某スポーツ紙の何切るコラム。
親で3巡目であるが、特に状況設定のない状態で、ここから何切るという問題。
ツモ ドラ
まだ漠然とした状態で、選択肢は幅広い。(親だからノミ手でもテンパイ一直線。いちおう七対子も念頭において切りか)、と思いつつ解説を見た(でもでもいいけど。は いま手にもっているから)。
解説も七対子狙いのようなことを書いてあったが、「七対子をねらうとき、切った牌がカブるのはカンが悪いからだ」と書いてあった.... (そうには違いないが、あんたはカンが良いのかい。フンッ)と思いつつ読んでいくと、最後に「は対子になりやすい。そこでやは切ってもいいが、は切ってはいけない」と書いてあった。一瞬、意味が分からなくて(?-?).....
解説のスペースなんて、どこも少ししか与えられていない。そこで詳しい説明ができないのは仕方がないが、それにしても「は対子になりやすい」ってなんだろう....少し考えて、あぁ筋対子理論のことを云っているのかと気が付いた。
誰が最初に言い出したのか知らないが、筋対子理論というのは「すでにある対子の筋牌は、対子にになりやすい(そこでとあるとき、はより対子になりやすい)」というオカルト理論の一つ。
こんなときσ(-_-)も筋牌を残して他の牌を切ることがある。しかしそれは1枚づつあるを切り落とすとき、何から切っても同じだけど
いちおうの順で切るのと同じ感覚。単に“何から切ってもいいけど、何から切るか”というときの一方策というだけの話で、テクニカルな意味はない。筋対子理論にしても、そのレベルの話。
そこで「何から切っていいか迷うとき、そんな切り方をするのも手」という程度の話ならいいけど、オカルト理論をあたかも統計的に証明されたセオリーのごとくコメントしてしまうのはどうかなぁ、と思った....
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