PIC赤外線リモコンキー
掲載しているソフトウェア等の利用はフリーとしますが、使用した事により何らかの損害等が発生しても責任は持てませんので自己責任で使用して下さい。
作った人には著作権がありますので、違法とならないようにご利用願います。
2001/08/02 企画発表(今後随時更新予定)
2001/08/03 Ver.0.10 配布開始
2001/08/17 Ver.0.70 マウス操作等も追加
2001/08/17 Ver.0.80 自動ページ変更のBUG修正、APリストの機能向上
2001/08/20 Ver.0.82 2コード受信時処理のBUG修正、その他
2001/08/24 Ver.0.90 ホットキー対応、その他細かい修正
2001/09/02 Ver.1.00 ここまででβ版終了(常駐部切り出しにより常駐メモリ削減、ホットキーの改善、その他細かい修正)
2001/09/07 Ver.1.10 各種改善レベルの修正
2001/09/08 Ver.1.11 赤外線信号の送信機能追加、LAN接続時のバグ修正
2001/09/12 Ver.1.20 音量調整関数の追加、ホットキーの仕様を若干変更
2001/09/15 Ver.1.21
変数設定機能を付けて音量調整を便利にした
2001/09/20 Ver.1.30 キーボードマクロ機能、if文等の追加
2001/09/23 Ver.1.31
設定の再読み込み機能追加、その他細かい修正
2001/09/28 Ver.1.32 IrSend()、Command()等の関数追加や細かい修正
2001/10/02 Ver.1.33
タイマー設定のバグ修正、Reload処理の不具合修正、キーボードマクロを3面に拡大、その他
2001/11/03 Ver.2.00 ブラウザからアクセス可能にした(簡易Webサーバーとして使用可能)
2001/11/25 Ver.2.10 メールで録画予約できるようにした、その他機能追加と改良
2001/11/28 Ver.2.11
無限ループに入る可能性があったバグの修正とちょっとした改良
2001/12/08 Ver.2.20
メールの削除機能や、コマンドファイル作成に関する機能追加等
2002/01/20 Ver.2.21 IrKey Remote対応機能のバグ修正とちょっとした改良
2003/06/15 Ver.2.30 IrKey Remote関連で通信データの暗号化と改良
2003/09/20 Ver.2.40 メールからの処理で機能追加
2004/03/14 Ver.2.50 迷惑メール削除機能を追加
2004/03/21 Ver.2.60 迷惑メール削除機能の強化
2004/08/19 Ver.2.70 迷惑メール削除機能の強化(2)と新しいリモートアクセス機能の追加
2004/10/20 Ver.2.71 新しいリモートアクセス機能の改良
2004/12/05 Ver.2.80 ブラウザでのファイルアップロード&ダウンロードに対応
「はじめに」
各種発表会ではプレゼンテーションソフトが良く使われていますが、多くの場合発表者と操作者の2人が必要とされています。
そんな時にPIC赤外線リモコンキーを使うと、余っている赤外線リモコンを使って発表者が1人でプレゼンテーションを行うことができます。
というのは口実で、実はパソコン用のTVチューナーボードに付属していた赤外線リモコンの反応がとても悪くて使える状態ではなかったので自分で作ってしまおうと思ったわけです。
(一応メーカーのQ&Aではパソコンスロットの電圧が不安定だったりすると反応が悪い様な事が書いて有りましたが本当かどうか判りません)
ブラウザやメールを使って、会社内で共用しているTVや遠隔地のパソコンを操作したりできます。
「概要」
リモコンからの赤外線をPIC16F84による赤外線受信部で受信して、RS232C経由でパソコンに送り込みます。最近のノートパソコンではRS232Cを装備していない場合もありますが、そんな時は市販のUSB-RS232C変換アダプタを使って接続します。
パソコン側ソフトでは、どのボタンが押されたか判定して内部コード(CH1などの文字列)を生成します。
生成された内部コードでテーブルを検索して、マッチしたテーブル内容に従ったキーコードを指定プログラムに送信します。
上記とは逆に、PC側からの指示でTVやVTRを操作する事もできます。
PIC側の電源はRS232Cの信号線から取っていますのでACアダプターも不要です。(給電能力が低いパソコンでは別に電源が必要です)
「できること」
外付けハードウェアが無い場合
ホットキーを使った簡易ランチャー |
プログラムのタイマー起動やキー操作、マウス操作
以下のようなタイマーが設定できます。 |
音量調整 |
多くのエディターで備えているキーボードマクロ
添付データファイルの例では、 |
ブラウザ、メールによる各種操作 簡易Webサーバー |
迷惑メールの削除 |
IrKey Remoteによるパソコンの遠隔操作 |
外付けハードウェアが有る場合
上記に赤外線リモコンからの操作と赤外線の送信が加わります |
「ハードウェアの作成」
とりあえず「PIC赤外線リモコン&I/Oターミナル」(Ver1.30以上)を接続して動作させる事ができます。
4種類有ってどれでも使えるのですが、もっとも簡単な
Type C をお薦めします。
私は小さく作るのが好きなので、 Type C
から赤外線送信部分と電池を省いて(拡張様ジャックで対応)9ピンD-SUBのケースに納めてみました。「PIC赤外線リモコン」のページをご覧下さい。
なお、将来は作れない方のために基板化等を行いたいと思っています。
「パソコン側ソフト」
設定画面だけ見ても、どうなっているかさっぱり判りませんよね。詳しくは添付マニュアルをご覧下さい。
「使用できる赤外線信号」
家電協会フォーマットといわれる信号に類似したものであれば認識可能です。
「今後の機能拡張予定」
・IrConからIrKeyの常駐部に接続して赤外線を送信できるようになりました。IrConのVer.1.31から機能提供
Ver.2.00からブラウザでの操作を実現
・変数を付けたので、条件判断用のif文程度は必要かもしれませんね。Ver.1.30から実現
・現在はホットキー対応のボリューム調整ソフトも常駐しているので、ボリューム調整機能もIrKeyに入れようかと思っています。(制御関数は既に動作確認まで取れました。Ver.1.20から実現(ただしDirectXのゲーム中は操作できません。これをやろうとするとデバイスドライバレベル?でのフックが必要なので現時点ではちょっと情報不足です。)
・コマンド実行部を独立、簡易言語化させようかと思いましたが、別のフリーソフトを起動してやるだけで十分みたいですね。Ver.2.10から使い易くするため、コマンド実行部を独立したファイルにできるようにしました(File関数)。これ以上の機能は別のフリーソフトを起動して実現して下さい。
・メールによるビデオの録画予約(外出時にPHSから操作したい)。Ver.2.10から実現しました。