第9章 2次元配列

2次元配列とは、縦横の 2次元で配列を考えるものです。 第2章で説明した配列は縦方向のみの 1次元配列になります。 (3次元以上もありますがあまり使用しませんので省略します。)


9−1.2次元配列

(1)2次元配列の宣言

プログラムの先頭で型と配列名、縦(行)と横(列)の大きさの宣言を行います。

 概念上は上の図のようになるが、メモリ上はこのように割当てられている。

(2)2次元配列データの取り扱い方

配列の添字を直接指定してデータをアクセスします。

(3)2次元配列データの初期化

{ } を使って初期化リストを書きます。

(4)2次元配列で複数の文字列を設定

複数の文字列は 2次元配列で表すことができます。

char str[3][7] = {
	"ABC", "DEFGHI", "JK"
};
int i;

for (i = 0; i < 3; i++) {
	printf("%s\n", str[i]);
}
 2次元配列の各先頭要素のアドレスは、
配列名[添字]で表す点に注意。
詳しくはポインタの章で説明。
(実行結果)
ABC
DEFGHI
JK
演習
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