オズの魔法使い


《登場人物紹介》

ドロシー

《ドロシー》

『オズの魔法使い』の挿し絵を描いたのは
ウィリアム・ウォーレス・デンスロウで
4色刷で出版されました。
長い髪を三つ編みにし、青と白の
ギンガムチェックのワンピース。
旅立ちの時はピンクのずきんをかぶっています。



《トト》

ドロシーがかわいがっている犬。
見た目はヨークシャテリアに近いです。
黒くて長い毛並みをしています。

トト


北の魔女

《北の魔女》

北の魔女はよい魔女です。
とんがり帽子の縁には鈴がついていて
衿はたっぷりとしたひだがあります。
白い服にはきらきらと光る星がついています。
北を示す"N"を形取ったものを先につけた
魔法の杖を持っています。



《マンチキン》

マンチキンはみんな青い服を着ています。
住む家まで真っ青。
とんがり帽子の縁には鈴がついています。
東の国に住む悪い魔女に
悩まされていました。

マンチキン


かかし

《かかし》

おとといマンチキンにつくられた
ばかりのかかしです。
トウモロコシ畑にたたずんでいます。
マンチキンの着古した青い服をきています。
目や口は青いペンキでかかれました。
脳みそをもらうために
オズに会いに行きます。



《ブリキのきこり》

ブリキのきこりは水に弱いです。
錆びついて動けなくなっているところを
ドロシーに助けられました。
心臓をもらうために
オズに会いに行きます。

ブリキのきこり


ライオン

《ライオン》

とっても臆病なライオンです。
森の小動物に馬鹿にされるのではないかと
いつもひやひやしています。
勇気をもらうために
オズに会いに行きます。


《紙芝居ふうに物語のさわりをご紹介》


-*-参考文献-*-
福音館古典童話シリーズ 28
『オズの魔法使い』
(福音館書店)
図書館へ行けば、児童書のところに置いてあるかもしれません。挿し絵は初版本に掲載されてあったもので、構成もほぼ忠実に再現されているようです。
画/ウィリアム・ウォーレス・デンスロウ


-*-豆情報-*-
L・Frank・Barm
(1856年〜1919年)
ニューヨーク州に生まれる。1900年に『オズの魔法使い』を出版。1902年、ボーム自身の脚本でミュージカルとなり、ブロードウェイでロングランとなる。
『オズの魔法使い』
(ハヤカワ文庫)
訳/佐藤高子
ライマン・フランク・ボームによるオズシリーズ、ハヤカワ文庫より全14冊刊行。
『オズの魔法使い』
(くもん出版)
画/いがらし ゆみこ
キャンディ・キャンディのイラストでおなじみ、いがらしゆみこさんが挿し絵を担当した本があるらしいのですが、私はまだ実物に出会っていません。


-*-オズに詳しいサイトの紹介-*-
真留子の
オズのホームページ
ボームの書いたオズシリーズはもちろん、オズのことを幅広くリサーチしている真留子さんのホームページ。


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