2012年1月より日曜日診療を始めます。
日曜日診療で北区・上京区・山科区・伏見区・中京区・南区・東山区・西京区・左京区・下京区
大津市・宇治市・亀岡市・京北・長岡京市・高槻市・向日市・福知山市・南丹市の方も来院しやすくなると思います。
ギラン・バレー症候群（GBS）
ギラン・バレー症候群（GBS)は急性の感染性多発性神経炎、急性炎症性脱髄鞘性の多発性神経炎です。
ギラン・バレー症候群（GBS)の鍼灸治療は中国でよく行われています。
ギラン・バレー症候群はAIDP・AMAN・AMSAMに分類されます。
またミラー・フィシャー症候群（MFS）もギラン・バレー症候群の亜系です。
東洋医学ではギラン・バレー症候群は”痿証”の範疇に分類されることがあります。
”痿証”は肢体が萎えて動けなくなる病症です。中国の最も古い医学書にも記載されています。
東洋医学的に大きく３つに分類されます。（実際はかなり複雑）
1）肺熱傷津型 発熱し 熱が退いた後、突然体に力が入らなくなってしまいます。
皮膚が乾燥、胸苦しくなり口が渇いてきます。喉が渇き小便が出にくくなります。
舌が紅色、舌の苔が黄色
2）脾胃湿熱型 四肢が萎えて力が入らない、体が重くなる、或いは麻痺して少し腫れる
筋肉がだるく痛む（特に下肢に多く見られます。）
或いは胸が痞え胃がムカツキ発熱、小便は赤く排尿痛
3)肝腎両虚型 痿証が長く経過、膝・下肢が萎えて力がなく、筋肉・皮膚の感覚がなくなり、腰・背中がぐったりしてきます。
立てなくなります、或いはめまい、耳鳴りが伴い、遺精、遺尿、或いは女性の場合月経不調、
甚だしいと歩行できなくなる、足のすねの筋肉の萎縮は深刻です。・・・
参考 ギラン・バレー症候群 （成秀敏の鍼灸療法治験）
３６人のギラン・バレー症候群の鍼灸施術効果
完治 18人（36人中） 顕著に効果 13人（３６人中） 有効 ４人（36人中） 無効 1人（３６人中）
総有効率 97.2％
このデータは中国の学術誌に掲載されたものです。
また 施術については、成秀敏以外にもたくさんの方法があります。
病態にあった方法を選択します。
当院は鍼灸療法以外に中国ではやらない特殊な治療器やレーザーなどをそろえています。
鍼灸療法
中国の文献などでＧ6805-2の電気針を使用する治験があります。
この治療器は国内では流通していません。
出来るだけ治療効果を上げたい想いで海外から購入しています。
ギラン・バレー症候群（GBS)の症状を診て電気鍼をする場合があります。
頭針療法 内臓と脊椎の機能改善に関係する部位に施術します。ＹＮＳＡなど
耳針療法
ソーマダイン
