「どちらが正しい」としてあえて分ければ、(1)が正しいということになります。
中国古典麻雀では、4つ目の槓をした時点で嶺上牌をツモらずに四槓流れか、四槓子のアガリとなりました。4つ目の槓をした時点でどちらかが成立してゲーム終了となってしまうのですから、五つ目の槓など存在しなかったからです。
しかし日本においては、四槓子も四つ目を槓するだけではダメで、単騎待ちをアガらなければいけない事になりました。もちろん四槓流れも嶺上牌をツモってから捨て牌しなければならなくなりました(4回めの槓で嶺上牌(リンシャンパイ)を取得したあと、捨てた不要牌で放銃すれば、そっちのアガリが成立します)。
それはいいのですが、四槓子を聴牌(テンパイ)された方は気が気ではありません。そこであるグループが「四槓子聴牌状態のプレイヤーがいる時に限って五つ目の槓を認めよう。しかしドラ指示牌をツモってしまうのはまずいので、この場合は昔の中国流で嶺上牌をツモらずに流れ成立としよう」というルールを作りました。このルールがけっこう普及したわけです。別にどちらでもいいのですが、一般的なのは1方式です。
詳しいことは流局篇「四槓算了」をご覧ください。
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