Rule 規則

    (40)黒竜江省ルール


中華さんから投稿された黒竜江省ルール。大変興味深いので、当カテゴリーに収録させていただいた。

中華 投稿日:2007/01/21(Sun)

 はじめまして、私は今中国黒竜江省の通河という地域に遊びに来ているんですが、ここではちょっと変わったルールで麻雀をしています。

 まず字牌は中 しかなく、役っぽい役は七対子(1飜)と対々和(1飜)と清一色(3飜)しかありません。 そして対々和七対子以外であがるときは、必ず平和でなければなりません。ただし その平和日本の平和とはまったく異なります。
 まず平和にするには最低1面子は副露し、4面子の中に最低1刻子を作り、4面子1雀頭の中に最低1つは幺九牌か中 のどれかが入っていなければいけません。そして待ち型は嵌張マチのみが許されています。

 聴牌した時点で必ず扣聴(コウティン)と発声し、捨て牌を切った後、次の人のツモ牌をどかして一枚ツモります。この牌を(バオ)と呼んでいました。この(バオ)がマチ牌か中であれば設宝(シュオパオ)と言って一飜つきます。

 ロンの場合も振聴OKで、自摸の場合はマチ牌、宝、手配にある刻子のどれかがくれば和了となります。

 払いはロンは放銃者二倍払い、他の二人は振り込んでないのに一倍払い、ツモの場合は三人とも二倍払いとなります。符というものはなく、どの和了でも基本点は50点です。

 一局一局の勝負なのでその場で即金払いでした(50点=1元=14円でやることが多いです。物価が安いので、1元が100円くらいの価値かも知れません)。

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