2006年5月第35回バンクバーマラソン完走奮闘記

参加までの経緯
カナダ・コロンビア州の首都バンクバーの初夏5月の第一日曜日に開催される
市民対象のマラソン大会は今年で35回を数える伝統あるマラソン大会です。
わたしは1994年から2003年に掛けて5回参加してきております。
もうバンクバーマラソンは卒業と考ええおりました。
ところが2005年の12月の第33回ホノルルマラソンの応援に駆けつけてくれた
バンクバー在住の向井恒次郎さん(WonderLandToursIns) tours@wonderland-inc.com との出会いから
ふたたびバンクバーマラソンに挑戦したい気持になりました。
 ホノルルマラソン当日の朝、向井さん(左)とわたし

わたしが参加するツアーはいつも(株)日立トラベルビュローのマラソンツアーで数えてみたら今回で18回目の参加になります。
リピーターにとっても楽しいオプシオンを5コース用意してくれていてまた延長など要望にも応じてくれますので気軽に申し込めます。
バンクバーを始め観光都市のホテル確保とフライトの予約は早い時期に決定しないとむずかしいとのこと
私達は2月エンドまでに計画をお願いしました。

カナダの情報
わたしはカナダ観光局ホームページ(www.canada.jp)に会員登録をしていてタイムリーに情報をいただいております。
無料ですばらしい内容の小冊子「CANADA-VACATION GUIDE2006」を送付していただきました。
この小冊子では「新しいカナダを知る5特集」で最新の情報が満載助かります。
そして体験カナダ「三浦雄一郎夫妻のウイスラーライフ」も入手できました。
2012年の冬季バンクバーオリンピックも近ずいてきました。

2006/4/25
出発まであと2週間になりました。申し込み、参加費用の振込みも完了して、正式の旅行日程表が送られてきました。
100%私たちの要望を取り入れてくれていて後は出発まで体調を整えておかなければと自戎しています。
すこし左膝関節に痛みが感じますが。

日付 滞在地 時間 交通
機関
スケジュル 宿泊ホテル
5/5
(金)
成田
バンクバー
19:00発
12:00着
CA
AC004
マラソン・オリエンテーシオン
午後:自由行動
エンパオア・ランドマークホテル
5/6
(土)
バンクバー 終日自由行動 同上
5/7
(日)
バンクバー 07:30 第35回バンクバーマラソン
完走祝夕食会
同上
5/8
(月)
ビクトリア 専用車
フエリー
ビクトリア終日観光
ブチャーガーデン・オークベイ・
州議会議事堂ほか
シャトウー・ビクロリア
5/9
(火)
ビクトリア
カルガリー
バンフ
09:20発
11:42着
午後
CA
AC8552
専用車
午後自由行動 バンフ・イン
5/10
(水)
バンフ バス カナデアン・ロッキー終日観光 同上
5/11
(木)
バンフ
カルガリー
バンクバー
11:00発
11:25着
13:10発
バス
CA
AC209
AC003
バスでカルガリーへ
空路バンクバー経由帰国へ
日付変更線
5/12
(金)
成田 15:25着 通関後解散

第1日:5月5日(金)晴れ
成田発CA:AC004便は定刻19:00に離陸、日付変更線を経て同日午前12時に無事バンクーバー国際空港に到着しました。
2010年の冬季オリンピックを控え空港内部での改造工事と空港に通じる交通システムの工事が進んでいました。
コロンビア州の花ハナミズキや八重桜、ライラック、つつじ、シャクナゲと花の季節の始まりです。
楽しみのバンデュセン植物園の
キバナフジはあと2週間で満開とのことでした。
バンクバーの宿泊ホテルはロブソン通りのランドマークホテルでダウンタウンとスタンレーパークに近い場所に位置して便利性が高く助かります。
午後はツアー参加者全員がランチ後、HTBマラソンツアーの説明とワンダーランドツアーの滞在中の説明があり、
ダウンタウンの下見だけで早くベットインします。
サウナ好きな私には5Fフロアーのサウナとジャグジで疲れをとります。天気予報ではマラソン当日の日曜日は雨とのこと気にかかります。

ロブソン通りの中央がランドタワーホテルです。

 11階の部屋から望む展望です。スタンレー公園の向こうがノースバンクーバーです。

 のらくろマラソンウオーク応援団のみなさん、ホテル前での集合写真です。

第2日:5月6日(土)
マラソン大会の前日です。あまり遠出のハイキングはできません。
公共交通機関の一日キップ(デイ・パス)C$8をセブンイレブンで購入してノースバンクーバーまでバス35とシーバス(フエリー)とバス#236を乗り付いてグラウスマウンテンのゴンドラ乗り場まで行きます。
生憎の小雨のなか展望は開けませんのですぐにバスで10分ほどのキャピラノ渓谷にかかるキャピラノ橋(150m長さ)を渡って奥の樹林帯の幹間の梯子を渡りあるく散歩コースを楽しみます。
ターザンの気持です。そして午後はバンクバー東郊外を走る無人運転スカイトレーンで眺めのすばらしい高架橋の上からフレザー河を越え、「エキスポ線」で終点東のニューウエストミンスター市まで行き帰りは「ミレミアム線」で再びダウンタウンに戻ります。
ガソリンがC$1、10と高騰しており郊外の市民の足となっています。今晩はスタンレーパークに近いレストラン洋食屋でヒレカツC$13を美味しくいただきました。9時半にはベットに入り明日のマラソンに備えます。
 グラスマウンテンゴンドラ搭乗口で頂上1120mからの360度展望はお預けです。
  キャピラノサスペンスブリッジは雨の中です。

 スカイトレーン車窓からフレーザー河を見返します。鮭がここを浮上していきます。

  洋食屋さんは穴場推薦です。

第3日目:5月7日(日)午前中は小雨、気温14℃、午後は晴れ マラソン当日

わたしのバンクバーマラソン参加は今回で6回目になります。
しかし今朝から氷雨が降り続いています。この時期のバンクーバーはまだ天候が安定していません。午前4時起床、4時半にはホテルで和洋食の朝食をいただき、専用バスで午前6時10分にはスタート地点のBCプレーススタジアムに着きました。
フルマラソンウオークのスタート時間は午前6時半、ハーフマラソンのランナーとウオークは午前7時のスタートは午前7時30分です。去年からスタジアム内にテント村が設置され各人ストレッチング着替えをしてスタート時間まで待機します。





 HTBマラソンツアーの出発まえの記念写真です。
スタジアムの大型スクリーンに昨年の大会の様子が映し出されていて国際マラソン大会らしい雰囲気を演出していました。













 大会事務局の発表ではウオークを含め14,395人の参加です。日本からは百名前後の参加です。
午前7時30分フルマラソンスタートです。私は後方からスタート地点まで2分くらい遅れてスタートしました。体の冷えの心配でスタートから遅めのジョギングの速度でぐんぐん遅れていきます。
新コースは一旦中華街を一巡してFalseCreekの南側の住宅街W6thAveをグランビル橋手前から折り返します。そしてふたたび中華街に戻ります。15km地点のBurrard 湾側にでると私は完全に一人旅です。自転車でガイドしてくれる係りの人から親切にコースを教えてもらいながらスターレーパークをめざします。

 スタート地点でのコーラスの応援をいただきます。














 10マイル地点にギャスタウンの蒸気時計があります。
記念写真の余裕はないのですが。
スタンレーパークを通過して25km地点に来るとイングリッシュ湾側にでます。
バーナード橋を越えてW4AVEを進みます。マラソンも後半のつらい我慢が要求されます。
わたしは決して歩きません。かすかに前方に歩いているランナーを見つけて一歩一歩差をつけていきます。
折り返し地点まできました。33km地点です。後は9kmここまでくると完走の見込み時間が予測されます。7時間を切れるか微妙なところです。
でもあきらめません。
ここで雨具ズボンを脱げばよかったのに下半身がサウナ状態であることがわかりながら1秒でも短縮したいとがんばります。
吸水の際はきちんと摂って脱水状態をさけます。(ハーフの通過時間3:25:34)

 折り返し地点での証拠写真です。周りにはランナーの姿はありません。孤独のランナーです。
24マイル手前までくると対岸にスタンレーパークとダウンタウンが見えます。バーナード橋を折り返せばあと2マイル弱です。





 
午後2時43分、ゴール時点の計測時計は7時間13分12秒です。
アナウンスが私の健闘をつたえてくれます。
わたしは死力をつくしてゴールしました。途中何回も応援してくれたHTB柴田さん、25マイル地点のW15で吸水ボランテアをまとめてくれた向井さん、ゴールで待ったくれたハーフウオークのKENちゃんたち皆さんありがとう。
ほんとうにご苦労さんでした。わたしのマラソン完走36回目はおわりました。
優勝者は男子がエチオピアのKassahum Kabiso選手で2時間18分28秒で2連勝、女子はポーランドのMalgorzata Sobanska選手で2時間37分06秒で総合でも6位にはいる大健闘との報道がありました。
 
 
完走記録7時間13分12秒 3546/3550














ホテルに戻りジャグジとサウナでリフレッシュ、今晩は中華レストラン麒麟で打ち上げ夕食会です。わたしたちのチームで3名のランナーが年齢別の入賞を果たしました。
みなさんから祝福され和やかなひとときを過ごすことができました。「80歳以上の部門で完走できれば石原さん優勝です」向井さんから冷やかされます。またわたしの挑戦の夢ができました。

    のらくらランナーの笑顔が最大のメダルです。
第4日目:5月8日(月)晴れ ビクトリア市観光の楽しい一日

バンクーバーマラソンがおわって今日から5日間、ビクトリア市訪問、アルバーター州のバンフ2泊、コロンビア大氷原観光ツアーに出発します。
今朝のバンクバーは快晴です。マラソンの足の疲れもすくなく快適な旅行が続けられそうです。

バンクーバーからバンクバー島に渡るのはBCフエリーを利用します。
ツワッセン港(午前9時乗船)からバンクバー島ビクトリア州のスワルツベイまで1時間40分の船旅は波もなく、身近にバンクーバー島の入江は絵ハガキをみるようです。
大勢の観光客の中に静岡県からの女子校の修学旅行組もみられました。











  

  

ブチャーガーデン(The Butchrt Garens) ビクトリア訪問の目玉はブッチャガーデンです。
この時期はチュリップを中心にさくら、マリーゴールド、ライラックなどピンク、紫、水色とこの時期の訪問は最高です。
とくにここでのアフタヌーンテーは最高でした。大感激です。


  
  
ビクトリア市は丘稜と緑り湖水のある美しい街です。360度一望できるトルミ山稜に立ち寄りました。



オークベイ(Oak Bay)はビクトリア郊外にある手入れが行き届いた2万人が住む高級住宅街があります。
一巡するだけでその魅力が感じられます。プライベートガーデンのツアーもあるそうです。













マイル0(Male Zero-Trans Canada Hwy) つまりカナダを横断する国道1号線のバンクーバー島のここビクトリアビーコンヒル公園にあり立ち寄りました。
義足で1号線を走破する計画したランナーの銅像にも感動しました。












ビクトリア市ダウンターンの中心はインナー・ハバー(Inner Harbour)沿いにあります。
コロンビア州議事堂(Parliament Building),ロイアルコロンビア博物館、水中博物館、アフタヌーン・テーで有名なフェアモンド・エンプレス・ホテルなどです。
今回はエンプレスホテルの見学だけで州議会の内部見学はできませんでしたが充分満足です。
今晩の宿泊先はエンプレスホテルのそばのシャトービクトリアホテル(Chateau Victoria Hotel&Suites:www.chateauvictoria.com)です。

















今回のツアーの特別なイベントとして、手つくりの「ドリームキャッツアー(Dream Catcher Legend)の体験をいたしました。アメリカンインデアンの伝統のかざりものでこれを飾って寝ると悪い夢を追い払うそうです。
童心にかえっての工作はほっとさせられよかったと思いました。
たのしみのデナーは海鮮料理でローカルの人々がりょうしているレストランNAUTICAL NELLEESでチャウダーとシーフードパスタとリゾットをいただきました。
 



第5日:5月9日(火)晴れ ビクトリアからバンフへ サルフハマウンテンとバンフスプリングス

後半の旅もいよいよ終盤の舞台カナデアンロッキーへの移動です。
シャトウホテルからビクトリア国際空港までは30分です。
ここから午前9時20分出航、カルガリー空港には1時間20分、時差があるので11時42分到着です。ここからはバンフに本社のあるバンフエグゼクティブツアーズ(http:/www3.telus.net/public/bet1/)が面倒を見てくれます。
途中カナデアンロッキーの上を通過します。河は凍つていました。迫力があります。










カルガリー空港はリニユーアルされていました。
3階のレストラン群でそれぞれランチを摂ります。わたしはSUBWAYでサンドイッチをいただきます。
いつも感心させられることがあります。それは空港内の案内をするボランテアの人たちです。ちょうど食事中でした。











カルガリーからバンフまでは1時間40分、後半はカナデアンロッキーの山波がせまってきます。カルガリーの郊外は住宅の建設がラッシュです。
バンフは世界文化遺産登録で国定公園内であり住宅の建設の規制があり隣り街のキャンモア(Canmore)の建設ラッシュが進んでいます。
観光開発と自然保護はむずかしい問題をここでも実感させられます。



バンフの街に入りました。
3年前とかわりません。のらくろマラソン応援団のみなさんのためにランドル山とバンフの街を展望できる丘に案内してもらいました。そしてバンフ・スプリングス・ホテルがボアー川越しに一望できる記念写真撮影ポイントに向います。


これからの予定はサルフアー山にバンフ・ゴンドラを使って一気に標高2281mの展望台に標高差698mを1500mのロープで登ることです。(料金C$24.5)
そしてさらに木道を使ってピークをめざします。3年前は気温は0℃でクローズでしたが今日は8℃で絶好の展望を楽しむことができ満足でした。


今日の仕上げはバンフホットスプリングス(C$7.5)です。
温泉の温度は39度で快適そのものです。ジャブチで屋外プールで泳ぐこともできます。
景色を堪能しながら1時間すっかりのぼせてしました。

今晩はアルバーター牛AAAをわさびでいただきます。レストランはバンフの街の中央にあるMaple Leafという店で味は最高でした。(C$25)



この時間午後9時をまわってもバンフの街はうす明るくショッピングが一部の店で楽しめます。わたしは今晩からお世話になるホテル、バンフ・イン(昔はダイナース・イン)でのサウナを楽しみました。
(http:/www.banffinn.com/)



第6日目:5月10日(木) バンフからレイクルーズ経由アスバスカ氷河へ一日コロンビア大氷原へのツアー

今日も晴れです。
バンフの朝は静かです。朝の気温も8℃くらい、3年まえの同じ時期にくらべ温暖です。時差もとれました。バンフ駅の近くまで朝の散歩です。今朝は8時ごろ87輌の長い車両が到着しました。バンクバーからジャスパーへの汽車の旅はわたしのあこがれです。

私たちの宿泊したバンフインと背面はバンフの街を見下ろすカスケード山です。
ダウンタウーンまで徒歩で20分、バンフ大通りに面したリニュアールしたばかりの3階建てのロッジ風のわたしの御気にいりのホテルです。


バンフからレイク・ルイーズへ
国道1号線をボアー川沿いに北上します。
ハイウエーを横切るための動物のための横断橋があります。ほんとうに野生動物はここを横断するのでしょうか。最初に迎えてくれる山はキャスル山です。




カラスの足跡といわれるGrowfoot Glacier
心癒されるレイク・ルイーズとビクトリ山とフエアーモンド・シャトー・レイク・ルイーズのホテル内見学、ショッピングを楽しみます。
いつもはこの時期は全面氷結されていますが今日は岸の近くは湖面が見えます。
この時期は山々は雪でおおわれ一番美しい景色が堪能されます。
まだスキーも楽しめます。
ハイキングのベストシーズンはやはり6月に入ってからでしょうか。
わたしたちが訪問するのはバンクーバーマラソン時期なので、湖水のロマンチックなエメラルド色での鑑賞はできませんが十分満足できます。
実はここ数日は天候が安定していてツアーにとっては最高のもてなしを受けたことになります。終日雪と雨と曇りで展望がまったくないのがここカナデアン・ロッキーの自然です。
高度も2000米を越え森林限界をこえようとする環境です。
バンフタイムスでは最近ハイキング登山者の遭難死もあったとのことです。カナダでは私たちが自由にハイクするわけにはいきませんが。



レイク・ルイーズをバックに記念写真をとるのが定番です。
ちょうどフランスからきた若者たちと一緒にツーショットの写真です。外国の若者はシャイでなくおおらかです。













ここのホテルのロビーの窓こしに見るレイク・ルイーズのポーズがわたしのお気にいりです。
旅行会社のパンフレットによく掲載されてます。ちょうどハーブ奏者がエリーゼのためにを演奏していました。CDの即売もしています。
ここのアフタヌーン・テイも人気です。
 

ここに来る客はみんな車です。コロンビア州から来たステッカーの美しいフォードの自家用車です。ホテルガイドも中世の衣装で記念写真に応じてくらました。
これからアサバスカ氷源を目指します。


ここから30分ほどでボーレイクに着きます。
今回はよりませんでしたが湖畔にあるナム・チ・ロッジには泊りたい気がします。
ここを探検した当時の人たちには重要なベースキャンプ地だった気がします。
ここまでくると完全にカナデアン・ロッキーの真中の感じです。
さすがボーレイクは全面氷結しています。わたしは氷結した湖面にキスの挨拶をしました。山屋の礼儀です。

カナデアン・ロッキーはブリティシュコロンビア州とアルバータ州にまたがる、バンフ国立公園、ヨーホー国立公園、ジャスパー国立公園にまたがる美しい山並みと湖、氷河と深い森の大自然の宝庫です。今日訪問するコロンビア大氷原のアスバスカ氷河はジャスパー国立公園内にあります。
アイス・フイルド・ハイウエー(国道93号)でジャスパーに向う道路わきに鉄筋コンクリート製の建物がありここから専用バスで氷河先端部のタミナルモーレン(氷河の移動とともに運ばれた大量の岩と土砂が堆積したところ)まで行きそこからスノーコーチ(雪上車)で10分ほど氷河の中央まで運んでくれます。ここで降りて15分間の短い時間ですが氷河の感触を全身で感じることができます。
天然の氷河のパウダーアイスに日本から持参した梅酒をそそぎ乾杯です。
この日は細かい横なぐりの粉雪もありまさに厳しい氷上の実感を味わうことができました。
ガイドさんの説明では探検家植村直也さんはこの先のコロンビア大氷原でトレーニングを単独で行なったとのことでした。
私は今回で3回目の訪問ですが氷河の後退が実感され、これも地球の温暖化の影響かとすなおにここで喜んでいられない複雑な気持になりました。

専用バスに乗り込みます。運転もガイドも運営するBREWSTER社の女性です。














雪上車はスエーデン製で30台製作され一台は南極で使用されているそうです。
天井からも展望が利き45度の急斜面も走行できます。
なかなかの乗り心地でした。
以前はキャタビラ走行が凹凸の深い人間の身長ほどのタイヤに代わっていました。












アスバスカ氷河の上では記念写真をとったりオンザロック梅割り乾杯したりしてあっというまに雪上車にもどりました。
気温は3℃くらいでしょうか。
運転は午後5時までですがさすがに4時すぎると見学者はすくないようです。
夏の最盛期は予約しないとたいへんです。私たちはツアー予約ですので時間通りに見学できました。


奇跡に近いあこがれのブラック・ベアー(Black Bear)との近距離での出会いに感激です。
無事にアサバスカ氷河の体験を終わりバンフに戻ります。
同じロッキーの山並みと湖ですが行きと帰路では別の山のように飛びこんできます。
とても居眠りをしてはおられません。
帰路ではロッキーでの野生動物との出会いです。
最初に山の急斜面に群れている8匹のエルク(ELK)を目撃すろことができました。
これだけでもラッキーです。
しかし私たちはついていました。ボー・レイクに近いハイウエーの道路わきの樹林帯からブラック・ベアーを発見できたのです。
車の中からあわててシャッターを切ります。
撮影が終るのを待つように林の中に消えていきました。
体重400kg、身長2mくらい若いオスとのガイドさんの説明です。旅の終わりはすばらしい黒熊との出会いでおわりました。


無事にバンフにもどりました。最後にバンフ・スプリング・ホテルの館内をウオチングさせていただきました。
資料コーナーでマリリン・モーローがスプリングゴルフでプレーした写真がありました。(1953年)英国王室始めレイガン大統領など著名人がこの名門ホテルを愛したことがわかります。
今晩で旅の打ち上げです。何度が利用した日本レストラン「杉乃家」でお寿司、天ぷらで満足です。バンフ・インに戻り最後のサウナを楽しみました。
 
第7日目:5月11日(木)帰国へ
バンフを午前8時にたってカルガリー国際空港へ、最後のロキーはスリースターのお見送りです。また来ます。途中市内のセブン・イレブンに立ち寄ります。カルガリーのセブン・イレブンはガソリンスタンドもあり、セルフ給油です。支払は店内のレジで、いまやセブンイレブンは世界的な展開なことを知りました。
ここからバンクーバー国際空港へ、成田への便はAC03便、満席です。
日付け変更線を通過して成田へは定刻午後3時30分無事につきました。またいつかカナダへ、のらくろ応援団のみなさんご苦労さんでした。
  

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