高圧洗浄機の故障

「精和産業株式会社の防音高圧洗浄機・型式 JC−1513GLB」のトラブル
防音高圧洗浄機・型式 JC−1513GLB
平成13年 2月 井上商会より購入(2月23日)
 〃 13年 6月 ランス購入、70p 一本、チップ30° 一コ。
 〃 13年 8月 ランス購入、3p 一本、チップ30° 一コ。
 〃 14年 2月 水道直結ジョイント購入。
 〃 14年 2月 洗浄機ホース修理
 〃 15年 6月 ポンプ修理、ポンプホース破損
 〃 15年12月 ポンプオイル漏れ、トラブル発生。
 〃 16年 1月 ポンプオイル漏れ、修理

平成14年2月
ガン手元のホースがひび割れを起こし一部切り落とし、修理。

平成15年6月
下記の小さな文字で書かれた文は、「ひとりごと」のコーナーで書いたものです。
当時ハッキリと書きませんでしたが、圧力の上がらない原因が水道直結ジョイントにありました。使用始めてちょうど一年で金属部の内部に錆が発生し、その錆がポンプに入り圧力が上がらなくなったのです。
以下、精和産業株式会社からの報告書です。

件名、高圧洗浄機水道直結ジョイント 錆発生の件        精和産業株式会社
1.不具合発生状況
高圧洗浄機「JC−1513GLB」にて水道直結ホースを用いて作業を行っていたところ、圧力が低下し、その後水道圧力分しか水が出なくなった。
問題発生日:平成15年6月4日
2.現品調査
水道直結ジョイント1/2(材質:鉄)管内部に多くの錆の蓄積が見られる。
3.見解
ご指摘の有りました通り、水の吸入の際に直結ジョイント管内の錆を機械に吸い込んだために、アンローダ及びポンプ内部が詰まり、故障の原因になったものと考えられます。
今後の対策として、金具材質を鉄から錆びにくい白鍮に変更し、品質改良する方向で早急に進めてまいります。
という内容です。
尚、ポンプホース破損については見解がありませんでした。

8月1日、水道直結ジョイント改良品交換。
よって、8月以前に作られた水道直結ジョイントを使用し、ポンプの圧力が上がらない機械の多くは錆の詰まりによるトラブルと考えられます。

 「機械を知り合いに貸した朝、9時頃突然「圧力が上がらない!」という電話が入り、「どうしたものかなー」などと思案、その後何度も電話を入れたが応答が無く、夕刻6時過ぎにようやく電話が掛かってきて、「圧力があまり上がらなかったが、何とか洗浄できました」との報告。
その時は、不安を感じたものの仕事がいそがしいのでつい確認を怠ってしまいました。
一週間後、レンガとタイルの洗浄のため洗浄剤(ピカソ)を塗布後、「さあ!きれいにしましょう!」と勢い込んでエンジンを始動させレバーを握ると「な!なんと」、水道水の圧力分しか水が出てこない状態です。使用機械は、精和産業株式会社の防音高圧洗浄機・型式 JC−1513GLBを水道から機械にホースで直結で使用するタイプです。仕方がないので三和塗装に行き、たまたま空いていた一台を借りてきてエンジンをかけ始めました。(T_T)…ガ〜ンとショック!?。 またも圧力が上がったり下がったりで満足に洗浄できない状態。
結局この日は、他の作業をすることにしました。
洗浄機が3日で修理され帰ってきました。水道直結だけど、始業時などにホースについたゴミが機械に詰まってしまったとの報告。「本当は、部品交換などをしてキチンと直さなければいけないが、急いでいるようなのでとりあえず使用できる状態にしました」と、お話しをいただきホッとしました。
次の日、洗浄剤を塗り洗浄開始。やはり以前みたいな状態ではなく圧力が上下し、どうにか出来るかなという状態。五分ほど私が室内で床の作業をしていると、「機械の具合が悪く圧力が思うように上がりません」と芝山君。急いで駆けつけてみると、(@_@)?? 機械の中で水があふれている、ホースが裂け水が噴きだしている。即入院です、とほほほー(T_T) (T_T) 
3日ほど後に外壁・屋根他の洗浄がありましたが、レンタル洗浄機で急場をしのぎました。

平成15年12月
下記の小さな文字で書かれた文は、「ひとりごと」のコーナーで書いたものです。

 「12月23日の出来事です、雨戸の吹付塗装をしている途中で、コンプレッサーの回転数が上がったり下がったりするようになり間もなく止まってしまいました。ガソリンがうまく供給されないのかと思い、自分なりに原因を探り解決をしようとしたのですが判らず、大丸工機さんに修理を依頼しました。コンプレッサーの修理が1日で終わり引き取りに行くと、空気を取り入れる所にゴミなどが入らないようにフィルターが付いておりますが、その部分に塗料のミストが付着して、コンプレッサーが酸欠状態に陥り止まってしまったとの事でした。日頃のメンテを怠ったことが原因です、大丸工機さんに指摘され恥ずかしくなった次第です。

 25日、仕事の合間を見て倉庫の不要品等の整理をしていたところ、高圧洗浄機の下から油が流れ出ているのを発見。エンジンからの油漏れらしいので、購入した井上商会さんに搬入し修理を依頼しました。
塗り替え塗装工事は、高圧洗浄機無しで考えられないほど重要になっており、できるのでれば故障など起きないような機械であってほしいものです。
 26日、修理屋さんが洗浄機の外側カバーをはずし検査をしたところ、
エンジンからの油漏れでなく、ポンプからの油漏れが判明し油が殆ど残っていなかったそうです。
修理屋さんが言われるには「精和産業株式会社の防音高圧洗浄機・型式 JC−1513GLB」は発売されてから3年経ちますが、
ポンプパッキンの不良から油漏れを起こす事例が何件もあり、パッキンを交換しても時期にまた油漏れを起こす」との事です。
パッキン交換をするのではなく、ポンプを交換したほうが良いとのことでした。でも、ポンプ交換には10万円かかるそうです。
以前もポンプホースが破けるなど、2年ほどしか経っていない機械なのにトラブルが多いような気がします。
今回は、修理屋さんでなくメーカー(精和産業株式会社)さんに修理を依頼しました。
年明けでなければトラブルの詳細は判りませんが、詳しくお聞きしたいと思います。」

平成16年1月
「ひとりごと」に書いた通りの状況だったのですが、今度のトラブルでは今ひとつ納得がいかない修理内容となってしまいました。

前回のこともありキチンと報告書添付をお願いしたのですが、今回は文書での回答は得られませんでした。販売店・代理店・メーカーさんと4人で話し合いを持ちました。
以下、その時の内容です。
 精和産業株式会社 東京営業所 技術サービス 塗装機器コンサルタント ○○様。
 販売代理店 大塚刷毛製造株式会社 千葉支店 △○様
 販売店 井上商会様
 太陽塗装

 はじめに、壊れた原因がポンプが焼き付けを起こした事であるとの説明がメーカーさんよりありました。
その内容は、従来の常識よりかなりかけ離れ「半年に一度ポンプオイルを全取り替えをしてください」「半年毎にオイルを取り替えなければ、また壊れます」という話です。
 「コンプレッサー、高圧洗浄機類は常識的にポンプオイルは規定以上に入っていれば焼き付けを起こす事などは今まではなかったように思いますが」の問いに、回答を得られませんでした。

この件について、家に帰り「高圧洗浄機取扱説明書」を確認しました。
エンジンオイルについては、「毎日点検・不足していると焼き付けの原因になります」と書かれています。ポンプオイルについては、(毎日点検)
●ポンプ上部にオイルゲージ棒が有りますのでオイルを点検し、不足していてらディーゼルエンジンオイルを入れてください。▲オイルはガソリンエンジンオイルでも支障はありませんが、ディーゼルエンジンオイルの方が許容温度範囲が広いため耐久性があります。
と書かれています。

 「精和産業株式会社の防音高圧洗浄機・型式 JC−1513GLB」を使用する以前は岩田の高圧洗浄機を使用していましたがポンプオイルの交換もせずに12年間焼き付けを起こしませんでした。コンプレッサーも現在10年ほど立ちますがポンプオイルの交換をやはりしておりませんが問題ありません。知り合いの業社に聞いても同様なメンテナンスだと申しております。

この席において、機械トラブルをメールにて問い合わせをしたところ無回答でしたので「どうしてですか?」と聞きますと持ち帰って回答すると言ったきり今だ回答がありません。知り合いの方も機械トラブルの問い合わせには返信されなかったそうです。?????…。

最後に、平成15年暮れに新しい高圧洗浄機が精和産業株式会社より発売されております。販売店に貼られてあるポスターを見たら「焼き付けを起こしにくいエンジン配置になっており安心です」というような内容です。

 作業中の機械トラブルは、本当に困ります。1月13日、「株式会社シンショー」の高圧洗浄機を購入しました。本当のところ洗浄機は一台で十分なのですが、…………………。

修理屋さんの話では、同様な機械トラブルに合っている業社が何社かあるそうです。




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