【久慈川のシガ=観測記録 2018-2001】  直リンク・予測・結果の引用はお断り
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      冬の風物 2018(H30)

       「久慈川のしがシガ」 発生地域予測・結果 (大子)=予測はトップページに表示します。
         結果
シガNoは大子町内=池田橋〜久野瀬橋をほぼ縦断した強いシガのみ

               シガの表記について=正式には『 しが 』です。表記上=シガとも表示します。

しが
No
 年・月・日  アメダス大子
最低気温(前日最高)
 
 観測地域(予測&結果)時間は7:00〜9:30が多い 最低は夜半-07時継続が条件
  発生域の気温−7.5℃程度で発生する(
前日低温未明〜快晴・無風が条件)
 発生初期は−7.5℃以下が3日連続する必要がある
東白川
最低気温
30.01.25 −9.2(4.4)  福島県境〜川山橋〜矢田〜久野瀬橋〜山造 所谷〜鰐ヶ淵=ほぼ終日 −7.7
30.01.26 −9.3(2.0)  福島県境〜川山橋〜矢田〜久野瀬橋〜上小川橋〜志もおがわ橋 −9.7
30.01.27 −10.5(2.7)  福島県境〜川山橋〜久野瀬橋〜上小川橋岩崎(かわぷらざ) −12.0
30.01.28 −6.5(5.1)  福島県境〜川山橋〜久野瀬橋〜上小川橋志もおがわ橋(微)岩井橋 −9.8
30.01.29 −7.3(3.9)  福島県境〜川山橋〜久野瀬橋〜上小川橋御城橋 −8.6
30.01.31 −9.0(3.6)  福島県境〜川山橋〜久野瀬橋〜丸木 −11.3
30.02.08 −8.8(7.9)  福島県境〜川山橋〜久野瀬橋〜 −7.7
  30.02.09 −7.9(9.0  福島県境〜川山橋〜矢田〜 −7.3
         
         


2月(第3週)
大子最低 前日最高 東白川最低 水温 備      考
01/24 −6.7 4.7 −10.6 0.3  久野瀬橋・八溝川、川山橋−0.1
01/25 −9.2 4.4 −7.7  しが1号
01/26 −9.3 2.0 −9.7  しが2号
01/27 −10.5 2.7 −12.0  しが3号
01/28 −6.5 5.1 −9.8  しが4号
01/29 −7.3 3.9 −8.6 −0.4 久野瀬橋  しが5号、川山橋−0.1
01/30 −6.4 8.0 −8.2 0.4 川山橋  久野瀬橋 0.7=(1/29=19:00〜小雪)
01/31 −9.0 3.6 −11.3 −0.4 金町  しが6号、川山橋、久野瀬橋 −0.1
02/06 −6.7 8.0 −5.8  3.4 川山橋pm
02/07 −8.7 6.4 −8.8  0.3 川山橋am、0.7 新山下橋am
02/08 −8.8 7.9 −7.7 −0.5 久野瀬橋  しが7号、川山橋−0.4
02/09 −7.9 9.0 −7.3 −0.1 川山橋    0.3 久野瀬橋
02/13 −8.6 7.4 −7.9    
02/14 −8.1 6.4 −7.8 −0.1 川山橋    0.3 久野瀬橋



シガ7号=町内縦断〜久野瀬橋〜(袋田)まで流れる=02/08


川山橋


シガ6号=町内縦断〜丸木(袋田)まで流れる=01/31

シガ5号=町内縦断〜御城橋(頃藤)まで流れる=01/29
(袋田の滝=ほぼ全面凍結)




シガ4号=常陸大宮市岩井橋まで流れる=01/28


シガ3号=常陸大宮市岩崎(かわぷらざ)まで流れる=01/27




シガ2号=大子町縦断、志もおがわ橋まで流れる=01/26



〈 シガ発生装置 〉
 - 玉石ゴロゴロのガラ場 -
am11:30=気温0℃(=警察署前 )
この時間、北部でも消えましたが、
北田気地内=中央(日蔭)のガラ場で発生し、...
下のトロ場(溶ける) まで流れている。

 ※右下のガラ場は日当たりが良いので
   発生してない。



シガ1号流れる=01/25
県境〜山造



袋田の滝〜90%凍結
01.15(月)−8.5℃


微弱なシガ〜県境〜川山橋〜矢田・・〜久野瀬橋〜流れる
30.01.13(土)−8.7℃


川山橋(水温−0.5℃)


シガ発生の要因
@前日の最高気温が5℃以下で「寒風」が吹く
A久慈川上流部の「東白川」の気温も下がる
(雪雲が流れ込み下がらない場合がある)
B大子の最低気温がマイナス7.5℃が連続する
C袋田の滝が50%以上凍る=「滝=ライブ
D当日は快晴・無風であること
(雲が出ると放射冷却が弱まる)

全ての要因が整わないと「しが」は発生しない


水面氷の発生

水温が−0.5℃以下で
気温が−7.5℃以下でのみ発生

川底氷の発生

水温が−0.7℃以下で発生
気温が+2℃程度でも水温が上がらなければ発生

(終日流れた日は川底氷)2001


水中氷の発生(実験)

水中の玉石に水温が−0.7℃以下で発生



久慈川の「しが」は01年には暮れから2月中旬まで、
断続的に1ヶ月以上も流れた記憶がある。
以後、虜になり観測を開始

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冬の奥久慈
2017
(H29)