今月号(02.12)のプロ麻雀に載っていた「何切る」。
東の2局6巡目マイナス千点の北家の手
            ドラ ツモ
別に 、何切ってもいい。といってもまぁ一般的には   の6枚から。
で、問題はなぜここに が残っているのかということ。
この手は ではなく か をツモったならば、いずれにしても 切りとなる。つまり は或る意味、不要牌。しかしこのプレーヤー(もちろん架空のプレーヤーだが)は、前巡に を残して何か を切っている。
そこで考えられるのが、 が何であったかは別として、 を残すことに明確な意志があったのではないかということ。その意志は何かと言えば、まずは567か456のサンシキ狙い。
もしそうであれば、ここでツモった は超絶好牌。そこで をツモって大喜びすることはあっても悩むことはない。喜んで 落としである。
しかしこの架空プレーヤーは次に をツモって悩んでいる。(笑) となれば 残しにハッキリした意志など無かったことになる。つまりドラ側なのでなんとなく残した。そしたら思いがけなく がくっついたので、選択に迷っているわけだ。
そんな迷い麻雀ならば、一番無難な選択をしておけばいい。となれば遠いサンシキより近くのイーペー。 か 落としの二者択一。そして ツモの即テン、あるいは ツモによる  と  のなりゆきリャンペーコーへの移行を考えたら、 落としが順当ということになる。
細かい話になるが、 どっちから切るということになれば、特に理由はないが から切る。敢えて理屈を付けるなら、 の方が右手(利き手)に近い。そこで指を動かす手間が1センチほど助かる。(笑)
で、この問題には、出題者とは別な麻雀プロrが回答している。その選択も 落とし。それもやはり から。しかし選択の理由が全然違ってた。
東2局の北家ということで親番は残り1回。ということは南1局の親に照準を定めて「運]の流れを引き寄せる必要があります。
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を切ろうかと考えているところへの ツモ。ピンズの息吹を強く感じさせるこの を捨て牌に並べるのは、ムリなく整えていくというテーマに外れます。
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どちらから切っても似たようなものですが、私は から捨てていきます。オカルトと言われてしまうかもしれませんが、私の考えではタンヤオ牌が重なっていくとき、偶数牌より奇数牌が重なって手が進んでいくほうが、和了する力が強まると判断しているからに他なりません。
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これが私の 切りとする理論的背景です。
う~ん、プロr理論というのは、σ(-_-)のような単細胞には理解できん....
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