2002/4/1〜4/30


         過去の日記へ        トップページへ戻る


4月30日(火)

さて、とうとうサッカーのW杯まで、あと一ヶ月。
それに向けて高橋家では、今年の初めから、何度も
<スカイパーフェクトTVに加入するかどうか?>が協議されてきた。
W杯の全試合放送権はスカパーが手中に収めているのである。
NHKと民放の地上波が持っている放送権は、全体の3分の2くらいの試合のみ。
さあ、どうしますか??????スカパーを??
と、悩み続けて、先日やっと結論が出た。
加入はしません、ということで。
懐具合が苦しいというのもその理由のひとつだけれど、もうひとつ、
これまでの過去のW杯の経験から、
たとえ全試合放送されても、全試合TVにかじりついて見るのは無理、
というのがわかっていたからだ。
W杯が始まっても一日は36時間や48時間にはなってくれない。
多分、録画しておいても、見ない試合というのがいくつも出てくるでしょう・・・・・・・・・・・
そう、コスタリカ対トルコとか、セネガル対ウルグアイとか・・・・・・・・・・
会場で生で見られるのなら話は別だけれど、TVの録画では・・・・・・・・・・・・・・多分・・・見ない。
(これらのチームのファンの方、すみません。でも、どなたにも見そうにない試合というのはあるはず。)

と、いうわけで、NHKと民放地上波でTV観戦を決めた我が家。
さあ、こうなると頭が痛いのは、民放地上波である。<民放地上波のアナウンサー>である。
そう、昨日も私は、<日本対スロバキア>のテストマッチで、この民放地上波アナウンサーの実況中継に
悶絶させられたばかりなのだ!


民放のアナウンサーというのは、昔からサッカーの試合中継中、
どういうわけか試合の中継よりも、他のよもやま話に力を入れたがるのである。
サッカーの実況中継は、<今誰がボールを持っているか><誰にパスを出したか>
というように、ボールの動きを追うのが基本である。何よりも大事なのである。
が、
なぜか
昨日の試合中も、民放アナさんは、ボールの動きはそっちのけで
<日本代表の問題点>だの<理想の日本代表のフォーメーション>などを
解説者ともども、とうとうとしゃべり続けるのである。
うるさい。・・・と、段々段々怒りがつのってくるワタクシ。
目が試合に集中できないのである。こいつらのせいで。
腹の中は、次第に噴火直前の活火山状態になってくる。マグマが口から出る・・・出る・・・・・・・・・・・・。
そして、後半開始早々。
このアナウンサーは言ったのだ。

「スロバキアという国で、私達に一番馴染みがあることと言えば
実は、民謡の<おお牧場は緑>がこの国の曲だったんですよね〜。」

この・・・・・馬鹿者ーーー!!!!!

私の中でついに何かがブチ切れた。
瞬間、私はTVのスィッチもブチ切っていた。
もう我慢できない!この大馬鹿者!!!!!
そういうことは、ハーフタイムの時に言いやがれ!!!!!!!

・・・サッカーをご覧にならない方々のために、
このアナウンサーの言ったことがどれっくらい馬鹿なことか、解説しますと、例えば柔道の試合中、
田村亮子選手が相手選手と襟をつかみ合っている最中に
「田村選手は今朝、なんとご飯を3杯おかわりしたそうなんですよ!」と言う、もしくはダービーの中継で
各馬いっせいにスタート!!!ドドドドドッと走る画面にかぶせて
「トウカイテイオーの騎手の◎◎さんの趣味は、盆栽だそうですー。」と言う。
それっくらい場違いな、とんでもない馬鹿中継なのだ。
柔道や競馬でこんな中継したら、そのアナウンサー、どうなるの??左遷じゃないの???
なのに、なんでサッカーではこんな中継が、いつまでもまかり通っているの?????????
野球やゴルフなどの、ボールが止まっている時間の長いスポーツなら、
こういう世間話的中継も有りなのだろうけれど、サッカーは違う。もうなんとかして欲しい、勘弁して欲しい!
ああ・・・・・・・。
NHKはさすがにここまでひどくはないけれど、しかし、
来月から一ヶ月間。私はいったい何回ブチ切れてしまうことであろう・・・と、
今から先が思いやられる。
ブチ切れて、せっかくの試合観戦を途中で放棄してしまうなんてこと・・・しないためにも
民放は、もう最初から、英語かポルトガル語かの副音声で聞くのが正解かもしれません・・・・・。私は。


4月22日(月)


本日の香川県高松市の予想最高気温は、25度だそうだ。
でも、実際の感覚としては、26〜27度はあったのではない??という感じ。
もう、沖縄と変わらない。(日差しはあっちが強いだろうけれど。)
と、言うことは、注意しなくては。もう。食中毒の。

と、いうわけで、思い立って冷蔵庫の大掃除を始めた。
前々から、冷蔵庫の中の調味料類が増えすぎているのでは・・・?と思っていたところだ。
この際スッキリさせて、梅雨と夏本番を迎えようではありませんか!



30分後。
私は床に突っ伏していた。
貧血を起こしたわけではない。
ゾロゾロとわいて出てきた調味料類に、ほとほと嫌気がさしたのだ。
思えば6年前、体質改善を兼ねて<調味料類をシンプルにするぞ!>と誓ったのは私。
マヨネーズを冷蔵庫から撤去し、ケチャップと別れを告げ、みりんにさようならを言い、
ウスターソースに三行半を突きつけた・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
そう、<人間、味噌と塩と醤油があったら食事は出来る!>
<江戸時代の人のようにシンプルに生きよう!>という決心をした・・・・・・・・・・・
はずなのに???

ゾロゾロとわいて出た調味料類は以下の通り。
    
    麦味噌  白味噌  豆板醤  XO醤  コチジャン
    オイスターソース  ナンプラー  
    コーレグース(沖縄の調味料。泡盛に小粒の唐辛子を漬け込んだもの。)
    ポン酢  料理酒  
    わさび  からし  しょうが(この3品はチューブ入り)
    バジルペースト  粒入りマスタード  野菜のコンソメキューブ

・・・ついでに流しの下も整理すると出てきたのは・・・・・・・・・・・・・・・・
    
    濃い口醤油  だし醤油  リンゴ酢
    コショウ  鶏ガラスープの素  
    粗塩  クレイジーソルト  ハチミツ
    ヒバーチ(沖縄のコショウ)
    オリーブオイル  べに花オイル  ごま油
    バジル  オレガノ  コリアンダー  シナモン  ターメリック(うこん) 唐辛子

・・・・・・・・・・・・・・・・・今、数えてみたら33種類あった。(キーボードに突っ伏したい) 

・・・一体どうしてこんないつの間に??????
最初は本当に、塩と醤油と味噌と油類だけだったはずなのに。
思い立ってはあれを買い〜の、料理に行き詰まってはこれを買い〜のしているうちに
こうなってしまったみたい・・・・・・・・・・・・。 
大体、ナンプラーなんて、どうするの???と自分にも聞きたい!
図書館でふと借りたベトナム料理の本があまりにも美味しそうで、
でも高松にはベトナム料理の店なんてないから、自分ちでやろうと
(本当ははニョクマムが必要なのだけれど、近所のコープにはこれしかないから)買った一品。
一回使ったきりで、再びこれを手にする日は来るのかしら?冷蔵庫の掃除以外の目的で。
あああ、なんともはや情けない。
それにしても、江戸時代の人って、実際、何を食べて毎日暮らしていたんだろう???
と、思わずにはいられない、今の気分。

朝:ゆで卵、野菜炒め(ベーコン、マッシュルーム、マイタケ、赤ピーマン、緑ピーマン)
  サラダ(サニーレタス、トマト)
  フランスパン2切れ、オリーブオイル、りんご、紅茶
昼:りんご、豆乳、ナビスコのプレミアムクラッカー、どくだみ野草茶

 
4月17日(水)


昨日の一万円札の一件はまだ続く。

朝、高松北警察署会計課を名乗る、若い男性の声で電話があった。
男性いわく
「高橋さんは、一万円の落とし主が現れても、報償(謝礼のことでしょう)の受け取りは拒否される・・・
ということですが、それでよろしいんですか?」
私 「はいはい。そうです。
だって、落とし主がどんな人かわからないのに、
我が家まで御礼を持って来てもらうのって、怖いですよ。
御礼なんかいりません。だから、私の住所も名前も教えなくっていいんですよ。」

そう、一万円を落とした人が、私程度に普通の人間だったら問題はない。
が、
・・・・・・万が一、たちの悪い人だったら・・・・・・・・・??
「ワシは2万円落としたんやけどのー、もう一万円はどないなっとんや?」
な〜〜んてことを言う、とんでもない人だったらどうしてくれるのよ?警察は。
そういう人に、住所や名前が知れ渡るのは絶対にイヤ!

再び会計課の男性。
「それですと、落とし主が現れない場合のお金を受け取る権利も無くなりますが、よろしいですか?」
「は?」
「報償(御礼)を受け取る権利と、拾得物を受け取る権利はセットになってまして。」
「あらま。そうなんですか?」

・・・そうなの?
ああ、でも正直言って、もう面倒くさい。一万円、最初から私のもんじゃなし、もういいじゃん!
という気になっていた。そう、私はものすごい面倒くさがりなのだ。
(もう、よく知ってらっしゃると思いますけれど。)
が、しかし!
ここで私は昨日の決意を思い出した!
そう、このお金、落とし主が現れなかった場合、私が受け取らなければ
県の収入になってしまうのである。
ダメダメ!!それだけは、絶対阻止するぞ!!!

「そのお金が県の収入になるのは、釈然としませんねーー。」と、私。
「じゃあ、報奨金はいらないけれど、お金は欲しい・・・ということですね??」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・そ〜ゆ〜、身も蓋もない言い方はないだろう???
ええ??あんた!

・・・とは思ったけれど、・・・・・・・・・・まぁ、客観的に見ればそうとしか見えないでしょう。
この高松北警察署会計課の警察官に、私の<県庁の公金不正使用に対する怒り>をぶつけたところで
のれんに腕押し糠に釘。(もっとも、公金の不正使用がばれたのは県庁だけではなくって
県の警察本部もなのだけれど、
それだって、県警の不祥事を所轄のこの人に八つ当たりしたって仕方がないし。)
腹を決めて私は言った。
「はい!そうです!御礼はいりませんけれど、
お金は受け取ります!!」


ごうくつばり、金に汚いおばはんと思わば思え。
私は昨日決心したとおり、
絶対このお金は県には渡しません!!!ええ!
いや、もちろん、落とし主に無事お金が戻るのが、一番大事なのは言うまでもないけれど。

きっぱり言い切ると、「じゃあそういうことで・・・」と相手は電話を切るではないか。
なんだ?セットじゃなかったの?御礼と受け取る権利って。
例外処理なのが面倒くさくって、そういうことを言ってたのかしらん?
?????????????
・・・・・・・・それにしても、お金拾うのってこんなに面倒くさいものなのか、
と、あらためて思う。
皆があのお金、見て見ぬふりした気持ち・・・・・わかるような気もしてきました・・・。

朝:ゆで卵、野菜炒め(人参、ブラウンマッシュルーム、なす)
  サラダ(サニーレタス、トマト、ブロッコリーの芽)
  フランスパン2切れ、オリーブオイル、りんご、紅茶
昼:ブリの塩焼き、シソ
  小松菜のナムル(小松菜、油揚げ)、みそ汁(大根、ぶなしめじ、油揚げ)
  ハイビスカスとローズヒップのお茶

4月16日(火)

一万円札を拾ってしまった・・・・・・・・・・・・。
とほほほほほ・・・。
以下は、私が一万円札を拾ってからの、いよいよ情けない顛末。(本日は愚痴込み)

ワタクシ高橋が、いよいよ干からびてきた財布にお金を補充するべく、
なけなしの預金をおろしに近所のATMへ寄ったのが本日12時15分頃のことである。
そこはATM機器だけを設置した、無人の銀行支店。
そのATM機器の脇の、パンフレットを置く台の上に、そいつがあったのである。
一万円札が一枚。
いかにも<忘れて行きましたで>という感じで。
店内には3〜4人の人がいた。誰もこのお金には気が付いていない様子。
「お金、忘れていませんか?」とたずねてみたけれど、どの人も知らないと言う。
言うばかりか、「銀行に連絡してあげないかんなぁ」などと言いつつさっさと店を出ていくのである。
してあげないかんなぁ・・・って、・・・私がしなくては・・・・・・いけないのかしら??
と、思いつつも、今しも、これを忘れたトンマな奴が、あわてて飛び込んでくるのでは?としばし待った。
待ったが、そういう奴が来る気配なし。
その間も、店内にはどんどん人がやってくるけれど、
皆このお金に気が付いているのか、いないのか??さっさと無言で出ていくばかりである。
見なかったことにして私も出て行きたかったけれど・・・、
ATM機が空くのを待って、仕方なく機器の脇の電話を取った。
取りあえず銀行の誰かに連絡しようと思って。
が、これが、そもそも甘かったのだ。

「・・・・・そうですねぇ・・・。
では、最寄りの交番へ届けていただけますか。」

受話器の向こうの銀行のお姉さんは言った。
「は?私が?」「ええ〜。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・いや、でも考えてみれば当たり前かもしれない。拾ったものは交番へ。
別に銀行の施設の中にお金が落ちていたからって、銀行が対処してくれると思った私がアホだったのだ。
しかし・・・・・・・。
ここ屋島地域は住宅地。交番がものすごく少ないのである。
「最寄りの交番へ」などとお姉さんは軽く言ってくださったけれど、
このATM店から一番近い交番へは、歩いて10数分はかかるのであった。
その時の私の移動手段は、もちろん徒歩だ!
お姉さんは、車か自転車だと思ったのかもしれないけれど。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・このままにしていこうかしら・・・・・・・・・・・・・・・
とも思うけれど、世の中、ずるい人もいるわけだ。
一万円♪得したわん♪とポケットに入れる人も。そりゃ私には関係ないけれど。

・・・・・仕方がないので交番へ向かった。
雨上がりで今日は蒸し暑い。マスクと帽子を身につけていると、汗が噴き出してくる。
ちくしょう!ちくしょう〜〜!と思いつつ歩いた。
<乗りかかった船>という言葉がテロップのように頭の中をよぎる。ちくしょ〜〜〜う!!
空腹を抱えて10数分後たどり着いた交番には、予想通りだ〜れもいなかった。
そう、この屋島に住んで5年ちょっと。巡査さんも、広い地域をカバーして忙しいのだろう。
私はこの交番の中に誰かがいるのを、見たことがない。
仕方がないから交番へ入り、<ご用のある方は◎◎◎番へ電話をおかけ下さい>
と書かれた電話のボタンを押した。
「はい、どうされました〜?」
高松北警察署のおっさんの間延びした声に、拾得物があるむねを伝える。
しばらくして帰ってきた返事は
「今、盗難事件でそこの係のもんは出払っとんですわ。
最寄りの交番から人を回すけん、待っといてもらえますか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・どのくらい待てばいいんでしょう・・・?(すでに汗だくと空腹で泣きたい気分)」
「最寄り言うても離れとるけん、10分くらいはかかるかなぁ。」
「10分!?!」
「そやけん、なんか用があるんやったら先にすませてきて下さってええですよ。」
「・・・用事はもう全部すませました・・・・・・・。(もぅ帰りたい・・・・・・)」
もう、泣きたい・・・・・・・。そもそも善人ぶってこんなもの拾って届けに来たのがいけなかったのか・・・
そういや最近、なにやってもダメだよなぁ・・・
などと、思考がズンドコとマイナス思考になっていく。とほほほほほ。


そうこうするうちに、ミニパトに乗った巡査さん到着。
ミニパトが交番の前に止まった時点で、マイナス思考は彼方に吹っ飛び、私の考えたことはただひとつ!
いや、おばはんなら誰だって考えるはず。つまり、それは、
「どうか、おっさんやお姉ちゃんではなく、
若い男前の巡査さんでありますように!!!!!」

そして・・・・・・・・・・・・。


あまりにも情けない私を神も憐れんでくれたのか、
やって来たのは若くてなかなか感じのいい巡査さん(男)だったのであった。ラッキー!!!
(ったりめぇだよ!これで腹の出たおっさんが来たら、わたしゃ踏んだり蹴ったりだよ!!)
可笑しかったのは、拾得物の書類を作り終えて巡査さんが私に説明するところが
<もし、落とし主が現れたら >ではなくて、
<半年間落とし主が現れなかったらどうするか>
に、終始重点を置いていたことだ。
まあ、普通現れないもんかも・・・?私でも・・・あきらめる・・・かな??(う〜〜ん、どうだろう??)
ただ、<もし落とし主が現れたら>私のところへその落とし主から謝礼などの連絡があるから・・・
と言われたのには仰天し、抵抗してしまった。
「は?!私の住所や電話番号、落とし主に教えるんですか??!」
「はい。」
「ちょっ・・・。住所やら電話番号やら、私、見ず知らずの人に知られるのイヤです〜〜!!!」
「・・・え?イヤですか?」
「イヤです!気色わるい〜〜!!!」
・・・抵抗の結果、連絡は私個人ではなくて、警察経由でくることにしていただいたけれど、
お願い!個人のプライバシーを守ってくれよ!!警察!!

とは言え、こうして、スッキリとした感じのいい顔の巡査さんと話すうちに、
私の落ち込みも見事解消したのだった。
NHKの松尾アナウンサーって人を若くして男前にしたみたいやなぁ・・・とNHKオタクの私は思いつつ、
ここへ来る途中から気になっていた
<今しも、ATM店へ、落とし主が泡食ってやって来ているのでは・・・>がグッと頭をもたげてきた。
巡査さんにメモするものを借りて、一筆
<一万円をここへ落とされた方へ。  お金は交番に届けてあります。>
と書いたメモをATM店に置いて行こうか・・・
と思ったら、巡査さんに、それは止めといたほうがいいですと止められた。
「悪いこと考える人が、それ見て、お金落としたと言うて来ることもありますからね。」

一万円。
私が落としたら相〜〜当に打撃を受ける額。
落とした人があきらめずに、交番へ出向いてくれるといいんだけれどな。
半年後に警察まで取りに行くのが、面倒と言えば正直なところ面倒でもある。
が、
感じのいい巡査さんが最後に言った
「もし、取りにいらっしゃらなかったら、お金は県のものになります。」で、私の心は決まった。
絶対に取りに行く!!
県なんかにこのお金、絶対やるもんか!!
自分であしなが育英基金へでも寄付する!!!!!!

(理由は、4月10日の日記の通り。)

さて、すべてが終わって家に帰ったら1時半をも過ぎていた。
あああ、武田アナウンサーのNHKニュース、今日も見逃してしまったでないの・・・!
・・・でも、まぁ、日頃しない経験である。なにか仕事に役に立つ日もくるかもしれない・・・と言うことで。
・・・なにやら、えらく気持ちの振幅の大きな一日でした。

4月14日(日)

以前日記に書いたことがあるのだけれど、
私は大学生時代、TV局で<放送禁止用語>の消去をするアルバイトをやっていた。
正確に言うと、映画やTVドラマを
CMなどを含めた放送時間枠の中に納めるべく、フィルムをカットする仕事で
私が映画監督なら、「鬼!悪魔!!」とののしること間違いなし!の仕事だ。
そう、民放の地上波で映画を見ていると、ブチブチ切り取られていて
「コンチクショウ!」と思うこと、多いでしょう?あれをやっていたわけです。・・・すみません・・・。
で、その仕事の中に、放送してはいけない言葉の消去というのが含まれていたのだった。

そういうバイトをしていたせいか、今でも他の人より<差別的な言葉>が気になる方かもしれない。
私の母など、アフリカのザイールやカメルーンなどの肌の色が濃い人々を見れば
いまだに<アフリカのど◎ん>なんてぇことを平気で言うタイプだけれど、
そんな時は、もう、思わず口を糊でくっつけちゃいたい衝動に駆られる。

そういう私が最近
「この言葉って使ってもいいのかな・・・・・???」と迷っていたのが
<オカマ>という単語。
・・・どうもちまたを眺めている限り、この言葉はあまり良いようには使われていない気がして・・・。
「このオカマ野郎!」なんて侮蔑的に使われたり
「オカマちゃん♪」なんて、ちょっとちゃかした言い方だったり。
ゲイの人が皆、女性の格好をしたがるわけでなし、
ゲイではないけれど女装が好きでやりたいと言う人もいるだろうし、
性同一障害の方で女性の格好でなければ生きられない!・・・という人もいるだろうし。
それらがゴッチャにされている上、
なんだかからかっているようなニュアンスも感じられて、使ってはいけないのでは・・・・・・
という気がして仕方なかったのだった。
・・・・・・・どうなんだろうなぁ・・・・・??

と、考えていてもわからないので、私はあることを実行してみた。
仕事で、セリフの中に<オカマ>という言葉を使ってみたのだ。
そう、あまり真面目とは言えない言い方をする場面で。
問題有りなら差し替えるよう、編集の方に言われるだろうから、そうしたらハッキリすると思って。
で。はたして・・・・・・・・・・・・・・・。


「この言葉、別の言葉に代えていただけますか?」

編集の方から、そういう連絡があったのであった!
やはり今やこの言葉はよろしくないのである。
なんでも、ゲイの団体から、出版社あてに、
この言葉は、どうしても必要な時以外は、
出来るだけ使わないようにしていただけませんか?

という主旨のお願いがあったそうなのだ。
もちろん、すぐに差し替えましたとも!ああ、ハッキリして良かった!

と、その時は思ったのだけれど、
・・・よく考えてみれば良くないやり方だったかも・・・。イヤ、絶対に良くないやり方でした。
もし、ゲイ団体からのお願いがなかったら、この言葉はそのまま本に載ってしまい
それを見て傷つく人があきらかにいるのだから。
迷いながら使おうが、悪気無しに無邪気に使おうが、言葉を使ってしまったら
結果は同じ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・失敗。本当にバカでした。

言葉は本当に難しい。
相手を傷つけるつもりがなくても、無邪気にそういう言葉を使ってしまうことがいっぱいある。
障害者・健常者・・・なんて言葉も、私はとても迷いながら使っている。
結果として誰かをひどく傷つけているかもしれない。
だから、どうかこの日記を読んでくださっている皆さん、
ワタクシ高橋が、注意をしているつもりでも
無邪気に<人を不快にさせる言葉>を使っているなと気付いたら、
どうかワタクシのためだと思ってしかってください。ご一報ください。お願いします!


・・・・・・・・・・私個人は
政府の役人が作った<標準家庭>という言葉
この世から抹消していただきたいくらい、聞くのがかないません〜。


朝:チーズトースト、りんご、コーヒー
  野菜スープ(トマト、セロリ、ブラウンマッシュルーム、人参、緑ピーマン、タマネギ、にんにく)
昼:野菜スープの残り、どくだみ茶

4月13日(土)

ワールドカップまで、あと40数日。いよいよカウントダウン・・・・・・・・・
というこの時期、
<イングランドのベッカム選手骨折!>のニュースが世界を駆けめぐった。
BBCなんか、もうトップニュースだ。イスラエルより大事な問題なのか?!?

ある意味、大事な問題なのだろう。
なにせ、彼はイングランド代表のキャプテン。そして、今度のW杯のピッカピカのスター選手の一人。
それが骨折でW杯を棒に振るかもしれない・・・・・・・・。
そして、この骨折が<大事件>なのは、
ベッカムにケガをさせたのが、相手チームのアルゼンチン人選手だった!ということなのだ。
イングランドとアルゼンチン・・・・・・・・。
恐ろしいことに、W杯では予選グループが同じである。
地獄の<F組>である。
両者の試合は仙台だ。ああ・・・・・・・・。

もとより、この両国、仲がよろしくないのである。
ご記憶の方も多いでしょうけれど、20年前のフォークランド紛争は、この2カ国の戦争だった。
90年のイタリアW杯では、この2カ国が対戦。
マラドーナが、<神の手>と呼ばれるハンド(に見える!)で得点を入れ、イングランドは敗退。
そして今回のこの<事件>・・・・・・・・・・・・。

宮城県警のW杯対策本部は、今、多分上を下への大騒ぎになっているはずである。
イングランドとアルゼンチンといえば、フーリガンのメッカ。
ただでさえフーリガン問題と険悪な両国感情で、大会中最も危険とされているこの試合。
それがこの一件で、ますます危なくなってしまったのだから。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大丈夫なんかいな?ほんとに。

もう10年以上前になるけれど、一度ロンドンへサッカーの試合を見に行ったことがあった。
特に大事な国際試合というのではなくって、ごくごく普通のシーズン中のリーグ戦だけれど、
Jリーグも始まる以前のこと。TVでヨーロッパのサッカーの中継なんてなかったから
(というか、そんなものの出現も考えられなかったから)とにかく本場の試合を見てみたかったのだ。
まだ旅行会社も、ヨーロッパのサッカー観戦ツアーと言うものを売り出していない時代の話なので、
自分で東京の英国観光協会へ試合の日程を問い合わせて出かけてみた。
で・・・・・・・・・・・・・・・・・


やはりビックリした。
少々ビビリもした。
なにせ、スタジアムへ向かう地下鉄の中、駅からスタジアムへと続く道、
スタジアムの前、スタジアムの中、
すべてが<あきらかに労働者階級と思われる
アングロサクソンのおっさんと青年と少年達>

に埋め尽くされていたから。
「ここは本当にロンドンか?!スウェーデンかどっかの辺境の村ではないのか??」と心で叫んだ。
ロンドンは人種のミックス地域である。
アジア系アフリカ系ヒスパニック系少数民族・・・と、その非アングロサクソン率は
パッと見た感じで言えばNYよりはるかに高い気がする。
その、ロンドンの、はずれとは言え一角のスタジアムなのである。
それが、見渡す限りアングロサクソンの男・男・男・・・・・・・・・・・。
そう、女性の姿さえ見えないのだ!!
もちろん、アジア系の女なんて私一人。おいおいおいおい・・・・・・・・・。
そして、もうひとつその場で<異様な>感じを受けたのは、騎馬警官の存在だった。
でっかい馬に乗ったポリス達が、駅からスタジアムへの道、スタジアムの周辺を
何人もで巡回しているのである。
これは結構威圧感があった。なにせ馬ってでっかいから。
実際、ファン同志のケンカが起こったとして、警官が「おいおい止めんか!」と割って入っても
うるせい!この野郎!とぶん殴られるだけだろう。
が、馬に乗った警官が、ヒヒーーーン!と前足を上げて躍りかかってきたら・・・・・・・・・・・・・
誰だって逃げる。
な〜るほどなぁ・・・と思った。
ちなみにその時の試合はロンドンのチーム同志のダービーマッチ(同じ街のチーム同志の試合)。
だから他の試合より、警備が厳重だったのかもしれない。
  
  肝心の試合は、1−1だったか0−0だったかの、あまり盛り上がらない試合で
  サポーター同志のケンカも幸いなかったけれど、
  ただ、スタジアムの中でも私は当然浮いてしまっていた。相当、居心地は悪かった。
  駅前のダフ屋から泣く泣く買ったチケット(英国観光協会の人は、普通のリーグ戦なら
  事前にチケットを購入しなくても、間違いなく当日券が買えます!と断言したのだけれど、
  ダービーマッチはさすがにSOLD OUTだっったのである。ウソツキ!!)は、
  スタジアムのなんと最上階の席。遠い!
  そして、そこへのこのこ一人やって来たアジア系の女に、
  隣に座ったおっさん(いかにもワーキングクラスのイギリス映画にでてきそうな・・・)は、
  あきらかにギョッ!!とした顔をし、露骨に身体を私と違う方へむけてしまったのだった。
  ようするに人種差別か!?
  それとも、何考えているのかわからない気持ちの悪い女だと思われたのか?
  ・・・いまだにわからないけれど。
  けどね、私だってイヤだったのよ!おっさん!
  周りの奴全員フーリガンに見えるんだもの!!(人相とか服装が!)
  もちろん、そう見えるだけで、全員ただの、普通のサッカーファンだったけれども!!)


今はイングランドのリーグも、警備の徹底強化のおかげで安全ムードになり、結構女性客も来ていると聞く。
今なら、アジア系やアフリカ系のサポーターも多くなっているのかな?
イングランド代表チームも、もう三分の一以上がアフリカ系の選手だし、
クラブチームも各国からの選手で、非アングロサクソン率は高いし。
でも、今でも間違いなく、あの威圧的な騎馬警官はいて
やばそうな試合では、ゆっくり馬を歩かせながら、高いところからサポーター達を見下ろしていることだろう。
あの光景を思い出すにつけ、日本もジェラルミンの盾を持った機動隊より騎馬警官を・・・・・
と思うのだけれど、<馬に乗れる警察官>ってそんなにいないか。やっぱり。
今から乗馬の特訓をするのも・・・・・・・・ちょっと・・・・・・・・無理かなぁ・・・・・・・・・。

4月10日(水)

4月と言えば、いずこも年度始めである。
学校は新学年を迎え、
私のような自営業者は、あれこれとまた公的なお金を支払う算段を始めなくてはならない時。
4月には<国民年金>と<年金基金>の支払い請求用紙が郵送されて来る。
7月には<国民健康保険>と<住民税>。

さて、4月。
国民年金と年金基金を、一年分まとめてド〜〜ンと一括払いするべく
貯金やら預金やらをかき集め、おかげで我がふところはすっからかんである。
そこまでピーピーなら、一括払いしなければいいのだろうけれど、
まとめて払えば雀の涙ほどではあるけれど割引してもらえるのだ。
スーパーのチラシで特価品を調べて買う、私は生活人。
割引というならなんとしてでも利用せねば!

というわけで、お金の算段に頭を痛めていた本日、妙な郵便物がやって来たのである。
差出人は、高松市の国民健康保険の係。なんだか支払い請求書のようなものが同封されている。
先にも書いたとおり、国民健康保険の請求書は毎年7月に郵送されてくる。
??なんで今頃?
今年から、支払い請求は4月に送ることになったんかいな??
と思いつつ、請求書を見てひっくり返りそうになってしまった。
過年度分・・・というのは平成13年度分だが、
どうやら過年度分のこれこれの金額を、追加で4月30日までに払いまい!(払いなさい!)、
と言うことらしい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ショック!
な、な、なんで?????
追加請求金額は4700円。
決してひっくり返るような大金ではない、と思う。普通の場合ならば。
けれど、今の私はすっからかんなのだ。
こういう時の不意打ちは恐ろしくこたえる!
・・・・・なんで?なんで?なんで?なんでこんなお金払わなあかんの??お金なんかないで。
と、すっかり取り乱し、完全なパニック状態。(・・・4700円で・・・)
こうなると、請求用紙を必死に眺めて請求の理由を理解しようと思っても、全然頭に入らない。
もともと役所から送られて来る書類って、
役所のプロ以外には何がなんだかわからないような作りになっているし。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イヤだ、払いたくない・・・・・・・・・・・・・・・・・。と思った。強く。


先月のこと。全国規模のニュースになってしまったけれど、
我が香川県の県の機関で、8億数千万円にもおよぶ、公金の不正使用が発覚した。
県の職員達が余った予算をため込み、自分達の夜食の弁当代や送別会の餞別、
打ち上げのビール代やらタクシーチケットなどへ流用したというものだ。
と、言ってもこれは、帳簿が残っているこの5年間を調査しての8億数千万円という結果。
当然、このニュースを見たほぼ全員が思ったに違いない。
「台帳が50年分残ってたら、50年分の不正使用があるんちゃうん。」&
「たまたま県庁で不正使用がばれただけで、どこの役所でもやってるんやろ?」

私も思う。思うから、正直な、心から気持ちをここ思い切って言わせていただくと
「役所なんかに、もう1円たりとも払いたくない!!!!!!!!」
のだった。
本当に払いたくなんかない。私のなけなしの税金が、弁当やビールや餞別に化けたかと思うと・・・・・。
ああ、でも払わなかったら・・・・・・・・・・・・。

こうしてしょげかえっているところへ、夫が帰ってきた。
夫は私と違って頭が冷えている。ならば、この支払い請求の理由を解読してくれるだろうか?
解読してくれたのであった。
しばらく請求書を眺めていた夫は、あっさり言った。
 「これ、介護保険の請求やん。」
 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は??」

そうなのだった。さる2月。私は晴れて40歳になったのだった。
介護保険を払わないといかんなぁ。でも、いつどうやって請求が来るんやろ?
と思っていたのだった。(何となく7月に健康保険とまとめてくるのだと思っていた。)
確かに4月からの平成14年度分は健康保険と一緒に請求されるのだろう。
が、バースデイからこっち、3月末までの過年度分は、今払え!と言うことらしい。なぁぁんだ!!
どっと力が抜けた。
仕方がない、払いましょう。なんとか・・・ええ、なんとか・・・。
と、思ったところで、また「ううううううう」とうなってしまった私である。
払えと要求されているのは、平成13年度分の2月と3月分である。これで4700円。
が、
私の誕生日は2月25日なのだ。
今年の2月は28日まで。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・たった4日のためにぃ!?!???!!!!
・・・せこいけれど、本当にせこいけれど最初の年の最初の月は、<日割り>にして欲しかった・・・。
じゃなければ、月初に生まれたかったよ!


  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・しかし、今日の日記は情けないな・・・。
  みみっちいと言うか・・・・・・・・。
  亡き伊丹十三さんが、昔、エッセイ集にこう書いていたっけ。
  「貧乏なのはかまわない。でも貧乏くさいのはいかん!!」
  ・・・本当にそうだと思います。(反省しております)

  4月7日(日)

ワタクシ高橋がア◎ックスの鉄のゲタ・・・いや、シェイプアップ靴なるものを購入して約2ヶ月。
そろそろ、その結果のほどを公表せねばならない時期でしょう。
念のためもう一度書いておくと、<シェイプアップ靴>とは
靴底が前方に9度くらい傾斜しており、平坦な道を歩いても軽い上り坂を歩く効果が得られるという
運動効果の高いウォーキングシューズのことである。

さて、この靴を購入以来、ほぼ一日おきにこれを履いてきた私。
もちろん、一日おきなのは、毎日連続で履くと靴が傷むからだ。
さ、で、、毎日のウォーキングのうち、週3日をこの鉄のゲタに切り替えた結果はと言うと・・・・・・・・・・・。

・・・すみません。よくわかりません。

すみません。すみません。
でも、体重の増加はピタリと止まりました!!ええ!
ただ、シェイプアップ靴で痩せたか?と聞かれれば・・・・・・・・・・・・・・・・・。「??」。

問題はただただ実験台が<私>だったことにつきると思う。
この靴は、ようするに<日頃運動不足、あるいは運動する時間が取れない人が、
短時間でより運動効果を得るためのもの>、つまり、トレーニングのための靴なのである。
足の筋肉を鍛えるための靴なのだ。
しかし、ワタクシ高橋の足には、
この靴を履く以前から、すでに充分すぎるほどの筋肉がついている・・・・・・・・。
そう、自転車や山登りで、人並み以上の筋肉を足に持つ女なのである。私は。
いや・・・、そうではない。この筋肉はもっと年季が入っている・・・。
・・・あまり大きな声では言いたくないけれど、私は中学・高校時代バレーボール部に所属していた
アタックNo.1な女なのである。
特に中学時代のクラブは、絵に描いたような典型的体育会系の部活で、
朝は練習、放課後も練習、土日祝日にも休みナシで練習・・・をしたあげく、
私が中3の時にはついに、県大会&四国大会を勝ち抜いて、全国大会にまで出場した学校なのだった。
(そう、東京は代々木のオリンピック記念体育館で試合もしたのだ。
そして、その後、中学校の名前入りのジャージ姿で東京見物もしたのだ。
・・・・・・・・渋谷のハチ公前で、ジャージ姿で写っている写真は、
私のアルバムの中でも最もこっぱずかしい、出来るなら見たくないもののひとつである・・・・・・。ああ・・・。)
ちなみに数年前、高校の同窓会と言うものに初めて出席してみたけれど、
ここで久し振りに会った中学時代のバレーボール部仲間との会話は以下の通り。
  「・・・・・・・なぁ、・・・いつまでたっても、足の太いんだけは元にもどらんやろぉ・・・・・。」
  「そうなんや・・・。」

このように、年季の入った足の筋肉を持ち、さらにそれを自転車と山登りで鍛えあげてしまった女、
それが私。
そういう女が鉄のゲタをはいたところで、
さらに筋肉が強化され、さらに足回りが太くなっているだけなのでは・・・・・・・・・という気が・・・・・・・・・・・。
ああ!履き始める前に、太股のサイズを測ってから始めるべきであった!!!しまった!!
・・・が、サイズを測ってから始めて、今再び計測して
<筋肉がついた分、さらに太股が太くなっていた>ら・・・・・・・・
この靴、シェイプアップになってないんじゃないの???
ともあれ、完全に実験体の選択ミスであった。
この靴、日頃まったく運動をしないため、太股がモデルさんのように、あるいは木の枝のようにスラッとした人
もしくは、運動をしないため足がプニョプニョ〜〜っとしている人、
そういう人に履いていただかないと効果のほどがわかりにくいのである。
スピードスケートの岡崎選手・・・とはまさか言わないけれど、
マラソンの高橋尚子さんくらいは筋肉のある私ではダメなのだった。
そもそも、<シェイプアップ靴>と言う商品名からして、ちょっと意図が違っているとは思うけれど。

とは言え、個人的にはこの靴が結構好きになった高橋である。
なにせこれを履いて歩くと、「あ〜〜鍛えられとる〜〜」と言う感じがビシバシと伝わってくるのだ。足に。
靴底が厚いので、最初は違和感があるのと(ガキンチョが履いている厚底靴ってこんな感じかしら?)、
階段の下りで感覚が狂うのでちょっと注意が必要なことを除けば、断然OKOK。
そして・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
先日新聞に挟まっていたチラシにこういうものが。
<ア◎ックスの通信販売。不思議なシューズ。>
・・・そう、私の鉄のゲタと同じものを、さらに靴底の傾斜を、3度・5度・9度の3段階に分けて
通信販売しようというのである。勝負に出たな!?ア◎ックス!
けど、勝負に出るのは良いけれど、聞いてくださいな。この通信販売。
傾斜9度の、私の鉄のゲタと同じ靴が、なんと11800円になっているのである。
私は<通◎生活>で、16800円で買ったのに!!!!!!!!!!
値段を下げて一気に販路拡大をねらったか、ア◎ックス。チッキショーーーーー!!!

・・・とはいえ、これはこれから買ってみようと言う人には朗報だろう。
私も、今のを履きつぶした時には、5000円安く買えるんだし・・・・。
なんて自分を慰めてはいるけれど、やっぱ、くやしいわねーーーーー!

さあしかし、私のこの結果報告を読んで、よし!買ってみるべ!なんて人、いるでしょうか・・・・・・・・?


4月6日(土)

昨日金曜日の<探偵!ナイトスクープ>は、リアルタイムで見ることが出来なかった。残念。
でもちゃんと録画で見たから。

さて、昨日の<ナイトスクープ>には、同志社大学の女子寮からの依頼があった。

・・・で、この女子寮というのがなかなかすごかった。
<女子寮>と言う言葉のイメージを180度覆す、築50年のたいそうな建物。
古〜〜いアパート形式、風呂・・・・・はあるのかな?銭湯へ行っているのではないのかな??
トイレは間違いなく共同。
こういう寮へ最近の大学生は入寮したがらないらしく(と言うか、親が入れたがらないのかな?)
20人くらい暮らせる寮に、ただいま寮生はたった2人だそうだった。
根性ありそうな女の子だったなぁ。さすがにこの2人は!こういう女の子って大好き!
この寮生からの依頼は、<開かずの押入を開けたいので助けて>というもので、
まぁそんなに大変なものは押入からは出てこなかったのだけれど、
ただ、これを見た後、大学生時代に寮生活を経験した夫と私はさすがに話がすごく弾んだ!

話のメインは、もちろん、
<いかにとほほな寮生活だったか??>と言うもの。
これはさすがに私がどう頑張っても夫にはかなわない。
男子寮と女子寮だ。
そりゃ、とほほ度が高いのは、どう考えたって<男子寮>。

夫が4年間住んでいたのは神戸市の住吉にある、某大学の男子寮だ。
住吉・・・というのは、そこそこ良いおうちの並んでいる住宅街。
そこに、<鶴の中の掃き溜め>のごとく存在していたのが、その男子寮(今でもあるんだけれど)。
150人からの小汚い男どもがそこには生息していたそうで(今でもそう)
話を聞くたびに、私が住吉の住民なら保健所に電話して
「あの男子寮を焼き払ってくれ!!!!!!!!」
と頼むだろう・・・というようなところである。もちろん今でもそうだろう。
昔のことなので、なにせ電器製品への対応が悪く、
150人のうちの一人が部屋でドライヤーを使い、同時に誰かが部屋の電器コンロで餅でも焼いたら
もう一発でブレーカーが落ちたらしい。
そして、あまりにも頻繁にブレーカーが落ちるため、
真っ暗になったところで誰もブレーカーを上げに行かない。
150人(バイトに行ったりコンパに行ったりで、在室しているのは100人くらいとしても)の男が
暗闇の中で息をこらして<待つ>のである。
何を??
そう、誰かがブレーカーを上げに行くのを、である。
暗闇の中で待つこと数分。
やがて
「グァァァァァァ!!ちくしょうーーーー!!!!」と言う雄叫びとともに
最初に堪忍袋の緒が切れた男(明日試験がある人とか、そういう人)がドバーーン!とドアを開け
ブレーカーを上げに走り、そうしてまた明るい生活が戻ってくる・・・・・・・・・
というような男子寮の生活だったそうだ。なんて楽しい・・・。

さすがに女子寮はそこまではいかなかった。
そりゃ、色々バカなことはやったけれど、寮自体は・・・・・・・・・・・・・・
まあ、男子寮に比べれば可愛いものだと思うのだ。すべてのエピソードが。
私が生活していた女子大の女子寮は、一年生だけが暮らす寮。
田舎から出てきたばっかりの女の子達を、取りあえず一年間面倒見ましょう、という主旨の寮だったのだ。
とまれ、女子大の女子寮と言っても、
小綺麗なヨーロピアンテイストな、おしゃれなものを想像していただいては困る!
それはモルタル2階建ての、20人ばかしが住む、・・・生活感溢れる寮である。
もちろん風呂・トイレは共同。
でも・・・・・まぁ、本当に、夫の暮らしていた男子寮に比べれば、こざっぱりしてただろう。はるかに。

ただ、この寮にも問題がなかったわけではない。
最大の問題は<住所>である。
私が通った女子大は、大阪のかなりな田舎にあった。
はっきり住所を書くと、大阪府南河内郡今熊。
みなみかわち<ぐん>である。さらに<いまくま>である。
とても女子大の所在地とは思えない。実際、大学の周辺は田んぼである。
我が寮は、大学から徒歩3分。当然寮の住所も<南河内郡今熊>・・・・・・・・・・・・・・・。
寮というのは、地方の出身者のためのものなのだ。
私だって香川県の東部の郡部から、「大阪で大学生活をするんやぁ〜〜」と
ウキウキとやって来たのである。
それが、住所、<南河内郡今熊>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
寮生全員が思っていたはずである。
なにが嬉しくてこの住所!!!!!!!!!!!!!!!
女子大の女子寮なんだよ!?!?!!!!!

ああ、それでも、一年間の寮生活は本当に面白かった。
人見知りの激しい時期の私には苦しいことも多かったけれど、
<寮生活>なんて、この世のすべての人間が経験できることではない。
楽しかったことも苦しかったこともひっくるめて、得難い経験だったなぁ・・・・と今では思う。
夫の寮生活は4年間。
しんどいこともあったけれど、やっぱりあんな生活もう2度と出来んかもしれないから
やって良かった!!と言っている。
そう、寮生活。チャンスがあればやっぱり一度経験してみるといいかも、と思う。
一生続くわけではないのだから。
なにより、他では経験できないことがそこにはあるのだから。

朝:りんご、フランスパン2切れ、オリーブオイル、コーヒー
昼:トマトソースの煮込み(トマト、セロリ、ブラウンマッシュルーム、なす、タマネギ、ニンニク
  市販のロールキャベツ、ホタテ)、ハイビスカスティー
夜:パスタ(プチトマト、オイルサーディン、タマネギ、ニンニク)
  サラダ(サニーレタス、プチトマト、きゅうり)、マリボーチーズ、ワイン


        過去の日記へ          トップページへ戻る