ローカルルール 01・二十二麻雀
阿佐田哲也さんの小説「麻雀放浪記」を読んでいると「アールシーアール」という言葉が出てきます。これはどのようなルールなのでしょうか?
アルシーアル麻雀は、戦前日本で行われていた麻雀の通称です。訛(なま)って「アルシャール」とも言います。
「アル」が「二」で、「シー」が「十」の意味。そこで「アルシーアル麻雀」を漢字で書くと「二十二麻雀」となります。
第二次大戦前、日本で行われていた麻雀は、リーチもドラもなく、一翻縛りもありませんでした。このルールで最低のアガリは、基本点22点の手をノー翻でアガるものでした(得点は子供で80点、親で120点)。この特徴を捉え、戦前の麻雀を「二十二麻雀(アルシャールマージャン)」と通称します。
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