A 両神山・両神神社の本社と里宮

両神神社(本社)は、表参道の両神山登山口である日向大谷の里宮から清滝小屋まで行き、
さらに産泰尾根に出て鎖場もある岩稜混じりの急斜面を登り切った山頂主稜にある。
奥社(石祠)は、本社からさらに登った両神山山頂(剣ケ峰 1,724m)にある。

両神山両神神社(両神明神社)は、神仏習合時代は両神明神を祀り、イザナギ・イザナミ命を祀っていた。
表登拝道の登り口(日向大谷)の里宮は、観蔵院と呼ばれ、天台宗の修験の寺として知られていた。
明治の神仏分離後は、金昌寺と八日見神社に改称された。

コース:里宮(日向大谷)〜 2:00 → 清滝小屋 〜 1:00 → 本社 〜 0:40 → 奥社(山頂・剣ケ峰)

  
両神山両神神社・本社

両神神社本社の鳥居前のオオカミ像
山頂主稜部にある本社の鳥居の前に、両神山(両神明神)の眷属のオオカミ像がある。
本社は拝殿だけで無人なので、お札は麓の里宮で頒布されている。
祭神:伊弉諾命 伊弉冉命  御眷属:大口真神(山犬:狼)

埼玉県秩父郡小鹿野町両神薄(両神山山中)

両神山両神神社・里宮

里宮拝所への石段登り口・鳥居前のオオカミ像
里宮の拝所への石段登り口の鳥居の前に、両神山のオオカミ像の一対がある。
また、里宮で、オオカミの姿が入った3種類のお札を頂けるが、火盗除け、四足除けと目的別に頂けるようにもなっている。

埼玉県秩父郡小鹿野町(旧両神村)薄日向大谷
西武鉄道「秩父駅」下車、町営バスで「小鹿野町役場」、乗換え終点「日向大谷」下車4分

里宮の拝所
里宮で頒布されているお札