企業活動にITを導入することで効率化を図ろうとする動きに対し、
こうした考え方を頭から疑ってかかったり、
職を失う懸念に突き動かされてIT導入に反旗を翻したりする人々がいる。
例えばこんな具合だ。
「ITにより効率化が進むと不要な人材が出てくる。
日本企業においては従業員をそうそう簡単に首にできないため、
余剰人員の社内失業が続く。
そうなると効率的な部門からそうでない部門へ冷たい目が向けられる。
結果としてITによる効率化は達成できず、
企業全体で見た場合、効率が落ちるのではないか。
IT導入は日本企業の効率化に果たして効果的なのか疑念を抱かざるを得ない。」
あなたがIT導入を推進する立場であれば、
このような声にどのように答えるだろうか。
a,b のいずれかを選んで欲しい。
a 雇用の確保は企業に課せられた使命であり、
ITの導入には慎重にならざるを得ない。
b ITのネガティブな面は必ずある。IT導入により不要な人材も出てくるだろう。
しかしながら利便性を享受するにはネガティブな面も甘受する必要がある。
a
b
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