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貴布禰宮 : 高神 闇神 美津波女命
八幡宮 : 息長足媛命 品陀和気命 玉依姫命 |
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文字は、いずれも穂先の切れ味が鋭く、沈着で風格のある安定した字形で、
筆脈も絶妙であり、温和で品致を感じる草書体で書かれている。(作者不明)
※文字を直訳すれば、優れた徳と、国を統率することを兼ね備えているということか。
日本書紀巻第三に、「然後、兼六合以開都、掩八紘而為宇、不亦可乎。」
訓読み:然りして後に、六合(くにのうち)を兼ねて都を開き、
八紘(あめのした)を掩(おほ)いて宇(いえ)にせむこと亦可(よ)からずや。
霊徳 : 神秘さを感ずるほどに優れた徳
六合 : 東、西、南、北、天、地、の六の範囲である。
「くに」と読み、支配の範囲を意味する。
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※文字を直訳すれば、天皇の威光が、世界を掩っているということか。
皇威 : 天皇の威光
八紘 : 東、西、南、北、 北東、南東、南西、北西、の八の方位で世界を意味する。
「あめのした」「あめつち」と読む。
※「八紘之基柱」(あめつちのもとはしら)が宮崎県平和台公園にある。
【八紘為宇】【八紘一宇】 はっこういう、はっこういちう、
「宇」 : 屋根のこと
武力による国内統一を主題とした脈略で、世界規模で解釈すれば
世界の武力征服の思想に結びつく。
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【文字解読】
紀元2600年記念
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皇紀 元年 (紀元前660年)は、神武天皇よりスタートしている。
紀元 2600年は、(昭和15年、西暦1940年)に該当し、式典をおこなっている。
昭和15年11月10日式典
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