Library 書斎

(10)麻雀学ベスト10(和書)


 大正中期から今日まで刊行された中から、σ(_ _)の独断と偏見で麻雀学ベスト10を選んでみた。いずれも「これを読まずに麻雀を語るな」といいたい書籍ばかり(だと思ふ…・)。まずは日本文献から。

 古書というのは、とうぜんながら入手の困難がつきまとう。一般に、古くなればなるほど、困難さは増す。しかしどんなに入手困難であっても、イコール雀学度や雀界に与えた影響や衝撃が高いとは限らない。

 どんなに大した事の無い本でも、発行部数が少なければ入手は困難、逆に大変すばらしい本でも、発行部数が多ければ、入手は比較的容易だからである。

 とはいうものの、或る人は鉦や太鼓を打ち鳴らして探しても手に入らないのに、或る人は容易に入手できたりする。それは縁というしかない。

 またルール、歴史等の資料として、今日でも大いに参考になる貴重な書籍がある。その度合いを雀学度と称する。

 また本によっては、発行当時、大きな話題を呼んだり麻雀書界に影響を与えたものがある。それを影響度と呼ぶ。単純に云って、ベストセラー度である。

 そんな入難度(入手の困難度)、雀学度(のレベル)、影響度(雀界に与えた衝撃、影響の度合い)を3段階で評価した。はLow(低)、MはMiddle(中)、HはHigh(高)の略である。
ただし入手度のみ、評価の上にS評価をつけた。SはSuper High(超高)の略、すなわち入手はほとんど不可能というレベル。もとより評価はσ(-_-)の独断と偏見による。

著者50音順 書名 刊行日 出版社
1 家川弥吉(いえかわ やきち) 麻雀賛 S44.11.30 全日本麻雀連盟

入難度 H
雀学度 H
影響度 L(自費出版のため)

関西麻雀界の歴史等を知るのに欠かせない貴重書。著者は雀界の先人にして関西麻雀会の重鎮。.


2 菅野容夫(すがの やすお) しゃん聴 S6.5.25 文雅堂
 評
入難度 H
雀学度 M
影響度 L

一向聴を分析した、日本最初の本格的戦理書。
手作業で、これだけの分類をするのは、さぞかし
大変だったと思う。著者は日本麻雀界の先人。

3 田中貞行(たなか さだゆき) 麻雀用語大辞典 S55.5 筑摩書房
 評
入難度 M
雀学度 M
影響度 L(地方出版のため)

本格的な麻雀用語大辞典。著者は日本麻雀道連盟の幹部。

4 手塚晴夫(てづか はるお) 南は北か H1.11.3 日雀連
 評
入難度 H
雀学度 H
影響度 M

日本麻雀界の先人の足跡を知るのに欠かせない貴重書。著者は日本最古の団体、日本麻雀連盟で屈指の名理事長。

5 中村徳三郎(なかむら とくさぶろう) 麻雀競技法 T13.10.20 千山閣
 評
入難度 M(発行部数大)
雀学度 H
影響度 M

入門書であるが、学究書としての価値が高い。著者は日本麻雀界の大先人。裏表紙に本物の馬吊(著者のコレクション)が添付してある事で有名(本1冊ごとに違うカード)。

6 中村徳三郎(なかむら とくさぶろう) 麻雀疑問解答 S3.9.1 千山閣
 評
入難度 H
雀学度 H
影響度 H

黎明期の本格的学究書。
著者は日本麻雀界の大先人。

7 榛原茂樹(はいばら しげき) 麻雀精通 S4.11.20 春陽堂
 評
入難度 M(発行部数大)
雀学度 H
影響度 H

黎明期の本格的学究書。著者は日本麻雀学の泰斗。

8 平野茂兵衛(ひらの もへえ) 麻雀五段戦法 S7.8.10 藤田誠光堂
 評
入難度 S
雀学度 H
影響度 L(地方出版社発行のため)

これを読んで「すごい」と思える人はすごい人(だと思う)。著者は黎明期における巨人。
9 村石利夫(むらいし としお) 麻雀101話 S51.7.20 光風社
 評
入難度 H(発行部数小)
雀学度 H
影響度 M

雑学書No.1。
著者は日本麻雀道連盟会長。

10 林 茂光(りん もこう) 麻雀競技法とその秘訣 S4.12.12 四六書院
 評
入難度 M
雀学度 H
影響度 H

入門書であるが、学究書としての価値も非常に高い。著者は日本麻雀界の大先人。今日、「牌聖」と称えられる。

番外 浅見 了(あさみりょう) 麻雀法学セミナー s45.12.01 自費出版
入難度 S
雀学度 L(_ _)
影響度 L(_ _)

君を麻雀法学博士にする。(^-^;

麻雀団体
1
入難度 H
雀学度 H
影響度 H

林茂光麻雀研究所

 麻雀 S5〜S7 機関誌
2
入難度 H
雀学度 H
影響度 H

日本麻雀連盟

 麻雀春秋 S4〜S7/6 機関誌
3
入難度 H
雀学度 H
影響度 M

大日本麻雀連盟

 麻雀日本 S7/7〜S8/3 機関誌
 評   どの機関誌も情報の宝庫!

以前へ  以降へ  目次へ