・・・・・・・・
アホ!パスせぇよ!誰かに!!」
「ああ、ああ。もうあんたが上手いんはイヤっちゅうほどわかったから、頼む!もうドリブルは止めて!」
と、私が野球観戦オヤジと化すほどに、ひたすら個人で、<超はがゆい>攻撃を続けてくれたのであった。
こんなに上手いのに、こんなに実らない攻撃ってあるだろうか??????
ディフェンスや中盤は組織力があった。
なのに攻撃態勢に入ったとたん、ひたすら個人がボールを持って中央突破をはかろうとするのである。
当然、相手ディフェンダーによってたかってボールを取られていたセネガル。
組織的攻撃が本当に苦手なのか、コーナーキックやフリーキックからのセットプレーも
<絶対にゴールにはならんわ>と思わせてくれるような雑さ。
あまりにもわけのわからない、ものすごいチームだった・・・・・・・・。(としか私には思えない。)
そして、私はやはり日本代表ほどにはこのチームには思い入れしていないことも
よ〜〜〜〜〜くわかった。(当たり前だが。)
だから、あんなにヤジが飛ばせたわけだろう。
と言うことは、野球のTV観戦って、結構気持ちに余裕があるもんなんだろうか?みんな。
それとも、野球観戦に対する私のイメージが、そもそも間違っているのか???
・・・だったら、ごめんなさいね。野球ファンの皆さん。

ともあれ、このすごいチームと、日本は戦う可能性もあるわけである。明日のトルコ戦に勝てば。
組織的にキッチリ守れば、歯が立たない相手でもなさそうだなぁ・・・・・・・・
などと思いつつ、
それより前に、トルコに勝たねば!と思い出す私。

明日はいよいよ決勝T。
負けたらそれで、もうサヨナラの世界。
考えただけで、もう今から呼吸が苦しくなってくる。血圧も今計ったら上がっていそう。
・・・・・・怖い。
選手は、もちろん、決勝トーナメントで戦うなんて初めてなわけだけど
応援するこっちだって、決勝Tに出場する自国を応援するなんて、生まれて初めてなのだ!!
ムチャクチャ怖い。
本当に怖い。

6月16日(日)


梅雨入りしたと言うのに、毎日晴天の続く香川県である。
梅雨前線は沖縄付近にへばりついたまま。
今年も渇水だの、うどん屋の休業だので騒ぐことになるのだろうか?県民は。

ふと気がつくと、この暑さで近所の庭のタチアオイが一気に伸びていた。
もうジャイアント馬場よりもでかいだろう。
とてつもないエネルギーで天を目指している感じで、実にパワフル。
その一方で、界隈の犬猫達は皆グロッキー気味。
近所の神社の周囲には、長年、1匹の野良犬が住みついていて付近の人にかわいがられているのだけれど
今日はそいつが、民家と民家の間の涸れた側溝に倒れ伏していた。
一瞬死んでいるのかと思ったけれど、寝ていた。
おそらく、そこが風の通り道で涼しいのだろう。水さえ来なければ天国である。
(達者でね、犬。)
神社の境内では、社殿の裏の木立の中で、
私が<お嬢様>と呼んでいるペルシャと何かのミックスの
それはそれはお美しい真っ白な長毛種の猫が、スルメのように伸びていた。お嬢様、あられもないお姿である。
が、お嬢様の苦労も察せられてお気の毒。
きっと、シンガポールでシャネルの毛皮のコートを着て暮らしているようなものなのだろうな。
(ガンバってね、お嬢様。)

しかしこんな暑い中で、サッカーの試合をさせられるW杯の選手も大変である。
デンマークやスウェーデンの選手、よくガンバっているもんだなぁ
と思いつつ
韓国側のスタジアムがガラガラなのは・・・・・・・・・暑さのせいかしらん?
などと考えてしまった。汗の流れる昼下がり。

昼:セルフのうどん屋<春日町市場>にて
  かけ1玉150円、おでん(豆腐、こんにゃく)2個で160円

6月15日(土)

NHKの夜のニュース番組<ニュース10>を仕切る、森田美由紀アナウンサーが変だ。
W杯が始まってから・・・いや、W杯出場国が日本にキャンプ入りしたあたりから、変だ。
森田さんは、イタリア代表のファンである。
というより、カッコイイ選手のファンである。
本人が番組の中でそう宣言したわけではないけれど、それは、わかる。
つまり、それがはた目にもよくわかるくらい、顔・声・言葉にあふれ出ているのであるから、
NHKのアナウンサーとしては、相当な壊れっぷりと言えるだろう。

アルゼンチンが予選リーグを敗退した夜。
「これでもう、バティストゥータもベーロンも、クレスポも、大会からいなくなってしまうんですねぇ・・・」
と、語尾を震わせるようにして言った森田さん。
名前を出した3選手とも、女性に人気抜群の人ばっかじゃないの!
<シメオネ>とか<オルテガ>とか、眼中にないわね!あなた!
と、私は思わずTVに突っ込みを入れてしまった。
そして、運命の6月13日。イタリアがメキシコと戦い、からくも決勝トーナメントへ進んだ夜。
<いきなり声が裏返って出てくるんじゃないかしら・・・?>と森田さんの登場を心配しつつNHKを見れば
さすがに、そこはベテランアナウンサー。
落ち着いた声で番組冒頭の挨拶をされたけれど、・・・・・・顔!
顔がもう普通ではなかった!森田さん!
顔が笑いっぱなしである。目が踊っている。<うっわ〜〜〜ぶっ壊れてる!!>
と、思う間もなく、同席の有働由美子アナウンサーと、身を乗り出し
「イタリア。っと〜〜〜〜〜〜に良かったですねぇ!!」とうなずき合った。
ふたりの間に座った男性キャスターは、もう完全に無視である。
その姿は、スーパーで立ち話をしているおばはん等となんら変わらない。見事な壊れっぷりだ。
公共放送のアナウンサーがこれでいいのか?と怒りの投書が来ているかもしれないけれど、
いいのだ。
150年に一度のお祭りなんだもの。
それに、他の国の公共放送のアナウンサーなんて、もっと暴走してるもん。いいのだ。
というわけで、私は最近<ニュース10>を見るのが楽しみで仕方ない。
次なるイタリアの試合は、6月18日の対韓国戦。
共催国の味方もしなくちゃいけないし・・・・・・・・でも・・・・・・・・・・・・・・・・
と、ゆれる森田さんは果たしてどのような表情で現れるであろうか????????
・・・でも、同じ日に日本の試合もあるから、そちらがメインになるだろうなぁ。


ところで、昨夜、日本の勝利に感動しているうちに、ポルトガルが負けてしまった・・・・・・・・・・・・・・。
昨日の日記に、<他国の試合結果がどうでもよくなっている>と書いたけれど、
試合後に泣き崩れ立ち上がることも出来ないポルトガルの選手を見ていたら、やっぱり猛烈に悲しくなった。
私の優勝候補・・・・・・・・・。

そんなこんなで、我が家のトトカルチョは、もうすでにムチャクチャ、壊滅状態である。
連日、家の中では
「なんやこれ、全然当たってへんやんか!」「そっちこそ、なんやのこのベスト4の予想は!」
と、目クソと鼻クソが互いを罵倒しあっている状態。
それでも、ベスト16の出場国は、私が6カ国当て、夫は5カ国どまり。
うどんに向けて、1歩!高橋がリード中である!

6月14日(金)

予選Hグループ1位:日本

こんなこと、私はこのW杯が始まる前、想像したこともなかった。
いや、初戦のベルギー戦が終わった時点でも、想像できなかった。
予選リーグ突破は5分5分かな?などと思っていたのだ。だから、
予選グループの対戦結果表の、あの、
一番上の部分に日本の名前があるなんて!!
なんだかもう、それを見ているだけで胸が詰まってくる。感激である。
それに、あのロシア戦以降、
実は他国の試合結果がほとんどどうでもよくなっている自分に気づいて、びっくりもしている。
そりゃあ、あのフィーゴ様のいるポルトガルには勝ち進んでいただきたいし
アフリカ勢にはなんとかベスト4以上へ行って欲しい。
でも、それも、日本チームへの思いに比べたら<屁>のようなものという気がする。
ただただ日本代表に、1日でも、1試合でも、1時間でもいいからこのW杯に長くいて欲しい。
そして私はその姿を見ていたい!それだけ!なのだ。
こんな気持ちは初めて。
4年前は、持ちようがなかった気持ち。
4年前は、1勝どころか1引き分けさえ考えられなかった試合ばかり。
応援する自分も、なんだか相当悲壮だった気がする。
それ以前のW杯では、もちろん、自国を応援する権利さえなかったのだし。
・・・そうか、これがW杯に自分の国が出場していて、
その国が勝っている時に味わえる気持ちなのか・・・・・・・・・・・
と、気付いてまた、その幸福に胸が詰まる。
ああ、本当に幸せだ。ええ、幸せですとも!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


と、言いたいところだけれども、

チュニジア戦を見終わった今、私の頭は怒髪天を突く状態である!!ダアァァァァァ!!!
理由はただひとつ!またしても、あの民放の中継のせいだ!!
あの解説のSとM!(はらわたが煮えくりかえっているからもう呼び捨てだ!)
中継をご覧になった、あるいは録画をご覧になった皆さん、
うるさくなかったですか!?!あの解説!!??!!!わたしゃもう堪忍袋の緒が切れました!

一体全体、どうしてあのSは、しゃべり出したらああも話が長いのか!?
「・・・・・ですね。なぜなら・・・・・」「・・・・・だと思うんです。というのも・・・・・」カットカット!カットよディレクター!
止めてよアナウンサー!
そしてM!
何故に、タッチラインを市川が駆け上がっているその時、
選手交代に関する自分の考えを述べねばならないのか?それもとうとうと!
いよいよ頭にきた私は副音声を捜した。ないのか副音声!?
ないのだった。(あったかもしれないけれど、怒りで混乱していた私にはわからなかった。)
おまけにTVのリモコンのスイッチを触っているうちに、うっかりビデオの録画を止めてしまう。
大慌てでスイッチを入れ直した瞬間、またしても私はブチ切れた!
とは言え前回のようにTVの電源までブチ切ってしまうわけにはいかないから
私はTVの音声を切った。
切ったまま見てたら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・眠ってしまった。
試合終了のホイッスルの前に目が覚めたのは不幸中の幸いである。
しかし、終了までの時間がこんなに苦痛だったのは、W杯観戦史上始めてだった。

いやでも、とにかく良かった。
ベスト16である。もうここまで来たら、後は野となれ山となれだ。思いっきりやっていただきたい!
が・・・・・・・・
喜びのハイタッチをする選手達の映像を見ながら、私はくちびるを噛んだ。
「・・・あと半月。・・・民放の中継のたびに、こんな思いをしなきゃならないのかしら・・・・・・・・・・」

6月13日(木)

<注> 本日の日記は、イタリアチームのファンの方が読むと、大変不愉快に思われるかもしれない記述が登場します。
      どうかご了承ください。すみません。 
      でも、言葉の底には、選手への愛があるんですよ!ほんまです。



さて、W杯。

ヨーロッパも南米も、戦術的にはもう差がなくなった!と言われて久しいけれど、そこは人間。
戦いぶりにはきっちり<お国柄>が現れるものだなぁと、連日の熱戦を見ながらつく〜づく思う毎日である。
よく言われることだけれど、イタリア人というのは、ことサッカーに関しては
勝敗に異常にこだわる国民らしい。
だから、選手は、どんなに素晴らしいプレーをしても試合に負ければボロカスに言われ、トマトをぶつけられ
逆に<屁>のような試合であっても、勝てば英雄扱いされる、と言う。
プロなんだからそういうプレッシャーに耐えてこそ・・・なのだろうけれど
そういう国民性にもまれると、当然、イタリアの選手は<とにかく負けないサッカー>をするようになる。
つまり、ディフェンスがムチャクチャに上手いサッカー。
実際、イタリアのディフェンスって本当に見事だと思う。
次から次へと選手がわいて出て相手のボールを奪ってしまう様は、まるでモダンバレエの群舞を見るよう。
が、そういう試合って結局は・・・・・・・・・・・、(正直言って私には)
すんごくつまらない試合になるのである!最後はPK戦とか。
親善試合は気合いの入り方が違うらしくまだいいのだけれど、W杯のようなド真剣試合になるともうダメ。
今回のW杯でも、最初のエクアドル戦から、それだった。

あの日、
エクアドルの選手も、相手の鉄壁の守備がわかっているから最初っからバンバン攻撃をしかけていた。
それを、また蝶のように舞い、蜂のようにとどめを刺してボールを奪うイタリア野郎達。
試合開始後15分くらいは、「おお!」「おおお!!」というため息の連続だった。私も。
が、
・・・・・・・・・30分もたつとイヤになってくるのである。
もう・・・、何やっても、どんなにガンバって攻撃しても、結局はこいつら(イタリア人)にカットされるんやん・・・
てな感じで無気力になってくるのである。見ているだけで。
TVで観ていた私がそうなんだから、実際にフィールドで戦っていたエクアドルの、
特にFWやMFの無力感や消耗というのは相当なものがあったと思う。
カットされカットされ、キィ〜〜〜〜〜〜!もうイヤ!!
と、キレたところで相手にゴールを決められ、結局0対2。
なんだかとってもエクアドルに同情してしまった試合だった・・・。
続くクロアチア戦も同じような試合展開だったのだが、この試合はどういうわけか
審判がイタリアを嫌いらしく(というか、多くのサッカーファンと同じでイタリアのサッカーが嫌いだったんだろう)
ものすごくイタリアに不利な笛を吹いたために、クロアチアが勝ってしまったのだった。
イタリア選手にはとても気の毒だったけれど、
ここで普通にイタリアが勝っていたら、私はますますイタリアチームにうんざりしてしまって
後の試合を観る気を無くしていたかもしれない。

と、いうことで、今夜のメキシコ戦。
気の毒なので、今夜は一発イタリアを応援しようかな!!という気分の高橋である。
出来れば、バンバンと攻撃に行って欲しい!イタリア!!・・・・・・・じゃないと
・・・なんというか、イタリアチームって、なまじ選手の見た目が華やかなだけに
こう守備重視のサッカーをされると・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なんだか、その、すごく見た目が格好良くっておしゃれで素敵なのに、
いざという時押しが弱くて金勘定ばっかり上手い金持ちの若ぼん、・・・を見ているようでちょっと・・・・・・・・・。

な〜〜んて勝手なことを考えていながら、今日の午後
ふと!気づくと私は、心の中でこんな祈りを唱えていたではありませんか!?!?????!
<神サマ、仏さま、ご先祖様!!
どうか明日のチュニジア戦で、日本が負けませんように!
ディフェンスが崩壊しませんように!!
お願いです!
もう0−0でいいです!!
どんなに
ブサイクな試合でもいいから、
どうかお願い!日本を決勝トーナメントに行かせて!!!!!>


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
こんな私に、イタリア選手やイタリア人を責められようか?????
そう、昨日に引き続いて、人のふり見て我がふり、直さなきゃ・・・・・・・・・・・・・・・・。

ともあれ、明日。15時30分、キックオフ!頑張れみんな!

6月12日(水)


オリンピックの柔道の試合で、もし、日本が金・銀・銅のメダルを一個も取れなかったら・・・・・
私はどう思うんだろうか???
ということを、考えてしまった。昨日の、W杯、フランスの敗退で。


フランスの敗退は、もう多くの人が予想していたことだろうから、ものすごくショックは受けないけれど
TVで見たフランス人達の反応には、私は心底仰天してしまった。
TVが映し出したのはパリの市庁舎前広場。
集まった群衆が、大スクリーンの中のフランスチーム敗退を見届けた、その直後のインタビュー映像である。
「1点も取れないで負けるなんて、フランスの恥だ!」
「頭に来たわ!!」
「ジダンは何もしていなかったじゃないの!」
・・・TVの前で、私は固まってしまった。こいつら人間!?オニ!?悪魔??!???????

選手達は、ものすごく暑い、湿度の高いアジアで、それも昼間、必死に戦っていたのである。
パリのこいつらが、快適な気候の中で観戦してる時に。
おまけにジダンは太股の肉離れだ。肉離れを経験したことのある、もとサッカー少年の夫によると
ものすっごく痛いそうである。歩けないくらいに。痛み止めを注射しても、まだ痛いと言う。
しかも、なかなか治るものではないそうだ。夫は痛みが取れるまで、一年かかったと言っていた。
そんな身体で必死にプレーしてたんだよ??なのにそんなこと言うか?????おフランス人!
・・・・・・・・・・・・・・<フランス人って超冷たい。><個人主義の国ってこうなんだ!>
などという言葉が頭に浮かんだ。
が、
一息ついて、この考えは追い払うことにした。これはマスコミの情報操作というものだろうと思って。
そういう意見の人(試合直後で興奮状態の人が多かっただろうし)の映像ばかりを
TVが流したのだろう。わざと。
はたして、今朝の新聞には「彼らは僕たちの英雄だよ。」「仕方ないわ。また4年後ね。」
などといったフランス人の感想が取り上げられていたのである。ああ、やれやれ・・・。
でも、ここでふと、冒頭の考えが浮かんだのだ。
柔道が完敗したら、私はどう思うのか?日本が勝って当然!!と思っている柔道が。
「バカじゃないの!?」「アホくさ!」「選手は甘やかされ過ぎや!!」などという言葉を吐くんじゃなかろうか?
ああ・・・、思い出してきた。
そういえば、男女とも世界のトップレベルだったバレーボールが、全然勝てなくなっていった時
「アホらし!!」てなことを、TVに向かって私は言った覚えがある。確か。
つまりフランス人は、そのくらい自信満々だったわけだ。このW杯に。
では、<フランス人てば超冷たい。>ではなくって、この一件が意味するところはやはり、
<人のふり見て我がふり直せ>かな?


ところで期待を集めながら負けたチームというと
1990年・W杯イタリア大会の時の地元イタリアチームのことを思い出す。
あの時、雑誌で読んだ、あるエピソードも忘れられない。
準決勝で敗れて失意の中、イングランドとの3位4位決定戦を戦わなくてはならないイタリア。
本当に、この3位4位決定戦というのは、どうしてもやらなくてはいけないの?と思ってしまうほど
選手も監督も可哀想な試合だと思う。
でも、試合に向けて、合宿地の練習場で黙々とボールを蹴るイタリア代表達。
それを大勢のサポーターの女の子達が見守ってる。応援の垂れ幕を持って。
垂れ幕に書かれた言葉は、<それでも君たちのことが大好きだよ!>

昨日負けたフランスチームは、もうすでに今頃はパリ行きの飛行機の中かもしれない。
彼らが空港で、サポーター達に暖かく迎えられることを祈る高橋である。
イタリアのような、暖かい垂れ幕で迎えられることを。
<それでもみんな、君たちのことが大好きだよ!!>

6月11日(火)

ポルトガルのルイス・フィーゴ選手は男前である。
そのままゴルゴ13になれそうな目元といい、<へ>の字に引き締まった口元といい、
剃り跡の青々としたヒゲの濃さといい、ふたつに割れたアゴ(これはバロンさんの指摘)といい、
胸毛といい、毛深い腕といい、多分毛深いのでしょう他の部分といい、
なんとも色気のある男前のおっさん選手である。
もちろん、サッカーの才能も超一流!
ただし、今回のW杯ではコンディションがとても悪く、
その力の100分の1も発揮出来ていない感があるけれど・・・。

高橋は、そんなフィーゴ選手のファンである。
白皙の美青年や紅顔の美少年などというものに、もはやまったくグッとこなくなったおばはんは、
日々、新聞やTVで見かけるフィーゴ選手を見つつ
「本当に素敵な方ねぇ・・・」と、ため息をつく毎日だ。
そして、高橋の夫も、どうやらフィーゴ選手が好きらしい。
TVでフィーゴ選手を見ては
「おっとこまえやなぁ〜〜〜!!!かっこええなぁー!」
などと、感に堪えないように言う。
「ほほぅ?」
という感じだった。
男から見てそこまで格好良いタイプとは思っていなかった。
なんとなく、フェロモンの漂う人だし。
いやしかし、同姓から良さを認められる人こそ、本当のステキさんと言うのもであろう。男も女も。
と、いうわけで、夫に尋ねてみた。
・・・夫の意見を全世界の男性一般の意見と考えるわけにはいかないけれど、まぁ、参考意見までに。
フィーゴのどこがそんなにいいのかね??
あ、ちなみに、夫はゲイではありませんよ。

答えていわく
「ランニングシャツ着せて、地下足袋履かせて、
つるはし持たせたらムチャクチャ似合いそうやんか!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・確かに。
確かに、今のサッカー界1そういう格好が似合う男だとは思うけれど・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ちなみに夫の好きな日本代表選手は
明神智和。

6月10日(月)


HP上に<屋島日記>を書き始めて約一年。
できるだけ誰にとっても面白いようなネタを捜し、
自分の能力の可能な限り、多くの人にとって面白いように日記を書こう!
と、決意して始めた日記である。
そう努力をしてきたつもりなのだけれど・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

ダメ。
もう、ダメ!今は。
そう、私は4年に1回、理性のタガが吹っ飛び、どこかへ消え去ってしまう人間なのだ!

と、言うわけで
昨夜のサッカー日本代表チームの試合の余韻がまだ残っている状態で、本日も日記を書きます。


さて、試合に先立つ土曜日、朝日新聞の紙面に、
<100人のエール>という1ページ丸々使った特集記事が載っていた。(タイトルは違っているかも?)
日本代表へ一言!一般の人々100人のエールを集めたものである。
が、これを読んで愕然となった、ワタクシ。
ほとんど全員が、FWとMFを名指して「頑張れ!!」と言っていたからである。
「ナカタヒデに活躍して欲しい!!」「柳沢にぜひ!ゴールを!」などなど。
ディ・・・ディフェンダーへの声援は!?????!??????
な、なんと、この100のエール中、FWやMF以外で名指しで応援されたのは、
たったひとり、<キーパーの楢崎だけ>だったのである。それも、エールは1個だけ!
あまりのことに、新聞を取り落としてしまいそうになってしまった。
皆さん!ディフェンダーを応援して〜〜〜!!!


今回のW杯で、私はディフェンダー(キーパー含む)を熱烈に応援する者である。
理由は、野武士みたいな精悍な面構えの奴が揃っていて好きだから。
唯一、服部選手は、「吉本興業の芸人に、似た顔の人がいてたような・・・・・・」とは思っているが
彼とてピッチに立てば、なんともりりしいサムライ!である!
そして、もっと大きな理由は、こういうド真剣試合では、もちろんゴールを決めなきゃ勝てないけれど、
絶対に失点しない!!ということがもっと大切なことだと思うから。
親善試合なら3−4でも5−7でもいいかもしれないけれど、W杯では失点していてはどうにもならない。
そこで、ディフェンダー頑張れ!!GOGOGO!!!の高橋なのである!

昨夜、そのディフェンスの先発メンバーの中に森岡の姿がなかった時、私の頭からは血の気が引いた。
森岡の位置、センターバックは宮本。
多くのサッカーファンが思ったことだろう。
「・・・・・・・・・・・・・・もう、だめかもしれない・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
しかし!宮本は素晴らしかった!!
鬼のような集中力で敵のボールをクリアし続けたのである。
他のディフェンス陣も、ものすごいド根性だった。
ベルギー戦でほころびまくっていた守りの穴を、完全に修復してきていた。
ベルギー戦では(私の知る限り)1度もとれなかったオフサイドトラップを、
ロシアのボルシチ野郎(失礼)相手に、何度も成功させていたのである。あああ、カッコイイぜ!!!

TVカメラはどうしても攻撃陣をアップにするので
昨夜もナカタ、鈴木、稲本などが画面に映り続けていたけれど、
私の目はひたすらディフェンスの野武士集団を追うのみ!
松田(個人的に顔はイチオシ♪)も楢崎も戸田も、今すぐチョンマゲを結って着物を着せて袴をはかせて、
「利家とまつ」に出演していただきたいほどである。素晴らしい!

かくして1−0のままのタイムアップ。
稲本、ナカタ、トルシエ監督などのアップを次々にTVカメラがとらえる中、ほんの一瞬
ディフェンス野郎たち3人とキーパーが、4人で丸くなって肩を組み、「ほんまに良かったなー!」
という感じで笑い合い、肩をたたき合っている姿を画面に見た。
あらためてディフェンス陣の熱い結束を感じて、胸がジンとしてしまった私だった。
よーーし!金曜日も頑張れ!!野武士(&吉本興業)野郎達!!!

・・・・・・・・・とはいえ、金曜のチュニジア戦たら15時半にキックオフ。
・・・・・・・・・どうすりゃいいのよ??????


ところで、ロシア戦が終わってTVの前で脱力中、私が
「・・・・・それにしても、ベルギー、ロシア、(この2国よりは力のちょっと劣る)チュニジアっていう
順番で試合ができて、ほんまに良かったよなぁ。」と言うと
「第一志望、第二志望、第三志望、の順で大学の合格発表があるみたいなもんかのー」と、夫。
言い得て妙。合格していた場合は。

6月8日(土)

図書館へ行ったら、昨年出版された田口ランディさんの<ぐるぐる日記>が棚にあった。
この方の小説の方は、物事を精神世界、スピリチュアルなもので解決していくので
どうしても私は上手く消化しきれないのだけれど、
語り部を自分自身にしたコラムやエッセイは、スピリチュアルなものを語っても何故かすんなり理解できるし、
なにしろ取り上げる題材がとても新鮮で面白いので大好きだ。
<ぐるぐる日記>は、そんな田口ランディさんがネット上で発表していた日記を編集した本。
どんなものなのかな・・・?という好奇心がわいた。
コラムはひとつの事柄にテーマを絞って、起承転結を考えた読み物。
一方、日記は、その日あったことをとにもかくにも書いていくもの。
いくらコラムやエッセイが面白くても、日記となればさすがに、
日々あったことを次々書き連ねていくしかなくなるのではないか?
そうなれば、やはり<何々があって疲れた。>とか<あ〜あ、しんどい。>とかいう記述が
連発されることになるのでは?・・・と思ったのだった。
そういうところを、この才能溢れる方がどう書いてらっしゃるのかしら・・・?と。

さすがに、日記は、読み応えのある日もあれば、しんどそうな感情をまんま書いた・・・という日もある。
が、この本には、メールマガジンで配布された(そう、あのネット上に5万人の読者を持つ!という、あれ。
今はもちろん10万人くらいになってるだろうけれど。)コラムもたくさん載せられていて、
これがさすがにものすごく面白かった。
まだ読み始めたばかりだけれど、さっそく私の心にビビッと響いたのは、
この人が人に誘われて出雲大社へ出かけた話。
もともと私が田口ランディさんを面白いなぁと思ったのは、
この方の信仰心の持ち方に、ものすごく納得がいったからだった。
<無宗教、霊感ゼロ、
そして八百万の神々・・・つまり周囲の自然や生き物にものすごい畏敬の念を感じる信仰心を持つ>

というのは、多くの日本人にとって理解しやすい心の持ちようだと思う。
私も<便所>にも神様がいる!と思いつつ生きているたちなので、
この人の目で見、心で感じたスピリチュアルなものというのは、すごくわかりやすく
大いに納得できるものだったのだ。

さて、そのランディさんの出雲大社レポートの中で、私が「おおお!」と思ったこと。
それは、<本来は、神様へのお参りは、神社の神殿の前の玉砂利の上に座り込んで
好きなだけ好きなようにお参りしたらよかった。柏手を何度打ってもよかった。
気が済むまで祈ってよかった。
今のように2拍2礼・・・などという形式が決められたのは、明治以降のことなのだ。>

という意味の部分。
・・・・・そうなんだ!!
と、目から鱗がボロボロ落ちる思いだった。
そうなんだ。
やっぱり、自分の思いを込めて、
祈りたいだけ祈ればよかったんだ!

私は神社や寺へ行くのが結構好きだ。
宗教心はゼロなのだけれど、個人的な信仰心を満たすために気が向けば足を向ける。
行けばなんとなく気が落ち着くし、スッキリすることもあるし。
のだけれど、
寺に比べて、神社というのはなんとな〜く怖い感じがして仕方がなかった。
お参りの形式が神社ごとに決まっていて(よく社殿に、お参りの仕方などといって紙に書いて貼ってある)
それをきっちり守らないと「あっ!コノヤロー!」
と、バチを当てられそうというか、神様の逆鱗に触れそう・・・という感じがあるからだ。
もちろん、お寺にもお参りの形というのはあるけれど、仏教は、もし間違えても
「すんません!!」とあやまれば、まぁええがなと大目に見てもらえそうな感じがあるというか・・・。
ともあれそんな神道の形式より、
神様自身は、心からの祈りの気持ちや神を敬う気持ちの方を汲んで下さるのではないの???
などとも思っていた。
納得がいかない思いがあったのだ。
そうか。
明治政府が、維新以降、変えてしまったんだな。

沖縄には御嶽(うたき)という祈りの場所がいたるところにある。
何にもない原っぱに石が一個置いてあったり、大きな木が一本立っていたりする場所。
でも、ものすごく神聖な場所。
そこで、長い時間をかけて、自分自身を投げ出すように祈り続けている人を、よく見かける。
本来祈りはそういうもの。私もそうやって思いっきり祈りたい、といつも思っていた。
祈りは言葉。きちんと言葉にすることで、自分の思いや希望、ビジョンがはっきりするということもある。
反省や懺悔の気持ちが心からのものになることもある。
だから、2拍2礼1礼・・・なんて形式にしたがって短い時間で帰ってしまうのでは
「だめだ、祈りが通じていない。気持ちがはっきりしない。すっきりしない。」と、よく思っていたのだ。

そうか、結局は人間が決めた形式だったのか。(当たり前だけど)
と、理解して、なんだかとても気持ちが晴れ晴れとした。
もちろん、わかったところで、神社の玉砂利に座り込んで土下座して祈っていたら
近所の人に警察に通報されるだけなので、これからもしやしないけれど
本来の姿がわかっただけでも、本当にスッキリした。
ああ、やれやれ。

で、
そうね〜、そうわかったところで、今、神社へ行って思いっきり祈るとしたら・・・・・・
やっぱり、明日の夜の日本代表チームの勝利!!!!!!
でしょうか?ね?!
あ〜〜、ドキドキしてきた。


昼: セルフのうどん屋<一平>にて
   かけ1玉100円、かき揚げ1個100円、枝豆入りの薩摩揚げ1個100円


6月7日(金)

さぁ〜〜〜〜〜〜〜、
いよいよ今夜はW杯予選リーグのメインイベント。
最大の山場(警察にとっっても)。
イングランドVsアルゼンチン戦。

どうかどうか、フーリガンがナホトカから漁船で密入国してませんように!!
連中が暴れませんように!
ケガ人が出ませんように!
<すすきの>の商店街が無傷でいられますように!

・・・いやそれより、これだけサッカーファンを期待させている試合が、どうか
「屁のような」試合になりませんように。
(だって、イングランドの対スウェーデン戦、全然面白くなかったんだもの・・・。戦術、古かったし。)

6月6日(木)

さて、W杯が開幕してほぼ1週間。
参加国全部が第1試合を終わって、早いところは2試合目に突入だ。
優勝候補国のエンジンのかかるのが遅かったり、意外なダークホースが現れたりで
まだまだどのチームが突出しているとも言えない状況。
が、
人気No.1チームというのは、すでに誰の目にも明らかだろう。そう、女性ファンの人気No.1チームは
言うまでもなくイタリア野郎達である。
本当に彼らの人気はすごい。
選手のバスには黄色い歓声、いや絶叫がわき上がるし、
あのNHKの午後10時台のニュース担当、森田美由紀アナウンサー。
あの、落ち着いた雰囲気が魅力のあの方でさえ、イタリアチームの映像には身を乗り出して
「カッコイイですよねぇ〜〜〜〜〜〜!」と、私情丸出しのコメントをおっしゃるし。
確かに、「お、皆カッコイイじゃない!?」と、思う。私も。
毎回よくまぁこれだけのメンツを揃えられるもんだとも。
が、しかし、本当は彼らは<男前集団>ではないのでは・・・・・・?と、最近私は思い始めている。
そう、男前ではなくって、彼らは<世界1の伊達男>の集団ではないか?と。

イタリア男が、世界1女性に積極的な男達だというのは、地球上の常識だと思う。
その分、常に女性の目を意識し、
髪型・服装・言葉・態度・表情において、女性が<グッとくる>ツボをちゃんと心得ている。
そして女性に対してマメ。とってもマメ、と聞く。
イタリアチームの選手達も、多分これなのだ。
<グッとくる>髪型、<グッとくる>表情・身のこなし。
顔だけで言えば、ポルトガルやパラグアイ、アルゼンチンなどのチームに、よ〜〜っぽど男前の選手はいる。
いるけれど、女性ファンは「イタリア!カッコイイーーーーーー!!!」と叫ぶ。

私が、イタリア男って、ほんっとーーーーーーにイタリア男なんだぁ!!!!!と実感したのは
ずっと以前にロンドンへサッカーの試合を見に行った時のこと。
その旅は一人旅で、夜は一人YWCAに泊っていたため
朝晩の食事は近くのスーパーで食料を買ってきて、一人、部屋でモソモソと食べることが多かったのだが
その、スーパーにいたのである!総菜売り場に。
イタリア男が。
・・・いや、本人に「あなたはイタリア人ですか?」と聞いたわけじゃないから
黒いクルクル巻き毛、大きな黒い瞳、濃い眉毛のカラバッジォの絵みたいな彼は
ポルトガル人だったかもしれないし、エクアドル人だったかもパラグアイ人だったのかもしれない。
が、私は彼がイタリア人だった!!と確信している。
なぜなら、
「そのサラダを100グラムください。」と、頼む私に対して
「Sure!」と、私の目を見て答えつつ、
彼は律儀にウィンクをしてくれるのであった!
これがイタリア男でなくってなんであろうか?!?!??
生まれてそれまでの人生で(いや、それからもだが)殿方にウィンクなどされたことがなかった私は
<あら、まぁ!>と心の中でびっくりしつつ
「さ〜す〜が〜〜〜!イタリア男!!」と心底感心したのだった。

私の少ない経験から量っても、そういう人種なのである。彼らは。
大体このW杯でも、
取材に来たTVのスポーツキャスターの女性に対して、取材が終わって去り際にニッコリ笑って
「僕らのこと、応援してね?♪」
などと言って去る選手がイタリア以外にいるだろうか?
私が見たのはデル・ピエロだったけれど、こんなことジダンがするか?
フィーゴやルイ・コスタがするか???????
思わずTV画面の中の去りゆくデル・ピエロの背中に
「成駒屋!!」と声を掛けたい気持ちだった。
そう、イタリア男の女性扱いは、もはや歌舞伎と同じ<形式美>である。伝統の技である。

というわけで、イタリアがこの後ベスト8で姿を消そうが、ベスト4で敗退しようが
彼らの圧倒的人気は揺るぎないものと思われる。
いいよね、大会の華♪♪(冬季オリンピックの女子フィギュア・スケート選手みたいだけど。)
聞くところによると、ベトナムの男性も大変女性に対して積極的でマメだとか。
将来、ベトナムがW杯に出場するようになったら、東西の両横綱!と言う感じで
イタリアと人気を2分することになるかもしれない。
ならば、頑張れ!!ベトナム!!!
と、1サッカーファンのおばはんとしては言っておきましょう♪



・・・なんてことを考えていたら
ポルトガルがアメリカに敗退!!
うそぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!??!!?!!!
私は家庭内トトカルチョで、<優勝ポルトガル>に賭けているというのに!?!
私のうどんが、うどんが、うどんが・・・・・・・・・・。

(ちなみに、高橋家の家庭内トトカルチョの予想表はこちらです。)

6月4日(火)


うう〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜んん・・・・・・・・・・。


と、うなっているのは、日本がベルギーと引き分けたからだけではありません。
自前の掲示板設置が、予想通り、混乱を極めているからです。

ごめんなさい。掲示板のレスポンスは明日付けさせていただきます。
ごめんなさい。ごめんなさいね。

6月3日(月)

さあ、明日4日はとうとうとうとうW杯、日本の初戦の日!
午後6時キックオフなんて、
一体日本中の何人の人間が見られるってのよ!??!!!

と怒りで髪が天を突く思いだけれど、何とかして後半だけでも生中継で見たい・・・!!!と願う、高橋。
もうディフェンス陣が大忙しの試合になるのは目に見えているけれど、
個人的には、今の日本代表ではディフェンダーに一番ルックス的に良い人材が揃ってるのでは?!
と思っているので応援にも熱が入るというもの。(不純)
そう、森岡や松田なんて、戦国時代の野武士みたいに精悍な面構えで超好み♪
いや待て、松田はヒゲなんて生やしてコワモテぶってるけれど(ディフェンダーですからね。
敵になめられちゃいけません。)よく見たら男前じゃないのよ。
おほほほほほ。おばさんの目はごまかせなくってよ。

それはともあれ、頑張れニッポン!
出来れば勝って、私のトトカルチョはもうどうでもいいから、勝って1位でグループ予選を通過しておくれ!
・・・じゃないと、2位で通過しちゃうと・・・・・・・
決勝トーナメント一回戦でいきなりブラジルと当たってしまう・・・・・・・・・。

6月2日(日)

食べ物の好みが年齢によって、またはもろもろの状況によって変わってくる・・・というのは知っていた。
歳を取れば、肉より魚♪となる人が多いし。
しかし、酒の嗜好までガラッと変わるとは思っていなかった。
私、ウィスキーが飲めなくなっていたのであった!

この春、我が姪が中学に無事入学した。
入学祝いを送ると、気遣いの細やかな義姉から、さっそくお祝い返しが届いた。それがウィスキー。
が、我が家はもうここ何年もウィスキーを飲んでいないのだった。
泡盛とワイン、この2本立てである。
夫は外でつきあいで飲むこともあるだろうけれど・・・あまり家庭でまで進んでこれを飲みたくない様子。
おかげで、せっかくの頂き物が台所の床の片隅で置物と化している。
なので、思い切って久し振りに飲んでみることにしたのだった。私が。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
飲めなかった。二口も・・・・・・・・・と言うか、すでに飲むということができなかった。
二口、なめただけでギブアップしてしまったのだ。なんてことだ!!
<ウィスキー>と言えば我が青春の飲みのも。それが、まったく口に合わなくなってるなんて!??
愕然とする頭の中に、大学時代の寮での酒盛り風景がよみがえる。あああああ。


我が大学寮というのは、4月6日の日記にも登場した、
例の<大阪府南河内郡今熊>などという、女子大にあるまじき住所に建つあの寮である。
そこに田舎者の女の子達が30数人、自宅よりひどい田舎な住所に怒りながらも楽しく暮らしていた。
さて、世の親達は
「可愛い娘が一人で大阪に住むなんて、不安。その点、寮なら安心ね♪」
などと考えて子供を寮に入れるのだろうけれど、はっきり言って寮とは酒盛りをするためにあるのである。
私はそう断言するし、夫もそう言っている。
それが寮生活というもの。試験期間以外は、毎夜毎夜、どこかの部屋で酒盛りが始まるものなのだ。
そして、そこでの主役が<ウィスキー>。
もちろん、皆が手持ちの酒を持ち寄るので、焼酎だの、ウォッカ(もっぱらサントリーの樹氷)だの、ビールだの
大チャンポン大会にはなるのだけれど、その中心にはつねにウィスキーがあったと言っていい。
あの<いかにも洋酒>という味やボトルのデザインが、背伸びをしたいあの年頃にはピッタリだったのだ。
それに、何と言っても店から買って帰るのも軽くて楽だったし。
(そう、女子大だから、さすがに部屋に一升瓶を転がしている奴はいなかったな。)
今でも懐かしく思い出すけれど、飲んでいたのはほとんどダルマ。サントリーのオールドだった。
確か当時一本が2600円くらいだったと思う。(今は2000円もしないのだよなぁ・・・。くやしい〜。)
これが買えるギリギリの値段で、お金がない時はもう一声下げてサントリーのホワイト。
もしくはニッカの安い奴。
それがしばらく続くと、「誰かオールド持ってないのかしらん・・・」などと思ったりしたけれど
懐が寂しい時は、なぜか皆寂しいものなのだった。バイト代が入る時期が、よく似ていたのだろう。きっと。
状況が一変するのが、夏休みや冬休みなどの長期休暇が開けた時。
帰省先で親のお中元やらお歳暮やらをくすね・・・いや、わけてもらった寮生が、
笑顔満面で戻ってくる時期である。
オールドより1ランク上の、サントリーリザーブ(当時3500円くらい)
これを持ち帰った女はもうヒロインだ!
部屋に集まった面々はおこぼれをちょうだいしては「お、美味しい〜〜!!」と大感激。
私も、なんちゅう美味しい酒だ、と思ったっけ。
たまにお金持ちの娘さんで、さらに高いサントリーローヤル(当時5000円!)やら
シーバスリーガル(8000円はしていたと思う)をくすね・・・いや持ち帰るのもいて、
そうなるともう、殿様からお酒をついでいただく農民よろしく、
押し戴くようにしてお酒をついでもらい、飲む。チビチビチビチビと飲む。
そして最後はあまりにももったいないので、空いたビンに水をいれてゆすいで飲む。
空っぽになったビンに鼻を突っ込み、スーハースーハー香りをかいでスルメを食う奴もいたな。
あああ、懐かしき寮生活。
   (ところで、我が女子大は、大阪府内では<お嬢様大学>として通っているそうなのだけれど、
   私はキャンパスライフより寮生活&下宿生活(寮生活とほぼ同じ)の記憶のほうが濃いので
   はっきり言って、とても我が母校が<お嬢様女子大>だとは、今もって信じられない。信じていない。
   皆、だまされているんじゃないか?と強く思うのであります。)

ともあれ、そういう時代もあったのだ。
なのに、・・・・・・・飲めなくなっているなんて!ウィスキー。
もったいないねぇ・・・・・・・・・・・・と思いつつ、マジでどうしたもんか?と悩んでもいる。
捨てるわけにはいかないし。・・・なにかウィスキーを使った料理って・・・・・・・・ないか。やっぱり。

6月1日(土)

ちょっ・・・・・・・・・・。何、この試合?
スローモーション効果かけてるの???え・・・??????

本日のW杯<ドイツVsサウジアラビア戦>を見つつ、今ハーフタイム中。

・・・・・・・・ムチャクチャトロイ!!この試合。

何故こんなにスローモーに見えるかはわかっている。
昨日見た開幕戦<フランスVsセネガル>
そして本日、ちょこっとだけ見た<アイルランドVsカメルーン>が、ものすごく高速な試合展開だったからだ。
アフリカ勢はものすごい。
アフリカ諸国が出てくるだけで、相手国がものすごく緊張するのがわかるくらいものすごい。
ものすごいパワーとスピード。
・・・・・・・一方アジアは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

つくづく我が日本が、
親善試合やテストマッチだけでここまできてしまったのが、怖い。ものすごく怖い。
6月4日。
いったいどんな試合が展開されるのか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
怖い。
(おまけに夫は、もう眠いと、ハーフタイム中に寝てしまった。・・・・・ひどい。でも私も眠い、この試合。)


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