我打麻将 投稿日:2009/01/28(Wed)
三元牌の順序は、日本では白発中が一般的ですが、中国ではどうやら中発白のようです。中国のネット麻雀「QQ麻将」でそうなっていたので、最近メールいただいた
Overnitary Lee 氏にお尋ねしたところ、以下のような話をいただきました:
(原文) Considering the history of dragon tiles, two of the rumors are, they came from the Chinese saying 百発百中(shoot 100 arrows(or bullets..?) and all of them hit the target), or they came from describing the growing of an officer: 白身(to start as a common civilian), 中拳(to get good result in the exam and become an officer), and 発財(to get lot of money being an officer). (Personally, I think the second explanation is more believable)
However, according to these two rumors, the order of the dragon tiles should either be 白発中 or 白中発. And I didn't find any reference with acceptable explanation of order 中発白.
To my personal idea, in traditional Chinese Mahjong, since there is not
rules about dora or 百搭, the order of dragon tiles has no actual use. So
I think it may be only an order which is easy to pronounce. (Btw, in mainland
China we often call 紅中 青発 白板 instead of 中発白 in Taiwan maybe 紅中 青發 白皮? I'm
not sure...) Though in some local rules with 百搭 the order of dragons does
matter, I think these local rules appear after the order 中発白 is popularly
accepted.
(WM訳) 三元牌の歴史を考えるに、その由来に関する2つの説は、四字熟語「百発百中」または、官僚の出世: 白身 → 中挙 → 発財 (市民が科挙に合格して官僚となりお金を稼ぐ) というものです。(個人的には、後者の方が信憑性が高いと思います)
しかし、これらの説に従うならば三元牌の順番は白発中または白中発になるはずで、中発白という順番に満足のいく説明を与えるような文献は見つかりませんでした。
私の個人的な考えですが、ドラや百搭 (*) のない伝統的な中国麻雀で、三元牌の順序は問われません。したがって中発白はただ発音しやすいからその順番で呼ばれているのではないかと考えます。(ところで、中国大陸部では三元牌をしばしば紅中・発財・白板と呼びます。台湾ではおそらく紅中・青発・白皮でしょうか?
定かではありませんが…) ローカルルールが百搭を含んでいれば三元牌の順序は重要ですが、これらは中発白の順序が一般に定着してから現れたのだと思います。
* オールマイティーとして扱うことのできる牌。その牌自体として使うとボーナスポイントとなる。(その後のメールより補った)
関連する浅見先生の記事は主に、この2つでしょうか。 his7.html「白發中の話」
rekisi17.html「三元牌の順番」
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