点数 10・平和自摸
えー先日,友人がぼやいていたのですが,昔麻雀教室で習った符計算と,最近通っている麻雀の会と符計算のしかたが違うらしいのです。「ようやく覚えたと思ったら,その計算方法が使えなくて非常に混乱している」と嘆いていました。
違いというのは,平和形の場合のツモ和がりの計算です.最初に覚えたのは「ツモ平和」の場合,ツモ和がりの+2点が採用されて「ツモのみ30符1000点」から始まり、20符系列はなかったみたいです(喰い平和,喰いタンはなしだったらしい).
彼女が最近知った符計算は「平和はツモ和がりで20符,出和がりで30符固定」です。
「前に覚えたのは忘れてもいいのかなー?」と尋ねられたのですが,私は後の計算方法しか知りませんでしたので,なんとも答えられませんでした....
前置きが長くなりましたけども,この二種類の計算方法は両方覚えておくべきものなのでしょうか?また,他にも覚えておくべき符計算のバリエーションは存在するのでしょうか?
「平和」については関西と関東では少し計算方法が違います。最初に覚えた「ツモ平和の場合,ツモ和がりの+2点が採用されてツモのみ0符1000点」というのは、云うなら関西式です(こういう表現は適切ではないのですが、とりあえずそのように理解しておいて下さい)。
そして最近知ったという「平和はツモ和がりで20符,出和がり30符固定」というのは、いうならば関東式です。そして覚えられるのであれば、両方覚えていただいた方がベターです。
*どちらが正しい、間違っているという問題ではありませんので。
また、他にも覚えておくべきヴァリエーションということですが、食いタンのあるルールの場合、平和型の副露アガリ(チーしてのアガリ)の場合、同じ関西の中でも、あるいは関東の中で少し違う場合があります。また七対子の計算、連風牌の対子の計算にも少しヴァリエーションがあります。しかし今は考えなくてもいいと思います。
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