第33回ホノルルマラソン健闘記(2005・12・11)
平成17年(2003年)12月11日に開催される第33回ホノルルマラソンはわたしにとって忘れられない大会参加になります。ちょうど参加12回目の記念であり、わたしの古稀の祝いの集大成のイベントを飾ることができると今から心ワクワクです。
出発までの準備
(1)マラソンツアー会社の選定と手続き:航空会社の選定、現地ホテル予約など
  私は海外マラソンのツアー会社は一貫して、鞄立トラベルビューロー(HTB)主催の「日立マラソンツアー」http://www.hitachitravel.co.jp/kaigai/marathon/marathon.htmlに参加しております。同社のコースはAコースからEコースまで選択できますが、今回は前倒し1日まえに出発して帰国は2日延長のオプシオンをお願いして、12月6日(火)出発、12月17日(土)帰国の12日間コースを決めました。70歳を越えて当日のマラソン大会の調子をあわせるために早く現地入りしたいのが理由です。このためにフライトの早期GET割引航空券を9月には予約してもらいます。(全日空)。ホノルルマラソンの時は1万人以上の旅行者が短期間に渡航するのでなかなかフライトがきまりません。早期GETは早い段階から予約ができ便名と座席まで往復予約ができますので安心です。予約の取り消し変更はできませんが。「往路NA−1052便、帰路NA=1051便」。そして滞在先のコンドミニアムを予約してもらいます。いつもワイキキにある「アストンアットワイキキバニアン」をお願いします。(注:2005年8月から「ResortQuest]に名称変更になりました。11月16日に旅行費用を振り込みました。今年から燃油サーチャージ¥10,000が加算されています。原油高の影響ですね。とにかくツアー扱いでわたしたちシニアーのオプシオンにも親切に対応してくれるHTBマラソンデスクの皆さんには感謝しています。
(2)ホノルルマラソンのエントリー
 9月中旬に参加申し込みを完了すつと、HTB社から送られてくる「「エントリー用紙」に所定の記載事項を記載して提出すると同社がホノルルマラソン協会日本事務局へ申し込みを代行してくれます。第1期(10月28日)までは¥10,200の参加料になります。日本における申し込みは11月11日締め切りですから、あとはホノルルでの本部「ハワイ・コンベンシオン・センター」の「パッケット・ピックアップ会場」で直接申し込むことができます。($125)。11月15日に日本事務局からJALホノルルマラソンゼッケン番号通知、引換票」が郵送されてきました。私のゼッケンNOは27515です。今年のホノルルマラソンの国内での申し込みは16,110名で昨年より1500人多いとの情報がメールでありました。
(3)成田空港でのパーキング手配
 わたしはいつもNewUSAパーキングを利用させてもらいます。自宅日立市久慈町から95kmで一番近い駐車場です。12日間で¥4095と格安です。芋のおみやげ付きです。予約は出発便と到着便のフライトと時間がわかった時点でオンライン予約で簡単に予約できます。予約ができると予約番号が報告されます。もちろんパーキング場から空港到着口までの往復は専用連絡バスで送ってくれます。
(4)ホノルルの天気予報
 出発まえに気になるのはホノルルの天候です。インターネット検索をしていて天気予報のHPをみつけました。  http://www.wunderground.com/cgi-bin/findweather/getForecast?query=honolulu
2005・11・29AM12のホノルルの天気はやや曇り、79F、26℃湿度78%です。ハワイの冬期は雨期シーズンでからったとした常夏のハワイの感じはしません。マラソン当日の天候は晴れときどき曇りがいいのですが。
(5)サポーター
 実はわたしは67kgの体重が減らずにランナーとしては不適な体重で悩んでいます。フルマラソン途中で一番おそれるのが膝への負担からくる激痛です。そこで4年まえから日東電工鰍フテープ「ひざかんたん」を愛用させていただいています。(2枚いり75mmx435mm)¥700です。今年も装着して完走をまざします。








(6)ランニング・シューズ
初めてわたしが海外マラソン・ホノルルマラソンに参加したのは12年前、日本でナイキからエアーMAXが販売されました。かかどにエアークッションが装着されていました。価格も¥1300と当時では高価でしたが思い切って購入しました。一年間使用させてもらいました。ここ数年はホノルルのショップで来年用のランニングシューズを購入しています。わたしが愛用しているのはサッカニー(SAUCONY)のモデルXT−900です。硬度の高いカーボラバーで衝撃から足を守ってくれる設計でつま先もゆっくり土踏まずの高いわたしにはいいシューズです。大会の15日まえから着用して調子をみています。(写真は一年間使用したシューズとの比較です。)











第1日目:12月6日(火)
自宅発16:00⇒NewUSA駐車場18:35⇒第2タミナール19:00着 NH1052便21:25/ホノルル国際空港着9:15
宿泊ホテル:アストン・ワイキキバニアン到着10:00 部屋タワーU25階2507号室(山側ビユー)
今朝のホノルル国際空港の天気は晴れ時々曇り27℃、微風のおだやかなホノルルの空気に触れるとほっとします。スムーズに通関が済み、持ち込んだ食料品も無事パスしてほっとします。我が家に戻ったような気になるのはハワイの花の匂いとゆっくりしたハワイの人たちのアロハスピリットと笑顔かも。 空港からワイキキまでは25分ほど、宿泊のワイキキバニアン コンドミニアム(バニアンは去年とっかりません。(注:2005・08からASTON ResortQuest HAWAIグループになりました。)部屋はすでに使用できる状態をゆうくりした案内された部屋からの写真です。感激です。隣りのワイキキコミュニテーセンターの空き地に今日火曜日は野菜のフリーマーケットがたっており早速ハワイの新鮮な野菜果物を購入します。これはコンド生活を快適に経済的に過ごすことにかかせない買物です。小休止したあと、ホテルから「Free taxi Coupon」無料タクシー券を使ってDFSまで送ってもらいます。かえりはワイキキインターナショナルマーケット内にある「新鴻運香港小厨」で中華弁当を持ち帰り、クヒオ通りのフードパンドリー(スーパー)でビール食糧品を仕入れます。部屋には日立のレンジとIHIヒーターと大型冷蔵庫が完備しておりこれからマラソンに向って快適なコンドの生活ができます。そして6階のレクレーションフローアーのドライサウナでリフレッシュして1日目は午後9時にはベットに入りました。
 

ハワイに来てまず入手できるのはワイキキのどこでも得られる無料の情報雑誌とホテルゲストに配布されるクーポン券、新聞です。そして毎日部屋に無料配布される新聞「The Honolulu Advertiser」です。わたしは丹念に目を通し計画の手助けとします。
 
第2日目:12月7日(水)ジョギングinカピオラニ公園 ゼッケン受け取りinマラソンエキスポ会場
わたしが大会5日目にホノルル入りする理由はジョギング調整と体調調整にあります。今朝からジョギング開始です。コースはカピオラニ公園で大会用のテントも立ち始まりました。

わたしは去年65歳以上のシニアに与えられる5年間有効のTheBusのパス(10$)を購入しました。そして今月12月の月間有効のBusステッカー(5$)をアラモアナSCにあるシテーホールで購入しました。これでオハフ島内を巡廻するBusは乗り放題です。旅行者を含めシニアーにやさしいホノルル市の方針に大感謝しております。去年からマラソン大会のゼッケンは本人が直接にマラソンエキスポ会場に行って受け取る方式になrました。東京のホノルルマラソン本部から受取票を事前に受け取っていますので手続きはかんたんです。靴に装着するチップとゼッケン番号をパソコン上で確認することになっています。マラソン途上の通過タイムもゴール地点でデスプレーされるなど大会運営が電子化されているのに感心させられます。会場ではスポーツ関連企業のブーツも並びショピングもたのしめます。わたしはナイキブーツで実際の走り方で足の動きを計測していただき最適な靴の選定についてのアドバイスをうけました。そしてフアイテンショップでは腿の処にチタンテープを張ってもらいました。午後にはマラソンツアー一陣が到着して本部ホテルマリオットに日立マラソンデスクが開設、スプリンターの遠藤夫妻らはダイアモンドヘッドまでの試走にでかけていきました。わたしの大好きなマラソン仲間で3時間を切るスプリンターで尊敬しています。
  
第3日目:12月08日(木)ホノルルマラソンレジェント5kに参加、えひめ丸慰霊碑訪問
マラソン大会まであと4日、大会の関連行事のひとつとして「ホノルルマラソンレジェント5k」に参加します。去年まで「DIAMOND HEAD DUET」といわれたランニングで男女2ペアーの合計時間で入賞をあらそいます。市民対象の早朝ランニングで過去の著名なマラソン大会で優勝した往年のシニアアスリストも参加してくれます。今年からはひとりでも参加でみます。カピオラリー公園を2周5kmを午前7時50分に男女一斉にスタートします。1000人までにシャープペンが参加賞として配られました。今日は34分で完走、去年より3分改善まあまあです。ちょうどボストンマラソン優勝者のショーターさんからサインをもらうことができました。ありがとう。
 
今日はカカアコ・ウオーターフロントパークにあるえひめ丸慰霊碑を訪問して目礼しました。ここは観光スポットでないのであまり観光客はみられません。アロハタワーを訪問後、#57バスで5分くらいアラモアナSCに戻るちょうど中間にあります。宇和島水産高校の実習船がダイアモンド沖で原子力潜水艦グリーンビルと衝突したのは2001年2月です。翌年の2月に慰霊碑が完成されました。この年は9:11の同時多発テロもありホノルルマラソンは第29回大会でした。わたしは参加しましたが、スタート台にはNY消防隊長がたつすこし異常な大会になりました。ホノルルマラソンの時期は真珠湾攻撃の時期に重なり、シニアのわたしには複雑な気持を持って参加しております。平和で世界中が平穏な時期でのホノルルマラソン開催を祈ります。ウオータフロントパークからダイアモンドヘッドを展望は絶景です。
  
第4日目:12月9日(金)晴れ

今日はハワイ大学マノア校に見学にでかけました。ワイキキから#4バスで15分ほどの近距離にある総合大学です。文化、農業、機械工学系と18,000人(留学生14,000人)敷地は300エーカーもあります。キャンパスセンターにはレストランやブックショップもあり、学用品、ユニホーム、パソコンなども販売されていて一般のゲストも買い求めることができます。広い敷地内を散歩しているだけでも気が青春時代に戻ります。
  
第5日目:12月10日(土)晴れ27℃
いよいよ大会は明日になりました。今朝のラジオ放送では22便8000人の日本韓国からの入国者とのことです。明日の大会のために栄養をつけなければなりません。今年も255Beachwalkビーチウオーク通りのイタリアンレストラン・アランチーノ(Arancino)でスハゲテーペスカトーレ(海の幸のスパゲテー)$18と車えびのピッツァ$17をいただきました。今日の便で最終ランナーも到着しました。午後4時からテント村で結団式?自己紹介とマラソンへの注意事項などを報告しあいます。わたしはシニアー71歳の高齢遅ランナーとしての自戒の弁を紹介しました。「のらくろおやじのマラソン完走法則」(1)あきらめない(2)あせらない(3)歩かない(4)後を振り向かない(5)ありがとうMahaloボランテアの方に感謝の帰し
おにぎり弁当を食べて午後8時にはベットに入ります。

第6日目12月11日(日)ホノルルマラソン当日
本部から公式に発表された本日の天気は午前5時現在で晴れ時々くもり、気温21℃湿度84度、風速北北東の風4マイル/時、午前11時で、気温26℃湿度64%風速8マイルです。過去11回の経験でもホノルルマラソン日寄りのいい条件です。4時間台のランナーには午前9時にはゴールできるのでなんら問題はありませんが、7時間わたしには多少後半の2時間がこたえます。
昨夜8時に横になり自然に目がさめたのが午前1時30分、6時間は睡眠をとれたので寝不足ということはありません。マラソンでは睡眠不足と体調不良は最悪です。午前3時15分にはデスクに集合、チャーターバスで17分、アラモアナホテル玄関に着きます。ツアーマラソン者はここで手荷物は保管いただけるので助かります。ホテルのトイレとスタート地点の仮設トイレはいつも待ちのランナーで混み合っています。それぞれ記念写真をとったらスタート地点に向います。




続々と人たちが湧いてきたようにスタート地点のアラモアナSC前のALA MOANA BLVDに集まってきます。アラモアナホテルからスタート地点のIBMビルまでは1kmもあるだろうか。
完走時間ごとにスタート待ち場所が決められていますが、みんなはほとんど3時間台の位置にだんご状態で座り込んだりしてスタートをまっています。わたしはウオークの仲間にスタート地点を見せてやりたく、30分くらい前に場所を確保します。4時55分スタートする車椅子競技者たち、先導する競技用自転車の人たち、ホノルル警察ブラスバンドの演奏、アメリカ国歌斉唱、家主催者の挨拶、メインゲスト今回は坂口憲二さんらしい。昨年は野口みずきさんでした。KONISHIKIさんであったり魔人の佐々木投手であったり思い出しています。5時花火があがります。いよいよスタートです。42km7時間目標の時間がせまります。










5時3分わたしもスタートラインをふみだしました。いつも右側の歩道を走ります。1kmの表示で計測すると8分です。最後までこのペースなら6時間台ですが後半は1km10分これでは少し早歩きの人と同じ、ハーフまでは8時間台のペースを保とうと考えながらはしります。一旦アロハタワーに向ったルートは右折してクリスマスツりーがきれいなダウンタウーンへそして5km地点でふたたびアラモアナSCにもどります。アラモアナSCバス停前で日立の立旗とバンクバー市から応援に駆けつけてくれた向井さんが声をかけてくれます。これからワイキキの中心街のカラカウアアベニュに入ります。応援の一番おおいメインーンストリートです。9km地点のホテルマリオットのところでは家内たちが待っていてくれるはずです。あまり遅くても心配するでしょうし、わたしも10kmまでは1時間20分で通過したいとペースをおそいながら走ります。










10kmから15kmまで:ゴール地点のカピオラニ公園を半周するといよいよダイアモンドへっドへの登りです。日の出は午前7時ごろ、わたしが10km地点を通過した時間は午前6時半ごろですから、日の出に向って薄明るくなってきました。まだまだ元気が残っておりあまり登りは苦痛になりません。もっともどんどんランナーの流れからはおくれていくのですが。歩き出すランナーも見かけ人事ながら気になります。ダイアモンドヘッド近くでトップ車椅子ランナーがすごいスピードで下ってきました。そしてマラソントップ、ケニアのジミームインデイ選手が独走態勢であらわれました。2時間12分でゴールしました。もうまもなく日の出です。写真をとる余裕などないのに記念写真を撮るランナーもいます。ケイタイで自分の状況をしらせるランナーさまざまです。

 
15km地点(ダイアモンドヘッドメモリアルパーク)から25km地点(ハワイカイ住宅街)までのがんばり方が勝負。わたしたちシニアーランナーは毎日ジョギングの練習はしていてもたかだか10kmとまりでここからの10kmをどこまでがんばれるかが勝負です。そのことはわかってはいるのですが、足全体に筋肉痛が生じてきます。17地点からカハラモール住宅街に早朝にもかかわらずボランテアの楽団に勇気をもらいます。やがてカハラモールからカラニアナオーレHwyにターウンします。ここは行きと帰路のランナーが交差する場所で各チームの応援団が終結するところです。またここに戻るまで単調で長い長いハイウエーのランニングがはじまります。すでにハワイカイを一周してダイアモンドヘッドに向う3時間から4時間台の市民ランナーが快調に走ってきます。同じランナーでこうも走力に差があるのか感心しながらわたしはしたすら次のエイドステーヨンまで足元のステップと呼吸をととのえながら一歩一歩確実に進みます。途中救急車で救助されている女性ランナーを目撃します。決して他人ごとではありません。外国での緊急医療は保険でまかないくらいかかるといわれてきたので「がんばらない」ことが必要です。
25kmkら35kmまで後半ハワイカイ住宅街を一巡してHwayにでます。ここでいつもサンタクロースの衣装でアコーデオンでクリスマスソングを弾いて応援してくれるすてきな女性に挨拶をします。去年の写真とお土産をわたし小休止です。わたしがレース中に唯一回たちどまりグリーテングをかわすひとときです。勇気をもらって別れをつげます。わたしのことはよく覚えていてくれました。Hway終点付近は有名なハワイアンオープンゴルフ場のワイアラエカントリークラブがあります。ハーフ通過時点ですでに3時間15分もかかっているので7時間以内で完走するのも容易ではなくなりました。30kmでの公式通過タイムは04:52:27と計測されました。(午前10時)目標の7時間ゴールに残された時間は2時間です。12kmを2時間というのは問題ないのですが、わたしの場合はスロースピードですからそこが問題なのです。決し歩かないで完走するのが最低の条件です。エイドステーシオンごとに氷をいただき帽子のなかにいれて頭部をひやします。このころからからだはAmino-Valueよりも氷水を求めてきます。ゼリー状のエナジーで補給しながら完走をまざします。
 
35kmからゴールまでの長い道のり カハラの住宅街にでます。ルートはカハラ通りです。途中にスマイル公式の写真撮影スポットにさしかります。みんな両手をあげてアロハスマイルです。わたしもポーズ、ひたすら走ります。ダイヤモンドヘッドのピークには柴田さんら日立マラソンチームの方々が私のため?に迎えにきていてくれます。疲れはピークですがこれでまたエネルギーをもらいます。最後まであきらめない。歩かないそしてゴール、今日はアナウンス「日立石原ジャパンただいまゴールしました。」アナウンスまでいただきました。感激です。現地時間AM12時10分21秒です。わたしの121回目のホノルルマラソン(マウイマラソンを含めて)は全て完走でおわりました。累計で国内・国外マラソン大会は今回で38回目になります。一度もリタイアすることなく完走できたことはわたしにわたしからさしあげたい勲章です。デスカバーアロハ(日立マラソンテント)では応援団とランナーのみなさんが遅い私を心配してまっていてくれました。ランチを食べて全員の記念撮影と午後はまだまだ到着するランナーと入賞者の表彰式がおこなわれています。わたしはバニアンにもどりサウナでマサージ、完走祝賀夕食会会場「和さび」でみなさんと健闘をいわいました。

Masao Ishihara #27515
of Hitachi-Shi JAPAN
10K: 01:25:13
Half Marathon: 03:15:42
30K: 04:52:27
Gun Time: 07:10:21
Finish Time: 07:06:53

Placed 19839th of 24261 Total Finishers
11201 st of 12783 Males
103 rd of 145 Males aged 70 to 74

今年のホノルルマラソンの完走記録7時間6分52秒の記録は去年の7時間13分58秒からみると7分改善されたことになります。これは走力がついたのではなく、レース途中のストレッチングとランチタイムを節約できたためで、しかし結果としてレース中の足の故障や疲労が少なかったことが良かったとおもいます。あと一年、練習を継続すれば走力、持久力も改善され6時間台の完走も可能です。マラソンは夢への挑戦をあたえてくれるすばらしい出会いだと感謝しております。

     2005ホノルルマラソンの公式記録から
 男子優勝:ジミー・ムインデイ(ケニア)2:12:00 3連勝 日本選手 副島正純(福島県)5位2:27:32
 女子優勝:オリシャ・ヌルガリエバ(ロシア)2:30:24   日本選手 早川英里(2003年優勝)2位2:32:54     
 最終ランナー14:19:02(午後7時19分)ごくろうさま
 ホノルルマラソンを支える裏方のご努力のデータから
 ボランテアの人 9950人 簡易トイレ465セット 氷56トン 紙コップ190万個



第7日目 12月12日(月)晴れ オハウ島めぐり(#52バス:ノースシュアー・タートルベイまでの一日旅)
ホノルルマラソンが終って今日、明日と大部分の日本からのランナーたちは帰国します。まさに師走です。わたしたちのシニアーGrは今週15日(木)まで4日間滞在してオハフ島の観光とショッピングに楽しむスケジュールでハワイにきました。今日はその第一日目です。初めてのビジターのため4DAYパス($20)を購入してもらいバスを乗り回しての観光の案内をいたします。今日は#52で東まわりノースシュアー・タートルベイまでの一日バス小旅行です。オハフ島のサークルランド周りのバスはすべてアラモアナSCのバスタミナルから発車してここに戻ります。最初の訪問地はちょうどオハフ島の中央部に広がる赤土の農業土地でさとうきびやパイナップルの産地に適しているところです。ここにぽつんとドール・プランテーシヨンハワイ(Dole Plantation HAWAII)があります。およそ2時間のバスでの移動です。この路線は30分に1本の割合で運行されるので、乗り遅れないように行動しなければなりません。ショッピングとパイナップルアイスクリームと農園での記念写真とりで1時間はあっというまに過ぎていきます。


11月中旬から12月20日までサファーのメッカ・ノースシュアーサンセットビーチ、パイプラインなど有名な海岸でサーフインの世界大会が開催されています。今日は波がよくなく大会は中止になっておりました。(最大18feetの波が観測されてます)それからまたバスに乗り継ぎ、名門タートルベイゴルフ場もある高級リゾーチ地のタートルベイ・SPAリゾートでバイキングランチをいただきました。ここのプライベートビーチはいいところです。一度はここに宿泊したい私には豪華な夢のひとつです。ここから#55で帰る予定が間違って#52で同じルートでアラモアナSCにもどりました。(8:15AMバニアン出発、アラモアナSC戻り5PM)
     
第8日目 12月13日(火)晴れ バスによるビショップ博物館とモアナルアガーデン(日立の樹)
ビショップミュジアムは1889年にチャールス・リード・ビショップ氏が妻パウアヒ王女(カメハメハ王家最後の直系の子孫)の追悼のために建てられました。ハワイ州最大の大博物館です。オハフ島では最初にかかせない博物館です。バス#2(School MiddleStreet行き)で45分ダウンタウンを経由していきます。ポリネシアとハワイ王朝の歴史と文化を学ぶのにここはかかせません。タイミングよくフラとハワイアン音楽のショーが1階ステージで開催しており鑑賞できました。フラといっても古代フラから現代フラはその優雅な動きと表情が異なります。終ってボランテアの方から日本語でハワイアンホールの展示品の説明をうけることができました。そしてゆっくり各ブーツを見学できました。ちょうどミュージアムカフェでサンドイッチの軽食をとってから6人のりのタクシーを呼んでもらって7分ほどで次の訪問目的地のモアナルガーデンにつきました。(料金$10)
 
モアナルアガーデンは私有地で開放されてくれています。よく整備されていて芝生に雑草が生えていません。野鳥の宝庫です。庭内を流れる小川には小魚が群れていました。日本人の感覚ではお弁当をひろげたいところですが、静かに見学させていただいて記念写真をとったらサルトシテー行きの#3バス停まで歩いて移動します。サツトシテーがタミナルで乗車したままで帰路はアラモアSC経由ダイアモンドヘッド方面にいきます。うとうとして乗り過ごすところでした。わたしは一足さきにバニアンにもどりサウナに入って夕食をまちます。

 
第9日目 12月14日(水)晴れ ダイアモンドヘッド登頂 ハナウマ湾立ち寄り シーライフパークからワイマナロ湾経由ダウンターウンへ
ワイキキ滞在も今日、明日と残り2日になりました。今日はホノルルマラソンが終って3日経過目、カピオラニ公園のテント村も撤収されてもとのワイキキの落ち着いた雰囲気にもどりました。
今日は#42、58、57バスでのダイアモンドヘッドからハナウマ湾、マカプウ岬、ワイマナ湾めぐりの南海岸まわりのオハフ島半島めぐりの一日コースで皆さんを案内しました。
ワイキキのクヒオ通りのマリオットホテル脇から#58バスに8時18分乗車、ダイアモンドヘッド登山口には8時25分に着きました。ここから歩き始めます。9時15分には頂上到着ですから50分で登ったことになります。わたしがマラソン後のリハビリのため少し競歩ペースでリードしたためです。それに10時30分すぎると登山道は登山者で埋まり頂上での写真撮影もたいへんです。ダイアモンドヘッドの登山は涼しい朝一番の登山がおすすめです。午前6時から午後6時までゲートが開かれ入園料は$1ドルです。101段の直行の階段、トンネル(昔は懐中電灯でおそるおそる登りました)をでた頂上で$2ドルの登山証明書を販売しています。頂上から見下ろす道路はマラソン道路、ワイキキの全望はまさに圧巻です。次のバス#22バスのダイアモンドヘッド通過時間は10時5分ごろです。下山も急ぎ足でいい汗をかいましたが、小休止したのが読み違いで乗り遅れてしまいました。バス停には10時13分到着しました。(下山時間42分)ハナウマ湾に行くバスはこの時間帯は1時間に一本で11時05分まで約50分バス停でのんびり待ちます。ハワイまできて時間を気にすることもありません。

 
    11時04分発の#22に乗車してハナウナ湾には11時25分に着きました。ほとんどマラソンで走った道路で感無量です。紙コップなどはきれいに掃除されマラソンの痕跡はわずかにハワイカイの仮設トイレだけです。さてハナウマ湾はオハフ島観光のNO1観光地です。本来は水着で水中メガネ(マスク)、スノーケルをつけての岩礁海水内の魚の観察ですが、時間をたっぷり取って楽しむのは若者と外国人ファミリーです。わたしたちは短時間滞在タイプで残念です。ひとりで一日貸切りで次回は過ごしたいとおもいました。ここからシーライフパークには#58か#22を待たねばなりません。健康のため、今日はハイキングと決め込んで約40分かかってハワイカイの街まで歩くことにしました。ちょうど#58バスに乗り継ぐことができました。12時30分着。帰りは#57バスで静かなラニアキビーチをみながらワイマナロの街にでてアラモアナSCに到着します。このまま乗車してまっていると#58バスとなりワイキキに戻れます。(15時30分着)


  

第10日目 12月15日(木)ホノルル滞在最終日 カハラモールショッピング さようなら夕食会in IMANAS亭 夜のワイキキホテルめぐり
今日が実質的にホノルルで過ごせる最終日です。ワイキキ中心のショッピング自由タイムということで、午前中はカハラモールまでショッピングです。#58のバスで20分です。バスはWAIOKEOLA concercational CHUCH教会のまえに止まります。この教会はハワイでも由緒ある教会と聞いております。カハラモールでのおめあてはチョコレートの名店「SeesCandies」と「Cinnabon」でシナボンケーキを購入することです。いつも帰国後にシナボンを食べることを楽しみにしています。この時期はクリスマスシーズンで広場で子供たちのクリスマスコーラスが開催されていました。
  たくさん買物を終えてバス停で#58バスを待ちます。
わたしは午後はバニアンでの6Fレクレーシヨンフロアーのプールとジェットスパ、仕上げはサウナでハワイでの打ち上げとしました。6Fにはスナックバーもあり宿泊者はここで日光浴や読書、パタゴルフと楽しんでいます。今晩は去年もご馳走になった「IMANAS亭」で打ち上げ夕食会となりました。ここには#4バスでS・kingと大学通りの交差点の近くにあります。名古屋出身のマスターのお奨めの数々、もずく、串かつ、冷ヤッコ、お鮨など、サッポロビールと梅割り焼酎とわたしは大満足です。このあとワイキキホテル廻り、仕上げはキングス・ビレッジを見学してわたしの全日程はおわりました。

  
 
第11日目 12月16日(金)ホノルル出発帰国へ
帰国の朝、今日もワイキキはいいお天気です。ほんとうに滞在中の10日間は天候にめぐまれました。午前7時30分にはバニアンの玄関に集合です。みんな満足した笑顔で記念写真をとりました。 朝のこの時間はワイキキはラッシュアワーです。H1ルートをさけてダウンタウンを経由するバス路線を選んでくれて正解でした。無事8時10分には空港に着きました。ホノルルマラソンの日本人はほとんど昨日までに出国して今日は閑散としている感じさえします。 

私達のフライトは全日空NH1051便です。出発時間は10時15分です。飛行機は定刻離陸しました。ダイアモンドヘッドがだんだん遠くなっていきます。日付変更線を通過して12月17日(土)午後2時45分、無事に成田に戻りました。気温は7℃さくいです。帰れるものならハワイにこのままもどりたい。ハワイ時間では午後8時夕食の時間です。

 わたしはなぜ12回もハワイにこだわってくるのでしょうか。ALOHA SPIRITにそのこたえがあると思います。また来年ホノルルでお会いしましょう。
 AKAHI・・・やさしさと思いやり   LOKAHI・・・調和と融合  OLU'OLU・・・喜びともっと柔和に   HA'AHA'A・・・ひたすら謙虚に  AHONUI・・・忍耐と我慢
Mahalo!!



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