Manner 牌品

     (18)リーチの手牌


 リーチを宣言すると、よく手牌を伏せることがある。そこで年配のプレーヤーは、リーチのことを「伏せ」ともいうダブリーは、“リーチ伏せ”

 もう手は変えないのだから、立てておく必要もない。
 立てておくと、なにかの拍子に端っこの牌が
パタンと倒れることもある。

 というので、じっさいσ(-_-)も、若いときはよくそうしていた。

 たしかにもう手は変えないし、パタンの防止にはなる。しかし現実にはゲームが進むうちに、いろんな理由で何度か手牌を開け立てする。

 マチが二萬 五萬であれば、三萬を引いてもツモ切りする。しかしツモ切りしたあとで、念のため手牌を立てて確認する。四索が暗刻にでもなっていると、三索五索を引いたとき、また確認で立て直す。“ロン”と発声したとき、あわてて立てた拍子にバッシャーンをやる。

 立てたままにしておけば、これらのムダな動作をしなくてすむ。パタンにしても、普通にプレーしていればまず起きない。起きたとしても、自分が悪い。やらなくても済むムダな動作は、やらないのがマナーの基本。

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