顧客や投資家を始めとする利害関係者に自社や自社商品について
もっと知ってもらうため、工場見学を戦略的に活用しよう。

工場や施設の敷地に従業員以外の人が足を踏み入れる機会を増やすことは
従業員が外部の声を聞く契機となる。
外部の目を意識するようになれば、構内の美化や安全対策の向上、
利害関係者との交流が促進されるだろう。


施設や組織の公開には2つの効果がある。
外部の理解を促進する広報の効果と、
施設や組織それ自体の改善に貢献する自己改革効果だ。

工場見学を実施することで好意的な評判を獲得したり、
好ましい企業イメージを構築したりすることが期待される。

また、外部の目を意識することが、倫理的行動や不祥事の防止につながる。

工場見学実施に際し下記の点に留意しよう。
  • 最高の品質の商品を提供しよう
  • 社内環境を清潔に保とう
  • 自然環境を大切にしよう
  • 安全第一を心掛けよう
  • 迷惑行為には毅然とした態度で臨もう
換言すれば、品質向上、衛生管理、環境保護、事故防止、
反社会的勢力との決別や不正行為の排除だ。




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