Pure Majan 純麻雀

    (13)雀対性理論


 一般のリーチ麻雀の得点は、まず符計算(符の足し算)を行い、その結果を倍々計算して算出する。
つまり2段階の計算を行なう。しかしこの計算法、符計算が とても面倒くさい。σ(-_-)のようなロート
ルになると、「え〜と え〜と、ミンコとアンコは、どっちが甘いんだっけ...」という感じ。倍々計算にして
も、30符ベースだ 40符ベースだ 親だ 子だ と基本条件がさまざま。

 公式中麻は計算が1段階であるが、これがなんとσ(-_-)が大キライな符計算(符の足し算)オンリー。
80種ものアガリ役に すべて符を設定、またアガリ方(ペンチャン/カンチャンなど)にも符が設定され
ている。そんなもん、ロートルに覚えられるか...

 ボーリングは楽しい。しかし むかしは点数を計算するのが とても面倒くさかった。いまはマシンが
やってくれるので、プレーヤーは投げるだけ。しかしそれでボーリングがつまらなくなった ということは
ない。ボーリングの楽しさは ボールを投げて いかにピンを倒すかと云うことであって、点数を計算を
することがゲームの目的ではないからだ。

 麻雀だって同じこと。麻雀の楽しさは、手作り and 相手との攻防。点数計算は結果を表す手段にす
ぎない。それが面倒くさいとなれば本末転倒。そこで純麻では、ドメインシュタインの雀対性理論を導
入している。その方程式は p=n-1 小p は1人あたりの支払い点( は獲得ポイントの意)。 は2翻以上の翻数。

 う〜ん、なんという美しい式だ(^0^; まさにシンプル イズ ベスト。そこで これをドメインシュタインの一般
雀対性理論と呼ぶ。※仮にAさんが三翻の手をツモアガリすれば、得点は3−1で2千点オール。

 ロンアガリした場合は放縦者が1人で3人分を支払う。そこで式は P=(n-1)3 となる。
大Pは放銃者の総支払額。※仮にAさんが三翻のアガリに放銃したとすれば、支払いは(3−1)x3で6千点となる。

 とはいえ純麻雀には、0翻/一翻のアガリがある。しかし0から1を減じることはできないし、1から1
を減じるとpが0になる。そこで0翻/一翻のアガリの場合は、900点/1500点の固定点とする。これを
ドメインシュタインの特殊雀対性理論と呼ぶ(^0^;

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