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NPOとは


最近は、巷でよく耳にするようになってきた言葉ではありますが、いったいどのような意味なのでしょうか?

NPOとは、英語で「Nonprofit Organization」。日本語では「非営利組織」。つまり、利益を目的としない市民活動組織なのです。

大まかに言うと「ボランティア組織」であり、1995年の阪神・淡路大震災でのボランティア活動がきっかけとなり、NPO法が制定されました。

■それでは、
「ボランティア活動」と「NPO活動」は、どう違うのでしょう?

⇒ 「無報酬性」と「非営利性」
ボランティア活動とは原則、個人の自主性に基づく地域貢献活動であり、利益を生むことは目的としていません(=無報酬性。利益を求めず、有志で活動)。

一方NPO活動とは、「社会的」・「経済的利益」を生むことを目的としています。株式会社のように、オーナーの経済的利益を追求するものではなく、“地域をオーナー”とする社会的利益、もしくは地域の経済的利益を追求しております(=非営利性)。

よってNPO法人には、事業を運営する有給職員がおり、地域社会に対しての「生産的な利益」を追及し、社会的責任をもって事業に資しています。