井上寫山先生の  門下生

更新 H23.11.23(水)
昭和57年に揮毫されたものですが、寫山先生が生前には何もおっしゃられなかったので知らなかったのですが、偶然にも
見つけました。懐かしくて嬉しくなりました。

寫山先生らしい書体で書かれています。願の文字も洒落ています。
落款には、寫 山 才 書 と書かれていますが、寫山の下に
才と書かれたのは初めて拝見したのですが、珍しいので先生にお尋ねしたいところですが、残念ながら今となっては出来ません。
 
私が、寫山先生にめぐり合う以前の門下生達です。(小林 白英 氏に頂いた写真です。実際の撮影年は不明です。)
前列右から2番目が、先生です。前列中央が私を寫山先生に紹介
してくださった1番兄弟子の 小林白英 氏です。ほんとうに良くして
いただきました。今は、全員が故人となってしまいました。
他の兄弟子達からも、私は大変かわいがられていました。今となっては恩返しをしようにも出来ません。みんな書道が大好きでした。特に、岸浦漁笛 氏は亡くなる日まで病院のベッドの横に硯を置いて、筆を持つ力がないのに書きたいと言っていたのを、私は涙が吹き出るをこらえながら聞いたのを思い出します。他の兄弟子達も筆を持つとほんとうに嬉しそうでした。
                                                                                                京都府の綾部の黒谷にて、和紙漉きの見学旅行
寫山先生と兄弟子たちです。

上段左から、友情参加の飯塚氏、林 氏、寫山先生、
岸浦漁笛、中段左から山本氏、私、下段左から林野氏、
林野氏のご子息、小林白英、寫山先生の奥様  です。
写真を撮って下さったのが、廣瀬冑山です。本人が写ってないのが残念です。
(写真はデジタル化したものなので、実際は昭和48年です)
           (二段目右。私が22歳の時です)
姫路市の最東北の山田町にある寺にて有意義な一日でした。小川氏宅で、寫山先生の条幅全紙揮毫を拝見しました。
  
左から寫山先生、 私、 小林白英先輩、梅木東風先輩、小川氏 です。

(実際の撮影日は 昭和61年です)
(左から二番目、私が35歳の時です。)